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音楽で拡がる輪

My Favorite Things

2022年6月 8日 (水)

「かがみの狐城」も観てみたかった… 辻村 深月 シアター 舞台「ぼくのメジャースプーン」@ りゅうとぴあ (6/4)


舞台「ぼくのメジャースプーン」 @ りゅうとぴあ (6/4)
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原作    辻村深月 「ぼくのメジャースプーン」講談社
脚本・演出 成井 豊
出演    田中 亨・岡田 達也・澤田 美紀


原作は、同日上演された「かがみの孤城」の作者でもある辻村 深月氏。
以前に、本屋大賞を受賞した「かがみの孤城」が、成井 豊氏の手で舞台化された時に、その世界観に感動された辻村氏が、
この作品も是非とも成井氏の手で舞台にしてほしいと、願ったことから舞台化がまったそうです。
原作者と脚本家が相思相愛ですね!
主人公は、小学校4年生の「ぼく」。
敬愛していた同級生のふみちゃんが、ある悲惨な事件をきっかけに心が壊れ、誰とも口が利かなくなってしまった。
彼女の仇を討つ為に、事件の犯人と向かい合うことを決心する。
「ぼく」は、「条件ゲーム提示能力」という特殊能力の持ち主。
相手の行動を、投げかけた言葉で縛る事ができるというもの。
ようは、この能力で犯人に「私刑」を与えようというもの。
この思いを察知した母親は、その行為を思い留まられそうと、
同じ能力の持ち主で教育の専門家である親戚の大学教授のあきやま先生に、この能力についての講義を受けることになる。
思った以上に大きな力…
先生と一緒に、罪と罰の大きさや量刑の妥当性について考え、模索する。
思考錯誤の末に、犯人の望みが「医学部に復帰する」ことなのではないかと考え、
それを罰として使うことが、今回は相当なのではないかと彼の中で決まります。
犯人が一番恐れている罰、「決して医学部にもどれない」を呪いの言葉に使うことを決めた…。
そして、先生の同席を条件に犯人と向かい合うのですが…
と、少し説明しすぎましたね。m(_ _)m

かなり道徳的、倫理的な問題を扱っていて、絶対これは正解というのも無いような話の展開です。
私だったら、どうするか、、
司法によって裁かれるのが、そこかから導き出された刑罰が、本当に妥当なのか、、
相手が受けた心の傷の深さにその罰で償えるのか、其れ相応の罰とは何か、、
情けない事に、ぐるぐると頭の中で言葉が回るだけです。
と、いうわけで、もう一度考え直したくなって原作をポチりました。
できたら、「かがみの孤城」も観たかったのですが、
お休みではない土曜日だったので、12時からの上演は、無理でした、、。
再演されたら観てみたい。
んじゃ、退散♪



2022年6月 1日 (水)

シリーズの序章? 映画「シン・ウルトラマン」@ Tジョイ万代

映画「シン・ウルトラマン」
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監督  樋口 真嗣
脚本  庵野 秀明
出演 斎藤 工・長澤 まさみ・有岡 大貴・早見 あかり
   西島 秀俊・山本 耕史
 
日本を屈指のヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野 秀明氏と樋口 真嗣氏の両巨匠タッグで映画化。
 
と、聞いた時にはちょっと戸惑いがあったことは否めない。
SF小説やミステリーが好きだったので、当時の私の心をとらえて放さなかったことは間違えなく、「怪獣」より「M78星雲・光の国」の存在の方に興味津々だったと思う。。

うウルトラマン・フリークではないけれど、個人的には、進化する必要はどこにも無いわけで。。

「シン」は要らないと思っていたのだけれど…

観に行ってしまいました。汗

 

で、ストーリー。

なぜか、「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる巨大生物が次々と現れることが日常的になってしまった「謎」だらけの日本!
通常兵器が通じない禍威獣に対応するべく組織されたのが、「禍威獣特設対策室専従班」=通称「禍特対(カトクタイ)」。
そこに、ある時から銀色の巨人が現れ、彼らを手助け?するようになる。
そう、「ウルトラマン」の登場!!
その後は、宇宙人からの人類への接触など、政治・政府への風刺なども含め、
アップテンポでぐいぐい話が進むけど、さほど話が混乱することもなく、
やがてメフィラス星人の野望が明らかになると「謎」もとけるが。。以下ごにょごにょ。
 

ウルトラマンの武器の一つでもある巨大化が、人類滅亡の需要なキーワードなのがキモい。

そして、終わりに近づくにしたがって、彼の顔がウルトラマンの顔にしか見えなくなってくる。


「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」
はい、心の中で復唱。
 
あのラスト・シーンは、特に賛否両論ありそうだけど、、

映画は全編で「ウルトラQ」と「ウルトラマン」へのリスペクトを十分感じつつの現代版。

112分、大人も子どもドキドキしちゃう面白さ。
ゴタゴタ言わず、あまり構えず、劇場に向かいましょう。
 
「空想と浪漫。そして、友情。」
私の好きな言葉です。ニッコリ
 
これは、シリーズの序章なの?
 
んじゃ、退散♪

2022年3月19日 (土)

『至上の愛~コンプリート・マスターズ』シリアルナンバー入りポスターが当たった!

1月に、「BLUE NOTE CLUB 新春蔵出しプレゼント!」と、いうのをやってました。
4つぐらいのアイテムから好きなものを選び応募すると抽選で、、そのアイテムが当たるということで、、


なんの縛りもなかったので、何気に応募したんですが。。
今週、それが我が家にやってきたのです♪


★ジョン・コルトレーン『至上の愛~コンプリート・マスターズ』シリアルナンバー入り輸入オリジナルA0ポスター★


 


 


A_love_supreme


この写真は、応募サイトからお借りしました。m(_ _)m



わぁ。。大きいぞ。。
A0って、841×1189mmなんですね。。
壁のあらゆるところにポスターが飾られてる我が家…どこに飾りましょうか。汗



ちなみに番号は、224 / 500でした。


 


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太っ腹なBLUE NOTE CLUBさま、、ありがとうございました。m(_ _)m



んじゃ、退散♪

2022年2月 9日 (水)

ECM特集、面白かった! 『月刊 stereo 2022年2月号 (1/19)』

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月刊 stereo 2022年2月号 (1/19)

   特集 ECMとオーディオ
 
1963年創刊の老舗オーディオ誌が、企画したECM特集。
最近オーディオ誌を購入したことはないのだけど、ECM好きとしては、興味津々、、見逃せないですよね。
 
特集内容の最初の方は、ECM特有のあの音を中心に、創立者マンフレート・アイヒャーの創り上げる音に言及している。
印象的だったのは、「ECMに録音するアーティストはアイヒャーの"世界"に参入すると同時に、 "新たな音楽ジャンル "を創出することを求められてるいる」と、書かれていた矢澤孝樹氏の言葉。そして、ほぼ全員が感じている完璧主義者としての姿。
これは、ECMを聴いている者は、あの繊細で、独特のリバーブのかかった透明感のある静寂な空間から、そういったことは感じ取ることができると思うのだけれど、他の人が文章ではっきり書いていると、なんだかとっても納得してしまう。

「日本におけるECMの歴史」という記事も面白かった。
ECMレコードと日本での独占契約を果たした稲岡邦彌氏に田中伊佐資氏がインタビューしていて、当時のさまざまエピソードを語っている。
その中で、
「レインボー・スタジオの抜きん出てクリアな音はどうしたら生まれるのでしょうか。」
 
と、いう質問にきっぱりと答えている。
「アイヒャーがイメージしている音をヤン・エリックがくみ取って、実際にそれを形にしているということです。あくまでもアイヒャーありきの音なんですね。」
 
おぉ、、ますます、コワイなぁ。
 
そして、証言者というタイトルで、ECMからリーダー作をだしている田中鮎美氏と福盛進也氏の二人もインタビューに答えている。
田中氏の話の中では、自分のやりたいことを認められなかった日本での苦悩と、ECMの音は、ヨーロッパで聴くアコースティックの音にすごく近い、といったことが印象に残っている。
あと、ボボ・ステンソンのファンっていうのも嬉しかった。私のライブ体験で、一番強烈だったのが、ボボ・ステンソンのソロのライブだったから。
福盛氏は、ECMでの録音経験が、自分のレーベルを運用するようになってとても勉強になったと言っている。その反面、文章の中から全てを支配したがるアイヒャーに対する複雑な気持ちもでていたと思う。
 
愛聴者の方々の好きなECMも興味深く拝見した。
寺島氏が、「「ドスン、バシン」に食傷し、聴き始めたECM」とういタイトルで、好きな盤にトルド・グスタフセン・トリオを挙げていたので、心の中で、、「日本に呼んで、呼んで、、」と、つぶやいてしまいました。笑
 
一番、オーディオ雑誌らしい攻めしていたのが、田中伊佐資氏の「「アナログ再生」で聴く「ケルン・コンサート」」。ECMを聴くならば384kHz/32bitが最適と断言されてましたね。
 
と、P17〜P71の50頁以上を割いての特集は、読み応えがありました。
表紙もとても素敵で、ECMのジャケットに通じる世界観。
おまけに巻末綴じ込み付録が、「新編オーディオ用語総辞典」。
なんだか、私の役に立ちそうじゃありませんか。。。汗
 
大変、お得なお買い物でした♪
以下、月刊 stereoのH Pに載っていたECM特集の内容をコピペしておきま〜す。
2月号、ということで、、すでに手に入れてる方も多いとおもいますが、
もしも、興味をもったら早めに購入した方がいいかもしれませんね。

特集
ECMとオーディオ

ECMを象徴する4枚(稲岡邦彌)
ECMレーベルヒストリー(岡崎正通)
鬼才マンフレート・アイヒャーの実像(矢澤孝樹)
日本におけるECMの歴史(稲岡邦彌)
証言者~ECMの内部を知る者たち(田中鮎美/福盛進也/纐纈歩美/松下真也(インタビュー/構成:生形三郎、編集部))
ECMレコーディングレポート(及川公生)
MY ECM!~愛聴者11人の私的名盤(石田善之/生形三郎/岡崎正通/後藤雅洋/菅野 聖/真保 安一郎/鈴木 裕/寺島靖国/福地史人/堀江博久/山之内 正)
長岡鉄男とECM(編集部)
84kHz/32bit「アナログ再生」で聴く「ケルン・コンサート」(田中伊佐資)
ECMイチ押し新譜情報 (岡崎正通)
第59回 レコード・アカデミー大賞受賞作品 ECM『ブラームス』アンドラーシュ・シフを語る(レコード芸術編集部)
ヨーロッパスピーカーで聴くECMの世界(田中伊佐資×野嶌義男(SHeLTeR))
アヴァンギャルドがECMと出会う時(林 正儀)
 
んじゃ、退散♪

2021年12月29日 (水)

★ すずっく2021 ジャズ・インスト 編 ★

★ すずっく2021 ジャズ・インスト 編 ★
 
各地で、雪が降り続いています。
新潟市内は、佐渡島のおかげで(そういう説がございます)あまり雪はつもりませんが、
気温が低いので、ツルツルでございます。
気をぬくとすってんころり。。汗
 
今年も、いろいろのミュージシャンが軌跡にはいりってしまいましたね。
2月のチック・コリアの訃報はかなりの衝撃でした。
ドクター・ロニー・スミス、ジョージ・ムラーツ、パット・マルティーノ 。
そして、12月に入って、ウォルター・ラング。。
他にもいらっしゃるとおもうのですが、この中なのどなたか一人が亡くなられても、、
残念だし、寂しいことだと思います。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。
 
さて、今日は、今年聴いたインストのアルバムを1位から10位まで並べてみました。

En_attendant_20211228145301  
3曲入っている即興も、即興から即興に自然と繋がり、天川の流れでも見ているよう。
最後の最後まで、触発的で決まった形のない美しい流れ、素敵だ。
シンプル・アコースティック・トリオと名乗っていた頃から随分と進化しましたよね。
本質は、変わらぬといいつつも、常に、より美しく、より自在に、そして、さらなる高みを目指す姿勢が◎。
 
 
Human_20211228145201
彼のピアノ・トリオにトランペットが参加。空気をたっぷり含んだ肉声のようなトランペットは、時にメロディアス、時にダイナミックに響き渡る。
常に最先端の向こうを見つめながらも、伝統的な音楽も重視しているシャイ・マエストロ、そのバランス感覚も素晴らしい。イスラエル色は薄いが、洗練された神秘的なサウンド。
 
 
Embryo_20211228144801
ディスク1は、ストイックさも伝わってくるソロ・ピアノ、まるで、ピアニストの心の中を覗くよう。
ディスク2は、信頼を寄せるメンバーと互いが影響し増幅しながら高揚していくさまが良い、たくさんの物語が描かれている。
2枚とおして、「まるまる佐藤 浩一」、自分の中に流れる音楽を大切に育て上げた作品。
 
 
Trio2019_20211228144701  
個性的な3人が創り上げた情感豊かな世界が待っている。
2人の美しい曲と演奏が、ヴィトウスの本気を引き出しているのがいいですね。
信念が引き寄せた奇跡的なめぐり会いの記録ですね。
 
 
Christmas_came_early_20211228144601
伝統的なクリスマス・キャロルを、極北らしい響きアレンジ。全曲、ゆったりとゆったりと、静かに穏やかに、進む。
硬質で、クラシカルなピアノと歌心あるベース、そして、全てを包み込むようなドラムの彩る。時折はいるヤン・ヨハンセンの影に寒い国の美学を感じる。
 
 
Subaqueous_silence_20211228144501
硬質で抑制されたピアノ、精妙なドラム、個性的なアプローチで魅了するベースで、静謐で深い音風景を創り出していく。ジャズのピアノ・トリオの編成だけれど、ルーツである雅楽の間もとりいれたかなり独創的な音風景。「静寂と一音の持つ力」への意識が強く現れた作品。
 
 
Skyness_20211228144401
北欧の達人と組んだ作品、ノルウェーに広がる凍える広大な大地…そこから生まれる虚無感、、音楽家としてそれを音楽として残した作品。
3人で、彼の目指す、「ひとつひとつの音が響き合うことの結果が創り出すサウンド」を創り出している。
 
 
Uneasy_20211228144301  
神業的演奏と反応、知的高揚感があり、ジャズ・ピアニストとしてのアイヤーの実力の高さをストレートに感じました。
打楽器的なフレーズが柔らかくなって、叙情に訴える部分が多かった気がする…その肝は、リンダ・オー?
 
 
Cloudland_20211228144201
常に挑戦をしつつ、根っこにある叙情性に揺るぎはない。
この美しいアンサンブルに脱帽。
 
 
Calling_20211228144101
一聴に、欧州ジャズを連想させる繊細でクラシカルな優雅な雰囲気。
アンサンブルを重視した美意識の込められた演奏は詩情に満ちた世界。
 
 
 
次点は、みずみずしいギターとピアノの光景に酔いしれた『En el jardín / Yotam Silberstein & Carlos Aguirre』でした。
今年は、パット・メセニーも、クリポタも、ホランド閣下も、なぜか入ってこなかったですねぇ。
どうした、、私。。。汗
 
 
ええと、我が家は、今日が仕事納めです。今年のブログ・アップは、今日までです。
 
今年も、大変にお世話になりました。m(_ _)m
来年もよろしくお願いいたします!!

最後に、コロナでお亡くらりになった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
コロナの被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。 
 
んじゃ、退散♪

2021年12月28日 (火)

★ すずっく2021 ジャズ・ヴォーカル 編 ★

★ すずっく2021 ジャズ・ヴォーカル 編 ★
 
1位から10位まで、並べてみました。
今年は、クリスマス・アルバムの当たり年でした♪
それはね、コロナ禍のせいかもしれませんね。
ヴォーカルの上位に2枚はりましたね!
 
 
Merry_christmas_from_jose_james_20211227095301
ジャズ・ヴォーカルの王道路線の優雅さと、洗練されたアーシーな感覚をスムースに使い分ける無二の才能。
メンバーもニューヨークの最先端、ピアノのアーロン・パークスとのデュオも絶品!
ジャケットそのままのジェントリーなクリスマス・アルバム。
 
Flor_20211227095401  
タイトルの「Flor」は、ポルトガル語で「花」のことで、プロジェクト名にもなっている。
彼女が愛してやまないブラジル音楽にインスパイアされた作品で、オリジナル、ポップス、クラシック、ブラジル・スタンダード…全9曲を収録。
ミステリアスな歌声と楽器に溶け込むようなスキャット、類稀なリズムとセンスで現代ジャズシーンにカムバック!
期待を裏切らない抜群の洗練さと、母性を感じる大らかな包容力。
 
Pallet_on_your_floor_20211227095601
力強くも繊細でリリカルなきめ細やかなピアノのサポートを受けて、心象風景を切々と歌い上げている。
彼女の声や歌が全面に押し出されていて、そこにスポットライトがあっている。
改めて彼女の歌唱力の高さ、懐の深さを感じました。
 
 
I_dream_of_christmas_20211227095701
直球ど真ん中のクリスマス・アルバムです。
オリジナルも、温かで優しい雰囲気の曲が多く、クリスマス・アルバムに寄せる想いがつたわってきます。
彼女のおおらかさで、優しい、温もりに包んでくれます。
 
 
Staying_in_touch_20211227095901
肉厚で躍動感あるベースの歌心いっぱいのプレイ、メロディを大切にしながらも、スキャット使い伸び伸びと絡んでくる歌唱。
インティメイトで瀟洒でハートウォーミングな雰囲気を保ちつつ、優れたインタープレイが重ねられていきます。スーパー・デュオ!
 
Becca_stevens__the_secret_trio_20211227100401
ヴォーカル表現が多彩で豊か、そして、音楽のセンスが素晴らしいすぎる。
彼女の中にあるフォーキーな感覚が、シークレット・トリオの中近東の微分音とぴったりハマった感じ。彼女の高い音楽的好奇心から生まれた美しい音楽が詰まった宝石箱。
 
 
 
Nightjar_in_the_northern_sky_20211227100501
ノラ・ジョーンズの世界観に通じるものを持ちながら、もっと、柔らかでしっとりした感じ。
同郷のビョークのような神秘的な雰囲気も持ち合わせてます。曲もピアノもよかったです。
柔らかでしなやかな歌声に、北欧の自然や空気を感じる癒しの一枚。
 
Midnight_shelter_20211227100601  
歌とピアノで紡がれる静寂なひととき。優しく、どこか暖かく、、ほっと一息つける時間。
寝つけぬ夜のお友だち。
 
Look_for_the_silver_lining_20211227100701
清楚で、透明感ある歌声で、丁寧に切々と歌い上げていて、表現力豊か。
しっとりした時間が過ごせます。
 
 
Colors__shadows_20211227100701
ナチュラルでストレートな歌に、明るく軽やかなトランペット、そして、キレッキレのビッグ・バンドのサウンドで、爽快な1時間強。
 
 
次点は、『SuperBlue / Kurt Elling』でした。
カート・エリング、いつものように歌は巧くてかっこいいのですが、、
なんだか、期待が大きすぎちゃったのかもしれません。。汗
 
明日は、2021年のインストのアルバムについて触れてみたいとおもいます。
んじゃ、退散♪
 

2021年12月27日 (月)

★ すずっく2021 映画・舞台・ライブ編 ★

★ すずっく2021 映画・舞台・ライブ編 ★
 
クリスマスも終わり、一年を振り返る時期となりましたね。
まだ、映画館に行った回数は少なかったけど、心に残ったものを5本。
順序不同です。
 
 
トーキング・ヘッズのディヴィッド・バーンが、2018年にブライアン・イーノと作成した『American Utopia』を基として、ブロードウェイで行われたショーを記録したもの。
出演者全員が、限界を超えて行うパフォーマンスは、全曲で体を揺さぶる素晴らしさ。
来年には、70歳だというバーンの反骨精神、独自性、創造力、、ロック魂炸裂だ。
 
 
 
村上 春樹の短編集「女のいない男たち」から、「ドライブ・マイ・カー」を中心に、いくつかのエピソードを織り込んで、オリジナルの物語も巧みに加えて、傷ついた二つの魂の再生を描いていく物語。
原作を知らずとも、楽しめます。でも、原作を読んでいると、思わず唸ってしまいますよ。
 
 
 
想像以上に、壮大な原作の世界観が、かなり忠実に表現されていた。
美しくも過酷な砂漠、残忍欲望などの心の闇、普遍的な人間愛、忠実なる騎士道精神。。。砂虫の恐怖。
シャラメさまの物憂げな眼差しが、選ばれしものの宿命を感じさせる。
 
 
 
上映後すぐに行ったのでしたが、とても感想が書けなかった。
いまでも、この結末に少しでも勘づいてしまう人がいたら申し訳ないと思っている。
友人が「私の長い長い恋煩いが終わりましたよ。」と、書いていた。
が、、ずっとずっと荒唐無稽と言われ続けたんだぞ、、まだ、大丈夫だと信じてる。涙目
 
 
舞台を観るためには、まだ、上京していないので新潟市内で公演されたものから。
 
 
フロリアン・セレールの三部作の最後、衝撃的な最期を含め素晴らしい脚本だと思った。
生きていく上に、人が大事にしていかねばならないものを改めて考えさせられた。
初主役にでありながら、実力派の俳優さんたちの中でも、感性豊かなみずみずしい演技だった岡本 圭人 が、とても印象的だった。
 
 
そして、11月になって2年ぶりくらいに上京して聴いたライブが感度的だった。。
 
 
信頼を寄せる仲間と創り上げた世界は、大河の流れのようにさまざまの表情をみせていました。
そして、真ん中にいるピアノの半端ない存在感、神がかってましたよね!
コンポーザー、アレンジャー、ピアニストとして、自分の中を流れる音楽を大切に育て上げた、素晴らしいライブでした。
 
 
 
久しぶりの外タレ、しかも、クリムゾン、ってことでしたが、チケットとったときは、開催されるのか、、半信半疑でした。
開催が決まって、嬉しかった! この高揚感は、あの爆音を浴びた人間にしかわからんのですね。
リンク先は、同じ初日を観たrockin'onの茂木 信介氏のレビュー、蘇る興奮…流石だぁ。
 
 
明日は、2021年に聴いたヴォーカルに触れたいとおもいます。
 
んじゃ、退散♪



2021年11月21日 (日)

私に誠実に、そして、他者を尊重する 映画「TOVE トーベ」

Tove
 
映画「TOVE トーベ」

監督
ザイダ・バリルート
配役
トーベ・ヤンソン     アルマ・ポウスティ
ヴィヴィカ・バンドラーク リスタ・コソネン
アトス・ヴィルタネン   シャンティ・ルネイ

ムーミン・トロールの生みの親、フィンランドのトーベ・ヤンソンの若き日の物語。
著名な彫刻家で、非常に厳格で現実主義の父親、保守的な美術界…若く自身の理想に燃えていたヤンソンは、自由を渇望する思いをムーミンの物語に織り込んでいく。
 
そこに、重要な出逢いがある。
舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーとの恋。
ヴィヴィカ・バンドラーは恋多き女性、トーベは彼女一筋。
でも、ヴィヴィカのヤンソンへの想いはとても強く、嘘偽りもないのも事実。
傷つき、身を焦がしながらもヴィヴィカへの想いを断ち切れないトーベ。
そして、そんな全てを知りながら、離婚をしてまでもトーベを愛するアトス。
 
当時、フィンランドでは、同性愛は精神疾患として指定されており、また、犯罪でもあった!
最大で懲役2年の実刑が課されるということが1971年まで続いていた。
また、彼女はヘルシンキ生まれのスウェーデン語系フィンランド人。
執筆はすべてスウェーデン語で書いている、生まれ持ってのマイノリティ。
 
波乱も経て、彼女のしっかりとした意志のもとで、やがて収束に向かう。
赤裸々で複雑な背景の中、人間として、芸術家として、自分に正直に生き抜いた彼女の人生を知ることができ、感動した。
 
実は、11月の初めに、シネ・ウインドで最前列で、この映画を観たのです。
でも、なぜか、ここまでひっぱってしまった…。
先日、新聞を読んでいたら(我が家は紙の新聞をとってます♪)、翻訳家の森下圭子氏の言葉に、「これだ!」って、思ったのですよ。
彼女は、フィンランドで25年以上過ごして、ここにムーミンの世界があると実感する毎日だそうです。
そして、ムーミンの根本は、
 
「私が私に誠実であること」
「他者を尊重すること」
 
だと、言い切ってました。御意!!
まさに、この映画では、トーベのその生き方がはっきりと描かれていて、感動したのでした。
どちらか一方だけでは、ダメなんですね。
この二つは背中合わせにくっついていなければならないんです。
トーベは、そのことをムーミンの物語に、書き込んでいるのです。
 
ムーミン・ファンの皆さん、ぜひ、ご覧になってくださいね。
 
んじゃ、退散♪

2021年10月31日 (日)

終わった瞬間から、続きが気になる 「DUNE / デューン 砂の惑星」 @ ユナイテッドシネマ新潟

Dune



監督・脚本・製作  ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作 フランク・ハーバート
主役 ティモシー・シャラメ

007の25作目「No Time To Die」を観に行って、予告編をみていて思い出した。汗
そうだ、ティモシー・シャラメさまが主演で、SF大作「砂の惑星」が上演されるんだった。。
フランク ハーバートの「デューン 砂の惑星」を読んだのは、高校生くらいのときではなかっただろうか。

その物語は、壮大すぎて、映画化とか、、夢物語だったと思ったのだが、、
技術の進歩が、この物語の原作に違和感少なく映画にすることが可能になってしまったわけですよ〜、そこの奥さま。

監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは、天才だわ。

ストーリーは、さほど奇抜なものではなく、スターウォーズを観ているものには、デジャヴ観があるかもしれない。

実際にスターウォーズには、この物語からいくつかのヒントを得ているらしいし。

全宇宙を絶大なる力で支配する皇帝と、、

新世界を樹立しようとする名門アトレイデス家のシャラメさまが役どころの子息ポール・アトレイデスとの壮大なる戦いの物語。

陰謀に倒れた父の復讐劇でもある。

でも、、今回は、さまざまあって、デューンの砂漠の民フレーメンの救世主となるところまで。

想像以上に、壮大な原作の世界観が、かなり忠実に表現されている。
美しくも過酷な砂漠、残忍欲望などの心の闇、普遍的な人間愛、忠実なる騎士道精神。。。砂虫の恐怖。
もともと、シャラメさまのファンであることを差し引いても、
彼の物憂げな眼差しが、選ばれしものの宿命を感じさせる。

線の細い王子様体型で、戦闘シーンも頑張っていた。。

そして、脇を固める俳優たちもぬかりはない。
始まったら、、あっというまに、おしまい、、早く、続きが観たいっ


どうやら、パート2が2023年10月に公開予定のようですね。
ですよね。。今作だけでは、前編に過ぎないものねぇ。
コロナ禍が収束し、映画が予定通り撮影できることを願ってますよ!
それまでに、酒井 昭伸氏の新訳「デューン砂の惑星」を読んでおこうかな。

んじゃ、退散♪

2021年10月 3日 (日)

岡本 圭人 初主演 『舞台「Le Fils 息子」 @ りゅーとぴあ (9/29)』

舞台「Le Fils 息子」 @ りゅーとぴあ (9/29)

 

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作  フロリアン・ゼレール
演出 ラディスラス・ショラー
出演 岡本 圭人
   若村 麻由美
   岡本 健一
   伊勢 佳世


「Le Fils 息子」は、フランス・パリ出身の作家フロリアン・ゼレールの家族を描く「La Mere 母」「Le Pere 父」となる3部作の締めくくりの作品。

日本では、2019年にラディスラス・ショラー演出で「Le Pere 父」が公演されている。
残念ながら、新潟では上演されていない。

で、、今回も、気鋭のラディスラス・ショラーの演出です。

思春期の絶望と不安に苛まれながら、、次第に死に向かっていってしまう息子。
彼にどうにか生きることへの意味を見いださせて、息子を救おうとする親子の物語。
かなり重く、悲劇的な内容だけれど、万国共通の普遍的なテーマを題材にしていて、観ていてさまざまな想いに及ぶ。
飛び交う台詞だけでは表現できない背後の部分も深く突き刺さってくる。


この3部作、読んでみたい。
しかし、人間の内側を曝け出す、演出凄かった。。
シンプルだけど、一瞬にして場面を変えることのできる舞台美術も素晴らしかった。

ええと、、恥ずかしながら、岡本親子を知らなくてm(_ _)m、ググったのですよ。汗
ジャニーズ初の二世、岡本 圭人??
それって、親の七光か??大丈夫か??
実際、ネットにもさまざまな中傷も書かれていた。
でも、そんなことを危惧した自分は、バカだった。

まず、真摯に役にとりくみ、ストレートに感情を表現する岡本 圭人のパワーに圧倒された。
実の親子共演で話題を作りたかったのかもしれないが、、
現実でも、他に家庭を持つ父親との共演は、そんな簡単なものではないと感じた。
でも、彼は、「父を尊敬していて、共演することが夢だった」って、強いよなぁ。。
さまざま憶測の飛ぶ中、ここまでやり切ったことは、彼の未来を大きく飛躍させたはず。

ともあれ、実力派の俳優さんたちの中でも、感性豊かなみずみずしい演技はとても印象的だった。
そう、フロリアン・セレールの監督で映画にもなるそうです。
ぜひ、新潟でも上映してほしいです。
本当に良い演劇を観ました。
俳優の方々にはもちろん、りゅーとぴあにも感謝です!
んじゃ、退散♪

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