2021年9月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

音楽で拡がる輪

My Favorite Things

2021年9月15日 (水)

孤独な華 映画「Billie ビリー」@ シネウインド

映画「Billie ビリー」

Billie_20210913163701

監督・脚本  ジェームズ・エルスキン

土曜日、レディ・デイことビリー・ホリデイのドキュメンタリー映画を観てきました!
不世出の才能を持ったジャズ・シンガー、ビリー・ホリディ。
わずか44年の人生は、⼈種差別、ジェンダーによる差別、さまざまな差別に立ち向かい、酒と薬と快楽に溺れ、身も心もボロボロになりながら歌い続けた孤独な華。

実体験に基く歌詞も歌も、どっぷりと感情が乗り移って、聴く者の心を揺さぶり続ける。
その代表作が、「Strange Fruit」。
ここでは、シンプルなラメ入りのニットを着て、時折、顔を歪ませながら静かに力強く歌う。
だが、この代表作によって、国家をも敵にまわすことになる。

そんな彼女に魅せられ、共感してしまった女性ジャーナリスト、リンダ・リプナック・キュールは、彼女の伝記を書きたくなり、関係者にインタビューを始める。
トニー・ベネット、カウント・ベイシー、アーティ・ショウ、チャールズ・ミンガス、カーメン・マクレエといった錚々たるアーティストから、ツアーを一緒に回ったバンド・マン。
彼女のいとこや、友人、ヒモ、ポン引き、彼女を逮捕した麻薬捜査官、刑務所職員と手当たり次第。

オフレコものの生々しい証言は、彼女の赤裸々な闇の部分を暴いていく。
そして、タウンホールを満席にし、毛皮をまとってダイヤモンドで着飾っていた女性が亡くなったとときには、全財産750ドル。
彼女に拘った人間たち、彼女から搾取し続けた証拠。

でも、彼女が20世紀最高のシンガーであることに間違いはない。

そして、インタビューを続けたリンダも、地雷を踏んでしまったようだ。
志半ばで、不可解な死を遂げる。
この映画は、リンダのインタビューをもとに、レディ・デイの映像や写真を組み合わせ、
壮絶な彼女の人生を振り返ったもの。
光と影は、一対…背中合わせであることを物語っている。

終わったあとには、重たく暗い感情が渦巻く。
そして、あの不思議な歌声が頭から離れない。

 

んじゃ、退散♪

2021年9月11日 (土)

傷ついた魂の再生 映画「ドライブ・マイ・カー」@ 新潟西イオンシネマ

映画「ドライブ・マイ・カー」

Drive_my_car

監督 濱口 竜介

原作 村上 春樹

脚本 大江 崇允

出演 西島 秀俊 ・ 三浦 透子
   霧島 れいか・ 岡田 将生

すっごく面白かった、あの短編集から、、こんな映画ができるなんて、濱口監督すごい!
早く観たかったのだけど、西のイオンシネマでしか上映してなくて(約20キロ弱)、海沿いの一本道をドライブしてきました。

村上 春樹の短編集「女のいない男たち」から、「ドライブ・マイ・カー」を中心に、いくつかのエピソードを織り込んで、オリジナルの物語も巧みに加えて、傷ついた二つの魂の再生を描いていく物語。

原作の「女のいない男たち」は、深く愛した女性に去られた男性の深淵な心の闇を綴った短編集。
失うことが怖くて、真実を見据えることができず、その闇が深く果てがなくなった男性たちの話。
内に抱えたブラック・ホールに、呑み込まれそうになる話、呑み込まれた話。。

主役の職業が俳優という設定なので、多言語演劇で「ゴドーを待ちながら」、「ワーニャの伯父さん」が、劇中劇として入ってくる設定もかなり巧いと思う。
特に、「ワーニャの伯父さん」は、オーディションから本番までの行程で、出演者の性格が剥き出しになっていくのがスリリングだった。


各自、闇の奥に葬りさった自分が見たくない自分の本心が、少しずつ少しずつ浮上してあからさまになっていき、一気に隠されていた感情が溢れ出る場面。
彼らの一言ひとことが、胸の奥にささる。

家福の坦々とした静かな演技が、心の傷の深さをより際立たせた。
高槻のストレートで激情的で破滅的な生き方も、心の傷をえぐるようだった。
渡利は、現代社会の親子の問題にも深く繋がっていて、理屈ではわからぬ親子の関係の難しさを抱えていた。
家福音が、どれだぇダークマターを心の中に溜め込んでいたのだろうか。

職業でなくても、人は何かしらの演技をしているのではないのだろうか?
なんの演技もせずに、日常をすごせる人は、、きっと、僅かだろう。
でも、演技と真実の境目が崩れてしまい本当の自分を見据えることができなくなったら、、きっとお仕舞いなんだね。
すごく、怖いお話。。

で、なにより、サーブ900が可愛かったですね♪ 笑

原作を知らずとも、楽しめます。
でも、原作を読んでいると、思わず唸ってしまいますよ。
よくぞ、ここまで練り込んだなぁ、、って。

んじゃ、退散♪

2021年9月 5日 (日)

音楽の宝石箱! 『Becca Stevens & The Secret Trio』

Becca_stevens__the_secret_trio
 
 
唯一無二の感性を持つ、シンガー・ソングライター、ギタリスト、ベッカ・スティーヴンス。
前回のイーラン・メーラーとのデュオ作『Pallet On Your Floor』で、歌唱力の高さを改めて知らしむことになり、ヴォーカル・ファンを唸らせちゃったわけだが、、
新譜は、アルメニア人のウード奏者のアラ・ディンクジアン、マケドニア人のクラリネット奏者のイスマイル・ルマノフスキ、トルコ人のカーヌーン奏者タマル・ピナルバシによるトリオ、シークレット・トリオとの共演。
う〜〜んと、ここで退いたら、もったいないっ。
試聴したら、伝統楽器を現代感覚でも弾きこなせる彼らとのコラボは想像以上に素敵だった。
 
オープン曲と2曲目は、アルメニアの中世の詩人、ハペット・クチャクの詩にスティーブンスとマイケル・リーグが曲をつけたもの。
中世の街中を彷徨う女性が浮かび上がる抒情的なメロディ、演奏、彼女の歌声が白昼夢のよう「Flow in My Tears」、私は、この1曲でメロメロです。。
一転、リズミカルなコーラスがハマっている「Bring It Back」。
しっとりと異空間に誘う「We Were Wrong」、微細に変化してどこか艶めかしい歌声。
米国のSSWポール・クレリの「California」、2009年の米国の曲とシークレット・トリオの演奏がぴったりくるアレンジで切なくなる。
ルマノフスキの曲でクラリネットが民族楽器のように響き奥行きがある「Eleven Roses 」、多重録音でブルガリアン・ヴォイスのようなコーラスが印象的
儚げな歌声とともにカーヌーンの超絶ぶりが聴けるピナルバシの曲「Lucian」。
リルケの詩にスティーブンスの曲を合わせた「Pathways」、まさに夢の中。
さまざまなことにインスパイアーされ彼女の頭の中に浮かびあった女性「Maria」、吟遊詩人からマリアの物語を聴くよう。
高音のヴォイスが薄くベールされたようなディンクジアンの曲「Lullaby for The Sun 」。
抽象的で哲学的な内容に惹かれたというマケドニアの現代の詩人ニコラ・マジノフの「The Eye 」、繊細でいて力強い。
終演は、ジェーン・タイソン・クレメント(Jane Tyson Clement)の詩を使った「For You The Night Is Still」、切ない気持ちが中東音楽の微分音と結びついて深く悲しい。
アタッカ・カルテットのチェロ奏者、ネイサン・シュラムがバック・ヴォーカルで参加している。彼は、スティーヴンスのパートナー、どうやら次作はアタッカ・カルテットとのコラボらしい。
 
やっぱり、ヴォーカル表現が多彩で豊かだなぁ、、そして、音楽のセンスが素晴らしいすぎるなぁ。。。と。
もともと彼女の中にあるフォーキーな感覚が、シークレット・トリオの中近東の微分音とぴったりハマった感じ。
 
彼女の高い音楽的好奇心から生まれた美しい音楽が詰まった宝石箱。
どの曲も柔らかな光を放っている!
 
 
1. Flow in My Tears
2. Bring It Back
3. We Were Wrong
4. California
5. Eleven Roses 
6. Lucian 
7. Pathways 
8. Maria 
9. Lullaby for The Sun 
10. The Eye 
11. For You The Night Is Still

Becca Stevens (vo, ukulele, Charango, ac-g)
The Secret Trio 
 Ara Dinkjian (oud)
 Tamer Pina Pınarbaşı (kanun)
 Ismail Lumanowski (cl)
Michael League (moog bass, Back ground vocals, ac-g)
Nathan Schram (Back ground vocals)  #11

 
今日のおまけは、レーベルがあげていた「California」のライブ・ヴァージョン。
 
 
んじゃ、退散♪
 



2021年9月 2日 (木)

おうち時間が充実する♪ 「クワイエット・コーナー2 日常に寄り添う音楽集 / 山本 勇樹 (著)」

北書店にお願いしていた「Quiet Corner 2 / 山本 勇  (著)」がやってきました!

 

Quiet_corner_2


 
山本 勇樹氏が監修していた「クワイエット・コーナー」の第二弾がでました。
2014年にでた第一弾には、「心を静める音楽集」 と、サブ・タイトルがついていましたが、
今回は、「日常に寄り添う音楽集」と、なっています♪
出版元の解説にあった冒頭一文が良いですね!
 
「心の情景を優しく描く、素晴らしき音楽との出会い。」 
 
「センシティヴ」で「インティメイト」を通奏低音に、12のテーマで多様なジャンルの作品を約400枚セレクトとのこと。
それぞれに、冒頭、フィーチャリングされたアーティストが挙げられており、親みやすい。
知っている、持っているアルバムはもちろん、知らないアーティストはサブスクで確認しちゃったり、そのまま、部屋で流したり、、。
 
他にも、様々な背景の方々の音楽にまつわるエッセイが載っていたり。。
これは、もう、、おうち時間の充実に貢献すること、間違いなし。
 
12のテーマと冒頭のアーティストを載せておきますね。
 
1. Ma Fleur feat. Luiza Brina
2. Windfall Light feat. Emma Frank
3. Still Life feat. Masayoshi Fujita
4. Color de Verano feat. Daniele de Bonaventura
5. So Long, Frank Lloyd Wright feat. Goro Ito Ensemble
6. Polka Dots and Moonbeams feat. Slawek Jaskulke
7. Small Folky Talk feat. Bedouine
8. Born to Be Blue feat. Bruno Major
9. Always By Your Side feat. Ralph Towner
10. The Chill Air feat. Thomas Bartlett
11. Crystal Silence feat. Scott Orr
12. Little Peace Piece feat. Diana Panton
 
いわゆる、ジャズ系のアーティストの作品は、、結構、持っているのですが、
ちょっと、びっくりしたのは、「Color de Verano」のところに、
映画「Call Me By Your Name」のサントラが載っていたこと。
スフィアン・スティーヴンスの歌は、映画にぴったりハマっていてサントラをポチったのでしたね。
懐かしくなって、彼の3曲をリピってしまいました。
「Mystery of Love」、「Visions of Gideon」のメロディが流れると映画の場面がたちあがります

 
 
また、知らない扉を開けて、勇者のように広く深い音楽世界に旅立つ。
この秋…ゆっくり、読んで楽しみたいな。。
んじゃ、退散♪

2021年7月14日 (水)

奇跡を観に行こう〜! 『Amazing Grace/Aretha Franklin』 @ ユナイテッド・シネマ新潟

Amazing_grace

撮影 シドニー・ポラック
映画化プロデューサー アラン・エリオット

 

2018年8月16日に鬼籍に入った、レディ・ソウル、アレサ・フランクリン。
ポップス、ジャズ、R&B、ゴスペル…、幅広くあらゆるタイプの曲を歌いこなした彼女。
神父の家に生まれ、子どもの頃からゴスペル・シンガーになるべく道を歩んできた。。
その彼女が、原点回帰し、信仰の為に吹き込んだ『Amazing Grace』。
ロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会で 、1972年1月13日、14日に行われたライブを収録したもので、当初から映像の公開も踏まえて制作されていたのだが、、
なんと、技術的な問題でお蔵入りになっていたそうで、、技術の進歩、、万々歳!!

過度な演出はされておらず、でも、人々がこのライブにかける熱意が感じられるようなショットを織り交ぜながら、二日間のライブが進んでいきます。


白を基調にした衣装を纏った彼女の登場から次第に熱くなっていき「Wholly Holy」の歌声で、会場のボルテージは一気にあがる。
歌詞の一つ一つの言葉に、精神的な深い部分でシンクロし、高揚する。

MCのちょっとした会話が、彼女のバックボーンを教えてくれる。

見事にゴスペルに昇華された、キャロル・キングの「You've Got a Friend」、魂の結晶「Amazing Grace」。
彼女の一挙一動に、反応する会場の人たちと一緒に1日目が終わる。

2日目のグリーンのペイズリー柄のドレスは、民族調のデザイン。
前の晩以上に、会場の熱気がフィードバックされ、より高みへと昇格するアレサ・フランクリン。
「Climbing Higher Mountains」、「Never Grow Old」は、信仰心に無縁でゴスペル門外漢な私も感動で胸が押しつぶされそうだった。

彼女はもちろん、、阿吽で支える彼女のバンド、師ジェームズ・クリーヴランド、サザン・カリフォルニア・コミュニティ聖歌隊、教会に集まった人々、、全てで奇跡を起こす。間違いなく、本物ゴスペルの高揚感と魂を体感できる作品。

奇跡を観に行こう〜!


今日のおまけは、Bunkamurachannelにあった、映画の宣伝でっす。

 

これも、もう一度いきたい作品です。
んじゃ。退散♪

 

 

2021年6月30日 (水)

映画館に、急ぐんだ! 「アメリカン・ユートピア」 @ Tジョイ万代

American_utopia
 
監督 スパイク・リー
制作 デイヴィッド・バーン
 
一世を風靡したトーキング・ヘッズのディヴィッド・バーンが、
2018年にブライアン・イーノと作成した『American Utopia』を基として、
ブロードウェイで行われたショーを記録したものだそう。
 
言い切ってしまうと、トーキング・ヘッズのファンでなくても、
オープンマインドの人ならば、この気迫ある舞台を心から楽しむことができると思う。
出演者全員が、限界を超えて行うパフォーマンスは、全曲で体を揺さぶる素晴らしさ。
来年には、70歳だというバーンの反骨精神、独自性、創造力、、ロック魂炸裂だ。
 
トーキング・ヘッズの曲、ソロになってからの曲も含めて全21曲!
「アメリカン・ユートピア」を探す旅は続く。
 
絶対に映画館で見てほしい映画!!
 
出演
David Byrne (vo, g, perc)
Jacqueline Acevedo(perc)
Gustavo Di Dalva (perc)
 Daniel Freedman (perc)
Chris Giarmo (vo)
Tim Keiper (perc)
Tendayi Kuumba (vo)
Karl Mansfield (key)
Mauro Refosco (perc)
Stéphane San Juan (perc)
Angie Swan (g)
Bobby Wooten III (b)
 
公式ホーム頁に上がっていた予告編
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2021年6月13日 (日)

クリポタさまが表紙なので…

The Sax という、サックスの専門誌がクリポタさまが表紙なの…

The_sax_105

 

先日、某サックス奏者がFacebookで、、
「クリポタさまの表紙につられてサックスの専門誌を買ってしまった」
と、、書き込みしていた。

私は、まったく演奏はしないので、、専門誌には興味ない。(きっぱり)
なまじ読んだりすると、、彼らもこういうの読んで演奏するのか?

とか、、いらんことをおもってしまいますし。。

 

ええと、、美容室に行くと女性週刊誌を読ませてくれますよね。
表紙のタレントさんや、アイドルさんを見ても、、ピンとこない。。
歳なんだろうなっ。。汗
そういう時に、こういう写真に釣られて週刊誌を買ったりする人ってどのくらいいるの?
なんて、冷ややかにおもったりもしている。

が、、今回、、
「インタビューものっているぞ、、ダンディな写真もあるぞ、、」
って、追い討ちをかけられて、ポチった。汗

しみじみ。。眺める。やっぱり、かわいいぃぃ!!
でも、少し、、お太りになったかしら??
やっぱり、おうちにずっといると体重ふえるよなぁ。。と、親近感を持つ。笑

インタビューの日本語、、ちょっと、不自然なんじゃない?とか、、思いつつ。。
でも、インタビュアは、日本人だよねぇ。。??とか、思いつつ、、

近くに寄れて、、いいなぁ。。爆

独りアルバムだった『There Is a Tide』には、人種差別への想いも入っているんだって。

トレーンさまの『Alabama』を引き合いに出していた。

彼のアルバムの1曲目は、マーティン・ルーサー・キング牧師の有名な演説「I Have a Dream」に、インスパイされたんだそう。

コロナ禍になって、ぶっ飛んだツアーのメンバーがビルフリさま、クレッグ・タボーン、エリック・ハーランドだったんだ。。
そりゃ、悔しいだろう。

「メンバーを集めるだけでも大変だった」

って、そうだろうそうだろう。。そうだろう。。大変だっただろうなぁ。。
まぁ、でも、家族とゆっくり過ごせてよかったって、ポジティブ!

そう、彼のドリーム・バンドは、デューク・エリントン、ジミー・ギャリソン、そして、エルビンさまだって。

あ、「ピアノはマッコイでもオッケー」、って、笑える。

『Sunrise Reprise 』では、本当に本当に演奏が楽しかったんだね。
最後の曲、メンバー全員が、、爆発してたものなぁ。。終わりたくなかったのだとおもう。

 

日本のファンには、「まず、健康第一」だって。
優しい。。はい、気をつけます。そして、


「今だからできることを探して、日々の努力をおしまいないこと」
「あとから、コロナ禍だったから、時間を無駄にしてしまった。。って、思わないようにね」

って。
きゃ〜、、やっぱり、ポジティブ!!

私の最後の感想、、やっっぱり、ジョン・コルトレーンが好きなんだな。
と、唐突に思ったしだいです。爆

当然、、サックス周辺の機器についても話してます。
私的には、もちろん、割愛!!

では、また〜♪ 笑

 

でもまぁ、、

テナーのメイン Mark Ⅵ(9万6千番台)

マウスピース  オットー・リンクのフロリダ時代の8番くらい

リード            D'Addario  Select Jazz Unfieled 2H

リガチャー   フロリダ時代の純正なもの

 

ソプラノメイン Mark Ⅵ

マウスピース  オットー・リンク スラント 7番くらい

 

スクリュー   石森楽器製

 

んじゃ、退散♪

 

2021年5月15日 (土)

哀愁と郷愁が満載、押し寄せる高揚感で胸いっぱいな 『Two Roses / Avishai Cohen with Gothenburg Symphony Orchestra 』

Two_roses_20210514181601
 
時代を代表するベーシスト、アヴィシャイ・コーエンが、信頼するトリオ・メンバーとともに、92人のシンフォニー・オーケストラと共演したな作品。
コーエンのトリオは、アゼルバイジャン出身のピアニスト、エルチン・シリノフと米国出身のドラマー、マーク・ジュリアナ!
 
 
コーエンは、弦楽四重奏とオーボエとのアルバム『Almah』を制作して以来、ずっとオーケストラとの共演を望んでいたようです。
念願叶ったお相手は、スウェーデン、イェーテボリの交響楽団、コーエンのアレンジメンを、オケのメンバーは一糸乱れぬアンサンブルで披露。
コーエンたちも、その真ん中で、至福を感じつつ、高揚感を盛り立てます。
 
オープナーは、「Almah Sleeping 」、いきなりエモーショナルなドラマチックな幕開け。
コーエンのヴォーカルがフィーチャーされた「When I'm Falling」。
「Song For My Brother 」、重厚なアンサンブルの途中でベース・ソロを中心としたトリオの演奏にスポットが当たる。
 
タイトル曲「Two Roses (Shnei Shoshanim)」は、ユダヤの古典曲。哀愁を漂わせながら目眩くサウンドを展開。
コーエンが、ストレートに歌心を込めた「Nature Boy」、オケとの共演、最高!
 
オリジナルに戻って、重厚緻密なアンサンブル、トリオとの一体感が素晴らしい「Emotional Storm」。
物悲しさと美しさに彩られた、セファルディの伝統曲「Puncha Puncha 」。
アラビックなモチーフを繰り返し、高揚感あるサウンドに仕上げる「Arab Medley」は、いつ聴いても圧巻!!
大好きな「A Child Is Born 」、厳かな祈りの想いは、超絶なベース・ソロに込められ、可憐なピアノ・ソロにリレーされ、トリオとオケの素敵なアンサンブルへ。
ベースの弾きがたりから始まる「Alon Basela」、繰り返し重ね重ねてエモーショナル、ジュリアナの渾身のソロも聴きもの。
コーエンの歌声が朗々と響き渡る「Morenika」のしなやかさ。
終演は、ふくよかなハーモニーが美しい「Nature Talking 」、木管楽器の柔らかさが素敵。
哀愁と郷愁が満載、押し寄せる高揚感で胸いっぱい。
壮大なサウンド・スケープ、強力なグルーヴ、、一気に押し寄せてきます。
オケが中心と言えど、、コーエン色が、すっごい、濃ゆいぞっ!!
 
 
1. Almah Sleeping 
2. When I'm Falling
3. Song For My Brother 
4. Two Roses (Shnei Shoshanim)
5. Nature Boy
6. Emotional Storm
7. Puncha Puncha
8. Arab Medley
9. A Child Is Born
10. Alon Basela
11. Morenika 
12. Nature Talking
 
Avishai Cohen (b, vo)
Elchin Shirinov (p)
Mark Guiliana (ds)
 
Gothenburg Symphony Orchestra 
Alexander Hanson (conduct)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Puncha Puncha」。
 
 
 
んじゃ、退散♪

2021年5月 8日 (土)

みずみずしいギターとピアノの光景『En el jardín / Yotam Silberstein & Carlos Aguirre』

517b3wzqpll_ac__20210508085901
 
現代アルゼンチン音楽のマエストロ、カルロス・アギーレ。
NYで活躍するイスラエル出身のギタリスト、ヨタム・シルバースタイン。
この作品は、それぞれが4づつ書き下ろしたデュオ作品。
 
2018年から製作を始め、日本先行リリース。。つうか、、CDにこだわる国民性ですからねぇ。。
アギーレが自宅の庭の花を写した写真をブックレットにしています。感性豊かな人はなんでもできちゃうんですねぇ。
それぞれの曲を交互に、演奏して全8曲。
 
オープナーは、シルバースタインの「Fairytale」。
ゆったりした浮遊感あるある曲調、ヴォイスも入って夢気分。
シルバースタインへの想いを込めたアギーレの「Nuevos viejos amigos」。アギーレのクラシカルなピアノが素敵。
ブラジル音楽への敬意がこもった「João」、シルバースタインのギターが、軽やかに空気を震わす。
ポップで、カルフルな「En el jardín」、優しい気持ちになる。
少し陰りのあるメロディが、心落ち着く「Ga'aguim」、ヴォイス使いも素敵。
見知らぬ光景が通りすぎる「Paisaje imaginario」。
とてもモダンな「Madrugada」、ゆったりとエレガント。
終演は、アギーレが尊敬してやまないイヴァン・リンスへのトリュビュート「Tanto para agradecer」、全てをおおらかに包み込むような素敵な曲、演奏。
 
 
ギターとピアノデュオといっても、アギーレはさまざまな楽器を使用していて、とても色彩色豊か。
とても、みずみずしいギターとピアノの光景。
 
 
1. Fairytale 
2. Nuevos viejos amigos (a Yotam Silberstein)
3. João 
4. En el jardín 
5. Ga’aguim 
6. Paisaje imaginario 
7. Madrugada 
8. Tanto para agradecer (a Ivan Lins) 
 
 
Yotam Silberstein  (g) 
Carlos Aguirre (p, rhodes, acordeon, synth, fretless bass, guitarron, bass flute, perc)
 
今日のおまけは、アギーレご本人があふぇていた「Fairytale」。
 
 
 
 
さて、、連休におうちにいた効果は、、どのくらいあったのでしょ。
 
 
んじゃ、退散♪

2021年5月 4日 (火)

あの「Cande Y Paulo」がアルバムをリリース!

YouTubeで話題を呼んだアルゼンチンの異色デュオ「Cande Y Paulo」が名門デッカからデビュー!


 



 


女性の声にぞくぞく、しますよね♪


 


★『Cande Y Paulo / Cande Y Paulo』★


 


ジャズ・スタンダード、ニール・ヤング、ジェイムス・ブレイク、レナード・コーエンなどのカヴァー曲を収録。
彼ららしいシンプルでオーガニックな味わいが失われずに残っているのでしょうか。。
興味津々!


 


1.Treaty (Leonard Cohen)
2.Summertime (Ira Gershwin / George Gershwin / DuBose Heyward)
3.Limite En Tu Amor(""The Limit to YOur Love"" Leslie Feist / Jason Beck)
4.Deja Atras (""Walk On BY"" Burt Bacharach / Hal David)
5.I Fall In Love Too Easily (Jule Styne / Sammy Cahn)
6.Tuyo (Rodrigo Amarante)
7.Esperandote (""I'm Waiting for The Man"" Lou Reed)
8.Sugar Mountain (Neil Young)
9.The Thrill Is Gone (Lew Brown / Ray Henderson)
10.Barro Tal Vez (Luis Alberto Spinetta)
11.Preguntan De Donde Soy(Atahualpa Yupanqui)
12.En Blanco Estas (""Into White"" Yusuf/Cat Stevens)


 


んじゃ、退散♪

より以前の記事一覧

無料ブログはココログ