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音楽で拡がる輪

JAZZ(Grazie Italia )

2020年2月14日 (金)

お疲れのあなたに、「My Funny Valentine」を…

Shades_of_chet

Enrico Rava (tp)
Paolo Fresu (tp)
Stefano Bollani (p)
Enzo Pietropaoli (b)
Roberto Gatto (ds)

バレンタイン・デイと「My Funny Valentine」は、全く、関係ないといって良いとおもいま〜す。
が、バレンタインつながりで、「My Funny Valentine」を聴くのが定番ですね。。汗
youtubeから引っ張り上げてきたのは、

★Enrico Rava & Paolo Fresu - My Funny Valentine★

『Shades of Chet』からですね。
このアルバムの素敵なところは、イタリアン・チェットのベテランお二人が揃い踏み。
そして、ステファノ・ボラーニがピアノを弾いている。
ええと、輪郭の甘い柔らかな感じのペットの方が、パオロ・フレスですね。
2人のトップ奏者がいるので、甘くなりすぎず、すっきり大人向け。

 

 

★素敵なバレンタイン・デイでありますように★

 

んじゃ、退散♪

2020年2月11日 (火)

相変わらず、チャーミング♪ 『Precious / Chiara Pancaldi』

Precious_20200210170301
ジャズオーディオ・ディスク大賞2015のジャズヴォーカル部門金賞を受賞、イタリアのキアラ・パンカルディ。
ななんっと、この後、同国叙情派ピアニスト、アレッサンドロ・ガラーティとのデュオ作品もリリースされる!
Challenge Recordsの第三弾は、俊英のイタリアのピアニスト、ロベルト・タレンツィのトリオに、ギターとトランペットを2曲ずつ迎えたスタイリッシュ&ロマンチック盤。相変わらず、チャーミング♪
オープナーは、メンバーとの掛け合いも軽快な「Better To Grow」。
透明感ある爽やかな声を生かした「Nothing But Smiles 」、トランペットの浮遊感が曲想にぴったり。
エレピの響きが都会的「Urban Folk Song 」。ギターがアンニュイな雰囲気を醸し出す「Adeus」。
タイトル曲は、ピアノとのデュオ、しっとりとしたバラッド「Precious」。
強くに感情をこめた「 The Distance Between Us 」。
ピアノの変わって、ギターがメロディを奏でる「Songs Don't Grow Old Alone」。
ベース・ソロが素晴らしい「You And I (We Can Conquer The World) 」、現代的アプローチのエレピ。
終演は、美麗なピアノから始まる「Our Time」、ゆったりとしたバラッド。ふくよかななトランペットの音色が効果的。しっとりと、エモーショナルに歌い上げる…
語りかけるように歌詞を丁寧に歌い、透明感ある爽やかでチャーミングな魅力はそのまま、インストの熱い演奏に後押しされスキャットなども熱唱。
ストレート・アヘッドなバンドとの演奏で、メリハリある好盤ですかね。
1. Better To Grow 
2. Nothing But Smiles 
3. Urban Folk Song 
4. Adeus 
5. Precious (vo & p duo) 
6. The Distance Between Us 
7. Songs Don't Grow Old Alone 
8. You And I (We Can Conquer The World) 
9. Our Time
Chiara Pancaldi (vo)
Roberto Tarenzi  (p #1.2.4.5.6.9 , el-p  #3, 8)
Darryl Hall  (b) exc.#5
Roberto Pistolesi (ds) exc.#5
Diego Frabetti (tp) #2, 9
Giancarlo Bianchetti  (g)# 4, 7
今日のおまけは、ご本人があげていた新譜の宣伝動画。
先週末は、法事で実家にでかけていたのですが、、
どこかのタイミングで、感染性胃腸炎にかかったようで、、週明けは家に閉じこもっておりますです。あぁ、、辛かった。。
んじゃ、退散♪

2019年10月12日 (土)

緊張感の連続! 『Roma / Enrico Rava / Joe Lovano』

Roma
 
1960年代から演奏を続けるイタリア・ジャズ界の重鎮トラペッター、エンリコ・ラヴァ。
1975年『The Pilgrim and the Stars』がECMデビュー。
片や、ルーツがシチリアだというニューヨークで活躍する重鎮サックス奏者、ジョー・ロヴァーノ。初リーダー作は、今年リリースされた『Trio Tapes』
 
そんな2人が双頭バンドのローマでのライブ。
ご本人たちは、以前から意識?はしていたとのことだが、私的にまさかの共演にびっくり!
大物2人の共演とあって、バンド・メンバーも、新進気鋭の若手が集まり、超豪華版。
現在、ラヴァのバンドのピアニストであり、ECMで躍進する叙情派若手ピアニスト、ジョヴァンニ・グイディ。現代ジャズ界で八面六臂の活躍の天才ドラマー、ジェラルド・クリーヴァー。そして、ブラック・アメリカンの伝統を濃く受け継ぐ怒涛の勢いのベーシスト、デズロン・ダグラスと若き才能が並ぶ……!
 
オープナーは、ラヴァのダークなオリジナル「Interiors」。ロヴァーノに重なるように始まるラヴァ。気だるく哀愁をしのばせながらも難解な曲をそれぞれのソロも交えながら、山超え谷超え、アクロバティックに、おしまい部分が洗練されていておしゃれ。
続く「Secrets」もラヴァのオリジナル、冒頭から彼の絶好調の演奏が続き、ドラムが炸裂。ロヴァーノも雄叫びを。
シームレスに始まるロヴァーノも「Fort Worth」。前半のユニゾン、中盤からのベースとドラムのタイトなリズムにのってのロヴァーノの快進撃、ラヴァの怪演と最後まで緊張感が続く。
次曲もロヴァーノ曲、斬新でドラマチックなドラム・ワークがかっこ良い「Divine Timing」。抽象的でフリーの世界を跨いでいる感じ。ダークでクール。
終演は、メドレーで18分超え。ベース・ソロで始まるロヴァーノのオリジナル「Drum Song」にはじまり、ジョン・コルトレーンの「Spritual」、そして、スタンダード「Over the Rainbow」。
ダグラスの力強いベース・ソロに始まり、クリーヴァーが創り出す緊張感の中、ハンガリーの民族楽器を使ったロヴァーノとラヴァの熱さ、グイディの端麗なソロと聴きどころ満載。混沌でモーダルな「Spritual」。清い水の流れのような美しいグイディのソロからの「Over the Rainbow」。ひたすら、ひたすら美しい。こういう流れは、彼のソロのライブの時にもあったので、巨匠たちも一目置いているのでしょう…静かにソロのまま終演。
 
リーダー2人のオリジナルを中心に、かなりの緊張感ある演奏。
若手メンバーの好演も後押しし、互いの美意識を共有、そして、スリリングな即興のを展開!
話題の若手の凄腕を聴くチャンスですね。
 
1.Interiors
2.Secrets
3.Fort Worth
4.Divine Timing
5.Drum Song / Spritual / Over the Rainbow
 
Enrico Rava (flgh) 
Joe Lovano (ts , tarogato)
Giovanni Guidi (p)
Dezron Douglas (b)
Gerald Cleaver (ds)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Interiors」
 
 
台風、、、どうやら、上陸確定。
どうか、皆さま、お気をつけて!
 
んじゃ、退散♪

2019年5月20日 (月)

叙情たっぷり 『Duonomics / Michele Di Toro  Yuri Goloubev 』

Duonomics
 
ロマンチックな演奏で人気のイタリアの若手ピアニスト、ミケーレ・ディ・トロ。
名盤請負人の誉れ高いベーシストのユーリ・ゴロウベフとのデュオ作品。
3月のおしまいくらいにリリースされているのですが、4月5月があっという間に過ぎちゃったので、今頃にブログアップです。汗
1曲ずつオリジナル、あとはスタンダード。曲名をみただけでも、震えが来ちゃいそうな予感ですね。
 
オープナーは、「Gentle Rain」。美しいピアノの調べからはじまる。しっとり、体を包んでくれるような優しさ。ベースのソロも素晴らしい。エヴァンスの「B Minor Waltz」、切なさと優しさが寄り添った叙情的な世界。軽快に「If I Should Lose You」。
手垢に汚れた「You Don’t Know What Love Is」も、2人にかかればきらりと光る演奏に。
ピアニストのオリジナル「Nocturnal」は、ソロ・ピアノで。静かで淡々と進み、そのまま「What Are You Doing The Rest Of Your Life」へ。繋がりもスムースでスランダードへのリスペクトも感じる。そして、ベースのアルコがエモーショナルでピッチが正確、さすがクラシック畑の人。2人の会話は深い。白眉!
ベーシストのオリジナルで「ShwinGer」。とても、可愛いメロディ。超絶高速ベース・ソロも軽々と。
裏に表に息のあった演奏が続く「For All We Know」、「Darn That Dream」。本当に楽しそうに、演奏する2人。
終演は、濃密にやり取りをしながらも、明るく軽やかな「Like A Lover」。
 
 
やっぱり、ユーリ・ゴロウベフ巧いなぁ。呆れるくらい巧いっす。
 
互いのインプロゼーションに刺激されながらどんどん会話が進んでいく感じ。
ミケーレのピアノがリリカルでロマンチックでなかったら、壮絶な雰囲気になっちゃったかもね。
深い信頼関係で、全編、叙情豊かな世界となっています!
 
 
1. Gentle Rain
2. B Minor Waltz
3. If I Should Lose You
4. You Don’t Know What Love Is
5. Nocturnal
6. What Are You Doing The Rest Of Your Life
7. ShwinGer
8. For All We Know
9. Darn That Dream
10. Like A Lover
 
Michele Di Toro (p) 
Yuri Goloubef (b)
 
今日のおまけは、ベーシストがあげていた「B Minor Waltz」
 
 
んじゃ、退散♪

 

2019年4月19日 (金)

イタリアの哀愁溢れる 『ITALIAN JAZZ NIGHT @ イタリア料理イッシモ(4/18)』

ITALIAN JAZZ NIGHT @ イタリア料理イッシモ(4/18)
Giuseppe Bassi (b)  Fabio Bottazzo (g)
 
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イタリアのベーシスト、ジュゼッペ・バッシさまと新潟在住のイタリア人ギタリスト、ファビオ・ボッタッツォさまのデュオ。
イタリア料理店が会場のイタリア尽くしのライブ!
ジュゼッペさまは、去年の12月に、新発田市のジャズ喫茶バードで栗林すみれさまとデュオのライブをしていて、新潟市から聴きにいったのです。
今回は、新潟市内の古町にある「イタリア料理店イッシモ」さんでのジャズ・ライブ。
コースのお料理と乾杯スプマンテもついてるおしゃれなプランです。
予約順に席が決まっているとのことで、着席したらお友達と一番前の席だった!
2人まで、1メートルね。
 
スプマンテで乾杯が終わると、演奏が始まりました。
オープナーの曲を演奏し始めると、景色がセピア色に。
そして、テーマが流れると、私たちのテーブルの人たちは「あぁ〜」って感じ。
そう、みんなが知ってるニノ・ロータの名曲「ゴッド・ファーザー」愛のテーマ。
ビタースィートで、小粋な演奏にドキドキ。
ジュゼッペさまは、温かみのある重さのある音だけど、スピードが上がっても1音1音がはっきりしてて、音程は正確だし、スピード感があって、しかも、歌心にあふれている。
ファビオさまも、いつも以上に真剣な表情、、ベースの音を1音も聴き逃すまいという心意気が伝わってくる。
2曲めは、ファビオ・オリジナルで「ドンドランド」。ゆらぎのある優しい曲、二人の優しさに包まれた演奏にうっとり。そして、時折入るベース・ソロの速さにびっくり。ギターの後ろでのベース・ラインの安定感にうっとり。
3曲めは終始アップテンポで、裏に表に素晴らしい展開。あの速さでベースのソロを弾いたら普通は、機械的になるんだけど、グルーヴ感はもちろん歌いたくなるような楽しさ。
4曲めは、ジュゼッペ・オリジナル「Cattiva's Lullaby」、天国の愛猫に捧げた曲だって。朴訥としたメロディに、ジュゼッペさまの人柄が表れますね。ギターの響きも優しい……。
1セット目の最後は、有名な「Volare」、情熱的だけどスリリングでクールな演奏!
 
休憩中に、お土産(ゴジラの手ぬぐい)を渡しましたよ!
ワクワクしながら、、皆さんと歓談して、2セット目に突入。
 
2セット目も、エンニオ・モリコーネの「ニューシネマパラダイス」より 愛のテーマに始まり、ファビオ・オリジナル「Remembering Nino Rota」、ジュゼッペ・オリジナル「In Loneliness of Godzilla」、そして、「ローマよ今夜はふざけない」など、など。。
 選曲も演奏もイタリアの哀愁あふれる素敵過ぎるデュオでした!
2人とも1音1音が温かで柔らかで感情豊か。
音楽、歌の国を祖国に持つ情熱的な気持ちが、空気を震わせて伝わってきました。
 
「今夜は最高!」って、3回は叫んだともう。笑
 
そして、もう一つの主役のお料理。とても、本格的なイタリア料理でびっくり。
二人の音楽にぴったりな、美味しくておしゃれなお料理、そして、美味しいワイン!
はっきりいって 東京だったら倍の値段だと思う……絶対に、また、行こうと思っています。
新潟に住んでいて幸せだな、って、感じた夜でした。
 
んじゃ、退散♪

2019年3月30日 (土)

クインテットでコントラストを強調 『Avec Le Temps / Giovanni Guidi』

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ECMからすでに3枚のアルバムをだしているイタリアの次世代ピアニスト、ジョヴァンニ・グイディ。1月にあったイタリア会館でのソロ・ライブは、素晴らしい集中力で、全曲繋げたステージは、優雅で柔らかな光に包まれており、ほのかに甘い香りを楽しめました…。
今回は、彼のレギュラー・トリオに、イタリア人のサックス、ギターの加わったクインティット。タイトル曲以外は、彼のオリジナル。
 
オープナー、タイトル曲「Avec le temps」はトリオ。フランスのシャンソンの名手レオ・フェレの虚無感に満ちた美しい旋律を流れる水のごとく弾き続けます。空間を大きく使うギターの入った「15th of August」。追いかけるように重なるようにゆったりしたサックスの登場。一気に密度の濃い空間に。サックスが空間を切り裂くフリーキーな雄叫びを続ける「Postludium and a Kiss」。よーいドンで即興「No Taxi」。
サックスの奏でる憂鬱な調べ、不穏な雰囲気「Caino」。ピアノトリオで創り出す暗く不穏な空間「Johnny the Liar」の美しさ。長閑なギターの音色が美しい「Ti stimo」、サックスも朴訥に加わりゆったりと。
終演は、ポーランドを代表するトランペッターで、去年の7月に鬼籍に入ったECMの大先輩のトマシュ・スタンコに捧げた「Tomasz」。美しく、甘く切ないピアノ・トリオの演奏で。
 
アルペジオを多用した不思議な美しさを持ったグイディのピアノ。
オリジナルも多彩。いつもの安定のメンバーに、イタリアの俊英サックス奏者、フランセスコ・ベアルザッティと、イタリアの重鎮ギタリスト、ロベルト・セチェートが加わってコントラストをつけています。
 
1. Avec le temps
2. 15th of August
3. Postludium and a Kiss
4. No Taxi
5. Caino
6. Johnny the Liar
7. Ti stimo
8. Tomasz
 
Giovanni Guidi (p)  
Francesco Bearzatti  (ts)  
Roberto Cecchetto (g)  
Thomas Morgan (b)  
João Lobo (ds)
 
今日のおまけは「Avec le temps」。
 

 
そちらは、桜が咲いていますか?
この週末は横浜です。満開の桜が観れるかしら。。
 
んじゃ、退散♪

2019年3月 2日 (土)

まさに、春到来 『Carpe Diem / Paolo Fresu Devil Quartet』

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パオロ・フレスのデヴィル・カルティット。
『Stanley Music!』『Desertico』、と、2枚投稿していますが、、
このユニットの1枚目のアルバムは、2006年リリースの「すべての道はローマに通ず。(戯言編)」にあるように、Jazzitaliano Live2006の02番です。
投稿に、なんども「私的オールスター」と書いていながら、、去年の春にリリースされたこのアルバムを見逃していました…。つうことで、一年遅れての投稿。
最後の「Un posto al sole」をのぞいて、メンバーのオリジナル。

オープナーはギターのベボ・フェラの「Home 」、暗くひんやりした空間にフレスの美しいトランペットの音色が響き渡る。繊細にドラム、ベース、ギターが寄り添う。タイトル曲「Carpe diem」も、ベボ・フェラのオリジナル。フリューゲルとトランペットの多重録音、後ろに流れるカッティング、ドラムさばきがイカしてる。
フレス曲「In minore」、同じくトランペットとフリューゲルの多重録音がおいかけっこになっており、ベースソロも哀愁をただよわせる。哀愁の権化のような「Enero」、作曲者ベボ・フェラのギターが泣ける。
抽象的で実験的な音が続き緊張感ある「Dum loquimur, fugerit invida aetas 」。「Lines」は、ベースのダラ・ポルタの曲。ウォーキングベースにのって軽快なフレス。ダラ・ポルタのバラッド「Secret love」は、思いっきりスィートに。ドラムのステファノ・バニョーリの「Ballata per Rimbaud」、トランペットとギターの2つのラインが美しい。ダラ・ポルタの「Ottobre」、ブラシ中心のドラミングが活躍する穏やかな曲。アップテンポで疾走感のある「Un tema per Roma」は、フレス曲、一転、静かで穏やかにギターソロからはじまる「Human requiem」もフレス曲、朗々と歌い上げます。4人名義の「Quam minimum credula postero 」は、短いけれど即興の緊張感に満ちている。ステファノ曲「Giulio Libano」は、ラテンの哀愁たっぷり。
終演は、「Un posto al sole」、イタリアのドラマの主題歌らしい。ポジティブな感じの良い曲。ゆったりと肩の力の抜けた感じの演奏が素敵。

デヴィルの名前は、エンジェルとの比較ででてきたのだと思うのだけれど、、エレクトリック・サウンドとアコースティック・サウンドの塩梅がよくかっこよかったのです。
今回は、完全にアコースティック路線になっており、ちょっと寂しい気もします。
でも、ここから聴く人にとっては、、哀愁と郷愁の溢れる素敵な音楽だと思いま〜す。
そして、録音はあのステファノ・アメリオ、素晴らしい音源となっています♪
なので、このメンバーで来日してくださいな。

1. Home
2. Carpe diem
3. In minore
4. Enero
5. Dum loquimur, fugerit invida aetas
6. Lines
7. Secret love
8. Ballata per Rimbaud
9. Ottobre
10. Un tema per Roma
11. Human requiem
12. Quam minimum credula postero
13. Giulio Libano
14. Un posto al sole

Paolo Fresu (tp, flh)
Bebo Ferra (g)
Paolino Dalla Porta b)
Stefano Bagnoli (ds)

今日のおまけは、ご本人があげていた「Ballata per Rimbaud」。

んじゃ、退散♪

2019年2月 3日 (日)

息遣いとともに、罪な1枚… 『Augustine / Alessandro Galati』

Augustine

イタリアの叙情派人気ピアニスト、アレッサンドロ・ガラティさま。
なんと、、今回は新作を2枚同時リリース、どちらも寺島 靖国氏とのコラボ作です。
1枚は、トリオのライブ盤で『Live From The Inside Out』
こちらは、ソロ・ピアノ盤、ソロ・ピアノのCD化は『G plays G』以来10年ぶり!
待ってました♪

着いて、びっくり、全17曲で70分超えの大作。
7曲はオリジナルで、坂本龍一、ヘンリー・マンシーニ、ジョン・テイラーの名曲に加え、彼が幼い頃に聴いたイタリアン・ソングも入っている。

オープナーのオリジナル曲「In Beijing」から心の襞が震える。スタンダード「If I Should Lose You」の繊細な美しさ。「Verde Luna」、古いイタリア曲が叙情的に蘇る。
オリジナルが3曲続きます。哀愁の旋律「L'incontro」、ミステリアスな「Balle Molle」。
お馴染みの「Seals」は、陽が差す。
マンシーニの名曲「Theme From Sunflower」、遠い想い出が蘇るような切なさ。
オリジナル「YAT」の静寂さ、そして、これが聴きたくて買った、、坂本龍一の「Merry Christmas Mr. Lawrence」。それはそれは、シンプルに繊細にメロディを奏でる。微妙な音の強弱で、、涙が滲みそうになる。
今回、3曲入っているイタリアの歌手、作曲者のルイジ・テンコの「Averti Tra Le Braccia」、優しく、柔らかに。オリジナル「Raw Food」の不安感は何?
ルイジ・コンテの「In Qualche Parte Del Mondo」、爽やかに柔らかに。モーリス・ラヴェルの「Piano Concerto in G Major」は、たんたんと丁寧に。
伝説の天才ルカ・フローリスの「How Far Can You Fly」は、とても思索的。続く、オリジナル「Into The Wind 」の仄暗さ。とても内省的で静寂な「Mi Sono Innamorato Di Te」は、ルイジ・コンテの曲。
終演は、ジョン・テイラーの「Ambleside 」、躍動感と音の煌めきとともに、余韻とともに。

シンプルに愛おしくメロディを奏でる。繊細なピアノの余韻から、音と音の間(はざま)に感情の機微を感じ、私だけの為に演奏をしているような錯覚…。彼の息遣いも感じる中、彼の内なる世界を一緒に旅する。あぁ、、やっぱり、美学に満ちていましたねぇ。

まぁ。ファン的には聴くしかないでしょ?
ソロ演奏を味わい尽くしたら、同時発売のライブ盤や名匠ステファノ・アメーリオ録音盤の聴き比べも面白いだろうなぁ、と、思ってしまう、、罪な1枚。

1. In Beijing
2. If I Should Lose You
3. Verde Luna
4. L'incontro
5. Balle Molle
6. Seals
7. Theme From Sunflower
8. YAT
9. Merry Christmas Mr. Lawrence
10. Averti Tra Le Braccia
11. Raw Food
12. In Qualche Parte Del Mondo
13. Piano Concerto in G Major
14. How Far Can You Fly
15. Into The Wind
16. Mi Sono Innamorato Di Te
17. Ambleside

Alessandro Galati (p)

今日のおまけは、ちょうどいいのが見つからなかったので、、
ご本人があげていたソロ演奏で「My Favorite Things」。

んじゃ、退散♪

2019年1月30日 (水)

仄かに甘い香り 「Giovanni Guidi @ イタリア文化会館 (1/29)」

Giovanni Guidi @ イタリア文化会館 (1/29)

Giovanni_guidi

Giovanni Guidi (p)

東京のイタリア文化会館であった、ECMの新世代ピアニスト、ジョヴァンニ・グイディのソロ・ライブに行って来ました。
ここでは、リーダー作は、1枚『This Is the Day』という、トリオ盤を投稿したことがある。
でも、一番最初に聞いたのは、エンリコ・ラヴァのイタリア盤でした。

このライブ、無料で、イタリア会館内の素晴らしいホールでのライブです。
偶然?友人たちと3人で行けることになり、不覚にも前飲み。笑
着いた時には、後方の席しかなかったのですが、鍵盤の沿線上の席に落ち着きました。

なんと、なんと、約1時間をメドレーで弾き続けた!

オープナーは、オリジナル曲で「Trilly」じゃないかなぁ。すみません、かなり曖昧。
弾き始めてすぐに、ホール全体が、彼の柔らかなタッチの優しい音に満たされる。
イタリア人ならではの、叙情的な美旋律が心を捉える。
クラシカルで静謐な面持ちを持ちながら、即興では力強く、自身の奥深く思索の森を彷徨う創造力豊かな世界も広げて行く感動的な演奏。
シームレスに選ばれた曲は、あらかじめあった予定リストにあったもの、なかったもの。
「Over the Rainbow」だって、ジョヴァンニの世界にかかる虹、「Quizas quizas quizas」は、ラテンの情熱を抑え控えめに囁く感じ、そして、ラストのブライアン・イーノの「By This River」は、心の襞に沁み入り、そぉっと幕を閉じた。

アンコールにそっと弾き始めたのは「Moon River」。奇を衒わずに、リリカルにメロディを一心に鳴らし清々しい風が吹く。
もう一度、アンコールに応えてくれた。2曲目もスタンダード、「 I'm Trough With Love」だったかな。それはそれは、優雅な時間。
ダブル アンコールに応えてくれた誠実さは、その優しい音に表れているとおもいます。

素晴らしい集中力で、全曲繋げたステージは、優雅で柔らかな光に包まれていた感じでした。
ほのかに甘い香りを楽しめました…。
そして、サインをいただき、写真もとってもらったんですが、、
彼の使っている香水もとても素敵な香りだった。さすが、イタリアの男性だな。

と、短い時間でしたが、満喫し、、なんと、何年ぶりかで、サックスの聖地「D2」に行って、美味しいイタリアワインを飲んだ、イタリア・デイでした♪
閣下、ひろちゃん、ご一緒してくださって、本当にありがとうございました。m(_ _)m

んじゃ、退散♪

2018年11月29日 (木)

叙情歌のような… 『Summer's Gone / Giovanni Mirabassi Trio』

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イタリア出身でフランス在住のピアニスト、ジョヴァンニ・ミラバッシが、レギュラー・トリオで新作を出しました。トリオ作の前作は、ジブリが大好きな彼の願いが叶った『Animessi』は、ジャズファンからは賛否両論でした。続けてでた『No Way Out』は、このアルバムと同じトリオにヴィブラフォン奏者を迎えたもの。
さてはて、このアルバムは?? まず、ピアソラ曲「Ausencias」以外は、オリジナル。そして、4曲は、ピアノ・ソロです。トリオとピアノ・ソロが一緒に楽しめちゃうわけですね!

オープナーは、艶やかなピアノにうっとりする「Requiem For N. F.」。ドラムとベースが入ってくるとドラマチックに展開。「筆が立つ」って、言葉がありますが、なんだろうなぁ、ピアノの巧さがそういう感じ、流麗で艶やか。ベースとユニゾンで始まる「A Dirty Job」、ベースのソロも素敵だけど、ミラバッシのピアノは躍動感に溢れてる。透明感ある音で疾走する「Le Voyage De Yui 」。ロマンチシズムいっぱい、優しいメロディ「Quasi Quasi」。
ピアソラ曲「Ausencias」は、ピアノ・ソロで。次から次に押し寄せる流麗なピアノのフレーズにドキドキ!8分超えで、アルバムのハイライトでもあると思う。
息のあった3人の楽しい演奏「La Mélodie Du Désastre」。ピアノ・ソロで耽美的な即興「Impro 1 」。タイトル曲「Summer’s Gone」、メロディアスで叙情豊かにピアノを鳴らす。
ビターテイストで緊張感のある「My Corean Heart 」。ドラムとベースの采配が素晴らしい。
ピアノ・ソロで饒舌に語る「Impro 2 」。日本語のタイトル「Nana Nana Nana (777) 」は、スリル感たっぷりに。
終演は、ピアノ・ソロで「Valentina」、美しく切なくイタリア叙情が詰まっている。

美しいメロディと流麗なピアニズム。イタリア叙情が詰まってます。
詩情豊かで まるで叙情歌のよう。

1. Requiem For N. F.
2. A Dirty Job
3. Le Voyage De Yui
4. Quasi Quasi
5. Ausencias
6. La Mélodie Du Désastre
7. Impro 1
8. Summer’s Gone
9. My Corean Heart
10. Impro 2
11. Nana Nana Nana (777)
12. Valentina

Giovanni Mirabassi (p)
Gianluca Renzi (b) except #5,#7,#10,#12
Lukmil Perez (ds) except #5,#7,#10,#12

ちょうどいい音源がみつけられませんでした。。

んじゃ、退散♪

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