2023年9月
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音楽で拡がる輪

JAZZ(Born In The U.S.A. )

2023年9月23日 (土)

ガブリエル・カヴァッサ巧いっ! 『Where Are We / Joshua Redman』

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世界のトップ・プレイヤーに上り詰め、常に動向が話題となるアメリカのサックス奏者のジョシュア・レッドマン。
名門ブルーノート移籍第1作目は、サラ・ヴォーン国際ジャズ・ヴォーカル・コンクールで2019年に優勝した若き天才ガブリエル・カヴァッサをフィーチャーした自身初めてのヴォーカル・プロジェクト!
なんと、13曲中(日本版は14曲)9曲に参加している。


そして、ピアノにアーロン・パークス、ベースにジョー・サンダース、ドラムはブライアン・ブレイド、これだけでもジャズ・ファン垂涎の盤。
ここに、ゲストとしてニコラス・ペイトン、カート・ローゼンウィンケル、ピーター・バーンスタイン、ジョエル・ロスと、どこまでも豪華な布陣。


サックスのカデンツァで始まるオープナーは、「After Minneapolis (face toward mo[u]rning)。
ミネアポリスで起きたジョージ・フロイド殺害事件をテーマにした曲、カヴァッサの静かな語りかけと、熱くテンションの高いサックスのやりとり。
カート・ローゼンウィンケルの舞い上がるギターから始まる「Streets of Philadelphia」、少し気だるいヴォーカルとギターとサックスで織りなすフィラデフィア讃歌。
「Chicago Blues」、スファイン・スティヴンスの「Chicago」に、ジミー・ラッシングが歌ったブルース「Goin' To Chicago」の歌詞を埋め込んだアレンジ。気だるいムードとサックスがハマる。
カルテット演奏の「Baltimore」。
「By The Time I get to Phoenix」、美しピアノに導かれヴォーカルが入り、心に語りかける。
「Do You Know What It Means to Miss New Orleans?」、過去の名演ビリー・ホリデイとルイ・アームストロングにあわせるように、ニコラス・ペイトンが参加、めちゃクール。
ピータ・バーンスタイン参加「Manhattan」、インスト・クインテット。
「My Heart in San Francisco (Holiday)」、あの「想い出のサンフランシスコ」とセロニアス・モンクの「San Francisco Holiday」を合体?させたハイブリッドな演奏。
「That’s New England」、この曲もチャールズ・アイブスの組曲「ニュー・イングランドの三つの場所」とジョシュアの「That’s New England」が組み合わさった秀作。ヴォーカルとサックスのやりとりが美しい。。
ジョシュアがカデンツァでイントロを吹き、シームレスにサックスとヴォーカルのデュオ「Stars Fell on Alabama」、そして、インストのカルテットで「Alabama」、荘厳な雰囲気、祈りにも似た深淵な演奏。
終演は、「Where Are You?」、軽やかに爽やかに。


ボーナス・トラックは、明るい陽射しを感じる「Bright Mississippi」。


現代ジャズの雄が集結したジョシュアらしいコンセプト・アルバム。
この凄いメンバーの演奏を、もう少し取り上げて欲しかったかなぁ。。
ジョシュアのサックスの巧さももちろんだけれど、、
難解な曲や曲調もものともしないガブリエル・カヴァッサの変幻自在さは凄い!
ちょっと、気だるそうで少しハスキーな声も好き♪
 

1. After Minneapolis (face toward mo[u]rning)
2. Streets of Philadelphia
3. Chicago Blues
4. Baltimore
5. By The Time I get to Phoenix
6. Do You Know What It Means to Miss New Orleans?
7. Manhattan
8. My Heart in San Francisco (Holiday)
9. That’s New England
10. Alabama (Intro)
11. Stars Fell on Alabama
12. Alabama
13. Where Are You?
 

日本版ボーナス・トラック
14. Bright Mississippi
 

Joshua Redman (sax)
Gabrielle Cavassa (vo)
Aaron Parks (p)
Joe Sanders (b)
Brian Blade (ds)
 

Guests
Nicholas Payton (tp)
Kurt Rosenwinkel (g)
Peter Bernstein (g)
Joel Ross (vib)
 

今日のおまけは、ジョシュアのトピックスにあった「Where Are You?」。
 

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んじゃ、退散♪

 

2023年9月10日 (日)

今年のベストに入っちゃう! 『Kings Highway /  Brian Blade Fellowship Band 』

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ブライアン・ブレイドのフェローシップ・バンドの新譜です!
スタジオ盤では、2017年『Body And Shadow』以来…ただし、録音は2018年。
2022年に設立されたブレイドのレーベルStoner Hillから。
ブレイドのオリジナルが4曲、ジョン・カワードのオリジナルが2曲と讃美歌。

オープナー「Until We Meet Again」は、ブレイドの曲。物語を感じる厚いハーモニー、フェローシップ劇場のはじまり♪

カワード曲「Catalysts」、しなやかでいて切れ味抜群のブレイドのドラム、カート・ローゼンウィンケルのテクニカルで高速、浮遊感のあるギターに聴き惚れる。
カワード曲「People’s Park」、サックスとギターのバランスもよく美しい流れ。
ここから3曲ブレイドの曲が続く、まずは13分の大作「Kings Highway」、フェローシップのバンドらしく、全員で一丸となっていてドラマチック、それぞれのソロもハイレベル。
大作の谷間の「Look to The Hills」も、高揚感が素晴らしい。
ギターも雄叫びをあげる「Migration」は、15分超え…何度も違った高揚感をもたらす!

終演は、讃美歌「God Be with You」、厳かさと尊さを感じる…

全編で一体感の半端なさ、でも各人に十分なスペースもあり、全体のバランスのよい演奏。
ローゼンウィンケルが、我々が望んでいる彼らしいギター演奏を披露していました!
そして、我らがブレイドのドラミングの素晴らしさは言うことありません!!

決して軽い音楽ではないのですけど、リピートして何度も聴きたくなります!


1. Until We Meet Again
2. Catalysts
3. People’s Park
4. Kings Highway
5. Look to The Hills
6. Migration
7. God Be with You


Brian Blade (ds)
Melvin Butler (ts, ss)
Jon Cowherd (p, org)
Kurt Rosenwinkel (g)
Christopher Thomas (b, c.t. synth)
Myron Walden (as, b-cl)


今日のおまけは、ブレイドのトピックにあった「Kings Highway」。


 
 
んじゃ、退散♪

2023年9月 3日 (日)

10月にでるジョン・スコフィールド翁の新作は2枚組♪


去年、初のソロアルバム『John Scofield』</aをリリースしたジョンスコ翁。
今回は、ギター・トリオで10月に2枚組をリリースです!

★  Uncle John's Band / John Scofield  ★
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メンバーは、ベースにヴィセンテ・アーチャー、ドラムにビル・スチュワート、とうい強者。
『Combo 66』からピアニストのジェラルド・クレイトンが抜けたトリオ。
 
ポップスの名曲からミュージカル曲、ミュージシャン曲、そして、スタンダードも。
もちろん、さまざまなテイストの彼のオリジナルも7曲入っている。
 
そして、そこを貫くのはインプロビゼーション!
2組って、最近集中力なくて、、ちょっとハードルが高いのだけれど…
予約しちゃいました。汗


Disc 1
1. Mr. Tambourine Man
2 .How Deep
3. TV Band
4. Back in Time
5. Budo
6. Nothing Is Forever
7. Old Man

Disc 2
1. The Girlfriend Chord
2. Stairway to the Stars
3. Mo Green
4. Mask
5. Somewhere
6. Ray's Idea
7. Uncle John's Band

John Scofield (g)
Vicente Archer (b)
Bill Stewart (ds)
 
んじゃ、退散♪

2023年8月27日 (日)

凄腕の3人でジャズの醍醐味を! 『Live in Italy / John Patitucci Trio』

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チック・コリア、ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック…等、巨匠から起用されつづけ、自身のプロジェクトでも多様に積極的に活動するパティトゥッチ。
新作は、クリス・ポッター、ブライアン・ブレイドという最高のサックス・トリオで、行った2022年のヨーロッパ公演の中のイタリア公演を収録。
すでに、配信でリリースされていたアルバムにボーナス・トラックをつけてCD化したもの。


え〜ぃ!やっとでたぁ〜♪


コードレスのサックス・トリオとのことで、全編で3人の巧みな技が披露されている。


オープナーの「Visa」から、超絶なベース・ソロで始まり、明るカラッとしたテナーが踊り、ドラムが炸裂、気合のはいった掛け声もかかる。
「Out West」、超絶な2人の間を絶妙に泳ぎ回るクリポタの伸び伸び感。
シームレスに始まる「Three Pieces of Glass」、ソプラノで哀愁ある色彩。
「Mali」、エレクトリック・ベースとテナーの絡みが繰り返され、ここでもドラム炸裂し白熱の展開。
エレクトリック・ベースとソプラノの響きが溶け合った「Echoes of Scarlatti: In Memory of Chick Corea」は、師匠チック・コリアに捧げた曲。
終演は、「Without a Song」、大らかで明るくスカッとしたテナー、冴えわたるベース、色彩感も素晴らしく切れ味の素晴らしいドラム、、最高だ!!

ボーナストラックは、レノン&マッカートニーの「And I Love Her」、エレクトリック・ベースの美しい響き、ストレートな歌心で心を揺さぶるテナー、胸をうつ。


凄腕の3人のコードレスのトリオで、空間を巧みに支配し、ストレートにジャズの醍醐味を感じる!

1. Visa
2. Out West
3. Three Pieces of Glass
4. Mali
5. Echoes of Scarlatti: In Memory of Chick Corea
6. Without a Song
 ボーナストラック
7. And I Love Her
 

John Patitucci ( ac-b #1, 2, 3, 6, el-b #4, 5, 7)
Chris Potter ( ts #1, 2, 4, 6, 7, ss #3, 5)
Brian Blade ( ds, perc #5)
 

今日のおまけは、パティトゥッチがあげていた「Without a Song」。
 


 
 
んじゃ、退散♪

2023年8月13日 (日)

聴き応えたっぷり 『You're Alike, You Two (私とピアノとジェローム・カーン) / Caity Gyorgy  Mark Limacher』

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カナダのグラミー賞で、2年連続ベスト・ヴォーカル賞を受賞という快進撃を続けるケイティ・ジョージ。
歌手・作曲・アレンジャーでプロデュースまでこなす。
飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女の新作は、ピアノとのデュオ盤。

同じカナダで、オーケストラのアレンジャーとして幅広く活躍する若手ピアニスト、マーク・リマカーと組み、2人の好きな作曲家ジェローム・カーンの曲を演奏。
2人がそれぞれ好きなジェローム・カーンの曲を選曲し、終演曲に彼女のオリジナルを1曲で全10曲。
 

オープナーからご機嫌なスキャットが踊る「Nobody Else But Me」。
スウィンギーなピアノとゆったりとしたテンポで感情を込めて歌い上げる「A Fine Romance」。
「Yesterdays」、端正なピアノ・ソロも聴き物。
「 I'll Be Hard to Handle」、力強いスキャットも入ってジャジーでグルーヴィ。
軽やかに少しセピアな感覚で「You Couldn't Be Cuter」。
「Bill」、丁寧に丁寧に歌詞を大切に。。「I'm Old Fashioned」、明るく軽快に。
「April Fooled Me」、しっとりと感情が溢れんばかりに。
一転、テンポよくスキャットで掛け合う「Pick Yourself Up」。
 

終演は、彼女の思いを綴ったオリジナル曲「The Bartender」。
女性ミュージシャンには、いろいろとありますよね。

 

端正でスウィンギーなピアノとのデュオで、彼女のヴォーカルの魅力が全開。
もともと、SNSにあげていた「ジャズの巨人たちの名演のアドリブパートをスキャット」が注目されるきっかけになった彼女。
デュオという縛りの少ない空間でテンダーでリリカルな歌唱と、スキャットやシャウティングでピアノと掛け合うグルーヴィーさをバランスよくミックス。
ジャズ・ヴォーカリストの真価を遺憾なく発揮した聴き応えたっぷりの本格デュオ・アルバム。
 


1. Nobody Else But Me
2. A Fine Romance
3. Yesterdays
4.  I'll Be Hard to Handle
5. You Couldn't Be Cuter
6. Bill
7. I'm Old Fashioned
8. April Fooled Me
9. Pick Yourself Up
10. The Bartender
 

Caity Gyorgy  (vo)
Mark Limacher  (p)
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「April Fooled Me」。
 
 
 
んじゃ、退散♪

2023年7月26日 (水)

ジョシュアのブルーノート移籍第一弾もすごいメンバー!

ジョシュア・レッドマン、名門ブルーノートへ移籍、第1作目のアルバム9月にリリースされま〜す。
初のヴォーカル・プロジェクトで、ヴォーカルは若き天才ガブリエル・カヴァッサ。
「アメリカに対する賛美と批評」というコンセプトで、アメリカ国内の特定の場所について歌ったオリジナルやスタンダードなど13曲。
★ Where Are We / Joshua Redman ★
 

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ガブリエル・カヴァッサは、第9回サラ・ヴォーン国際ジャズ・ヴォーカル・コンクールで優勝したんだそうな。
そして、メンバーが、、これまた、凄すぎる。
ピアノにアーロン・パークス、ベースにジョー・サンダース、ドラムはブライアン・ブレイド!!(ds)
ここに、ゲストとしてニコラス・ペイトン、カート・ローゼンウィンケル、ピーター・バーンスタイン、ジョエル・ロスって、、、めちゃ、豪華。


ちょっと前の奇跡のカルテットの第2弾では、、私的もやもやもあったので、、
ここは、バシっ、ピシっ、、と、決めてくれることを期待してます!!



1. After Minneapolis (face toward mo[u]rning)
2. Streets Of Philadelphia
3. Chicago Blues
4. Baltimore
5. By The Time I get To Phoenix
6. Do You Know What It Means To Miss New Orleans?
7. Manhattan
8. My Heart In San Francisco (Holiday)
9. That’s New England
10. Alabama (Intro)
11. Stars Fell On Alabama
12. Alabama
13. Where Are You?


Joshua Redman (sax)
Gabrielle Cavassa (vo)
Aaron Parks (p)
Joe Sanders (b)
Brian Blade (ds)


Guests
Nicholas Payton (tp)
Kurt Rosenwinkel (g)
Peter Bernstein (g)
Joel Ross (vib)
んじゃ、退散♪

2023年7月19日 (水)

全編激烈! 『Evenings at the Village Gate: John Coltrane with Eric Dolphy』

 
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1967年7月17日に亡くなって、既に半世紀以上たつジョン・コルトレーン 。
未発表のライブ盤がでるって、、どういうことなのだろうか?と 思っていたのでしたが、、


当時のヴィレッジ・ゲートには、若きエンジニアのリッチ・オルダーソンが設置した最先端のサウンドシステムがあったそうです。
で、コルトレーンの演奏中に、オルダーソンは、ステージの上に吊るされた1本のRCAリボンマイクと、オープンリールのテープレコーダーにつながれたラインを使って、バンドの演奏を録音し、システムをテストすることにしたのだそうです。
あくまで、システムのテスト用で、無許可のものだったので、公表されることなく時がたちました…


音源は、その後、ニューヨーク公共図書館の一つ、パフォーミングアーツ図書館に収蔵され、最近になって再発見され、リリースとなったようです。
と、いうわけで、、さまざまあるわけですが、、先行でネットに上がっていた「Impressions」を聴いて、ジャズ魂に火がつかない人もいないでしょう。。


オープナーは、ドルフィーのフルートが踊る「My Favorite Things」、エキサイティングで華やかで歌心もあるけれどキレキレ。ソプラノで登場するコルトレーンが、これまたキレまくり吹きまくり。エルビンの怒涛の煽りにのって2人とも白熱の16分弱。わぁ、買ってよかったぁ。
「When Lights Are Low」、ドルフィーのバスクラリネットが堪能できる、まずはソウルフルにメロディを聴かせ、そこからアヴァンギャルドな展開。ドルフィーに演奏時間は花を持たせた形でも、コルトレーンも負けじの応戦。と、タイナーのソロが後半にあって、ピアノ居たんだね、、って。笑
興奮が抑えられないまま、、あの「Impressions」に!気も狂わんばかりのコルトレーンの鮮烈ぶり…続くドルフィーも独自の道を切り開き探求心はどんどんと激しくなっていく。
「Greensleeves」、冒頭から原曲を切り捨てるようなコルトレーンの激白ぶり。2人の白熱のインプロ合戦がこれまた凄い。。狂ってるよねぇ。。
終演は、22分超えの「Africa」。冒頭から怒涛の絡みを聴かせる2人。激烈な演奏は死闘の様相。ピアノ、ベース、ドラムとソロも盛りだくさん。ベースは、当時、2人体制をとっていたそうですよ。

 


まさに、全編激烈!!

常に留まることを良しとしなかったコルトレーンの大きな変革の一歩。

 


1. My Favorite Things
2. When Lights Are Low
3. Impressions
4. Greensleeves
5. Africa



John Coltrane (ss,ts)
Eric Dolphy (b-cl,as,fl)
McCoy Tyner (p)
Reggie Workman (b)
Art Davis (b)
Elvin Jones (ds)


今日のおまけは、コルトレーンのトピックにあった「Impressions」。

 


 


んじゃ、退散♪

2023年7月15日 (土)

カート・ローゼンウィンケルの最新作はカルテット作のライブ盤 『UNDERCOVER - LIVE IN THE VILLAGE VANGUARD / Kurt Rosenwinkel』

  Undercover
 

あのカート・ローゼンウィンケルが、ヴィレッジ・ヴァンガードのライブ盤をリリースした!

しかも、メンバーが おそろしく凄い!

鍵盤奏者にアーロン・パークス、ベーシストにエリック・レヴェス、ドラマーはグレッグ・ハッチンソン!!

もう、メンバーだけで期待に胸が膨らんでしまいますよね。

 

オープナーは、ワクワク感と印象的なフレーズが繰り返しでてくる「CYCLE FIVE 」、相変わらずの存在感、パークスのシンセがスピード感と浮遊感をマシマシに。

ハッチンソンのスティック捌きに聴き惚れる「 THE PAST INTACT」、ギターが飛翔して歌いまくる至福の時間。

「SOLÉ」、穏やかで美しい。まるで幸せな時間を絵に描いたようにギターが微笑む。南国の浜辺にでもいるようなゆったりと優しいひととき…。

お気に入りで再演率の高い「OUR SECRET WORLD」、ビターなトーンで陰影深く弾きまくるギター、エレピで色彩を豊かにするパークス、4人の息はぴったり!

ふんわりとしたイメージの「MUSIC」、ベースのソロから始まって、ベースが印象的。

終演は、12分超えの「UNDERCOVER」、このメンバーが、、まぢで一丸となったら手をつけられませんよね!! 

スリリングに駆け抜ける、、わぉ〜♪

 

鮮烈、白熱のライブ、カート・ローゼンウィンケル、万歳〜

 
 

1. CYCLE FIVE
2. THE PAST INTACT 
3. SOLÉ 
4. OUR SECRET WORLD 
5. MUSIC 
6. UNDERCOVER 

 
 
Kurt Rosenwinkel (g)
Aaron Parks (p exc #4, 6 el-p #4, 6 synth #1, 6)
Eric Revis (b)
Greg Hutchinson (ds)
 
今日のおまけは、、レーベルがあげていた「SOLÉ 」。
 
 

んじゃ、退散♪

2023年7月12日 (水)

もうすぐ、ジョン・コルトレーン ・クインテットの未発表盤がリリースされる!!

7月18日は、ジョン・コルトレーン の命日ですよね。

そこに、合わせるように?1961年の8月にヴィレッジ・ゲイトで演奏されたジョン・コルトレーン ・クインテットの未発表演奏が出るとのこと。

どう?予約しちゃいますよね?? 笑

 

90分のライブ音源は、ニューヨーク公共図書館で発見されたんだそうです。

まだまだ、こういう音源がでてくるのでしょうね…

 

★  Evenings At The Village Gate: John Coltrane with Eric Dolphy  

 

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1. My Favorite Things

2. When Lights Are Low

3. Impressions

4. Greensleeves

5. Africa

 

John Coltrane(ss,ts)  

Eric Dolphy(b-cl,as,fl)

McCoy Tyner(p)

Reggie Workman(b)

Art Davis(b)

Elvin Jones(ds)

 

リリースの時に、ちょっと家を空けるので、聴くのが遅れそう…

 

 

んじゃ、退散♪

2023年7月 9日 (日)

10月に「SFJAZZ COLLECTIVE」が来日する!!

Sfjazzcollective

(写真は、ブルーノート東京さんのHPからおかりしました。m(_ _)m)

 

SFJAZZ COLLECTIVE @ Blue Note Tokyo

10月16日(月)17日(火)

んわ〜、、なんというメンバーでの来日でしょう。。汗

現代ジャズ界で活躍する最高峰ミュージシャンで構成されたオールスター・アンサンブル、SFジャズ・コレクティヴがブルーノート東京にやってくるのですよ!

ななんと、、2021年にクリス・ポッターが音楽ディレクターに就任しますので、
当然、ご本人もいらっしゃいます♪
ブルーノート東京のHPのメンバーみるだけで、、ふるえますね。笑

Chris Potter (music director, sax)
David Sánchez (sax)
Mike Rodriguez (tp)
Warren Wolf (vib)
Edward Simon (p)
Matt Brewer (b)
Kendrick Scott( ds)


★ 絶対に行きた〜いぞぉ! ★

と、心より叫んでおります。笑
んじゃ、退散♪

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