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音楽で拡がる輪

JAZZ(Born In The U.S.A. )

2020年3月21日 (土)

Kandace Springs がカヴァー・アルバム!クリス・ポッターも参加♪

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早くからプリンスやダリル・ホールに、その歌声を絶賛されたナッシュビル出身のキャンディス・スプリングス。
彼女がもうすぐリリースする『The Women Who Raised Me / Kandace Springs』は、彼女が「今の自分をつくりあげた」と語る、女性ヴォーカル曲のカヴァー・アルバム!
曲によって、現代ジャズを牽引するアーティストがが参加する豪華版。

クリスチャン・マクブライド、ノラ・ジョーンズ、デヴィッド・サンボーン、アヴィシャイ・コーエン、クリス・ポッター、エレーナ・ピンダーヒューズをフィーチャリング。
やっぱり、私的お楽しみは、クリポタさまが参加する、ルイス・ボンファの「Gentle Rain」、デューク・エリントンの「Solitude」。
マイ・ダーリン、クリス・ポッターと彼女とのコラボが楽しみすぎる!

1.Devil May Care/ Kandace Springs Featuring Christian McBride
2.Angel Eyes /Kandace Springs Featuring Norah Jones
3.I Put A Spell On You / Kandace Springs Featuring David Sanborn
4.Pearls / Kandace Springs Featuring Avishai Cohen(tp)
5.Ex-Factor /Kandace Springs Featuring Elena Pinderhughes
6.I Can't Make You Love Me / Kandace Springs Featuring Avishai Cohen
7.Gentle Rain / Kandace Springs Featuring Chris Potter
8.Solitude / Kandace Springs Featuring Chris Potter
9.The Nearness Of You
10.What Are You Doing The Rest Of Your Life
11.Killing Me Softly With His Song / Kandace Springs Featuring Elena Pinderhughes
12.Strange Fruit

日本では、まだ、トランペットのアヴィシャイ・コーエンとの「Pearls」1曲しか公開されてなくいのですが、素晴らしいの一言。

んじゃ、退散♪

2020年3月 8日 (日)

どうぞ、安らかに… 『Echoes of a Friend / McCoy Tyner』

『Echoes of a Friend / McCoy Tyner』

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1938年生まれ、ジャズ・ピアノのレジェンド、マッコイ・タイナーが、2020年3月6日に鬼籍に入ってしまった。享年81歳。
私の中では、ジョン・コルトレーンの「黄金のカルテット」のピアニスト、としての存在がとても大きい。
大好きな『Crescent』だって、ピアノレスの「The Drum Thing」を除いて、マッコイのピアノでなくては絶対成り立たない。

ありがたき、心広き女神さまのような存在。

でも、今日は、マッコイの追悼なので彼のリーダー作を一枚。
1972年に日本のビクター・スタジオで収録したピアノ・ソロ。
タイトルのフレンドは、録音当時、すでに亡きジョン・コルトレーン、コルトレーンに捧げた1枚。
A面は、コルトレーンのオリジナルと「My Favourite Things」 B面は、マッコイのオリジナル。

 

A面では、彼の独特な奏法とコルトレーンの精神性を重視する演奏が融合し、冒頭から荘厳なでスケールの大きな演奏に圧倒される。
B面では、それを踏襲しながらも、曲調にはどこかに日本を感じさせる部分がある。
日本で、このアルバムを録音できた喜びなのだろうか、ちょっと、嬉しい。

まさに、コルトレーンへの愛を素晴らしいかたちで表現している。
本当に、長い間、ありがとうございました。
どうか、安らかにお眠りください。

 

A
1.Naima
2.Promise
3.My Favourite Things

B
1.The Discovery
2.Folks

 

McCoy Tyner (p)

 

 

んじゃ、退散♪

2020年2月29日 (土)

心奪われる、大スペクタル作! 『From This Place /  Pat Metheny』

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デビューより、50年近い時を経て尚、挑戦と進化を続けている米国のギタリスト&コンポーザー、パット・メセニー。
待望の新譜は、『Kin (←→)』以来、約6年ぶりのスタジオ録音盤。
完璧主義にメセニーの新譜、、その制作過程からして、素人的には気が遠くなる。

 

 

まず、長い年月を一緒にサウンドを創造してきたスーパー・ドラマー、アントニオ・サンチェスをはじめ、ベーシストのリンダ・オー、キーボード奏者のグウィリム・シムコックといった非凡で多才な朋友とのレギューラー・バンドでの演奏を新曲で録音したのが2016年暮れ。
そこに至るまでには、その半年前くらいから始めたこの新しいバンドでのコミュニュケーションをライブを通じて鉄壁なものにしてきた。
そして、この演奏を核とし、名アレンジャー、アラン・ブロードベントとギル・ゴールドスタインを招聘し、ジョエル・マクニーリー率いるハリウッド・スタジオ交響楽団とコラボしオーケストレーションを重ねたのが2017年暮れ。しかし、ギル・ゴールドスタインって、名前がでるだけでワクワクしますよね。
その上、さらに、曲にぴったりとはまる3人のゲストを迎えさらにエモーショナルに仕上げていき、2019年にアルバムのオープナーである「America Undefined」の公開とともにリリースをアナウンス!
フォローしているpatweek.comさんの記事で首を長くして楽しみにしていました!

 

 

でも、リリース日にはCDが届かず、全曲公開となったサブスクでなんども繰り返して聴いていた。
3連休のおしまいに、CDが届いてびっくり。なんと、総時間76分超え!
余りにも、演奏、楽曲、曲から曲への流れがよく、一時間を大幅に超えてる作品とはまったく気がついてなかったのですよ。笑

 

 

オープナーは、一番最初に公開になった「America Undefined」。
ストーリーを強く感じるドラマチックな13分超え。
シムコックのピアノの切れ味の良さが素晴らしい。鋭く畳み掛けるようなフレーズ!
メセニーのギターはもちろん、リンダ・オーのベース、サンチェスのドラムとバンド・サウンドが登り詰め、オーケストレーションが重なって壮大なスケール感に。終演部分での様々な音の効果音が緊張感と不安を掘りおこす。
「Wide and Far」、サンチェスのサウンドを膨らませるドラムがご機嫌。これでもかとメセニーのギターを堪能できる1曲。今回は、凝ったサウンド作りが話題になっているけど、やっぱり、彼のギターの弾きまくりを聴くことは超幸せ。
疾走感があって、メロディアスで、最高!!
興奮した気持ちを鎮めてくれるように、静かで優しい「You Are」。
サティのような時の流れの中で、美しギターとベースが印象的、、それぞれが次第に溶け合って、迎える興奮マックス、そして、鎮静。
ベースの太く力強い演奏から始まって、ギター・シンセとオケにうっとりする「Same River」。縦横無尽に音の世界を飛翔するメセニーにPMGの面影をみる人は多いですよね。
複雑で難解な演奏を難なくこなすメンバー、彼らにかかれば軽快な明るい音楽「Pathmaker」、気がつけばサンチェスの大活躍。
美しいピアノとオケから始まる「The Past in Us」。ギターと一緒に鳴り響いたのは、グレゴア・マレのエモーショナルなハーモニカ。胸がキュンとする。
この感傷的な気持ちにさせるハーモニカは、誰もが亡きトゥーツ・シールマンスを思い出すはず。マレは、本当に素晴らしいアーティスト。
泣きそうな気分は、「Everything Explained」のスリリングなメセニーとサンチェスの演奏で一気に吹き飛ぶ。絶対、一緒になって、エア・ギターしちゃいますね。気分はアゲアゲ!シムコックも緊張感あるフレーズを紡ぐ!
高揚した気分にふんわり入ってくるタイトル曲「From This Place」。自然体のミシェル・ンデゲオチェロのヴォーカルが慈愛に満ちている。>心の靄を晴らします。少し、暗い歌詞なのですが、クリスマス・ソングに認定してもいいわ。メセニーのギターも叙情豊かに響く。
ルート66へのオマージュ「Sixty-Six」、リンダ・オーのベース・ソロを始め、演奏が移りゆく車窓のような、メセニー流センチメンタル・ジャーニー。
終演は、既に歌詞もあるというオケが抜群に甘美な「Love May Take Awhile」。
甘く切ないギターも素敵すぎる。まさに、幕が閉じるイメージ。

 

 

共演を重ねた阿吽のカルテットの演奏に、>新鮮さやスケール感を求めオーケストレーションを加え、ピンポイントで彩るゲストを迎えた彼の理想郷の音風景。
もちろん、ギタリストとしての演奏も乞うご期待ですよ!!
パット・メセニーの音楽人生の現在の集大成ともいえる豪華盤、心を奪われ続ける大スペクタル。

 

 

やっぱり、幾つになっても彼の心の核の部分には、大切な故郷ミズーリーの風景があるのですね。
常に、前に前にと進みながらも、どこか既視感を覚える楽曲の数々や、サウンド創りに、、そんなことも思いました。
人の心の根っこにある部分は変えられないものですもん。
そして、当然、リリース直前の朋友ライル・メイズの訃報を予測はしてなかったと思うのですが、心の何処かに、もう彼と一緒に新しい音楽を創っていくことができないとの思いもあったのかな。。等と、、様々な想いを馳せ巡らせた一週間。。

 

 

1. America Undefined
2. Wide and Far
3. You Are
4. Same River
5. Pathmaker
6. The Past in Us
7. Everything Explained
8. From This Place
9. Sixty-Six
10. Love May Take Awhile

 

Pat Metheny (g, key)
Gwilym Simcock (p)
 Linda May Han Oh (b, vo)
Antonio Sanchez (ds) 

 

Meshell Ndegeocello (vo)
Gregoire Maret (hca)
Luis Conte (perc.)

 

The Hollywood Studio Symphony Orchestra
Conducted by Joel McNeely 
今日のおまけは、ご本人があげてた「From This Place」。癒されて〜♪

 

 

でで、、かなり、興奮した私は、、何を血迷ったか、、2枚組のLPも頼んでしまいました…
ま、そういうことは、、年に1度くらいなので、、気にはしないことにしています。笑
こっちも、早く来いっ!!
それをもって、ジャズ・フラッシュにでかけるぞぉ。笑
んじゃ、退散♪

2020年2月24日 (月)

独特な美学を持った 『Life Goes On / Carla Bley   Andy Sheppard   Steve Swallow』

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ECMでのカーラ・ブレイのこのトリオの3枚目のアルバムがリリースされました。
トラックを見てもらうとわかるとおもうのですが、3つの組曲でできてます。
ステファノ・アメリオ録音 。
最初の組曲「Life Goes On」は、4つのパートから成り立っていて、オープナーは淡々としたブルーズ。どう?人生って、こんな感んじかな。2、3、4と進むにつれ、少し色づく感じ。全体には穏やかな雰囲気。
2つ目の組曲「Beautiful Telephones」は、3つのパートから。
某米国の大統領に対する皮肉が詰まっているようで、暗く救いようのない静けさに満ちている。シェパードが少し声を荒げるところもあるが、全体には知的で暗く不気味な雰囲気。反骨精神の表し方も彼ららしい。
3つ目の組曲「Copycat」も、3つのパートからなりたっているけれど、真ん中の短い曲を挟んでシームレスに繋がっている。タイトルそのまま、、3人での演奏の形態を様々模索し試しているよう。
カーラのピアノには独特の美学が感じられ、サティやモンクも感じられる知的な個性。
スワロウのよく歌うベースとシェパードのエレガントなサックスに囲まれた、ユニークな音風景。
Carla Bley - Life Goes On
1. Life Goes On 
2. On 
3. And On 
4. And Then One Day 
Carla Bley - Beautiful Telephones 
5. I 
6. II 
7. III 
Carla Bley - Copycat 
8. After You 
9. Follow The Leader 
10.Copycat
Carla Bley (p)
Steve Swallow (b)
Andy Sheppard (sax)
今日のおまけは、ご本人があげていた「Life Goes On - Life Goes On」。
んじゃ、退散♪

2020年2月23日 (日)

ついに、壮大な音風景がリリースされましたね!『From This Place / Pat Metheny』

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50年近い時を経て尚、挑戦と進化を続けている米国のギタリスト&コンポーザー、パット・メセニー。待望の新譜は6年ぶりのスタジオ録音盤!
その壮大な音風景はもちろんですが、ギタリスト、パット・メセニーもめちゃかっこいい!!


すでに、サブスクでは、聴いているのですが、、これを書いている現在、、まだ、CDが到着していません。。

早く、来ないかな。。


んじゃ、退散♪

2020年2月16日 (日)

ライル・メイズと過ごす休日 『Street Dreams /  Lyle Mays』

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姪っ子さんのアルバムをかけましたし、1枚くらいご本人のアルバムをゆっくり聴きたいとおもいます。
ライル・メイズの1988年のソロ・アルバム。曲ごとにメンバーが変わります。

 

オープナーの「Feet First」から、青空の下、一気に心が解き放たれる感じ。
ともかく、ポップで、明るく、自由で、いきいきとしている。
ビル・フリゼイルが参加してる「August」、浮遊感あるギターとメイズの相性のよさ!
チャーミングで華麗なメイズのソロを堪能「Chorinho」。
ホーン・セクションを従えたメイズのピアノがかっこいい「Possible Straight」♪
「Hangtime」、どの曲でもとても音の使い方が巧みなんだけど、ここでもピーター・アースキンのスティックさばきが素晴らしく、曲を印象付けてる。

 

薄絹の羽衣のようなストリングが入って、夢見心地の極上サウンド「Before You Go」、この曲で誰もが感じる感性が多くのファンの心を掴んでますよね。
教会での結婚式のような神聖な気持ちになるメイズとフリゼイルのデュオ「Newborn」。
タイトル曲「Street Dreams」は、1〜4でなる4部構成の組曲。
オーケストレーションを加え、さまざまなジャンルがミックスされ変化していく壮大な作品。
幻想的でドラマチック、演奏、構成、様々な面でライル・メイズの才能を大さ、音楽への造詣の深さに脱帽。

 

まるで、心のオアシス。
改めて、合掌。

 

1.Feet First
2.August
3.Chorinho
4.Possible Straight
5.Hangtime
6.Before You Go
7.Newborn
8.Street Dreams 1-4

 

Lyle Mays (p, key)
その他大勢…m(_ _)m

 

今日のおまけは、「Before You Go」。

 

 

まだ、体調がもう一つなので、今日も、ゆっくり過ごします。
ええと、、1988年は、人生で一番忙しかったときに突入年なので、この年にこのアルバムを買っていません。
そもそも、ショップにいける状況じゃなかったもの。
んじゃ、退散♪

2020年2月15日 (土)

素晴らしいヴォイス・コントロールと飛翔感 『Unravelled / Aubrey Johnson』

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ちょっと、ベッキー似?の親しみやすい笑顔のジャケットの主は、米国のヴォーカリスト、オーブリー・ジョンソン。
先2月10日に鬼籍に入り、多くの人に惜しまれたライル・メイズの姪っ子さんです。
残念ながら、ノーチェックだったのですが、Twitterにあがってきて、動画を観たら、現代的でなかなかの実力派とお見受けしたので、新譜をゲットしてみました。

 

 

2017年の録音。「エグゼクティヴ・プロデュース:ライル・メイズ」のクレジット共に、目を引くのは「プロデュースとエディットにスティーヴ・ロドビーの名前があることかな。

 

ご本人は、NYCを拠点とし、実力派のヴォーカリストとして活動しながら、バークリーや、クイーンズカレッジ、モントクレア州立大学などで、教壇に立っているとい才媛です。
このデヴュー盤でも、オリジナル曲(共作あり)を4曲の提供のほか、アレンジもチェレンジしているとのこと。
レギュラー・バンドのメンバーも、大村朋子を始め、気鋭のミュージシャン。

 

オープナーは、彼女のオリジナルでタイトル曲「Unraveled」。バンドサウンドに乗って一気に駆け上がる、飛翔感。バンドとの一体感もばっちり。
オリジナル「Lie In Wait」、バラッド調に始まり、高音透明感ある声のスキャットでアルトや、特にバイオリンと絡んでいく自由さ。
ゲストのアコーディオン奏者ヴィトール・ゴンサルヴェスの入った「Dindi」、美しく儚く素敵なヴァージョン。
アニー・レノックスの「No More ‘I Love You’s」、ポップにカラフルに。
ジミー・ローズの「The Peacocks」、ノーマ・ウィストンが歌詞をつけて「A Timeless Place」として、歌っているのは有名。マイケル・サックスがバスクラとアルトで熱演。この曲を選ぶことで、かなり、彼女の指向がわかると思う。収録曲の中でも一番長尺な演奏。
バンドと力強く進んで行く、オリジナル「Love Again」。マイケル・サックスのオリジナル「Happy To Stay」、言葉を大事にしながらも楽器とやりとりする姿が印象的。
オリジナル「These Days」、しなやかなメロディ、バイオリンの音を纏うように熱唱。
日本人の参加ミュージシャン、ヴァイオリニストの大村オリジナル「Voice Is Magic」、日本語が宙にはじける!明るく、華やか。本当に、ヴォイス・コントロールが巧いっ!
日本盤のボーナス・トラックは、シコ・ブアルキとエドゥ・ロボ「Beatriz」、美しい彼女の歌声からブラジルへの敬愛を感じる。
終演は、アコーディオンが活躍するジスモンチの「Karate」、見事なヴォイス・コントロールを披露しておしまい。

 

ヴォーカルにヴァイオリンやバス・クラリネットなど、メンバーが積極的に絡むが絡む現代的なサウンド創り。
伸びやかで透明感ある高音と抜群のヴォイス・コントロールが凄い!

 

 

1.Unravelled
2.Lie in Wait
3.Dindi
4.No More I love Yours
5.The Peacocks
6.Love Again
7.Happy To Stay
8.These Days
9.Voice Is Magic
10.Beatriz (日本版ボーナス・トラック)
11.Karate

 

 

Aubrey Johnson (vo)
Chris Ziemba (p)
Matt Aronoff (b #1-10) exc.#11
Jeremy Noller (ds) exc.#10
Michael Sachs( b-cl #1,4-9 , as #2,5)
Tomoko Omura (vin) exc.#3,5,11
Vitor Goncalves (acc) #3,11

 

 

今日のおまけは、2016年のニューヨークでのライブ。
録音の一年前ですね。

 

 

 

楽しいバレンタインを過ごせましたか?
我が家は、私の体調がもう一つで、静かな夜になりました…

 

んじゃ、退散♪

2020年2月 6日 (木)

ローズ使用でカラフルなサウンド 『Write Out Your Head / Wayne Krantz』

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米国のギタリスト、ウェイン・クランツ。
米国では、多くの支持者がいるミュージシャンズ・ミュージシャン。
来日ライブの観戦のときも書いたのですが、一つのカテゴリーでは、収まりきらず、ジャズやポップス等の要素を取り入れ乗り越えた音楽性は、簡単には説明し難い。
でも、多くの第一線級のミュージシャンから声のかかるギタリストで、そのテクニックは素晴らしい。
今回は、無敵のサックス奏者、クリス・ポッターが全面参加。
ドラムにタイトな重量級戦車、キース・カーロック.
ベースは、曲によって変えているのだけど、ウィル・リー、ティム・ルフェーベル、オーランド レ フレミング、ピノ・パラディーと、主にエレベで知られてる個性的な名手大集合!って、感じ。
彼自身もフェンダー・ローズを多用してカラフルなサウンド。
オープナー「Kulturny  」から、クリポタさまの変態ぶりにやられる。カーロックの推しもいい感じ。ウッド・ベースのイメージの強いフレミングも変態サウンド、満載。って、全部、変態サウンドですが…♪
ヴォイスやパーカッションで明るくカラフルな「Well-Spoken Astronaut」、サウンドの間を塗って進むパラディーノ。
太く力強い音色で魅了するウィル・リーが参加する「Xandea」、雄叫びあげるクリポタさま。
歪みきったギターが、異生物。
ベースとローズ、ベースとギターが絡む「High 70s」、中盤からのクリポタかっこよし!
タイトル曲「Write out Your Head  」、ヴォイス、ギター、ローズと他のメンバーとの一体感が気持ちいい。変態系の爽やかサウンド。笑
ちょっと高速スリリング「Ride」。
エッジの効いたギターの音が嬉しい「Hello World 」。
終演は、唯一、ティム・ルフェーベルが参加、多重録音もばっちり「Magic 44」。

 

即興を重視しながらも、アンサンブルも力を入れた、
少しライトでカラフルな感じ。
いやぁ、私は、クランツは、こういうのもアリだと思うのね。
でも、音を歪ませても、、爆音でも良いので、もっと、ギターを聴きたかったってのは、ギター好きの本音。
だって、たまにでてくる、エッジの効いた短いリフに萌えますもん。笑
カーロックのドラムに乗って、自在に吹きまくるクリポタもいいのだけど、、
クランツさまと対峙してヒリヒリする感じのクリポタさまを、もっと聴きたぁ〜い!
でも、ファンは買ってくださいね♪

 

1.Kulturny        feat.Orlando Le Fleming 
2.Well-Spoken Astronaut        feat.Pino Palladino
3.Xandea        feat.Will Lee
4.High 70s       feat.Orlando Le Fleming 
5.Write out Your Head     feat.Will Lee
6.Ride      feat.Pino Palladino
7.Hello World     feat.Will Lee
8.Magic 44     feat.Tim Lefebvre

 

Gabriela Anders (vox, perc.)
Keith Carlock (ds)
Wayne Krantz (rhodes sequence, el-g)
Will Lee (el-b) #3,5,7
Tim Lefebvre (el-b) #8
Orlando Le Fleming (el-b) #1,4
Pino Palladino (el-b) #2,6
Chris Potter (sax)

 

今日は、ちょうどいい動画が見つけられませんでした。m(_ _)m

 

んじゃ、退散♪



2020年1月25日 (土)

最高凶悪伝説の更新 「Krantz,Lefebvre, Carlock @ 丸の内コットンクラブ (1/23 1st)」

Krantz,Lefebvre, Carlock @ 丸の内コットンクラブ (1/23 1st)
Wayne Krantz (el-g) Tim Lefebvre (el-b) Keith Carlock (ds)
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得体の知れない超絶ギタリスト、ウェイン・クランツ。
ジャズ・ギタリストというカテゴリーでは、絶対に収まらなくて、ジャズやポップス等の要素を取り入れ乗り越えてる音楽性も、どこが好きっていうのも、、ちょっと、説明し難い。
ブレッカー・ブラザーズ、スティーリー・ダン、クリス・ポッターなど、多くの第一線から声のかかるギタリストだけど、日本はあまり有名でないかもね。
だいたいね、時代の流行りのギターのスタイルや音楽ともかけ離れてると思うの。
でも、彼には中毒性がある。
今回は、彼のユニットの中では、最強凶悪伝説だと思う「Krantz Carlock Lefebvre」!
2010年の2月にも聴いていて、度肝をぬかれたのですよ。

 

もう、行くしかない。
で、通しで聴くという羨ましい中年音楽狂さんと、会場で待ち合わせに。
ステージに向かって左手にクランツが立つので、そちらの方に席を決めました。
間も無く、閣下も来場、2人で赤ワインを飲みながら期待を膨らますのでありました。
もちろん、場外で売っていた新譜『Write Out Your Head』もお買い上げ。
やった、始まった!
白のストラトキャスターを抱えて、半袖Tシャツ&ジーンズ、スニーカーで、ネックレス、指輪の永遠の不良青年風。
しかし!MCもなく始まったサウンドは、硬派の変態サウンド。
エッジ切れまくりの短いリフ、爆音、ノイジーなハードコアなサウンド。
基本的には、ギターの短いテーマとリフで構成されていているのだけど、そういう境目をはっきりさせない、もしかすると、曲と曲の間もそんな感じでぼやけて繋がってたのかも。
で、曲ごと?に、毎回リング・モジュレーターを踏み込んで、不思議なサウンドに仕立てる。エフェクターも使う。
曲中の要所で決行する突然のテンポ・チェンジしたり、ロックのテイストに近い独特のコード・ワークやフレーズなどなど、もう、いきなりすぎる。
目の前で行われてることが瞬きのスピード感で進んで行く。
音色もエフェクターで変化させ畝りまくるベースのティム・ルフェーヴル 。ドラムのキース・カーロックのおかげで目立ちにくいけど、この人がしっかりサウンドをコントロールしている気がする。
でも、ど真ん中で、容赦無く煽りまくるカーロックの分厚くてタイトで正確無比な叩きっぷりに圧倒される。化けものだね。
どちらも、クランツに必要な人たちなのだが、このライブでは、クランツが何かを閃き指示を出していたのは、カーロックの方が多かったような気がする。
そううことも、突然、瞬間的に行うような感じで、この独特なハイテンションで、混沌、凶悪、尖りが際立った緊張感に満ちた演奏が続く。
各自、とても自由で、即興重視なんだけど、もちろんフリー・ジャズとかではない。
新譜のリリース・ツアー?に来ているのであろうに、たぶん、一度も新譜の話もせずに、曲名も告げず、ひたすら猛烈にテクニカルに、創造性豊かに、恍惚とした表情で弾きまくったギターの鬼。それが、ウェイン・クランツの正体。
申し訳ありませんが、セットリストはわかりませんでした。m(_ _)m
でも、あんなぐにゃぐにゃなサウンドにしても、ギターのクリアな音は際立ってたですよ。
その辺が、興奮して体動きまくりになってしまう所以でしょうかね。笑
気がつけば、75分超え、アンコールは無し、サイン会もなし。。
しかし、切れ味抜群な宇宙に広がるサウンドでした!
そして、最高凶悪伝説の更新!!
今日のおまけは、同じメンツでのニューヨークでのライブ。
んじゃ、退散♪

2020年1月12日 (日)

都会的なセンスの超絶3管 『NoFo Skies / Alex Sipiagin』

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去年、リリースされたアルバムで、やっぱり、聴きっぱなしはヤバイと思うこの1枚。
ニュークのコンテンポラリー・ジャズ・シーンで、切れ味ありまくりの超絶トランペッター、アレックス・シピアギン。わたし的サーシャさま!
去年の夏にでたこのアルバムは、クリス・ポッター、ウィル・ヴィンソン、ジョン・エスクリート、マット・ブルーワー、エリック・ハーランドという超豪華なメンバー。
そして、アリーナ・エンギバーヤンのヴォーカルも入った気合い作でっす。
オープナーの「Rush」から、各自のソロも炸裂し期待通りの展開。アンサンブルもこのメンバーですから、高速でも切れ味よく気持ちがいい。
タイトル曲「Nofo Skies」も、一緒。ハーランドに煽られながら、がっつりソロをとるメンバー。
エンギバーヤンのヴォーカルが入る「Recovery」、エレクトリック・サウンドを響かせたミステリアスなハーモニーが素敵。
かっこいい3管ユニゾンから始まる「Savoir」、超絶ながら歌心もあるシピアギンのソロに惚れ惚れ。
静かに始まる計算された音の重なりがお見事「Sky 1」。ヴォーカルと3管のユニゾンがかっこいい「Shadows」。
冒頭からかっこいい「Start Of…」、高速フレージングがオンパレード。
思いっきり、シンセを効かせたクールなサウンド「Sky 2」。
エンギバーヤンのヴォーカルをフィーチャーした「Between AM's」の都会的な雰囲気。
終演は、全員でミステリアスなムードでおしまい。
各自の超絶なプレイはもちろん、エレクトリックなサウンドをもセンスよく取り入れたアンサンブルが素敵。
ヴォーカルのエンギバーヤンが良いアクセントです。
1. Rush
2. Nofo Skies
3. Recovery
4. Savoir
5. Sky 1
6. Shadows
7. Start Of…
8. Sky 2
9. Between AM's (feat. Alina Engibaryan)
10. For You
Alex Sipiagin (tp)
Chris Potter (ts)
Will Vinson (as) 
John Escreet (p,key)
Matt Brewer (b)
Eric Harland (ds)
Alina Engibaryan (vo) # 3, 6, 9,10
んじゃ、退散♪

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