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音楽で拡がる輪

JAZZ(Born In The U.S.A. )

2019年11月10日 (日)

すっごい!光景 『Sun on Sand / Joshua Redman & Brooklyn Rider』

Sun_on_sand

 

リリースする作品、作品が話題になるサックス奏者のジョシュア・レッドマン。
20年ぶりのカルテット作『Come What May』 も、とても好評でした。
今回は、ジャズ&現代音楽の作曲家で、サックス・プレイヤーのパトリック・ジマーリの作品で、テナーサックス、ベース、パーカッション、ストリング・カルテットのための組曲「Aspects of Darkness and Light」から8曲を選曲。
2014年に、ロンドンでジョシュア・レッドマンによって初演されたこの組曲は、様々な光の表現を描いたものだそうで、コンセプチュアル・アルバムですね。

 

メンバーは、ベースに鉄板スコット・コリー、ドラムにニューヨークを拠点に活躍する武石 聡。
そして、ストリング・カルテットには、ユニークで幅広い音楽性で活動するブルックリン・ライダー。
オープナーは「Flash」、完璧に足踏み揃ったストリングスに圧倒される。その彼らを引き連れ流麗なサックスを披露するジョシュアの存在感が半端ない。ドラム、ベースもダイナミック。
躍動感あるストリングスの演奏と、サックス・トリオの見事な合体、変わりゆく色彩感「Between Dog and Wolf 」。
タイトル曲「Sun on Sand」、ファンキーなベース、ドラム、そして、踊るサックス。
華麗なストリングスの妙技、リズミックに吹き上げるサックス、荘厳でいてダンサンブル。
クラシカルで終始美しい響き「Soft Focus」。
繊細なアンサンブルと朗々としたサックスが創り出す美しい流れ「Through Mist」
重厚な重なりが神秘的な「Starbursts and Holoes」。縦横無尽なサックス、低音を支えるドラムの躍動感がすごい。
終演は、メンバー全員の一体感がメチャすっごい「Between Dog and Wolf (reprise)」。

 

ブルックリン・ライダー、凄い!!
この一糸乱れぬ連帯は、さすが世界のツワモノとコラボしてきただけある。
そして、その荘厳といってもいいくらいなサウンドに、全くヒケをとらないサックス・トリオが素晴らしすぎる!
スコット・コリーの力強さと鋭敏さ、武石聡のダイナミックにで大胆な色付け素晴らしい!
そして、ここでも縦横無尽に吹きまくっているジョシュア・レッドマンに満点以上。
すっごい、光景に出会えますよ。

 

 

1. Flash 
2. Between Dog and Wolf 
3. Sun on Sand 
4. Dark White 
5. Soft Focus 
6. Through Mist 
7. Starbursts and Holoes 
8. Between Dog and Wolf (reprise)

 

 

composed and arranged by Patrick Zimmerli

 

Joshua Redman (ts)
Scott Colley (b)
Satoshi Takeishi 武石 聡 (ds)
Brooklyn Rider
Colin Jacobsen (vin)
Johnny Gandelsman (vin)
Nicholas Cords (via)
Eric Jacobsen (cello)

 

今日のおまけは、レーベルのプロモーション・ビデオ。
アルバムの2曲め「Between Dog and Wolf」。フランス語で黄昏時を表すんだって。

 

 

んじゃ、退散♪

2019年10月14日 (月)

成熟した演奏 『Blue World / John Coltrane』

Blue_world
 
2018年に、ジョン・コルトレーンの未発表アルバム『Both Dirctions At Once: The Lost Album』が発掘され、めちゃ大喜びした私。
CDの他にご法度のLPも買ってしまった…。
と、なんと、再び不穏な噂が、、黄金カルテットの全盛期の未発表スタジオ盤がリリースされるというのだ。
「はっ?」ですよねぇ。。
 
コルトレーンの熱心なファンだった映画監督が、自分の映画(『Le chat dans le sac (英題:The Cat in the Bag)』)の音楽用に、新しい録音をコルトレーンに頼んだのだそうだ。
それがこのアルバムで、1964年の6月24日、あのヴァン・ゲルダー・スタジオでの録音。
以下の8トラックが、その全てのよう。監督が、曲のリストをみせ、そこからトレーンが、演奏可能なものを選んだよう。
実際に、映画の中でそれらの演奏は使われたのだが、実際にこの映画を観た人たちの多くは、トレーン自体も知らない人が多かったようだし、知っていても既存のアルバムから使われたものだと思っていたよう。で、音源が埋もれてしまった、って、感じ。
最終的には、熱心なトレーンの研究家 藤岡 靖洋氏の努力で、ここに陽の目をみることになったわけですね。
 
オープナーは、あの悲哀に満ちたバラッド「Naima」。
ぎゅっとひきしまったトレーンのテナーが聴こえた瞬間、「トレーンだなぁ」と、ほほが緩み至福のときが訪れてしまう。笑
あとは、難しいことは考えす、この美しいバラッドのトレーンたちの演奏に身を任せる。
「Bessie's Blues」を彷彿させる「Village Blues」。トレーンのブルースは軽快でモダンですよね。
タイトル曲「Blue World」、ギャリソンの低いベース音から始まった端正な演奏は、トレーンのアウトでワクワク感が数倍ます。
この後、「Village Blues」が2テイク続く。
そこを、乗り切ると(笑)「Like Sonny」が、始まる。昔の演奏より懐が深い感じ。
然程、テンポが速いわけではないが、スリリング。
アルバムで一番長尺な「Traneing In」。
長いベース・ソロの後は、マッコイのお洒落で軽快なソロ、お待ちかねのトレーンのソロは、飛翔感ある2分強。
終演は、再び「Naima」。厳かにはじまって、厳かに終わる。
 
いい意味で肩の力が抜けた成熟した演奏。
「Naima」がテイク2、「Village Blues」がテイク3、全8トラックで36分ほど…。
「それって、どうなの!」
って、思う私だったのですが、音に触れてしまえば、、
「発見されてよかったね」
と、思ってしまう私です。笑
 
カナダの白人の監督に請われて、映画音楽として録音した演奏。
絶頂期の自信に満ちた演奏と言ってよいでしょうねぇ。
1964年といえば、『Crescent』と『A Love Surpreme』の、トレーンのターニングポイント的な2枚がリリースされた年。
この音源は、『Crescent』寄り、深遠な眼差しと胸が高まる熱い想いが伝わってきます。
ほとんどの曲が、この演奏より5年以上前に録音されたものばかり。
そういう意味で、止まることを知らなかったトレーンたちの軌跡の中での大切な1枚。
まぁ、、願わくば、暴れまくるエルビンを聴きたかった……。
って、映画の音源にはならんかったですね。
感謝!
 
でも、今回はLPは買わないと思います。多分…ね…。
 
1. Naima (Take 1)
2. Village Blues (Take 2)
3. Blue World
4. Village Blues (Take 1)
5. Village Blues (Take 3)
6. Like Sonny
7. Traneing In
8. Naima (Take 2)
 
John Coltrane (ts)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)
 
今日のおまけは、オフィシャル・プロモーション動画。
 
 
皆さんの地域は、台風の被害はどうでしたか?
被害にあわれた方々に、謹んでお見舞いを申し上げます。
 
んじゃ、退散♪

2019年10月 6日 (日)

重厚で気品ある 『Ballades / Ahmad Jamal』

Ballades

御大アーマッド・ジャマル、1930年生まれの米国のレジェンド・ピアニストがキャリア初となるピアノ・ソロのアルバムがリリースされています。彼の70年近い長いキャリアの中でもピアノ・ソロの演奏はレア。ましてや、アルバムをリリースするのは初めてだそうです。10曲中3曲では、朋友のベーシストのジェイムズ・キャマックとのデュオ演奏を聴かせてくれます。それも、アクセント的にいい感じ。自身のオリジナル3曲を含んだバラッド集、スタンダードに混じって、彼のトレードマークの「Marseille」と「Poinciana」の2曲が入っているのも嬉しい。

 オープナーは、デュオの「Marseille」。デュオ、、というより、孤高の極みを聴くようなソロの演奏に近いゆったりした演奏で、冒頭からジャマルの強い意思を感じる。即興曲らしい「Because I Love You」は、自分語りを聴くような朗々とした演奏。可愛らしさと力強さが同居する「I Should Care」。名曲「Poinciana」、あたらためてメロディの持つ永遠さを感じながら、流麗なピアノのソロを堪能。エレガントで大胆な鍵盤使い「Land of Dreams 」。ドラマチックで華麗な「What’s New」。インティメントな雰囲気のデュオで軽快に「So Rare」。彼のオリジナル「Whisperings」陰影深く深遠な響き。ソロで「Spring is Here」を弾いた後に、ベースが加わりエヴァンスの「Your Story」へとメドレー。そこからの「Emily」は、強い思惑がありそうですよね。スケールの大きな演奏で終演。

力強いタッチで、ブロック・コードを多用し、シングル・ノートで空間を埋めるような独特な組み合わせ。陰影ある奥深い表現は唯一無二の世界。メロディの持つ叙情に流されず、自分自身をしっかり持った演奏の数々。重厚で気品ある自信に満ちた演奏に脱帽でっす!

1. Marseille

2. Because I Love You

3. I Should Ca

4. Poincian

5. Land of Dreams

6. What’s New

7. So Rare

8. Whispering

9. Spring is Here / Your Stor

10. Emily

 

Ahmad Jamal (p)

James Cammack (b) #1,7, 9

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Poinciana」。

 

 

んじゃ、退散♪

2019年6月11日 (火)

私の心は旅人になった 『Bill Frisell Trio @ Blue Note Tokyo ( 6/11 1st)』

 
Bill Frisell Trio @ Blue Note Tokyo ( 6/11 1st)
Bill Frisell (g)  Thomas Morgan (b)  Rudy Royston (ds)
 
00_billfrisell
 
ブルーノートのHPにあったお写真をお借りいたしました。m(_ _)m
 
愛しのビル・フリゼールさまがトリオで来日していたので行ってきました。
今回は、2年前のライブからヴォーカルのペドラさまが抜けた編成。
皆んなもよく知ってる名曲のテーマをビルフリさまが、、例のゆったりとゆっくりと愛おしげに弾き始めるところから始まる。
やがて、ベース、ドラムと即興のやりとりが始まる。特別なMCも無く、ただひたすら80分近く、それが何度(何曲)か繰り返された。
ビルフリさまには、ジャズ、カントリー、ロック、ポピュラーと様々な音楽がぎゅぎゅうに詰まってて、選曲も演奏も何かに囚われることなくとても自由。奔放なのではなくて、自由!って感じ。彼の心の大平原を感じる。
もちろん、メンバーとのやりとりも即興の楽しさも満載。
一度、アンプに繋がっているピンが抜けた時の気の抜けた笑顔が可愛いかったけど、あとは、、とても集中して自分の音とメンバーの音が一体化する奇跡の瞬間を楽しんでいた気がする。拍手を3。4度くらいしたと思うのだけど、1曲が長いし、シームレスにどんどん変化していくので、何曲演奏したのかよくわからなかった。汗モンクの「Misterioso」とパーカーの「Confirmation」なんていうのも入っていて、「Confirmation」が、かなりジャズ度の高い熱い演奏だったのに驚いた。
 
ECMからデュオを2枚だしているトーマス・モーガンとは、互いに音数が多いわけではないが かなり親密。
ビルフリの心の赴くままに変化していく演奏の、ちょっとした変化、ニュアンスをすぐに察知して、見事に追随。
もちろん、その逆もあって、、もう、半端ない親密な関係。
この親密な空間にドラムが、音を差し込むのはとても大変だと思うけど、、そこは、名手ルディ・ロイストン。
スピーディで的確な歌うようなドラミングで盛り上げてました。
 
目一杯、演奏してくれたので、、アンコールは無しでしたが、めちゃ満足度が高かった。
前に座っていた男性が、終わった瞬間に笑顔で「これで死んでもいい」って言った気持ちがよくわかります!
私も、リヴァーブかけたエレキ・ギターの美味しい音を全身に浴び幸せいっぱい。
我を忘れた夜でしたが、きっと、彼らも我を忘れて演奏を楽しんだと信じています…。
ひととき、、私の心は旅人になりました。
 
サイン会はなかったのですが、知人がトーマス・モーガンに会う約束になっているとのことで、、新譜を1枚託してしまいました。
本当に、ありがとうございます。m(_ _)m
 
今日のおまけは、、前日(6/8)のブルーノートの演奏から。
どう?誰かと比べるとか、、絶対できないギタリスト。
 
 
すんごい、土砂降りでしたね。
靴が、、びちゃびちゃになったわ。
 
んじゃ、退散♪

2019年6月 9日 (日)

豪音の嵐 『Trion / Johnathan Blake』

Trion
 
トム・ハレルのレギュラー・ドラマーで、NYCのジャズ・シーンで活躍するジョナサン・ブレイクの3枚めのリーダー作がでました!
ゲストが豪華な1作目『The Eleventh Hour』、クリポタとマーク・ターナーの2本にテナーが嬉しい2作目『Gone But Not Forgotten』と、硬派で聴きごたえたっぷりの作品だったので、今回も楽しみにしてましたよ!
 
前作でも演奏していたマルチ・サックス奏者の最高峰クリス・ポッター(今回は、テナー1本勝負)とパット・メセニーに抜擢され注目株の硬派なベーシスト、リンダ・オーという強靭なトリオ。しかも、NYCのライブ・ハウス「Jazz Gallery」でのライブ録音盤の2枚組っす。
 
 
ディスク1のオープナー「Calodendrum」は、ジョナサン・ブレイクのドラム・ソロ。
クリポタのサックス・ソロで始まったスティングの「Synchronicity 1 」。あのスピード感をテナー・サックスで体現。もちろん、ジョナサンのパワフルでスピーディーなドラミングがあってこそのこのクオリティなんですが、8分近くリンダのソロまで休むことなく強靭に高速フレーズを吹き続けるクリポタすっごい!!骨太のソロを聴かせるリンダ、縦横無尽のジョナサン、3人のがっつり具合がたまらない。戻ってきてからのクリポタも全く力衰えず最後まで吹きまくり。
「いきなり、山場かよ」と、思ったら、、
リンダの力強いベース・ソロがイントロになった「Trope」も、恐ろしい。ちょっと、東洋調の雰囲気の中、サックスとベースのシリアスな掛け合いが容赦ない。ちょっと、怖い。
チャールズ・ファンブローの「One For Honor」、息継ぎもわからんサックス・ソロをガシガシ煽るジョナサン!それに応えるクリポタの長尺のソロはキ◯ガイだわ。手数の多いドラム・ソロも燃えるぞ。ヤンや!
不穏なベース音から始まる「High School Daze」、タイトルとは裏腹に?ハードボイルドな演奏を続ける3人……。1枚目の終演「No Bebop Daddy 」もひたすら吹き続け、3人でインスパイアされあった演奏に終始。
 
ディスク2のオープナー「Bedrum」もジョナサンのドラム・ソロ。こっちの方がカラフルで好きかも。
「Good Hope」くっきりはっきりしたクリポタのサックスは本当に気持ちいい!互いに互いを煽ってどんどんヒートアップですよ。すごい、集中力!
一見のどかなメロディ「Eagle」、ブンブンと低音を震わせるベースに気持ちよくのって、どんどん飛翔。密度の高い空間が続くのは同じなのですが、ちょっとだけゆったり気分。
チャーリー・パーカーの「Relaxing At The Camarillo 」、高速で音の階段をジェット・コースターのように登ったり下ったり、、もう、目が回りそうっす。
ジョナサン・ブレイクの息子さん?の曲らしい「Blue Heart」、3人の渾身の演奏が続きます。終演は、ベース・ソロから始まる「West Berkley St. 」、高音部でうねうね吹きまくるのもええですわ。。拍手!!
 
気がつけば、2枚で約2時間、、3人ともその間ものすごい音のシャワーをあびせまくり。
 
パワフルでスピーディーなドラミングで臨機応変に対応するジョナサン、力強く低音を震わせるリンダ、長尺な熱いフレージングを咆哮するクリポタ。3者ががっつり4つに組み、インスパイアしあった濃厚な縦横無尽な演奏がつづきます。
聴くのだって、、体力いりまっせ♪
 
 
ディスク 1
1.Calodendrum 
2.Synchronicity 1 
3.Trope (Linda Intro) 
4.Trope 
5.One For Honor 
6.High School Daze 
7.No Bebop Daddy 
 
ディスク 2
1.Bedrum 
2.Good Hope 
3.Eagle 
4.Relaxing At The Camarillo 
5.Blue Heart 
6.West Berkley St. 
 
 
Johnathan Blake (ds)
Chris Potter (ts)
Linda May Han Oh (b)
 
 
今日のおまけはご本人があげていた「Synchronicity 1 」。
 
 
リリース元の「Giant Step Arts」は、ジャズ写真家ジミー・カッツが運営する米国の新興レーベル。アーティスト保護の方針を公表しており、これからも目が離せないですよね!
 
んじゃ、退散♪

2019年5月11日 (土)

幻想的な美しさ 『Gary / Marc Copland』

 
Gary
 
その翳りに美学を感じるピアニスト、マーク・コープランド。
リーダー作、コリーダー作、ゲストなどなど、結構、このブログにはでてきます。
今回は、澤野商会さんからのリリースなのだけれど、プロデューサーは澤野氏ではなくて、深い親交を持つフィリップ・ギルメッティ氏とのこと。
タイトルから想像できるように、朋友中の朋友ゲイリー・ピーコック集なのです。
タイトル曲「Gary」は、元の奥さまのアーネット・ピーコック作なのですが、他の7曲はゲイリー・ピーコックの曲。
 
オープナーから沈み込むような仄暗さをもった「Voice From The Past」。1音1音が力強くはっきりとした意思をもってる感じ。荘厳な面持ちさえ感じる「Gary」。
波紋のように重なるハーモニーが素敵な「Gaia 」、神秘的な響きに心を奪われる。サティのように時を刻む「Empty Carousel 」。暗さと力強さをで一気に聴かせる「Moor 」。柔らかな中に威厳を感じる「Random Mist」。淡々と弾きあげる「Requiem 」。
終演は、孤独をひしひしと感じる「Vignette」。
 
ゲイリー・ピーコックの曲は哲学的なものが多いのですね。
そこにマーク・コープランドの人生が投影され、とても聴きごたえのある内容。
コープランドのピアノは、重さ、暗さの中に沈む幻想的な美しさ。
 
 
1. Voice From The Past 
2. Gary 
3. Gaia 
4. Empty Carousel 
5. Moor 
6. Random Mist 
7. Requiem 
8. Vignette
 
Marc Copland (p)
 
今日のおまけはご本人があげていた「Gary」
 
 
連休終わりの今週は、週末が待たれましたよね。
本当に、あっという間でした。
 
そして、庭の雑草が。。たくましすぎて、、腰が痛い。
んじゃ、退散♪
 

2019年5月 3日 (金)

ブラッド・メルドーが、新譜をだす!

ブラッド・メルドーが、新譜をだす!
現代ピアニストの最高峰の1人、ブラッド・メルドーが多彩なミュージシャンを迎えた新譜をだす。
メルドーは、5月、6月に来日して、レギュラー・トリオとソロで演奏をする。
それだけでも、いまからワクワクなのに。。
なんと、新譜は非常に彼らしいアルバムになりそうですよ。
『Finding Gabriel / Brad Mehldau』
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メルドーのオリジナル10曲で構成されているそうです。
名手ベッカ・スティーヴンスやカート・エリングらがヴォイス・パフォーマーとして起用されており、、
メルドー自身も6曲で声で参加してるとか。
ピアノ、オルガン、エレピ、アナログシンセ、ドラム、パーカッションと、相変わらず多才な活躍。
また、突き抜けてしまいそうな音世界のよう。
今日のおまけは、その新譜から「The Garden」。
 
すげぇ、、かっこいい!!
いやぁ。。楽しみですよね。
んじゃ、退散♪

 

2019年4月21日 (日)

情緒豊かに、穏やかに… 『Epistrophy / Bill Frisell  Thomas Morgan

Epistrophy


 

 

この2人のアルバム『Small Town』は、感性の掛け合い、癒しの空間でした。

なんと、再び、ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴの録音盤がでるとのことで、楽しみにしてました!

 

オープナーは、ひたすら優しく穏やかな「All in Fun」。息のぴったりあった癒しの演奏に、終了とともに歓声があがる。カントリー・ソングをメドレーで、長閑に「Wildwood Flower」、明るく「Save The Last Dance For Me」。

一転、コンテンポラリーのクールな演奏、ポール・モチアン曲「Mumbo Jumbo」。

美しいバラッド「You Only Live Twice」、悶絶するほど美しく、情感豊かな演奏。

スタンダードでビリー・ストレイホーンの名曲「Lush Life」、音数も少なく夜の闇にメロディが静かに流れていく。

タイトル曲セロニアス・モンクの「Epistrophy」、すこしテンポもあがってファンキーにインプロゼーションを積み上げていく。再び、ゆったりとモンクのバラッド「Pannonica」。

大自然が広がる音風景「Red River Valley」。

終演は、フランク・シナトラを始め多くの歌手に愛されてきたスタンダード「 In the Wee Small Hours of The Morning」。2人の心の中の歌声が聴こえてくる愛情満ちた演奏。

 

本当に、この2人の相性は抜群ですよね。

2人とも引き算の美学の達人!

いわゆる超絶な掛け合いでないけれど、誰にも真似のできない世界。

日曜日の朝にぴったりな1枚ね♪

 

 

1. All in Fun

2. Wildwood Flower / Save The Last Dance For Me

3. Mumbo Jumbo

4. You Only Live Twice

5. Lush Life

6. Epistrophy

7. Pannonica

8. Red River Valley

9. In the Wee Small Hours of The Morning

 

Bill Frisell  (g)

Thomas Morgan (b)

 

今日のおまけは、「You Only Live Twice」。



 

平成ももうすぐ終わります。

我が家では、旅行にいってしまうけど。。

 

んじゃ、退散♪

 

2019年4月16日 (火)

知的好奇心をそそる演奏 『The Transitory Poems / Vijay Iyer / Craig Taborn 』

The_transitory_poems
 
 
突き抜けた才能を持つ2人のピアニスト、ヴィジェイ・アイヤーとクレイグ・タボーン。
この2人の2018年のブダペストのリスト・フェレンツ音楽大学でのデュオ・コンサートの記録。
 
2人の作曲や即興に対するアプローチは、それぞれとても独自だと思うが、年齢も近く、シカゴ・ジャズの重鎮ロスコー・ミッチェルのNote Factoryで一緒に演奏している2人には、深い精神的なつながりを感じる気がする。
セシル・テイラー、ムハル・リチャード・エイブラムス、ジュリ・アレン、抽象画家ジャック・ウィッテン、近年鬼籍に入った人への想いのつまった曲が並び、それらを選択することに彼らのアイディンティティを強く感じる。
 
オープナーの「Life Line (Seven Tensions)」から終演曲の「Meshwork/Libation (When Kabuya Dances)」まで、一環として、、いわゆるコール&レスポンスのようなストレートな演奏はない。共鳴、共感、対立…あらゆる表現の可能性を、アイデア、テクニック様々な方面から探求。曲と即興の境界が不明瞭で、緊張感の続くスリリングで知的好奇心をそそる演奏を展開。
聴きやすいとは言えないフリーの演奏が続くのだが、時折、氷のような美しさに吸い込まれそうになる。心の奥深くを揺さぶる強い波動を感じる。
 
ピアノ・デュオのくくりで購入すると痛い目をあうとおもうのだけど、、
でも、気概ある人にぜひお薦めしたい…。
 
1.Life Line (Seven Tensions)
2.Sensorium
3.Kairos
4.S.H.A.R.D.S.
5.Shake Down
6.Clear Monolith
7.Luminous Brew
8.Meshwork/Libation (When Kabuya Dances)
 
Vijay Iyer (p) 
Craig Taborn (p)
 
今日のおまけは、ヴィジェイ・アイヤーご本人があげていた「Sensorium」。
 
 

 
すっかり、春になりましたね。
おかげさまで、眠くて眠くて。。
 
んじゃ、退散♪

2019年3月24日 (日)

夕暮れかふぇは『Distant Storm / Sara Gazarek』で、決まり♪

『Distant Storm / Sara Gazarek』
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米国の実力派歌手、サラ・ガザレク。
本人単独名義のアルバムは『Blossom & Bee / Sara Gazarek』以来。
様々な出来事を経て、一皮も二皮もむけたガザレクが、楽曲、アレンジ、メンバー、演奏に気合を入れたターニング・ポイント的な作品。
オープナー、ローズも美しい軽快なリズムで意味深な歌詞をさらりと歌あげる「Never Will I Marry」。スキャットもクール。鼻にかかったハミングが素敵、バックコーラスが効果的「Not The Only One」、アルトサックのソロも情感たっぷり。ラリー・ゴールディングスのオルガンが小粋「Easy Love」。
スティービー・ワンダーの「I Believe When I Fall In Love」、洗練された大人の雰囲気に。
ニック・ドレイクの「The River / Riverman」は、心に染み渡る歌唱力に脱帽。ベース・ソロから始まるビヨークの「Cocoon」もローズの響とともに胸に迫る。カントリー・ソング「Jolene」の大迫力。
日本盤ボーナス・トラック「I’m A Fool To Want You」は淡々と丁寧に。
3曲め同様にラリー・ゴールディングスとの共作「Gaslight District」、アンサンブルも美しい。日本盤ボーナス・トラックの「Spinning Round」、ピアノ・トリオをバックにスキャットで踊りまくり。サックスとスキャットの絡みがかっこいい「The Lonely Hours」。
終演は、ブラッド・メルルドーの曲!「The Lonely Hours(When It Rains)」、カート・エリングがゲストヴォーカル!ストーリーが見える素晴らしい演奏。
囁くような、、ため息のような繊細な表現から、ダイナミックな歌声まで、天性のジャズ・ヴォーカリスト。素晴らしかったですよ。
1.Never Will I Marry (Lesser Samuels/Frank Loesser)
2.Not The Only One (Sam Smith/James Napier)
3.Easy Love (Sara Gazarek/Larry Goldings)
4.I Believe When I Fall In Love (Stevie Wonder-Yvonne Wright)
5.The River / Riverman (Poem;Sara Teasdale, Music;Josh Nelson / Nick Drake)
6.Cocoon (Bjork-Thomas Knak)
7.Jolene (Dolly Parton)
8.I’m A Fool To Want You (Frank Sinatra/Jack Wolf) *JPN bonus track 
9.Gaslight District (Sara Gazarek/Larry Goldings)
10.Spinning Round (Jessie Palter-Mike Jellick) *JPN bonus track 
11.The Lonely Hours (Jerry Solomon/Hy Glaser)
12.Distant Storm (When It Rains) (Sara Gazarek/Brad Mehldau)
Sara Gazarek  (vo)
Stu Mindeman  (p, el-p)
Alex Boneham  (b)
Christian Euman  (ds)
Josh Johnson  (as)
Larry Goldings  (org)
Ido Meshulam  (tb)
Danny Janklow  (as)
Brian Walsh  (b-cl)
Keita Ogawa 小川 慶太 (perc)
Aaron Serfaty  (perc)
Erin Bentlage (background vocal)
Michael Mayo (background vocal)
Kurt Elling (vo) #12
今日のおまけは ご本人があげていた「The River / Riverman
」。

なんと、、今朝は雪景色になった新潟です。。
んじゃ、退散♪

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