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音楽で拡がる輪

JAZZ(Born In The U.S.A. )

2020年12月28日 (月)

クリポタ色に染まったカラフルな作品 『There Is A Tide / Chris Potter』

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クリス・ポッターの新譜は、このコロナ禍の中で、一人多重録音をしたアルバム。
サイン付きのカードが欲しいばかりに、レーベルから飛ばしたのはいいのだけど、、
何を血迷ったか、、レコードの選択をしてしまいました。
レコードは、とても好きなのですけど、かけるのに時間と場所を選びますよね。
と、、いうことで、年末のギリギリになってしまいました。汗
 
前回の時にブログにでも触れましたが、ここに使われている楽器を全て自分で演奏しています。
 
A面オープナーの「I Had a Dream」から、爽やかなクリポタ・サウンド。
ゆったりしたハーモニーからブリブリとクリポタ節がくる「Like a Memory」。
明るい色彩感覚の「Mother of Waters」の美しいハーモニー。
変拍子全面押しの「Rising Over You」、一人でバトル。
落ち着いた色合いの「Oh So Many Stars」。
 
ここで、B面へ。
 
B面、オープナーは、ポップな感覚の「Drop Your Anchor Down 」。
「Beneath The Waves 」、イケイケ、躍動感満載。
優しいメロディ「Rest Your Hand」。美しいメロディとフルートに心奪われる「As The Moon Ascends」。
終演は、覚悟を感じる曲調と演奏「New Life (In The Wake of Devastation)」。
 
 
彼が、ピアノやギターを弾いている動画は観たことがあるのですが、ここまで本格的に演奏しちゃうとは…。火事場の力持ちをはるかに超える才能ですねぇ。
専門外は、専門家に任せなさいとか言う人は聴かなくていいですよん。
 
まぁ、煽りまくるドラムとか、ピアノとか、ギターとか、、いないわけですから。。
いつもよりは、ブリブリ感は低めですけど、やっぱり、ブリブリ吹いています。笑
 
クリポタ色でそまったカラフルな作品でっす。
 
a1. I Had a Dream 
a2. Like a Memory 
a3. Mother of Waters 
a4. Rising Over You 
a5. Oh So Many Stars 
 
b1. Drop Your Anchor Down 
b2. Beneath The Waves 
b3. Rest Your Hand 
b4. As The Moon Ascends 
b5. New Life (In The Wake of Devastation)
 
Chris Potter (ts, ss, cl, b-cl, fl, a-fl, p, keys, el-g, ac-g, el-b, ds, perc, samples)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「I Had A Dream」。
 
 
サイン付きのカードは、レコード一緒に大事にしまってます。
今年は、コロナ騒ぎで嫌なことばかりでしたが、ブラッド・メルドー、フレッド・ハーシュ、このクリス・ポッター、、他、沢山のアーティストたちが、今しか考えられないアルバムをリリースしてくれました。
ちょっと、救われますよね。
 
んじゃ、退散♪

2020年11月28日 (土)

クリス・ポッターのワンオペ・アルバム『There Is a Tide / Chris Potter』が出る!

 
現代ジャズの最高峰と言われるマルチ奏者、クリス・ポッターのアルバムが12月4日にリリースされまっす。
 
★There Is a Tide / Chris Potter★
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コロナ禍、ロック・ダウンの状況で、様々彼が思い考えたことを、音源で残したアルバム。
 
ピアノなどの鍵盤楽器から、ギターやベースの弦楽器、ドラムやパーカッションの打楽器、そして本家のリード楽器、、全ての楽器を彼自身が演奏し、多重録音したもの。なんでも、できちゃうんだね。改めて惚れ直す。笑
しかも、6週間で、この全行程を終わらせたそうです。
 
どうなんでしょ。
ご本人が上げていた音源をつまみ食い。。
 
 
で、、私は何を見誤ったか。。レーベルに直接L Pレコードで頼んでしましました。汗
 
んじゃ、退散♪

2020年10月31日 (土)

ゆったりとメロディアスな癒しの空間 『Rainbow Sign  / Ron Miles』

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米国のコルネット、トランペット奏者、作曲家のロン・マイルス。
現代ジャズ・シーンで活躍する優れた即興演奏家の一人です。
正直に言うと、アルバムによっては、、ちょっと苦手な時もある。汗
今回は、『I Am A Man』と同じメンバー。
ブライアン・ブレイド、ビル・フリゼール、ジェイソン・モラン、トーマス・モーガンといった、旧知の仲のレジェンド級の奏者たち、全ての曲がマイルスのオリジナル。
 
オープナーは、絞り出すようなコルネット の音からゆったりと始まる「Like Those Who Dream」。一聴バラバラのようで、5人の足並みが揃っていることは、すぐわかる16分弱。牧歌的な世界に時折切り込むマイルス。
シームレスな感じで始まるメロディアスな「Queen of The South」。
哀愁に満ちた「Average」、一音、一音を大切に、そして、美しく重なり合う。
タイトル曲「Rainbow Sign」、今回のアルバムは、マイルスの父親の天国への旅路をイメージした曲のようですが、とても、明るくのびのびした曲。彼自身は、父親がなくなる前にしっかりと感謝の気持ちや愛を伝えており、死を暗いマイナスなイメージとして捉えてないようです。親子でとても幸せですね。
冒頭から、フリゼールの牧歌的でメロディアスなギター・プレイが炸裂する「The Rumor」。
彼のギターには、大草原を転がるタンブルウィードのような風景と自由を感じますよね。
伸びやかなマイルスのコルネット で始まる「Custodian of The New」、穏やかで優しい5人の会話。
「This Old Man」、呟くようなマイルスとモーガンのベースがいい感じ、自由度マックス。
このアルバムでは、比較的テンポの早い「Binder」、ぐいぐいグルーヴしながら、、でも、淡々と進んでいく感じが5人の実力の高さを感じるっ。
どこか幻想的で浮遊感ある「A Kind Word」でアブストラクトな終演。
 
創造力豊かな即興演奏が高次元で交差、幻想的な浮遊感とアメリカーナ的な佇まい。
時折、ノイジーな音もはいるけれど、基本、メロディアスでリラックした癒しの空間。
 
 
1.Like Those Who Dream
2.Queen of The South
3.Average
4.Rainbow Sign
5.The Rumor
6.Custodian of The New
7.This Old Man
8.Binder
9.A Kind Word
 
 
Ron Miles (cor)
Brian Blade (ds)
Bill Frisell (g)
Jason Moran (p)
Thomas Morgan (b)
 
 
今日のおまけは、レーベルがあげていた「The Rumor」。
 
 
 
 
寒くなりましたね。。
明日から、11月、、今年も残り二ヶ月!
 
 
んじゃ、退散♪

2020年10月11日 (日)

肌寒い季節にぴったりな温かさ 『This Dream of You / Diana Krall』

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恩師の名匠トミー・リピューマ氏と2016年から再開していた、スタジオレコーディング。
2017年の彼の他界で、中断を余儀なくされたが、残された音源をもったいないと思い、彼の気に入っていた「But Beautiful」を基軸に未収納曲をまとめたアルバム。
 
オープナーは、ストリングスの入った「But Beautiful」、呟くように歌うクラールがとても近い。
アンソニーのギターのオブリガードが優しい。
同じメンバーで、スインギーに小粋に「That’s All / Azure-Te」、クレイトンのベース、ハミルトンのドラムに支えられてクラールのピアノも好調。
甘く切ないマローンのギターで始まる「Autumn In New York」、落ち着いたブライドのベースが秋を彩る。コロナ禍で美しいニューヨークには行けないけれど、歌はニューヨークの彩り感じましょ。
クレイトン、アンソニー、ハミルトンのトリオと軽快に「Almost Like Being In Love」。
名手ブロードベントのピアノでデュオ「More Than You Know」、歌に専念情感たっぷりに。
マーク・リボがギターで参加する「Just You, Just Me」は、スチュアート・ダンカンのフィドルが入って、アップテンポ!
一転、甘い音色はマローンのギター、寄り添うように「There’s No You」。
凄味させ感じる「Don’t Smoke In Bed」は、ブロードベントのピアノがサポート。
タイトル曲、ボブ・ディランの「This Dream of You」の説得力のある歌唱、フィドルとアコーディオンが加わってアメリカーナの雰囲気をプラス。
クレイトンとデュオ「 I Wished on The Moon」、ハッピーでちょっとファンキー。
クールビューティな「How Deep Is The Ocean」、リボーのギターが泣ける。
終演は、オープナーのメンバー3人と「Singing In The Rain」、クレイトンの粋なベースが素敵♪
 
彼女の希望、「すぐそばで聴こえる声」の録音のおかげで、いつも以上に、ハートウォームな彼女の歌声に。
しかし、マローンのギター、、懐かしかったなぁ。
 
1. But Beautiful
2. That’s All / Azure-Te
3. Autumn In New York
4. Almost Like Being In Love
5. More Than You Know
6. Just You, Just Me
7. There’s No You
8. Don’t Smoke In Bed
9. This Dream of You
10. I Wished on The Moon
11. How Deep Is The Ocean
12. Singing In The Rain
 
Diana Krall (vo, p)
John Clayton (b) #1,2,4,10
Jeff Hamilton (ds) #1,2,4
Anthony Wilson (g) #1,2,4
Christian McBride (b) #3,7
Russell Malone (g) #3,7
Alan Broadbent (p) #5,8
Tony Garnier (b) #6,9,11
Karriem Riggins (ds) #6,9,11
Marc Ribot (g) #6,9,11
Stuart Duncan (fiddle) #6,9,11
Randall Krall (Accordion) #9
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Autumn In New York」。
 
 
寒くなってくると、温かいヴォーカル盤は活躍しますよね。
 
んじゃ、退散♪

2020年8月23日 (日)

柔らかなハーモニー、イマジネーション豊かなインタープレイ 『Valentine /  Bill Frisell』

Valentine
 
 
4月に、ACTレーベルから、グレゴア・マレたちとの『Americana』というアルバムが出たばかりのレジェンド・ギタリスト、ビル・フリゼール。
今度は、自身のギター・トリオでのアルバムが、ブルーノート・レーベルからリリース♪
この2年ほど一緒に活動して来たベースのトーマス・モーガン、ドラムのルディ・ロイストンとのトリオでの初めてのアルバム。
 
結論!笑
ギター・トリオに徹していて、フリゼールのイマジネーション豊かなギター・プレイが堪能できまっす!
 
オープナーは、マリのブルース奏者、ブバカール・トラオレの「Baba Drame」。浮遊感たっぷりの明るく開放的なサウンドにリラックス。
時間旅行をするような「Hour Glass」にはじまって、5曲フリゼールのオリジナルが続く。
3人の絶妙な演奏にモンクが遊びに来たようなタイトル曲「Valentine」。
ブルージーで哀愁たっぷりの「Levees」。ミステリアスでどこか哀しげな「Winter Always Turns To Spring」。
思わず鼻歌しそうな「Keep Your Eyes Open」。
ビリー・ストレイホーンの隠れ名曲「A Flower Is A Lovesome Thing」の可愛らしさ。
ちょっとアブストラクトでユーモアに溢れた「Electricity」。
心地よく青空がひろがるカントリー曲「Wagon Wheels」は、お手のモノ。
ドラム・ロールが不思議とはまる「Aunt Mary」。
バカラック曲「What The World Needs Now Is Love」の優しいハーモニー、美音のオンパレード。
アコギで奏でる「Where Do We Go?」の木訥でノスタルジックな世界。
終演は、親しみやすく語りかける米国のプロテスト・ソング「We Shall Overcome 」、彼らかのメッセージをキャッチしよう。
 
日本版には、「Dance」、「 Back at Normal School in Newar」が追加されています!
 
3人の相性の良さ、特にベースのトーマス・モーガンとの相思相愛からくる感覚は驚異的。
この残暑を乗り切る必需品ですね!
 
1. Baba Drame
2. Hour Glass 
3. Valentine 
4. Levees 
5. Winter Always Turns To Spring 
6. Keep Your Eyes Open  
7. A Flower Is A Lovesome Thing 
8. Electricity 
9. Wagon Wheels 
10. Aunt Mary 
11. What The World Needs Now Is Love 
12. Where Do We Go? (Frisell)
13. We Shall Overcome (Traditional)
 
Bill Frisell (g) 
Thomas Morgan (b) 
Rudy Royston (ds)
 
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「We Shall Overcome」。
 
 
残暑厳しいですね。
皆さん、ご自愛くださいね。
 
んじゃ、退散♪

2020年8月22日 (土)

クリス・ポッターが楽器を全て自分で演奏したアルバム『There Is A Tide』!

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写真は、Edition RecordsのHPからお借りしました。m(_ _)m
 
クリス・ポッターがロック・ダウン中に作成したアルバムを12月にリリースするらしいです!
そして、サイン付きレコードは、9月にプレ・オーダーみたい。。
 
ええと、コピペしますが、
 
「The saxophonist and composer reveals his new album 'There Is A Tide', recorded in lockdown and performing ALL instruments including piano, keyboards, electric and acoustic guitars, bass guitar, drums, clarinet, bass clarinet, flute, alto flute, percussion, samples and of course saxophones」
 
サックスは、もちろんなのですが、、ここに書かれている全ての楽器を彼が演奏しているとのこと。
ロック・ダウンの賜物か。。
 
詳しくは、Edition RecordsのHPへ。
 
楽しみ〜。
 
んじゃ、退散♪

2020年7月26日 (日)

革新と伝統を同時に背負う 『Happening: Live At The Village Vanguard / Gerald Clayton』

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2017年に丸の内のコットンクラブで、彼のリーダーのライブを聴きました。
その時の感想は「伝統を核に現代的センスで勝負」。
ローズとピアノをうまく操っていましたが、圧倒的に印象に残っているのは、、
音の美しさ、知的でセンスの良いフレージングで心奪われ、正真正銘の血統賞付きのピアニストなんだと改めて思いました。
 
そんな彼が、ブルーノートレーベルに移籍した第一弾。
しかも、ジャズの聖地「ヴィレッジ・ヴァンガード」での録音盤。
そそりますよね?
 
メンバーも、ニューヨークの超実力派を揃えた2管クインテット。
クレトンのオリジナル4曲とスタンダード、ミュージシャン曲で7曲。
日本版は、オリジナル曲のソロ演奏「Alma」を追加。
 
2管ユニゾンではじまる「Patience Patients」、全体にダークで不穏なムード。
アヴァンギャルドに叫ぶフロントを支えながらもクールに構える後方隊。
アブストラクトなピアノ・ソロから始まる「A Light」、切れ味鋭いキメの数々に、フロントの一体感が半端ない。現代ジャズの肝が詰まった演奏が続く。
ジャス・ジャイアンツ、バド・ワウエルの「Celia」は、ピアノ・ソロから始まるトリオ演奏。
右手の高速シングル・ノートのフレージングをモダンに響かせ、ベース・ソロ、ドラム・ソロと繋いでいく。
新曲かな?「Rejuvenation Agenda」、思索的でいながら神経質な感じがまったく無いソロ。のびのびしてますよね。
美しいタッチ、透明感ある音で始まる「Envisionings」。哀愁あるメロディアスな演奏が、やがて、燃え尽くすようなサックスの叫びに驚愕。
トリオ演奏で、スタンダード「Body and Soul」、知的で美しいピアノ演奏を中心に、3人の息の合った演奏。
終演は、デューク・エリントンの「Take the Coltrane」、自由奔放で、遊び心もたっぷりに、彼らの大先輩たちの音楽を楽しんでいる。なんと、14分超え。
 
そして、日本版では、ソロ演奏のオリジナル「Alma」。
これがまた、秀悦。音数を抑えた美しくも儚いバラッド。少しビターで超エレガントな1曲。
 
ドラムとベースの強靭なグルーヴ、変幻自在、キレキレの2管、音が美しくセンスの際立った才能あるピアノ。革新と伝統を同時に背負って、生きている人たちの演奏ですね。
そして、憧れのヴィレッジ・ヴァンガードの観客になれる、ライブならではの高揚感が詰まった1枚。
 
 
1.Patience Patients
2.A Light
3.Celia
4.Rejuvenation Agenda
5.Envisionings
6.Body and Soul
7.Take the Coltrane
日本版ボーナス・トラック「Alma」
 
Gerald Clayton (p)
Logan Richardson (as) #1,2,4,5,7
Walter Smith III (ts) #1,2,4,5,7
Joe Sanders (b)
Marcus Gilmore (ds)
 
今日のおまけは、レーベルがあげていた「Rejuvenation Agenda」。
 
 
本来ならば、東京オリンピックのための?連休だったのですよね?
Go Toキャンペーンって、いわれたって、新潟はカモン、って言われたって。。。
この状況で、県をまたぐ勇気は、、我が家にはありませんでしたよ。
で、県内にお金落としまくりました。。汗
 
んじゃ、退散♪

2020年7月23日 (木)

揺らぎのある涼やかな音風景 『Blue Has A Range / Steve Cardenas』

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コンテンポラリー・ギターの雄、スティーヴ・カーディナス 。
そのお名前を初めて目にしたのは、ベン・モンダー、ブルース・サンダースらと。90年代にニューヨーク・ギター・トリオというバンド名で日本でリリースされた、『Raising the Standard』というアルバム。
そのあと、彼とベン・モンダーは、時折フォローする感じできた。
ニューヨークの超スターだらけの、、ギター業界で、20年以上に渡って、コンテンポラリー・ギターの雄って、言われ続けるのもすごい!
今回は、自らも参加する「マーシー・プロジェクト」のジョン・カウハード、ブライアン・ブレイドを迎え、ベースは長年の共演者ベン・アリソンの新バンド 。
でも、互いの心の中が読みあえる仲間。
 
オープナーは、「Lost And Found」、ちょっとミステリアスで、透明感と浮遊感がある。どこかノスタルジック。
ギター版、セロニアス・モンクのような、ウィットとユーモアに溢れた「Blue Language」。
揺れて滲んで、、哀愁たっぷりなワルツ「Language of Love」。
ジョン・コルトレーンの「ジャイアント・ステップ」にインスパイアされた「 Highline」、スリリングなソロがギター、ピアノ、ドラムと受け継がれていく、熱いチューン。
アコースティック・ギターで奏でるバラッドの美しさ、しんみりと心に語りかけてくる「Fern'S Guitar」。
ギターとピアノの追いかけっこから、広い世界に導き出す「Reflector」。
幻想的で浮遊感満載の「Siquijor」は、フィリピンのシキホル島での滞在中にできた曲、素朴な感じのベース・ソロも印象的で美しい1曲。
カーディナスの尖った部分がプッシュされ、即興、実験的なサウンドの「Signpost Up Ahead」。
終演はタイトル曲「Blue Has A Range」、ストーリー性のある神秘的で静謐な曲で、ピアノとギターの重なりが美しい、、美しすぎる…
 
 
毎回、新譜は話題になるのだけど、今回もなかなか良いのですよ。
ジャケットの色合いのように、様々な青を思い出させる揺らぎのある美しく涼やかな音風景が並ぶ。
現代的なアメリカーナの多彩で幅の広く懐深い音楽を取り入れた、コンテポラリー・ジャズ。
 
 
 
1. Lost And Found 
2. Blue Language 
3. Language of Love 
4. Highline 
5. Fern'S Guitar 
6. Reflector 
7. Siquijor 
8. Signpost Up Ahead 
9. Blue Has A Range 
 
 
Steve Cardenas (g)
Jon Cowherd (p) 
Ben Allison (b) 
Brian Blade (ds)
 
ちょうど良い動画みつけられなかったので、、
Apple musicで、涼んでください。
 
 
Go toだけど、Stay Homeな一枚。
 
んじゃ、退散♪

2020年7月18日 (土)

スルメ盤、確定! 『Swallow Tales / John Scofield  Bill Stewart  Steve Swallow』

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6月の頭にECMからリリースされた、ジョン・スコフィールドのリーダー作が、聴くほどに「スルメ盤」と、化しちゃっている。
そもそも、ジョンスコって、ECMからのリーダー作なかったんだ…。
隠れメロディ・メーカーのスティーブ・スワロウ集ってことで、予約して買ったわけなんですが、、一月経ってもも飽きないスルメ盤と化しました。笑
7月の新譜も何枚か届いていて、そろそろ、投稿せねば!
 
オープナーは、歌心満載のギターとベースのソロが聴ける「 She Was Young 」。
カラフルなドラムが印象的な「Falling Grace」、ギターとベースの変幻自在さに心うきうき!
でた、ウネウネと自由に遊ぶギターの真骨頂「Portsmouth Figurations」。
スローでミステリアスな「Awful Coffee」。
グルーヴィーなドラムの演奏にのったご機嫌な「Eiderdown」。
愛らしくもトリッキーなワルツ「Hullo Bolinas」の不思議なハーモニー。
美しいバラッド「Away 」。心に染みいる、ギターの音色。
「 In F」、まるで波乗りでもするようにすらすらと進むギターとベース!確実に決めるドラム!!
終演は、3人の大らかで楽しい演奏が堪能できる「Radio」。
 
 
ジョンスコとスワロウの2人は、ジョンスコが、バークリーで学生だった時にゲーリー・バートンがスワローを連れて来たときからの40年ほどの付き合いらしい。
そして、ジョンスコも愛してやまない、ジャズ・オタクたちの憧れのスワロウの曲で、革新的な演奏方法、、というより、長い間演奏してきた曲を楽しみながら互いの反応を喜びならがら演奏している。
二人の阿吽はもちろん、ドラムのビル・スチュワートが「歌心ある」完璧なお仕事です。
これは、スルメ盤、確定ですね!
 
 
1. She Was Young 
2. Falling Grace 
3. Portsmouth Figurations 
4. Awful Coffee 
5. Eiderdown 
6. Hullo Bolinas 
7. Away 
8. In F 
9. Radio 
 
John Scofield (g)
Steve Swallow (el-b)
Bill Stewart (ds)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Hullo Bolinas」。
 
 
んじゃ、退散♪

2020年7月11日 (土)

ついに出た! 『RoundAgain / Redman Mehldau McBride  Blade』

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サックス奏者の雄、ジョシュア・レッドマンが仕掛けたアルバムは、1994年の『MoodSwing』以来約26年!振りとなるスーパー・カルテット。
すでに、ネットに上がっていた昨年の公演からの2曲は、ネット上でも絶賛の嵐。
ライナーによれば、この2日間の公演の勢いのまま、スタジオ録音したそう。
全て、オリジナルで、ジョシュアが3曲、メルドーが2曲、マクブライドとブレイドは1曲ずつ、全7曲。
 
オープナーは、ジョシュア作「Undertow」、メルドーのピアノとジョシュアのテナー・サックスが超クール。ベースとドラムが音を出すだけでドライブしちゃう。
メルドー作「Moe Honk」、高速長尺ジョシュアのソロ、呼応するメルドーの高速長尺ソロ、マクブライドの高速長尺ソロ、彼らを全てプッシュするブレイドの切れ味のよさ!
メロディアスだけど、超絶技巧なジョシュアとマクブライドの歌が聴ける「Silly Little Love Song」は、ジョシュアのオリジナル。メルドーの明るく嬉しいそうな演奏も珍しいよね。
一転、スリリングで緊張感が高い「Right Back Round Again」も、ジョシェアの曲。
ソプラノ・サックスが雄弁に語り出すマクブライドの「Floppy Diss」、ユーモアとウィットに富んだ演奏。
メルドーの「Father」もソプラノ、もうウネウネと饒舌、全員で10歩くらい先がわかってるんじゃ?って、演奏が続く。
終演は、ブレイドの「Your Part To Play」、ベースにサックス、ピアノと加わっていき、ゆったりと絡み合っていく、哀愁のある演奏が次第に興奮をともっなって高揚していく…。
 
長いブランクを感じることのない演奏。ストレート・アヘッドなジャズを展開している。
それぞれの楽器で「神」の領域にたどり着いてる4人が、心置きなく再開を楽しみ、喜ぶ熱さが伝わってきまっす。
ご心配無用、あなたが思ったように、4人だから出来る凄い演奏になってますから。笑
あとは、来日を祈るのみ。
 
1.Undertow
2.Moe Honk
3.Silly Little Love Song
4.Right Back Round Again   
5.Floppy Diss
6.Father      
7.Your Part To Play
 
Joshua Redman (ts, ss)
Brad Mehldau (p)
Christian McBride (b)
Brian Blade (ds)
 
今日のおまけは、ジョシュアがあげていた「Right Back Round Again」のアルバム版。
 
 
 
 
大雨の被害に遭われた皆さんに、お見舞い申し上げます。
これ以上の災害が起こらないことを祈るばかりです。
 
んじゃ、退散♪

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