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音楽で拡がる輪

JAZZ(Born In The U.S.A. )

2020年7月26日 (日)

革新と伝統を同時に背負う 『Happening: Live At The Village Vanguard / Gerald Clayton』

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2017年に丸の内のコットンクラブで、彼のリーダーのライブを聴きました。
その時の感想は「伝統を核に現代的センスで勝負」。
ローズとピアノをうまく操っていましたが、圧倒的に印象に残っているのは、、
音の美しさ、知的でセンスの良いフレージングで心奪われ、正真正銘の血統賞付きのピアニストなんだと改めて思いました。
 
そんな彼が、ブルーノートレーベルに移籍した第一弾。
しかも、ジャズの聖地「ヴィレッジ・ヴァンガード」での録音盤。
そそりますよね?
 
メンバーも、ニューヨークの超実力派を揃えた2管クインテット。
クレトンのオリジナル4曲とスタンダード、ミュージシャン曲で7曲。
日本版は、オリジナル曲のソロ演奏「Alma」を追加。
 
2管ユニゾンではじまる「Patience Patients」、全体にダークで不穏なムード。
アヴァンギャルドに叫ぶフロントを支えながらもクールに構える後方隊。
アブストラクトなピアノ・ソロから始まる「A Light」、切れ味鋭いキメの数々に、フロントの一体感が半端ない。現代ジャズの肝が詰まった演奏が続く。
ジャス・ジャイアンツ、バド・ワウエルの「Celia」は、ピアノ・ソロから始まるトリオ演奏。
右手の高速シングル・ノートのフレージングをモダンに響かせ、ベース・ソロ、ドラム・ソロと繋いでいく。
新曲かな?「Rejuvenation Agenda」、思索的でいながら神経質な感じがまったく無いソロ。のびのびしてますよね。
美しいタッチ、透明感ある音で始まる「Envisionings」。哀愁あるメロディアスな演奏が、やがて、燃え尽くすようなサックスの叫びに驚愕。
トリオ演奏で、スタンダード「Body and Soul」、知的で美しいピアノ演奏を中心に、3人の息の合った演奏。
終演は、デューク・エリントンの「Take the Coltrane」、自由奔放で、遊び心もたっぷりに、彼らの大先輩たちの音楽を楽しんでいる。なんと、14分超え。
 
そして、日本版では、ソロ演奏のオリジナル「Alma」。
これがまた、秀悦。音数を抑えた美しくも儚いバラッド。少しビターで超エレガントな1曲。
 
ドラムとベースの強靭なグルーヴ、変幻自在、キレキレの2管、音が美しくセンスの際立った才能あるピアノ。革新と伝統を同時に背負って、生きている人たちの演奏ですね。
そして、憧れのヴィレッジ・ヴァンガードの観客になれる、ライブならではの高揚感が詰まった1枚。
 
 
1.Patience Patients
2.A Light
3.Celia
4.Rejuvenation Agenda
5.Envisionings
6.Body and Soul
7.Take the Coltrane
日本版ボーナス・トラック「Alma」
 
Gerald Clayton (p)
Logan Richardson (as) #1,2,4,5,7
Walter Smith III (ts) #1,2,4,5,7
Joe Sanders (b)
Marcus Gilmore (ds)
 
今日のおまけは、レーベルがあげていた「Rejuvenation Agenda」。
 
 
本来ならば、東京オリンピックのための?連休だったのですよね?
Go Toキャンペーンって、いわれたって、新潟はカモン、って言われたって。。。
この状況で、県をまたぐ勇気は、、我が家にはありませんでしたよ。
で、県内にお金落としまくりました。。汗
 
んじゃ、退散♪

2020年7月23日 (木)

揺らぎのある涼やかな音風景 『Blue Has A Range / Steve Cardenas』

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コンテンポラリー・ギターの雄、スティーヴ・カーディナス 。
そのお名前を初めて目にしたのは、ベン・モンダー、ブルース・サンダースらと。90年代にニューヨーク・ギター・トリオというバンド名で日本でリリースされた、『Raising the Standard』というアルバム。
そのあと、彼とベン・モンダーは、時折フォローする感じできた。
ニューヨークの超スターだらけの、、ギター業界で、20年以上に渡って、コンテンポラリー・ギターの雄って、言われ続けるのもすごい!
今回は、自らも参加する「マーシー・プロジェクト」のジョン・カウハード、ブライアン・ブレイドを迎え、ベースは長年の共演者ベン・アリソンの新バンド 。
でも、互いの心の中が読みあえる仲間。
 
オープナーは、「Lost And Found」、ちょっとミステリアスで、透明感と浮遊感がある。どこかノスタルジック。
ギター版、セロニアス・モンクのような、ウィットとユーモアに溢れた「Blue Language」。
揺れて滲んで、、哀愁たっぷりなワルツ「Language of Love」。
ジョン・コルトレーンの「ジャイアント・ステップ」にインスパイアされた「 Highline」、スリリングなソロがギター、ピアノ、ドラムと受け継がれていく、熱いチューン。
アコースティック・ギターで奏でるバラッドの美しさ、しんみりと心に語りかけてくる「Fern'S Guitar」。
ギターとピアノの追いかけっこから、広い世界に導き出す「Reflector」。
幻想的で浮遊感満載の「Siquijor」は、フィリピンのシキホル島での滞在中にできた曲、素朴な感じのベース・ソロも印象的で美しい1曲。
カーディナスの尖った部分がプッシュされ、即興、実験的なサウンドの「Signpost Up Ahead」。
終演はタイトル曲「Blue Has A Range」、ストーリー性のある神秘的で静謐な曲で、ピアノとギターの重なりが美しい、、美しすぎる…
 
 
毎回、新譜は話題になるのだけど、今回もなかなか良いのですよ。
ジャケットの色合いのように、様々な青を思い出させる揺らぎのある美しく涼やかな音風景が並ぶ。
現代的なアメリカーナの多彩で幅の広く懐深い音楽を取り入れた、コンテポラリー・ジャズ。
 
 
 
1. Lost And Found 
2. Blue Language 
3. Language of Love 
4. Highline 
5. Fern'S Guitar 
6. Reflector 
7. Siquijor 
8. Signpost Up Ahead 
9. Blue Has A Range 
 
 
Steve Cardenas (g)
Jon Cowherd (p) 
Ben Allison (b) 
Brian Blade (ds)
 
ちょうど良い動画みつけられなかったので、、
Apple musicで、涼んでください。
 
 
Go toだけど、Stay Homeな一枚。
 
んじゃ、退散♪

2020年7月18日 (土)

スルメ盤、確定! 『Swallow Tales / John Scofield  Bill Stewart  Steve Swallow』

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6月の頭にECMからリリースされた、ジョン・スコフィールドのリーダー作が、聴くほどに「スルメ盤」と、化しちゃっている。
そもそも、ジョンスコって、ECMからのリーダー作なかったんだ…。
隠れメロディ・メーカーのスティーブ・スワロウ集ってことで、予約して買ったわけなんですが、、一月経ってもも飽きないスルメ盤と化しました。笑
7月の新譜も何枚か届いていて、そろそろ、投稿せねば!
 
オープナーは、歌心満載のギターとベースのソロが聴ける「 She Was Young 」。
カラフルなドラムが印象的な「Falling Grace」、ギターとベースの変幻自在さに心うきうき!
でた、ウネウネと自由に遊ぶギターの真骨頂「Portsmouth Figurations」。
スローでミステリアスな「Awful Coffee」。
グルーヴィーなドラムの演奏にのったご機嫌な「Eiderdown」。
愛らしくもトリッキーなワルツ「Hullo Bolinas」の不思議なハーモニー。
美しいバラッド「Away 」。心に染みいる、ギターの音色。
「 In F」、まるで波乗りでもするようにすらすらと進むギターとベース!確実に決めるドラム!!
終演は、3人の大らかで楽しい演奏が堪能できる「Radio」。
 
 
ジョンスコとスワロウの2人は、ジョンスコが、バークリーで学生だった時にゲーリー・バートンがスワローを連れて来たときからの40年ほどの付き合いらしい。
そして、ジョンスコも愛してやまない、ジャズ・オタクたちの憧れのスワロウの曲で、革新的な演奏方法、、というより、長い間演奏してきた曲を楽しみながら互いの反応を喜びならがら演奏している。
二人の阿吽はもちろん、ドラムのビル・スチュワートが「歌心ある」完璧なお仕事です。
これは、スルメ盤、確定ですね!
 
 
1. She Was Young 
2. Falling Grace 
3. Portsmouth Figurations 
4. Awful Coffee 
5. Eiderdown 
6. Hullo Bolinas 
7. Away 
8. In F 
9. Radio 
 
John Scofield (g)
Steve Swallow (el-b)
Bill Stewart (ds)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Hullo Bolinas」。
 
 
んじゃ、退散♪

2020年7月11日 (土)

ついに出た! 『RoundAgain / Redman Mehldau McBride  Blade』

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サックス奏者の雄、ジョシュア・レッドマンが仕掛けたアルバムは、1994年の『MoodSwing』以来約26年!振りとなるスーパー・カルテット。
すでに、ネットに上がっていた昨年の公演からの2曲は、ネット上でも絶賛の嵐。
ライナーによれば、この2日間の公演の勢いのまま、スタジオ録音したそう。
全て、オリジナルで、ジョシュアが3曲、メルドーが2曲、マクブライドとブレイドは1曲ずつ、全7曲。
 
オープナーは、ジョシュア作「Undertow」、メルドーのピアノとジョシュアのテナー・サックスが超クール。ベースとドラムが音を出すだけでドライブしちゃう。
メルドー作「Moe Honk」、高速長尺ジョシュアのソロ、呼応するメルドーの高速長尺ソロ、マクブライドの高速長尺ソロ、彼らを全てプッシュするブレイドの切れ味のよさ!
メロディアスだけど、超絶技巧なジョシュアとマクブライドの歌が聴ける「Silly Little Love Song」は、ジョシュアのオリジナル。メルドーの明るく嬉しいそうな演奏も珍しいよね。
一転、スリリングで緊張感が高い「Right Back Round Again」も、ジョシェアの曲。
ソプラノ・サックスが雄弁に語り出すマクブライドの「Floppy Diss」、ユーモアとウィットに富んだ演奏。
メルドーの「Father」もソプラノ、もうウネウネと饒舌、全員で10歩くらい先がわかってるんじゃ?って、演奏が続く。
終演は、ブレイドの「Your Part To Play」、ベースにサックス、ピアノと加わっていき、ゆったりと絡み合っていく、哀愁のある演奏が次第に興奮をともっなって高揚していく…。
 
長いブランクを感じることのない演奏。ストレート・アヘッドなジャズを展開している。
それぞれの楽器で「神」の領域にたどり着いてる4人が、心置きなく再開を楽しみ、喜ぶ熱さが伝わってきまっす。
ご心配無用、あなたが思ったように、4人だから出来る凄い演奏になってますから。笑
あとは、来日を祈るのみ。
 
1.Undertow
2.Moe Honk
3.Silly Little Love Song
4.Right Back Round Again   
5.Floppy Diss
6.Father      
7.Your Part To Play
 
Joshua Redman (ts, ss)
Brad Mehldau (p)
Christian McBride (b)
Brian Blade (ds)
 
今日のおまけは、ジョシュアがあげていた「Right Back Round Again」のアルバム版。
 
 
 
 
大雨の被害に遭われた皆さんに、お見舞い申し上げます。
これ以上の災害が起こらないことを祈るばかりです。
 
んじゃ、退散♪

2020年6月28日 (日)

ピアノとギターの美意識が深く絡み合う 『Little Big II: Dreams of a Mechanical Man / Aaron Parks』

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出世作『Invisible Cinema』 で、マイク・モレノのギターと絡んだ美しいサウンドに痺れた米国の天才ピアニスト、アーロン・パークスの新譜でっす。
ECMデビューも果たし、エヴァンスの繊細さとハンコックの躍動感を併せ持つ、ピアニズムでもファンを増やしています。
2018年の 『Little Big』 は『Invisible Cinema』の路線上にあり、ロック・テイストの入ったエレキ・ギターとの双頭で、ロック、エレクトロニカなど様々なジャンルを縦横無尽に行き来するサウンドだったのですが、今回はその続編。
前作と同じメンバー、ギターのグレッグ・トゥーヒー、ベースのデビッド・ギンヤード、ドラムのトミー・クレインの鉄壁の布陣です。
この2年ほどは、彼らとツアーをこなし、ますます良いケミストリーを生み出してきているとの自身からのレコーディング。

 

オープナーは、ビートの効いたドラムに引っ張られるようにバンドの緊張感の増していく「Attention, Earthlings」。
ピアノとギターのやりとりが、モダンで知的な「Here」。
美しいテーマ、美しいハーモニー、美しいピアノ「Solace」、叙情的。いつも、宇宙のどこかを漂っている気分になる。
一転、キャッチーなテーマ「Friendo」、どんどん予期せぬ方向に。
各自が、自由に実験的に羽ばたいた「Is Anything Okay?」。
情感を揺さぶる暗いギターの演奏から、パークスのヴォイスが被さり、不思議な世界を覗く「The Shadow & The Self」。
ストイックなギターが饒舌に語る「The Storyteller」。
オーバーダヴしたパーカッションが、印象的な「Dreams of Mechanical Man」。
ロック・テイストの効いた「My Mistake」、叫ぶ歪んだギター。
チャイムやベル?で始まる瞑想的な導入「The Ongoing Pulse of Isness」、後半のバンド一体での高揚。高速モードに入った時のパークスのピアノは無敵ですね。
即興「Where Now?」、まさに「今どこ?」ハイレベルな宇宙的俊足レスポンスに唖然。
終演は、感動的な高まりを持った「Unknown」。

ピアノとギターを中心にメロディアスに即興を繰り広げるサウンド。
パークスは曲によって、ピアノ、エレピ、シンセと多様な鍵盤を操り、前作以上にSF度、異次元度、宇宙度がアップ。
二枚看板のふたりの美意識が深く絡み合うエモーショナルな演奏。


彼らは、地球に起こっている様々なことに危惧しており警戒音鳴らしてますね。
そして、病んだ心に少しでも彼らの音楽が届くことを願ってるのかな。

 


1. Attention, Earthlings
2. Here
3. Solace
4. Friendo
5. Is Anything Okay?
6. The Shadow & The Self
7. The Storyteller
8. Dreams of Mechanical Man
9. My Mistake
10. The Ongoing Pulse of Isness
11. Where Now?
12. Unknown

 

Aaron Parks (p, synth, wurlitzer, rhodes, celeste, vibraphone, glockenspiel, chimes, voice)
Greg Tuohey (g)
David Ginyard Jr (b)
Tommy Crane (ds, perc)

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Solace」。

 

 

大雨が災害をひきおこしませんように。

 

んじゃ、退散♪

 

2020年6月14日 (日)

繋がって生きていきましょ。 『Pick Me Up Off The Floor / Norah Jones』

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アメリカのルーツ音楽を様々とりいれたスタイルで、ジャズのカテゴリーに収まりきらない音楽でのピアノ弾き語りが魅力的なノラ・ジーョンズ。ピアニスト、コンポーザーとしても活躍。

 

大ヒット作『Come away with me』は、グラミー賞8部門で受賞。
元々ジャズという名前で括れない彼女だが、ウェイン・ショータが参加した『Day Breaks』以来、最近は比較的ジャズの近くに。

 

「去年は、これまでで一番クリエイティヴな気分だった」
と語り、作詞、作曲は全部彼女自身、プロデュースも11曲中9曲を担当し、他2曲は、ウィルコのジェフ・トゥイーディがプロデュース、共演(*の曲)。
リリース前に、二人が共演している動画がでてて、
「わぉ、いい感じだなぁ」と、おもってました♪

 

しかも、演奏の中心となったのは、彼女が信頼をよせているブライアン・ブレイド。
他にも、ジョン・パティトゥッチ、ネイト・スミスなど錚々たる名前が、曲ごとにクレジットされている!

 

オープナーは、チェロとヴィオラがフィーチャーされた「How I Weep」。
ストリングのアレンジであまり重たくならずに、淡々とした時間。
ブレイド、パティトゥッチのエレベ、エレキなどで、ちょっとレイドバック感がかっこいい「Flame Twin」。
バックにヴォーカルが入った「Hurts To Be Alone」では、彼女はピアノ意外にもエレピ、ハモンドなども弾く。
メロディアスで、スティール・ギターが効果的、情感たっぷりな「Heartbroken, Day After」。
トランペットとサックスが入って、きっぱりと「Say No More」。
彼女もドラムを演奏している?(クレジットされてるんですよ)「This Life」。
こういうカントリー調の歌の粋な事「To Live」、あ、ネイト・スミスみっけ。
ジェフ・トゥイーディのギターがいい感じ、「 I’m Alive」、好き。笑
彼は、エレキ、アコギ、エレベで活躍、前向きな感じがとても好き。笑
ヴォーカルとヴァイオリンが美しく重層的な「Were You Watching?」。
バラッド調で淡々と語る「Stumble On My Way」、スティール・ギターに癒される。
終演は、再びトゥイーディとデュオ共演「Heaven Above」、彼女の弾くチェレステがより、静かに穏やかな心を導く。

 

 

各曲のタイトルから感じられるように、とても個人的な体験を通して生まれた曲たちだけど、
私たちに、力と勇気を与えてくれるアルバム。
親しみやすいメロディで、癒しの歌声で、強い想いがこもってる。
皆んなで、繋がって生きていきましょ。

 

1. How I Weep
2. Flame Twin
3. Hurts To Be Alone
4. Heartbroken, Day After
5. Say No More
6. This Life
7. To Live
8. I’m Alive *
9. Were You Watching?
10. Stumble On My Way
11. Heaven Above *

 

日本盤は、ボーナストラックが2曲
12. Street Stranger
13. Tryin‘ To Keep It Together

 

Norah Jones ( vo, p, etc.)

 

久しぶりに、日本盤を買えばよかったなぁ、、って、後悔しちゃいました。(ケチっちゃった)
今日のおまけは、ご本人があげていた「 I’m Alive」。

 

 

梅雨のせいかしら?
なんだか、肌寒いですよねぇ??

 

んじゃ、退散♪

2020年5月19日 (火)

ジョシュア、メルドー、マクブライド、ブレイドの26年ぶりのカルテット!

★『RoundAgain / Joshua Redman Brad Mehldau Christian McBride  Brian Blade』★

 

Roundagain

サックス奏者の雄、ジョシュア・レッドマンが仕掛けたアルバムは、1994年の『MoodSwing』以来約26年!振りとなるスーパー・カルテット。
当時から、すでにスターだった4人だけど、それぞれの楽器で「神」の存在となった彼らの再結成は心躍りますよね!

 

26年前の結成時からジョシュアは、「このバンドの活動は長く続かない」と思っていたようですね。そう、既に全員が引く手数多のカリスマ的存在だったから。
それから、全員が最前線で忙しかったわけですね。。

 

しかし、長いブランクを感じさせない渾身の1曲がネットにあがってますね
アルバムにも収録される「Right Back Round Again」のライブ版で腰抜かしましょ〜♪

 

 

7月10日が楽しみですね♪

 

んじゃ、退散♪

2020年5月13日 (水)

アーロン・パークス、『Little Big』の続編もカッコよすぎ!

★ Little Big II: Dreams of a Mechanical Man / Aaron Parks ★


 


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『Little Big』の続編がリリースされた。
すでに、各種サブスクなどで音源が聴けちゃいます。


日本では、日本盤CDの発売が六月末なので、輸入盤CDにしてみましたが、、
到着は、5月末か6月頭のようです。。なので、聴いちゃったもん。。


 


アーロン・パークスとグレッグ・トゥーヒーの二枚看板、大活躍!



って、感じですか?


 


Apple Musicをはりつけておきますね。


 



 


 


飲食店の自粛的テイクアウトがはやりですが、、


新潟の状況では、、お店をあけているところには、、


できるだけ足を運んであげたいと思う今日この頃。。がんばれ私!


 


んじゃ、退散♪

2020年4月19日 (日)

彼女の現在・過去・未来が見えてくる 『The Women Who Raised Me / Kandace Springs』

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米国ナッシュビル出身のキャンディス・スプリングス。
新譜の内容は、タイトルそのままで「今の自分をつくりあげた」と、彼女が語る、女性ヴォーカル曲のカヴァー・アルバム!
彼女が13、14歳のことから聴いてきた憧れのおねえさまたちをリスペクトしたアルバム。

ブルーノートの未来を担うとされる歌姫だけあって、曲によって参加する、>現代ジャズを牽引するアーティストが超豪華。クリスチャン・マクブライド、ノラ・ジョーンズ、デヴィッド・サンボーン、アヴィシャイ・コーエン、クリス・ポッター、エレーナ・ピンダーヒューズをフィーチャリング。
レコーディング・メンバーもギターにスティーヴ・カーデナス、ベースに、スコット・コリー、そして、ドラムはクラレンス・ペンといった、一流のメンバーが並んでますよ。

オープナの「Devil May Care」、クリスチャン・マクブライドのグルーヴィなベースから始まって、ハスキーにちょっとハスに構えた雰囲気は、ダイアナ・クラールにインスパイアされたもの。
何処か土の匂いのするノラ・ジョーンズのヴォーカルと歌い上げるのは「Angel Eyes」は、エラ・フィッツジェラルドの影を感じ重厚で粘り腰。
デヴィッド・サンボーンと共にエモーショナルにシャウトする「 I Put A Spell On You」、大きな魂のよりどころニーナ・シモンへの賛歌…感情を絞り出したような心の叫び。
アヴィシャイ・コーエンのトランペットが叙情的に響くシャーデーの「Pearls」、ミステリアスでスムージーなヴォーカルとベスト・マッチ、悲しみが胸に沈み込む。
一転、ポップで気だるくローリン・ヒルの「Ex-Factor」、フルート界の新鋭エレーナ・ピンダーヒューズが歌うようにストレートに感情表現。
ボニー・レイットの「I Can't Make You Love Me」、歌詞を丁寧に歌あげるキャンディス、寄り添うコーエンのトランペットが心地よい。
ジルベルトの気だるさに憧れるルイス・ボンファの名曲「Gentle Rain」、クリス・ポッターのオブリガードが官能的。
カーメン・マクレエが気品高く歌ったデューク・エリントンの「Solitude」、持ち前の表現力とクリポタのジェントル・テナーで味わい深く優雅に。
弾き語り「The Nearness Of You 」、ノラ・ジョーンズのようにシンプルに感情を伝えることを大切に…。
柔らかな声がこの美しいメロディにぴったりなダスティ・スプリングフィールドを偲びつつ「What Are You Doing The Rest Of Your Life 」、情熱的に。
少女の頃から、何度も繰り返して聴いたというロバータ・フラックの「Killing Me Softly With His Song」、感情表現のお見事なこと、さすがです。そして、エレーナのフルートが鮮やかな彩りを。
終演は、黒人差別への悲しみ怒りを歌い上げたビリー・ホリデイの「Strange Fruit」、陰惨な歌詞を噛みしめるように歌い上げるキャンディスは圧巻。

日本版のヴォーナス・トラックには、「Lush Life」「You've Got a Friend」が入ってますね。
サブスクで聴いてみたのですが、他の曲のように、それぞれサラ・ボーン、キャロル・キングへの想いがつまった感じです。

彼女の血となり肉となった音楽から、彼女の「現在・過去・未来」見えてくる作品。

1.Devil May Care
2.Angel Eyes
3.I Put A Spell On You
4.Pearls
5.Ex-Factor
6.I Can't Make You Love Me
7.Gentle Rain
8.Solitude
9.The Nearness Of You
10.What Are You Doing The Rest Of Your Life
11.Killing Me Softly With This Song
12.Strange Fruit

Kandace Springs (vo , p , key)
Steve Cardenas (g)
Scott Colley (b)
Clarence Penn (ds)

参加ゲスト
Christian McBride (b)
Norah Jones (vo)
David Sanborn (as)
Avishai Cohen (tp)
Elena Pinderhughes (fl)
Chris Potter (ts)

今日のおまけは、ご本人があげていた「Pearls」。

「緊急事態宣言」対象地域を全国に拡大しましたね。
旅行や外食は難しくなったけど、、
我が家は、おうちにいてはできないお仕事なので、基本的には今までどおりです。。。

んじゃ、退散♪



2020年4月15日 (水)

呆れるほど凄い80歳! 『8: Kindred Spirits / Charles Lloyd』

8

チャールス・ロイド翁の新譜は、去年来日した去年来日ライブをしたKindred Spiritsとのメンバーとのライブ盤。
去年聴いた時は、凄腕の上昇気流真っ只中の若者たちに引けを取らずに、フリーからバラッドまで自由奔放だった。
なので、予約で買いましたよ。

2018年3月15日に、ホームタウンのサンタ・バーバラで行った80歳のバースデイ記念ライヴから。約2年前の音源ですね。
私が購入したのは、CDとDVDと写真集がセットになった、、ちょっと豪華なブックレット形式。

オープナーの「Dream Weaver」、スピリチュアルな衣を纏つつ、独特のふわふわ感炸裂。
他のプロジェクトでも一緒のリズム隊の働きはもとより、ピアノもギターも常に攻めの体制、独自のアプローチが素晴らしい。翁のフリーキーな演奏に拍車がかかる。
なんと、20分超え、全員の集中力の高さにも脱帽、いきなり、お手上げ状態っす。
「Requiem」、内面に秘めた激しさが吹き出るような翁のプレイに刺激されるような、クールな熱さを持った演奏が続く。
メキシコのフォークソング「La Llorona」。冒頭から神秘的、感涙もののピアノのソロが続き、、ギターとテーマを重ねるあたりは高揚感マックス、その気持ちを全部背負ってクライマックス的に翁の登場。最高だぜ。
終演は、冒頭から翁のフリー、即興的な要素が高い「Part 5, Ruminations」、翁の真骨頂発揮。ギターの鋭い切り込みが光る、ピアノの難易度の高さ、長尺で高速流暢な演奏を後押し続けるドラムとベースのソロも凄すぎるっ!そして、幻想的な雰囲気に誘う翁のオンリー・ワンの反則プレイ。

いやぁ。最高。
独り独りが、リーダーを勤められる若手の寵児たちとのコラボレーション最高。
翁もメンバーもリスペクトし合いながら、互いにインスパイアされてるのがよくわかる。
この時翁80歳、信じられない集中力と創造力っす。

DVDは、演奏中の表情などが見えてそれはそれで、、こんな時なのでいいかもしれないけど。。
どうも、他のヴァージョンだとゲストの入った2ndの様子が観れるようです。
が〜〜ん。。。それみたい。

CD)
1.Dream Weaver [Live]
2.Requiem [Live]
3.La Llorona [Live]
4.Part 5, Ruminations [Live]

DVD
1.Intro 1 
2.Dream Weaver
3.Requiem [Live]
4.La Llorona
5.Part 5, Ruminations
6.Credits

Charles Lloyd (ts) 
Gerald Clayton (p) 
Julian Lage (g) 
Reuben Rogers (b) 
Eric Harland (ds)

*私のセットでは、以下の2人のゲストが演奏する場面は含まれてません…
Booker T. Jones (org)    Don Was (b)

今日のおまけは、レーベルがあげてた「Requiem (Live)」。

どうか、どうか、、翁たちが新型コロナに無縁でありつづけますように!

んじゃ、退散♪

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