2021年6月
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音楽で拡がる輪

JAZZ(Born In The U.S.A. )

2021年6月16日 (水)

探求者メルドー 『Variations on a Melancholy Theme / Brad Mehldau & Orpheus Chamber Orchestra』

Variations_on_a_melancholy_theme
 
ブラッド・メルドーの新譜は、オルフェウス室内管弦楽団とのコラボ作。
オルフェウス室内管弦楽団は、基本構成は、弦楽器16名、管楽器10名の計26名のようだが、今回は、弦楽器21名、管楽器14名、打楽器3名、総勢38人。
 
ブラッド・メルドーがロシア出身のピアニスト、キリル・ゲルシュタインに作曲した曲を、オルフェウス室内管弦楽団とレコーディングしたものらしい。
テーマと11の変奏曲、カデンツァと後奏曲、アンコールとして2曲も追加で、34分。
オープナーは、どこか遠い目を思わせる「Theme 」。メルドーの端正なピアノが心のドアを開ける。そして、シームレスに次々と変奏曲がはじまる。
さまざま、テーマを膨らませ、メルドーのピアノとオーケストラが一体となって違う世界違う世界と次々と扉をあけていく。メランコリックなメルドー節は随所で健在で、さすがだなぁとか思う。
力強い「 Cadenza」、重厚壮大な「Postlude 」をへて、終演はアンコールで変奏曲「""X"" & ""Y""」。駆け抜けた独奏3分超えに拍手の嵐。
 
探求者メルドーが、見出したジャズとクラシックの新たなクロスロード、中身は濃い34分間。
1. Theme 
2. Variation 1 
3. Variation 2 
4. Variation 3 
5. Variation 4 
6. Variation 5 
7. Variation 6 
8. Variation 7 
9. Variation 8 
10. Variation 9 
11. Variation 10 
12. Variation 11 
13. Cadenza 
14. Postlude 
15. Encore: Variations ""X"" & ""Y""
 
Brad Mehldau (p)
Orpheus Chamber Orchestra
 
今日のおまけは。ご本人のトピックスから「Theme 」。
 
 
 
んじゃ、退散♪

2021年6月12日 (土)

エレベたっぷり♪ 『Another Land / Dave Holland 』

Another_land
 
イングランド出身で、NYで活躍するベーシスト、デイブ・ホランド。
新譜は、エレべ、ギター、ドラムという編成だが、、ジャズ・ギター・トリオのイメージとは大きく遺脱する。
近年、ホランド閣下がお気に入りの民族楽器もみあたらない。
ホランド閣下が4曲、ケビン・ユーバンクスが4曲、オベド・カルヴェールが1曲で全9曲。
 
オープナーは、エレベがお腹を直撃するユーバンクス曲「 Grave Walker」。冒頭から変態技炸裂!
タイトル曲はホランド閣下の曲「Another Land」、落ち着いたミステリアスな曲調、ユーバンクスのちょっとメロウなサウンドが素敵。
カルヴェール曲「Gentle Warrior」、この不穏な雰囲気に時折はいるバスドラが効きまっす。
ベースもギターも高速のレベルがふた頭くらい違う超絶ソロの連続
ユーバンクス曲「20 20」、ホランド閣下とユーバンクスの絡みがかっこいいっ♪
 
ホランド閣下の曲で「Quiet Fire」、静かにながれるギターの美しさ…ユーバンクスのソロで。
変拍子に長けていて、えげつない高速フレーズから、メロウで美しい演奏まで幅広いユーバンクスさまの真骨頂。
 
ユーバンクス曲「Mashup」、冒頭から嵐の予感!うねうねうねるベース、切れ味の良いギターカッティング、押せ押せのドラム。ドラムの暴れっぷりが素晴らし過ぎ。
ホランド閣下の「Passing Time」、ブルージーに構えたギター、腰を据えたベース、3人の息はぴったり。
実験的なサウンドではじまる、ユーバンクス曲「The Village」。ギターのディストーションを効かせた音が攻撃的。終演に向かって一気に集束。
終演は、ホランド閣下の「Bring It Back Home」、スローでちょいアーバン、ギュインと歪むギターは懐かしいロック・テイスト。
 
ベースがかなり饒舌で、キレキレのギターが自由自在、タイトなドラムが各所でプッシュしまっくている、、三者平等のファンク色の強いパンチの効いた(古っ)内容。
でも、イケイケの曲ばかりでもなく、メロウだったり、アーバンな感じだったり、みんなでやりたいことをやりました。。って、感じか。汗
 
1. Grave Walker
2. Another Land
3. Gentle Warrior
4. 20 20
5. Quiet Fire
6. Mashup
7. Passing Time
8. The Village
9. Bring It Back Home
 
Dave Holland ( b, el-b)
Kevin Eubanks (el-g)
Obed Calvaire (ds)
 
今日のおまけは、ホランド閣下ご本人があげていた「Mashup」。
 
 
んじゃ、退散♪

2021年6月 6日 (日)

なんだか超カッコいい 『Purest Form / James Francies』

Purest_form
 
米国のキーボード奏者、コンポーザーのジェームズ・フランシーズ。
時代の寵児とでもいうのだろうか。。
パット・メセニーやクリス・ポッターという超大御所に一目おかれ、
ブルーノートからの2作目のリーダー作には、現代進行形のジャズの気鋭な奏者が集まっている。
 
ヒューストン生まれのフランシーズ、アルバムの中心になっているトリオのメンバーは、ヒューストンからの朋友であるベーシストのバーニス・トラヴィスとドラマーのジェレミー・ダットン。
そこに、レーベル・メイトや共演者たちがゲストで参加する。
ヴォーカルをフィーチャーした曲もあって、これがたまらなくカッコいい。
そう、、一言で言えば、、「なんだか超カッコいい」アルバムなのですよん。
 
オープナーは、コズミックサウンド風に歪んだサウンドに、彼のパートナーであるブレンダ・フランシーズがナレーションをつけた序章的なトラックから。一気に別次元にぶっ飛びます。
トリオでいきなりフルスロットルな「Levitate」複雑で難解な楽曲での動きのあるやりとりは最後まで緊張感を保ち超人技。
イマニュエル・ウィルキンスのアルトが大爆発する「Transfiguration」。
一転、メロウでキュートなペイトンのヴォーカルがフィーチャーされた「Blown Away」は涼やか。
ドラムレスで優しいエリオット・スキナーなヴォーカルが穏やかに響く「 Rose Water」。
 
トリオにアルトのイマニュエル・ウィルキンス、ヴィブラフォンのジョエル・ロス、ギターのマイク・モレノが参加した「My Favorite Things」。
スタンダードがこんな風にアレンジされ、演奏されるとは。。アグレッシヴで、各自の瞬時応酬も高速ソロも想像を絶する展開、変化につぐ変化。崩壊寸前のブチギレかた…でも、カラフルで軽やか。
 
弦楽四重奏とフランシーズで演奏する「Stratus」。
トリオ演奏の「713」は、故郷ヒューストンへのオマージュ作。プラスチックのかけらのようなピアノの音が印象的。
ドラムプログラミングとのデュオ「Melting」では、ヴォーカルも披露。
トリオにイマニュエル・ウィルキンスとジョエル・ロスが参加した「Where We Stand」、ジョエル・ロス圧巻。
フランシーズのお父さん?の話がのった「Freedmen’s Town」。
ネオ・ソウルの奇才、ヴォーカルのビラルとマイク・モレノのギターが加わった「Eyes Wide Shut」、他のヴォーカル曲にはないキリキリした緊張感が好き。
弦楽四重奏と言葉で構成される「Still Here」。
終演は、フランシーズのソロでヴォーカルも入る「Oasis」、まるでミサ。
急激に多様化する現代ジャズの進化の担い手として前進あるのみ!
 
 
1. Adoration
2. Levitate
3. Transfiguration
4. Blown Away feat. Peyton
5. Rose Water feat. Elliot Skinner
6. My Favorite Things
7. Stratus
8. 713
9. Melting
10. Where We Stand
11. Freedmen’s Town
12. Eyes Wide Shut feat. Bilal
13. Still Here
14. Oasis
 
 
 
James Francies (p, key, vo)
Burniss Travis III (b)
Jeremy Dutton (ds)
Immanuel Wilkins (as)
Joel Ross (vib)
Mike Moreno (g)
Bilal (vo)
Peyton (vo)
Elliot Skinner (vo)
DJ Dahi (drum programming)
Francesca Dardani (vin)
Sulamit Gorski (vin)
Tia Allen (vla)
Marta Bagratuni (vc)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Eyes Wide Shut」。
 
 
んじゃ、退散♪

2021年6月 5日 (土)

9月にカート・エリングがチャレンジャーな新譜をだす!!

2021 年 3 月に 2 回目のグラミー賞を獲得したスーパー・ヴォーカリスト、カート エリングが9月に新譜をだすようです♪
Edition Recordsのホーム頁では既にプレ・オーダーがはじまってまっす!
 
 
★ SuperBlue / Kurt Elling ★
 

Superblue

今までにないセッションのようで、ギタリストのチャーリー・ハンターと、ヒップホップ世代の2人の奏者、ブッチャー ブラウンのドラマーのコーリー・フォンヴィルとキーボードの DJ ハリソンが参加。DJ ハリソンは、ベースの役も担う感じ。

今まで以上にグルーヴ満載のアルバムになりそう!
 
1. SuperBlue 
2. Sassy
3. Manic Panic Epiphanic
4. Where To Find It 
5. Can't Make it With Your Brain 
6. The Seed 
7. Dharma Bums 
8. Circus 
9. Endless Lawns 
10. This Is How We Do
Kurt Elling (vo)
Charlie Hunter (g)
DJ Harrison (key)
Corey Fonville (ds, pec.)
 
 
Edition Recordsでは、「Sassy」が1曲試聴できま〜す。
 
んじゃ、退散♪

2021年5月30日 (日)

創造力が溢れ出る 『Sunrise Reprise / Chris Potter』

Sunrise_reprise
 
手違いあって、、やっと、届きました! 注文したと思い込んでいたのでありました。汗
見事な出遅れ♪
 
クリス・ポッターの新譜は、私的最強伝説を更新した『Circuits』からの継承作。
キーボーディストのジェームズ・フランシーズとドラマーのエリック・ハーランドをフィーチャーしている。
自分は、テナーとソプラノサックスの他、クラリネット、フルート、そして、キーボードとマルチ奏者ぶりを発揮、どの楽器も惚れ惚れする吹きっぷり。
このアルバムの録音は、2020年9月、米国で外出制限が解除された直後、過去数ヶ月の思いがどどっと込められた演奏となりました。
 
オープナー「Sunrise and Joshua Trees」は、シンセのコズミック的なサウンドからはじまり、深呼吸をするようなテナーサックスの音が入ったとき、その音色に気持ちが解放される。3人の音が重なるとき、これから起こる予兆に期待がいっぱいになる。
「Southbound」、抒情を感じつつも、まさに丁々発止、神業インタープレイ。ハーランドのドラムの切れ味素晴らしい!!
「Serpentine」、アップテンポで複雑難解なサックスラインを何事もないように拭き切ってしまい「来た〜!」と、心で叫ぶ。いかにも、クリポタって感じ。キーボードとドラムの沸き上がるようなプッシュも凄い。
フランシーズのピアノとサックスのデュオの「The Peanut」、しっとりした2人のやりとりにうっとり。アルバムのオアシスか。
 
美しいフルートから始まる「Nowhere, Now Here/Sunrise Reprise」は、このトラックだけで24:24!
テナーサックスに引き継いでから息もつかさぬ怒涛の攻め、途中からサンプラーの雲間にサックスやキーボードが雲隠れする実験的な経過をへて再び脅威のサックスプレイを堪能。最後の最後はドラムとキーボードで終演。
 
創造力、魂の叫び、いろいろな想いが溢れ出るように湧きあがるエネルギッシュな作品でした。
再び、彼らと地球外への旅に出ることを幸せに思います♪
 
1. Sunrise and Joshua Trees
2. Southbound
3. Serpentine
4. The Peanut
5. Nowhere, Now Here / Sunrise Reprise
 
Chris Potter (ts, ss, cl, fl, sampler/key)
James Francies (p, key)
Eric Harland (ds) 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Serpentine」。
 
 
んじゃ、退散♪

2021年5月26日 (水)

スインギーなピアノ・トリオと共に 『Sometime Ago / Meredith d'Ambrosio』

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メレディス・ダンブロッシオは、米国のベテラン歌手、ピアニスト、コンポーザー。
2009年に鬼籍に入った、米国のピアニスト、エディ・ヒギンズのパートナー。
車中、ラジオから流れる彼女の歌声に魅了され、ラジオ局に問い合わせて結ばれたというエピーソードが心に残る。
 
前回は、2012年に6年ぶりに『By Myself』という弾き語りのアルバムをひっそりだしていて、それはそれは心がウルウルだったのですよ。
あれから、10年近くたってしまいましたが、今回もひっそりとリリースされた新譜で再び彼女の嫋やかな声が聴けて幸せ。
 
今回は、スインギーなピアニスト、ランディー・ハルバーシュタットのトリオとのアルバム。
ゲストに、フリューゲル&トランペット奏者のドン・シックラーが参加。
スタンダードの他に、ピアニストのオリジナルに歌詞をつけたり、彼女自身の曲も1曲あったりと健在ぶりを示しています。
 
オープナーは、ピアニストが作詞作曲した「When Springtime Turns to Fall 」、軽快なピアノ・トリオをバックにメレディスの世界を広げます。
「Feast Your Eyes」、ピアニストの曲にメレディスが、あそび心ある歌詞をつけたんたんと歌い上げます。ピアノ・トリオの演奏も◎。
スローに静かに語るように歌う「Moonlight 」、ピアノの美しさ、繊細さもひかる。
 
タイトル曲「Some Time Ago」は、フリューゲルホーンの温かな音色がやさしく重なる。
 
メレディスの控えめで静かな雰囲気にぴったりな「 May I Come In 」。
小粋に優雅に「 I Wished On the Moon」、トリオとの相性もバッチリ。
ピアニストの曲に彼女が情熱的な歌詞をつけた「My Open Heart 」、美しいメロディに優しく寄り添うメレディス。
軽快に、でも、落ち着きのある「 I Remember You 」、ピアノ・トリオと共に。
ミュート・トランペットが彩りを添える、このアルバム唯一のメレディスのオリジナル「Oh Well What the Hell 」。
終演は、メンバーの演奏をフューチャーした「 If I Should Lose You」。この曲だけでなく、それぞれの曲で、ピアノ・トリオの演奏を大事にしています。
 
お歳を召したことは否定できませんが、この唯一無二の歌声に包まれることができて幸せ。
自作のカバーも素敵でした。どうそ、お元気で…次作も待っています!
 
1. When Springtime Turns to Fall 
2. Feast Your Eyes 
3. Moonlight 
4. Some Time Ago
5. May I Come In 
6. I Wished On the Moon 
7. My Open Heart 
8. I Remember You
10. If I Should Lose You 
 
 
Meredith D”Ambrosio (vo)
Randy Halberstadt (p)
Daryl Johnes (b),
Steve Johns (ds)
Don Sickler ( flh #4, tp #9)
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今日のおまけは、ご本人があげていたこのアルバムでは唯一のオリジナル「Oh Well What the Hell 」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2021年5月11日 (火)

びっくりしたぁ!メレディス・ダンブロッシオが新譜を出まあす♪

米国のベテランのジャズ・ヴォーカリスト、メレディス・ダンブロッシオ。
1941年生まれ、作曲家、作詞家、画家でもある多才なアーティスト、パートナーは、亡きエディ・ヒギンズ。
2009年に、ヒギンズ氏が亡くなって、、どうしてりのかなぁ、、と、ファン皆んなで心配していたのですが、、
『By Myself』は、2012年に六年ぶりにリリースされ、その真骨頂弾き語りも健在で一安心だったわけですが、、
それから、9年…新譜が5月に出ることが判明!
 
★ Sometime Ago / Meredith d'Ambrosio ★
 
Sometime_ago
 
ジャケットは彼女の絵、すでに、その世界に吸い込まれそう。
今回は、ニューヨーク出身のピアニスト、ランディ・ハルバーシュタッドのトリオをバックに歌っています。
トランペットも2曲に入っているみたいですね。
 
1. When Springtime Turns to Fall
2. Feast Your Eyes
3. In the Moonlight
4. Some Time Ago
5. May I Come In
6. I Wished On the Moon
7. My Open Heart
8. I Remember You
9. Oh Well What the Hell
10. If I Should Lose You
 
Meredith d'Ambrosio (vo)
Randy Halberstadt (p)
Daryl Johnes (b)
Steve Johns (ds)
Don Sickler (tp & Flh) #4, 9
 
久しぶりの新譜、、いろいろと心配もあるけど、、
まずは、とても、嬉しいっ!!
 
 
んじゃ、退散♪

2021年4月29日 (木)

心象風景を切々と歌い上げた 『Pallet On Your Floor / Becca Stevens & Elan Mehler 』

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米国の人気SSW、ギタリストのベッカ・スティーヴンス。
今作は、米国のピアニスト、イーラン・メーラーとのデュオ。
 
なんと、、彼女はヴォーカルに専念している!
選曲もアメリカン・ソングブック的な選曲で、全てがカバー曲。
どうやら、プロデュサーでもあるイーラン・メーラーの強い意向が働いているようだ。
配信とデジタル・アルバムで去年の12月にリリースしたものに、ボーナス・トラックを1曲つけて、日本だけでCDを発売。
ベッカ・スティーブンスがピアノの伴奏で歌う「But Beautiful 」って、どんな感じなんだろう?
と、デジタル音源を聴いてみたら、胸を鷲掴みにされちゃって、購入しちゃいました。
 
オープナーは、「 Elvis Presley Blues 」、ナチュラルで叙情に訴える歌声と端正なピアノのサポートにうっとり。
切なく儚げに歌い上げる「But Beautiful 」は、凛と輝く。
ブルージーで洒脱に仕上がってる「 I Ain't Got Nothin' But The Blues 」。
「Our Love Is Here to Stay」、ゆったりしたバラッドは透明感があって、心の仲が透けて見えそう…。
レースのカーテンが風に揺れているような歌声「Deep Purple」。
少し低めで少しハスキーな雰囲気の声で語りかけてくる「Just Squeeze Me」、ピアノとのやりとりも素敵。
終演は、慈愛に満ちた「Make Me A Pallet On Your Floor 」。
 
ボーナストラックは、「Our Love Is Here To Stay」の別ヴァージョン。
どちらも優しくインティメイトな甲乙つけがたい。
 
力強くも繊細でリリカルなきめ細やかなピアノのサポートを受けて、心象風景を切々と歌い上げている。
多くのアーティストが参加し、プリグラミングやエレクトロニクスを駆使した『Wonderbloom』とは、対極をいくような内容、実にシンプル。
声や歌が全面に押し出されていて、そこにスポットライトがあっている。
予見なく聴いて、声の主を当てられる人は少ないのでは??
改めて彼女の歌唱力の高さ、懐の深さを感じました…
 
1.  Elvis Presley Blues 
2.  But Beautiful 
3.   I Ain't Got Nothin' But The Blues 
4.  Our Love Is Here to Stay
5.  Deep Purple 
6.  Just Squeeze Me 
7.  Make Me A Pallet On Your Floor 
8.  Our Love Is Here To Stay - take 1 version 
 
Becca Stevens (vo)
Elan Mehler (p)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「But Beautiful 」。
 
 
もしや。。ゴールデン・ウィークに突入?
我が家は、暦通り、もちろん、旅行なし。。
 
んじゃ、退散♪

2021年4月 3日 (土)

開放感ある幽玄唯一な世界 『Tone Poems / Charles Lloyd & The Marvels』

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米国のレジェンド・サックス奏者、チャールス・ロイド。
ブルーノート・レーベルに復帰して6作目、マーヴェルス名義では3作目。
メンバーは、お馴染みのギターのビル・フリゼール、スティール・ギターのグレッグ・レイズ、ベースのルーベン・ロジャース、ドラムのエリック・ハーランドの4人。
 
オープナーから2曲、オーネット・コールマンの曲が続く。
オープナーが「Peace」というのは、意味深調。ハーランドのタイトなドラムの上をメンバーの浮遊感ある演奏で繋ぐ。
「Ramblin’ 」は、汽笛のような効果音、掛け声で、グングン快速、ウネウネしたソロもはいるけど、超ハッピーな雰囲気。
ギターとスティール・ギターの音色で始まるレナード・コーエンの「Anthem」、ヴォーカルはいないけどロイドのサックスが、、しみじみと歌いまくる。
フルートに持ち替えたオリジナル「Dismal Swamp」の爽やかなこと。続く「Tone Poem」もオリジナル、冒頭の緊張感あるドラムとのデュオ、他のメンバーがシットインすると和やかな空気が流れる。
セロニアス・モンクのバラッド「Monk’s Mood」、スイートにロマンチックに。
キューバのボラ・デ・ニエベの「Ay Amor 」、エレガントの曲調はフリゼールにぴったり。
ハンガリーのギタリスト、ガボール・ザボの「Lady Gabor」、軽快に情熱的に。
終演は、オリジナルで「Prayer」、ボーイングも入ってゆったり幽玄な演奏…余韻を残して。
と、ジャズやブルース、アメリカーナ等々の様々なジャンルを行き来した、彼特有のハッピー感と強面感が共存する高揚感あるサウンド。
社会や人々へのメッセージが、曲や演奏にしっかり込められている。
何より御歳83歳の脂の乗り切った吹きっぷりが素晴らしい!
スリリングで緊張感あるアンサンブルの中でも常に開放感たっぷりに歌っている。
そして、フリゼールさまとは、きっと、永遠のおともだちですね♪
 
 
1.Peace
2.Ramblin’ (Ornette Coleman)
3.Anthem (Leonard Cohen)
4.Dismal Swamp (Charles Lloyd)
5.Tone Poem (Charles Lloyd)
6.Monk’s Mood (Thelonious Monk)
7.Ay Amor (Villa Fernandez Ignacio Jacinto)
8.Lady Gabor (Gabor Szabo)
9.Prayer (Charles Lloyd)
 
Charles Lloyd ( ts, as, fl) 
Bill Frisell (g)
Greg Leisz (steel guitar)
Reuben Rogers (b)
Eric Harland (ds)
 
今日のおまけは、レーベルのあげていた「Peace」。
 
 
新潟で3月に桜が満開なんて、、ありえないっ!!
 
んじゃ、退散♪

2021年3月31日 (水)

6月にジュリアン・レイジの新作がでるっ!!

ジュリアン・レイジのブルーノート・レコード移籍第一弾が、6月にでま〜す♪
メンバーは、彼のレギュラー・トリオ、ベースのホルヘ・ローダー、ドラムのデイブ・キング。
本来は、去年の1月のヴィレッジ・ヴァンガードでの6日間公演の後に、スタジオ入りするはずだったようです。
しかし、ご多分にもれず、新型コロナの影響でキャンセルとなり、実際の録音までには半年以上の間が空いたようです。
 
★ 『Squint / Julian Lage』 ★
 
Squint
 
1. Etude 
2. Boo’s Blue 
3. Squint 
4. Saint Rose 
5. Emily
6. Familiar Flower 
7. Day and Age 
8. Quiet Like A Fuse 
9. Short Form 
10.Twilight Surfer 
11.Call Of The Canyon 
 
Julian Lage (g)
Jorge Roeder (b)
Dave King (ds)
 
 
1曲、ご本人が「Saint Rose」という曲をあげていましたぁ。
 
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相変わらず、難解さを感じさせないポジティヴでポップなサウンドですよねぇ。
楽しみぃ♪
 
んじゃ、退散♪

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