2021年9月
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音楽で拡がる輪

JAZZ(Born In The U.S.A. )

2021年9月19日 (日)

またしてもチャンレンジャー! 『Side Eye NYC V1.1V / Pat Methhny』

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前作『Road To the Sun』は譜面を書いて、それを他のギタリストに演奏させるという、、つまり、自分は演奏をしないことを前提とした前代未聞なアルバムでした。
でも、どこを切っても「パット・メセニー」な素晴らしい楽曲、演奏でした!
メセニーさまは、バックでかき鳴らす程度での参加と、、
最後に1曲、エストニア作曲家、アルヴォ・ペルトの「 Fur Alina」を、自身で」42弦のピカソ・ギター用にアレンジし、ご本人が演奏。別世界に誘ってくれましたよね。
 
新譜は、彼の新しい試み、「SIDE EYE プロジェクト」によるアルバム。
彼がプ高く評価する新進気鋭の若手アーティストと、過去の楽曲の新曲を演奏するという試み。 
したがって、メンバーはその都度入れ替わるようなのだが、、今、彼の心を捉えて放さないのは、ピアノ、シンセ、ハモンドオルガンなどを、周りに並べ、左右の手が完全に別人格のように自在に動く、鍵盤奏者、ジェイムス・フランシーズのようだ。
そこに、とびきりのドラマーを入れる、、この路線でしばらく行くような気配。
今回は、ロイ・ヘインズの孫、マーカス・ギルモア!
二人とも、赤子の頃から、、パット・メセニーを聴いて育った世代。
彼らとともに、メセニーは新しいオリジナル曲、既存曲、アイドル、オーネットの曲を演奏
日本版では、ボーナス・トラックとして「The Bat」を収録。
 
前置きが長くなった。汗
 
オープナーは、オーケストリオンも使って、3人のサウンドとは思えぬ壮大感と、メセニーらしいメロディアスで疾走感あるギターが堪能できる「 It Starts When We Disappear」。
びっくりするのは、最後に歓声があがる、、この緻密で複雑なサウンドをライブで演奏していること!
名曲「Better Days Ahead」が、ゆったり進む。
ブルージーで、これぞオルガン・トリオみたいな「Timeline」。
ワクワク感がとまらない「Bright Size Life」、フランシーズのジャコパスのベースに負けない左手の躍動感!そして、無限に飛翔する右手。やんやですね。
8ビートがビシバシ決まったアメリカン・ロックな「Lodger」、畝りも太い。
なんとも言えないふんわりとしたやるせなさを漂わせながら、、超絶演奏が続く「Sirabhorn」。
メセニーのアイドル、オーネット・コールマンの「Turnaround」、3人の即興的掛け合いが凄い、ピアノの後ろに聴こえるカッティングにびっくり。
「Zenith Blue」、またまた、オーケストリオン登場、ギター・シンセ、、シンセ、、??なんだか、サウンドの完成度から3人で行ったライブとは思えない大きなサウンドに。
 
そして、ボーナス・トラック「The Bat」では、ギタリスト、パット・メセニーを存分に楽しめる。
 
あぁ。。興奮した。。
2019年の一月に「Side Eye」で来日したときは、ドラムはネイト・スミスだったけど、マーカス・ギルモアの柔軟さ的確さも素晴らしかったです。
で、相変わらず、フランシーズは、バケモノですわ。。メセニーさまのワクワクの源ですね。
そして、67歳の最強のギタリストは、その創造力とテクニックで圧巻させてくれます。
いくつになっても、チャンレンジャー!
 
 

1. It Starts When We Disappear
2. Better Days Ahead
3. Timeline
4. Bright Size Life
5.  Lodger
6. Sirabhorn
7. Turnaround
8. Zenith Blue
ボーナストラック
9. The Bat

Pat Metheny (g, guitar bass, orcchestrionic)
James Francies (org, p, syn)
Marcus Gilmore (ds)

 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Timeline」。
 

 
来日ツアーは来年くらいなのだろうか。。
私は、、行けるのだろうか。。
 
んじゃ、退散♪

2021年9月 4日 (土)

幅広い才能 『Open Sky / Art Hirahara』

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NYCで活躍する日系のピアニスト、コンポーザー、アート・ヒラハラ。
私的には、同じNYCで活動しているヴォーカリスト、Erikaのアルバムで、ピアニストで、音楽的な監督のような立場でお馴染みでっす。
でも、リーダー作を買うのは初めて。熱いブロウで私の周りで人気のサックス奏者、ニコール・グローバーが3曲に参加しているのもポイントが高いですね。
ヴィブラフォン奏者のベーン・ギレスも1曲参加している。
ヒラハラのオリジナルが9曲、メンバーのオリジナル2曲、スタンダード、デューク・ピアソンの曲で、全13曲。
 
オープナーは、力強いタッチのピアノで始まる「Groundswell」、ルディ・ロイストンの押しの強いドラムが炸裂。
粋でスィンギーな「Inimitably, Mr. B. 」、ボリス・コズロフのウォーキング・ベースが、賑やかな街中を闊歩するよう。
ピアノ・ソロで、優しく優雅に「Peony」。
タイトル曲「Open Sky」には、ベーン・ギレスのヴィブラフォンが加わり、澄んだ広々した青空のような透明感ある一体感のある演奏が続く。
グローバーのゆったりしたテナーで始まる「Mia Bella」、次第にヒートアップし感情が高まるとテナーの早いフレージングも聴ける。
コズロフの曲「Nao Tao Azul」、ベースとのユニゾンも入って、メリハリあるリズミカルな演奏。
硬質で透明感のある甘さ抑え目なピアノ・ソロ「Cittadella」。
アグレッシブなテナーが入って疾走感ある「Together, Apart」、3人に煽られてゴリゴリと吹きまくるグローバーさま♪ 
とても、可愛らしいメロディが印象的なロイストン曲「Sunday Morning 」。
ソプラノ・サックスが踊るラテン調の「Weathered The Storm」、軽やかに。
ピアノ・ソロで、スタンダード「I'm Getting Sentimental Over You 」を華やかで流麗に。
デューク・ピアソンの「Empathy」、ビターでインテリジェンスを感じさせる緊張感ある三位一体の演奏。
終演は、静かな夜のロマンスを感じるバラッド「Nightfall 」。最後まで甘さに流されない美しい演奏。
 
ロマンチックなメロディなども、甘さに流されることなく一貫性を感じる。
でも、さまざまま場面が広がる幅広い演奏。
NYCで、ストレートアヘッドなジャズ・ライブを聴いているような一枚。
って、、行ったことないのだけど。。汗
 
 
 
1. Groundswell 
2. Inimitably, Mr. B. 
3. Peony 
4. Open Sky 
5. Mia Bella 
6. Nao Tao Azul 
7. Cittadella 
8. Together, Apart 
9. Sunday Morning 
10. Weathered The Storm
11. I'm Getting Sentimental Over You 
12. Empathy 
13. Nightfall 
 
Art Hirahara (p)
Boris Kozlov (b) exc. #3, 7, 11
Rudy Royston (ds, per) exc. #3, 7, 11
Nicole Glover ( ts #5, 8  ss #10)
Behn Gillece (vib)  #4
 
今日のおまけは、ご本人があげていたタイトル曲「Open Sky」。
 
 
んじゃ、退散♪

2021年8月31日 (火)

真摯で内省的 『Overpass / Marc Johnson』

Overpass

 
ビル・エヴァンス・トリオの最期に在籍していた米国のレジェンド・ベーシスト、マーク・ジョンソン。現在は、あのイリアーヌさまのパートナーでございますね。
 
今回は、ECMからウッド・ベースでソロ演奏のアルバムをリリース。
彼のオリジナルが5曲、エヴァンス所縁の曲やエディ・ハリスの曲で全8曲。
 
オープナーは、エディ・ハリスの「Freedom Jazz Dance」。ベース一本でこの曲を選曲するって、やっぱり、強者ですよね。
荘厳な雰囲気な「Nardis」、空間が大きく使われ胸にズシンと重たい。
ボーイングから始まるオリジナル「Samurai Fly」、ボーイングとピチカートの演奏が多重録音になっていて華やか、「Samurai Hee-Haw」を再構築したもの。
エヴァンス・トリオで馴染み深い「Love Theme from Spartacus」、一音一音が胸に深く沈み込む…。丁寧にメロディを奏で、人生を語る。
この後、オリジナルが4曲続きます。
陰りのある曲調、内省的な演奏、「Life of Pai 」。何気に超絶フレーズ満載「 And Strike Each Tuneful String」。
ボーングとピチカートの多重録音で「Yin and Yang」、エキゾチックな曲調でボーングが太い二胡のよう。
終演は、高速フレーズで圧倒する「Whorled Whirled World」、ボディ・パーカッション??パーカッシヴな音も気持ちが急ぐ。
 
真摯で内政的な感じが強く、じっくりと集中して聴きたい…。

1. Freedom Jazz Dance 
2. Nardis 
3. Samurai Fly 
4. Love Theme from Spartacus 
5. Life of Pai 
6. And Strike Each Tuneful String 
7. Yin and Yang 
8. Whorled Whirled World 
 
Marc Johnson (b)
 
今日も、丁度いいかんじの音源を探せませんでした。m(_ _)m
 
んじゃ、退散♪

2021年8月29日 (日)

まぢかぁ!!『至上の愛』未発表盤リリース

週末、私の周り、オタクSNS仲間で、話題になっていたのが、これ。


 


★ A Love Supreme - Live in Seattle ★


 


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なんと、『至上の愛』のシアトルでのライブ盤、もちろん、未発表音源だということです。


 


レーベルインフォによれば、


 


・1965年10月2日 ワシントン州シアトル、ペントハウスにてライヴ録音


・黄金カルテットの他に、下記の三名が参加の7名編成
 Pharoah Sanders(ts, per)
 Carlos Ward(as)
 Donald Garrett (b)


・『Ascension』後の録音で、かなりアヴァンギャルドな演奏内容


 


すでに、音源も少し発表されている。
どうでしょう。。やっぱり、トレーンさまのファン的には、ポチりたいものです。
10月8日が待ち遠しい。。


 




 


んじゃ、退散♪


 

2021年7月24日 (土)

ブルース・フィーリング、たっぷり… 『Squint / Julian Lage』

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2019年の『Love Hurts』からメンバーを一新し、ドラマーにデイブ・キング、ベーシストにホルヘ・ローダーを迎え、今まで息のあった演奏を続けているギタリスト、ジュリアン・レイジ。
Blue Note Recordsへの移籍第一弾となった今作も同じメンバー。
即興音楽と同じくらいシンガー・ソングライターの音楽にも魅了されてきた、と語り、11曲中9曲がオリジナル。
 
オープナーは、ギター・ソロによる「Etude」。もう、ため息がでるほど可愛らしくてエレガント。はい、心の準備はできました!
ベースとドラムが入って「 Boo’s Blue」、ブルース・フィーリングたっぷりに弾きこなすレイジ。
タイトル曲「Squint 」、高速フレーズ炸裂、即興でのレスポンスがかっこいい。
「Saint Rose 」、故郷の山の山火事を痛んで創った曲は、ポップでキャッチー。
「Emily」、ジャズファンならば誰もが知っているだろう曲を、繊細でしなやか、そして、ロマンチックに仕上げる。
ドラムとベースから始まる「Familiar Flower」、チャールズ・ロイドへの捧げたトラック、ロイド流のキメがいいよね。
「Day and Age 」、長閑さと哀愁をもったメロディをストレートに。
静かに、そして、絶妙に、、執拗に「Quiet Like A Fuse」。
「Short Form」、優しく、柔らかに、、そして、確信的に。
「Twilight Surfer 」、夕暮れのハワイの海岸にまっしぐら!
ジーン・オートリィの「Call of The Canyon」、渓谷に陽は暮れる…。
 
 
自分を見つめなおし、メッセージ性の強い楽曲が並ぶ。
ジャズはもちろん、ロック・ブルース・カントリーなどなどジャンルを越境したジュリアン・レイジ・ワールド健在。休日のお供にいかがでしょ。
 
1. Etude 
2. Boo’s Blue 
3. Squint 
4. Saint Rose 
5. Emily
6. Familiar Flower 
7. Day and Age 
8. Quiet Like A Fuse 
9. Short Form 
10.Twilight Surfer 
11.Call of The Canyon 
 
Julian Lage (g)
Jorge Roeder (b)
Dave King (ds)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Twilight Surfer 」。
 
 
んじゃ、退散♪
 



2021年7月23日 (金)

パワフルで、超絶プレイ 『Liberation Time / John McLaughlin』

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カリスマ・ギタリスト、ジョン・マクラフリンの5年ぶりのスタジオ盤。
曲ごとにメンバーが違い、とても、バラエティにとんだ作品。
もうすぐ80歳とは思えないパワフルさ!!

 

オープナーは、ヴィニー・カリウタ のパワフルなドラムとマクラフリンの高速フレーズが気持ちいい「As the Spirit Sings」。最後まで、緊張感満載。
ピアノ・トリオとジャジーなサウンドを奏でる「Singing our Secrets」。
The 4th Dimensionの仲間と繰り広げるパフォーマンス「Lockdown Blues」は一部の隙もない。

ピアノ・ソロの小曲「Mila Repa」、もちろん、マクラフリンの演奏。

サックスがはいって爆走する「Right Here, Right Now, Right On」、これも、アルバムのハイライト。
再び、彼のピアノ・ソロで「Shade of Blue」、しばし、休息。

終演は、息もつかさぬ速弾きをで押し通す「Liberation Time」。
コロナ禍の時間は、本当にイライラしたよう。そこからの解放は、喜び以外の何者でもない。
その想いで全力疾走!

 

ピアノ・ソロ以外は、もう、パワフルで超絶なプレイの連続。
猛暑を、これで吹っ飛ばして!

 

 

1. As the Spirit Sings
2. Singing our Secrets
3. Lockdown Blues
4. Mila Repa
5. Right Here, Right Now, Right On
6. Shade of Blue
7. LiberationTime

 

John McLaughlin ( g, g-synth, p)
Gary Husband (ds, p)
Vinnie Colaiuta (ds)
Ranjit Barot (ds, Konokol)
Nicolas Viccaro (ds)
Jean Michel. ‘Kiki’ Aublette (ds, b)
Julian Siegel (ts)
Etienne MBappe (b)
Sam Burgess (b)
Jerome Regard (b)
Oz Ezzeldin (p)
Roger Rossignol (p)
etc..?

 

今日のおまけは、「LiberationTime」を、、ちょこっと。。

 

んじゃ、退散♪

2021年7月22日 (木)

きゃあ〜!! 9月にパット・メセニーの新譜が出るっ♪

Sideeye_nyc

 


9月10日に、パット・メセニーのライブ・アルバム『SIDE-EYE NYC (V1 . IV)』がでますねっ!

ジャズ界の若手ミュージシャンを交代で起用していくための新プロジェクト。

これまでに、すでに4つのヴァージョンがあるようで、タイトルに(V1 . IV)と宣言しているのは、今後、進化していく為のようです!!

今回のトラック・リスト。

1. It Starts When It Disappears
2. Better Days Ahead
3. Timeline
4. Bright Size Life
5. Lodger
6. Sirabhorn
7. Turnaround
8. Zenith Blues


そして、ご本人があげていた、先行発表曲 「It Starts When We Disappear」。

アルバムは、この曲ではじまるようですね。

 


 

 

どうでしょ!やっぱり、やってくれるな〜って、感じ!

9月なんて、あっというまですよね。これで、暑い夏を乗り切れるかな。

 

んじゃ、退散♪

 

2021年7月18日 (日)

レディ・デイの伝記映画 『Billie ビリー』が公開中ですね。

Billie

昨日は、トレーンさまの命日でしたが、、
レディ・デイこと、ビリー・ホリデイの命日でもありました。
1959年の7月17日に鬼籍にはいりました。

2015年の生誕100年には、さまざまなトリュビュート作品がでるなど、、
未だ、その影響力は大きいレディ・デイ。

彼女の波乱万丈な人生を描いた『Billie ビリー』の公開が始まりましたね。

このところ、音楽を題材にした素晴らしい映画を2本観ているのですが、、
今回は、少し重たい内容かもしてませんねぇ。。

「38歳で不慮の死を遂げたジャーナリストの取材による、ビリー・ホリデイのドキュメンタリー映画」

ビリー・ホリデイの44年の波乱に満ちた短い生涯に共感したひとりの女性ジャーナリストが1960年代から10年間かけて関係者にインタビューを重ね、時には何者かに妨害されながらもビリーの伝記を書き上げようとしたが、彼女も志半ばにして不可解な死を遂げてしまった。

しかし、彼女が遺した200時間以上に及ぶ録音テープと、ビリーの貴重な映像とともに構成されたドキュメンタリー映画が完成、それが『Billie ビリー』。

映画監督は、イギリス人のジェームズ・エルスキン、ドキュメンタリー映画の大家。

嬉しいことに、新潟でもシネ・ウインドで公開予定のようです!
覚悟して、がっつり、かぶりついてこようとおもいます。
亡くなって、62年たった今も、皆が彼女の本当の姿を知りたいの。。

今日のおまけは、映画の予告から。




命日は昨日でしたが、あらためてご冥福をお祈りいたします。

んじゃ、退散♪

2021年7月17日 (土)

今日は、『Interstellar Space / John Coltrane』を爆音で。

Interstellar_space

今日は、トレーンことジョン・コルトレーンの命日ですね。
毎日、毎日、暑いので、、これを聴いて暑気払いです!m(_ _)m
彼は、1967年の7月17日に鬼籍に入りましたが、これは、亡くなる5ヶ月前の録音で亡くなってからのリリース。
デュオだよ、しかも、お相手は、後期のトレーンを支え続けたドラマー、ラシッド・アリ。

「至上の愛』から、わずか?2年ちょっとの頃のトレーンです。
すでに、黄金カルテットとは決別していて、フリー・ジャズの嵐の真っ只中爆進中。
ピアノもベースもいない自由な空間での、朋友アリとの怒涛の応酬合戦。

オープナーは、鈴の音で始まる「Mars」、火星、軍神。
その後は、フリーキーに吹きまくる、怒涛の咆哮に、一歩も引かずがっちり組むドラム。
続く「Venus」、金星、愛と美の女神。
やっぱり、鈴の音で始まり、少し落ち着いて始まるも、、やはり、怒涛の咆哮。
続く、「Jupiter」、木星、神々の王で、 空と雷の神。
やっぱり、鈴の音で始まり、やはり、怒涛の咆哮、フリーキーに叫ぶ。
終演は、「Saturn」、土星、農耕の神。
アリのドラム・ソロが2分半ほど続き、トレーン登場、次第に加速させ、やはり、怒涛の咆哮。
でも、鈴の音無し。

LPでは、ここまで。
CDだと、「Leo」、「Jupiter Variation」と続く。

双方、超ハイテンションでのせめぎ合い、でも、ノイジーという感じはあまりしせず、
ちょっと、清澄な瞬間もあったりする。ようは、怒涛だけど、ドロドロじゃない。
トレーンさまのファンだったら、すんなり受け入れられるかな、と思う今日この頃。
とはいえ、日常生活に馴染む音楽でもないので、せめて、命日には爆音で。

 
2009年8月12日には、ラシッド・アリも鬼籍にはいりました。
お二人とも、ご冥福をお祈りいたします。
1. Mars
2. Venus
3. Jupiter
4. Saturn
John Coltrane (ts, bells) 
Rashied Ali (ds, perc) 

今日のおまけは、LPには入っていなかった「Leo」。



これまた、怒涛の吹きまくりで素晴らしい!

んじゃ、退散♪

2021年7月 7日 (水)

スリリングなワンホーン 『Upstream / Alex Sipiagin』

Upstream

 
ロシア出身のトランペッター&フリューゲルホーン奏者、アレックス・シピアーギン。
私的、サーシャさま。
ずっと、CRISS CROSSレーベルから気鋭の音を発表していた彼だが、今回は、Posi-Tone Recordsからのリリース。
サーシャさまのオリジナルが5曲のほかメンバーのオリジナルが3曲、ウェイン・ショーター曲が1曲で、全9曲。
アート・ヒラハラ・トリオとのワンホーンのアルバム。
 
オープナーは、いきなり雄叫びをあげる「Call」、冒頭から緊張感溢れるセッション。
アート・ヒラハラ率いるトリオが容赦無くプッシュする。
アート・ヒラハラのピアノで始まる彼のオリジナル「Echo Canyon」、全編ピアノがフィーチャーされた叙情性の高い美しい演奏。
記載はないがエレピを弾いているとおもわれる「Sight」。メロディアスにスリリングに攻めるサーシャさま。長尺なソロがお見事すぎる。
ルディ・ロイストンのスティック捌きに聴き惚れ、サーシャさまのソロに酔う「SipaTham」。
ミュート・トランペットとパーカッションが印象的な、ボリス・コズロフのオリジナル「Magic Square」。
フリューゲルの服よかな音色が響く、叙情たっぷりエレガントな「Rain」。
低音ベース・ソロから始まるコズロフのオリジナル「Shura」、キメの入った刺激的なサウンド。
しっとり美しくミステリアスなショーターの「Miyako」。
終演は、タイトル・トラック「Upstream」、瞬間瞬間がエキサイティング、突破力マックス、最後まで緊張感が途切れませんっ!

アート・ヒラハラ・トリオとの相性抜群。
冒険的なことは少ないきがするけど、スリリングで緊張感たっぷり、聴きごたえは充分!

1. Call
2. Echo Canyon
3. Sight
4. SipaTham
5. Magic Square
6. Rain
7. Shura
8. Miyako
9. Upstream

Alex Sipiagin (tp, flh)
Art Hirahara (p)
Boris Kozlov (b)
Rudy Royston (ds, perc)
 
今日のおまけは、ご本人があげていたタイトル・トラック「Upstream」。
 
 
サーシャさまは、生の体験がありません。
目の前で聴いたら、昇天しそうですわ。。
七夕の夜にふさわしかっただろうか?と、ちょっとだけ悩む…。
 
んじゃ、退散♪



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