オープナーのシンディローパーの「Time After Time」から心を鷲掴みされる。 ふんわりインティメイトな会話だと思っていると、「Douce Ambiance」の超絶シリアスな演奏にやられる。
みんな大好き「Estate」の見事な絡み。 自分たちの実力を誇るような「Made in France」。 スティービー・ワンダーの「Isn't She Lovely」やウェスモンゴメリーの「Road Song」まで演奏してる。 ビートルズの「Blackbird」なんて、涙がでるぞ。 終演は、ぺトルチアーにの「Looking Up」、もう、13曲すべて捨て曲はなしのお得盤。
ビレリ・ラグレーンは、超絶だけど音数も多く、私的には少し不得意なひとだったのだけれど、、
シルヴァン・リュックの洗練されたセンスによって、少し、音数も抑えられているような気がする。
なにより、これだけ超絶技巧の演奏が続くのに、小難しいことは何もなく、
2本のギターの楽しい会話、素敵なギターの世界が楽しめるのです。
10年くらい前まで、追いかけていたのに、最近新譜をチェックしてなかった。。
ごめんなさい。m(_ _)m
1.Time After Time 2.Douce Ambiance 3.Estate 4.Made in France 5.Ballade Irlandaise 6.Isn't She Lovely 7.Road Song 8.Zurezat 9.Stompin' at the Savoy 10.Amoureux des Bancs Publics 11.Blackbird 12.Syracuse 13.Looking Up
ヴィトウスとのデュオ「So What」、互いに情熱の塊。「You Are My Waltz」、叙情的でエモーショナルなピアノ・ソロ。
終演は、華麗なワルツ「Rachid」、大歓声。
情熱のピアニズム、本当にそのものです。
短い人生が惜しまれますね。
1. 35 Seconds of Music and More (Live - Montreux Jazz Festival 1998) 2. Estate (Live - Montreux Jazz Festival 1990) 3. Little Peace in C for U (Live - Montreux Jazz Festival 1998) 4. Autumn Leaves (Live - Montreux Jazz Festival 1996) 5. My Funny Valentine (Live - Montreux Jazz Festival 1996) 6. Miles Davis Licks (Live - Montreux Jazz Festival 1990) 7. Summertime (Live - Montreux Jazz Festival 1993) 8. Take The 'A' Train (Live - Montreux Jazz Festival 1993) 9. So What (Live - Montreux Jazz Festival 1996) 10. You Are My Waltz (Live - Montreux Jazz Festival 1993) 11. Rachid (Live - Montreux Jazz Festival 1990)
Michel Petrucciani (p)
1990年 #2,6,11
Adam Holzman (synth), Andy McKee (b), Victor Jones (ds)
「The Feeling is Mutual 」、ヴォーカリスト、ローラ・アングラードとのデュオ。ユニゾンやスキャットに気合い入ってまっす。
終演は、クラリネットとアルトを伴って「It’s Pronounced George 」!!
カナダの実力はミュージシャンを適材適所の布陣で、奇を衒わずジャズの王道のスタイルで勝負。
心くすぐる歌声に魅了されてくださ〜い♪
1. I Feel Foolish (feat. Daniel Barta) 2. Cover Up (feat. Christine Jensen) 3. It Might As Well Be Spring (feat. Kyle Pogline) 4. Start Again (feat. Jocelyn Gould) 5. A Moment (feat. Allison Au) 6. Look The Other Way (feat. Lucas Dubovik) 7. I Miss Missing You (feat. Jocelyn Gould) 8. ‘Tis Autumn (feat. Pat LaBarbera) 9. My Cardiologist (feat. Kyle Tarder-Stoll) 10. Ideal (feat. Virginia MacDonald) 11. I Never Knew (feat. Tymish Koznarsky) 12. The Feeling is Mutual (feat. Laura Anglade) 13. It’s Pronounced George (feat. Christine Jensen, Virginia MacDonald)
Caity Gyorgy (vo) Felix Fox-Pappas (p) exc #7 Thomas Hainbuch (b) exc #7 Jacob Wutzke (ds) exc #7
featuring:
Jocelyn Gould (g) #4, 7 Kyle Pogline (tp) #3
Daniel Barta (as) #1
Christine Jensen (as) #2*, 13 *overdub
Allison Au (as) #5
Tymish Koznarsky (as) #11 Lucas Dubovik (ts) #6 Pat LaBarbera (ts) #8 Kyle Tarder-Stoll (ts) #9
Virginia MacDonald (cl) #10*, 13) *overdub Laura Anglade (vo) #12
1. Ipsum primis 2. Reptilissime 3. Canicule 4. Bridget 5. Margarita 6. Rainy day 7. Ethnicité 8. To waltz or not to waltz 9. Remembered time 10. Les pierres du gros vilain
1. The Healing waltz 2. Un Peu comme cette époque 3. Pensées isolées 4. Seascape 5. Les chants magnétiques 6. Canta che ti passa 7. Behind the white door 8. Reactionnary Tango 9. Le libre arbitre 10. What's new
11. Où voulez vous que je m'assoie ? (Bonus track)
ヤン・ラングレンの『Into the Night』 で、初共演ながら良いお仕事をしていたフランスのサックス奏者エミール・パリジャン。2022 年には、 ACT デビュー10 周年を迎え、リーダー作としては7作目の新譜をリリースした。メンバーは、パリジャンの盟友である、ピアニストのロベルト・ニグロ、ギタリストのマニュ・コジマのヨーロッパ勢と、トランペット奏者のセオ・クロッカー、ベーシストのジョー・マーティン、ドラマーのナシート・ウエィツのアメリカ勢とのセクステット。メンバーのオリジナル8曲とジョー・ザヴィヌルの曲で全9曲。
オープナーのタイトル曲「Louise」は、ルイーズ・ブルジョワ、彼女の蜘蛛の彫刻「Maman」にちなんで名付けられたもの。柔らかで、瞑想的。メロディアスなパリジャンとクロッカーの相性はバッチリ。故ジョー・ザヴィヌル関係のユニット「ザ・シンシケート」でパリジャンがサックスを吹いていた曲「Madagascar」、パリジャンとクロッカーの息のあった演奏が聴ける。叙情的で情熱的な「Memento Part I 」、 ニグロのクラシカルなピアノからメンバーが有機的にかかわり合う「Memento Part II」。 走り抜けるウエィツのドラミングが印象的な「Memento Part III」。ヨーロッパ勢のスタイリッシュさとアメリカ勢の熱量が溶けあった創造性豊かな瞬間。
ニグロの曲「Il giorno della civetta 」、ゆったりとエレガントだけど暗い、コジマの粘着性のあるギターの揺れがいい感じ。オーネット・コールマンを意識した「Jojo」、パリジャンが飛ばす後ろでマーティンのベースが走る、唸るクロッカーの後ろでメンバーがおしまいに向かって伏線を創る。混沌と理性がバランスを保つ、コジマの曲「Jungle Jig」。終演は、クロッカーの曲「Prayer 4 Peace」、厳粛な雰囲気の中、、ゆっくりと感情を高揚させる。 パリジャンの創造を貫く根底にあるものを暗喩し、柔らかな一面と強面でエネルギッシュな一面を背中合わせに持ち合わせた演奏。 現代的な美しいハーモニー、浮遊感ある演奏、各人のソロ・パフォーマンスの素晴らしさ、東西のジャズが有機的に溶けあった透明感ある音楽。
1. Louise 2. Madagascar Memento 3. Part I 4. Part II 5. Part III 6. Il giorno della civetta 7. Jojo 8. Jungle Jig 9. Prayer 4 Peace
Emile Parisien (ss) Theo Croker (tp) Roberto Negro (p) Manu Codjia (g) Joe Martin (b) Nasheet Waits (ds)
ヴィブラフォンに誘われて始まる「Hippocampus」、メンバーの作り出すグルーヴにのって流麗なギター・ソロ。エキゾチックなメロディに心惹かれる「Bamiyan」。
エレベのようなベースのノリでうねうね進む「Swing A Ming」。複雑さを感じさせない流麗さ、スムースさ「Subtle Body」。ベーシストの美しい曲「6h55」、後半の早弾きも超絶。
ポーランドのマズルカをベースにした「Mazurka」、ヴィブラフォンとギターの美しい重なり。メロディアスな「Sawira」、後半は複雑なリズムが刻まれる中、高速フレーズが繰り返される。エレクトリニクス感が全開な危険で美しい音楽「The Single Orange 」は、ヴィブラフォン奏者の曲。終演は、ゆったりと大きな空間が広がる「Coromandel」。
秋のジャズ祭りとしては、クリポタファンとしては、トルコのピアニストにクリポタが全面参加してる「Circle of Life」の予定でございました。。これは、思ったより、良かった。
でも、ホランド閣下のまとめびき買いに失敗して落ち込んでたわたしに届いたのがこれなのね。いつもの調子で、ちょいと聴いたら、、とまりません、やめられません、、。
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