2023年1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

音楽で拡がる輪

JAZZ

2023年1月28日 (土)

光と影…そして、痛み 『Waking World / Youn Sun Nah』

 


Waking_world



落穂拾いです。しかも、リリースされているのも知らなかった。汗


 

ACTレーベルから離れていたんですね。どおりで、私の新譜情報にあがってこなかったわけです。。
ソウル生まれの歌手、ユン・サン・ナ。

私が購入したアルバムは、韓国のレーベルのものでした。

今回は、作詞作曲、、全て自分です。

 



オープナー「Bird on the Ground」から、彼女の深く豊かな歌声に魅了される。

フリューゲルが心に寄り添う「Don't Get Me Wrong」。ロック・テイストの「Lost Vegas」。

掠れ声の悩ましい「Heart of a Woman」。「Round and Round」、独り重べる声が美しい。


少し重厚な「My Mother」。

タイトル曲「Waking World」、丁寧な歌唱に心が目覚める。。弦楽器が効果的。

 Tangled Soul」、陰鬱な世界に沈み込む。

影を残しながも軽快に語りかける「It's Ok」。優しい歌声「 Endless Deja Vu」。

終演は、「I’m Yours」、聴き惚れる感情の発露。

 

 

光と影があらわれ、自らの心模様を曝け出したような痛みを感じる。

やっぱり、とても巧いと思います。

 


1. Bird on the Ground
2. Don't Get Me Wrong
3. Lost Vegas
4. Heart of a Woman
5. Round and Round
6. My Mother
7. Waking World
8. Tangled Soul
9. It's Ok
10. Endless Deja Vu
11. I’m Yours

 

 

Youn Sun Nah (vo)

 


今日のおまけは、ご本人があげていた「Waking World」。

 

 



 

 

雪害が最小限でありますように。

 

 

んじゃ、退散♪



2023年1月25日 (水)

そっと抱きしめたくなる 『Blue /  Diana Panton』

 
Blue


落穂拾いです。
日本語の副題に「〜 さよならを云うために」と、あります。
そう、タイトルそのまま、、恋の終わりや別れを歌ったトーチ・ソング集です。


すっかり、ヴォーカル王国カナダを代表するヴォーカリストとなったダイアナ・パントンの3年ぶりのアルバム、恋の三部作の最終幕。
しっとりメロウ・ムーディーな囁きキュート系リラックス・ヴォーカルのダイアナ・パントン。
ドン・トンプソン、レグ・シュワガー、フィル・ドワイヤーといったお馴染みのメンバーと、ドラムレスのスモール・コンボで。
半数の曲でストリング・カルテットも加わり叙情をもりあげていますし、ピアノやギターとのデュオも。
 
オープナーは、ピアノとベースで「Where Do You Start?」と 「Once Upon a Time」しっとり。
ストリングスが入ってレノン・マッカートの「Yesterday」を物思いのように。
テナーが入った「Without Your Love」。ピアノとストリングスで「Losing My Mind」。
スィンギーに「This Will Make You Laugh」。静かに想いをこめて「The Trouble With Hello Is Goodbye」。
切ない心模様「I’m Gonna Laugh You Right Out of My Life」。
「To Say Goodbye」、レクイエムのような悲しいメロディではじまる。
暗く静かなに「Meaning of The Blues」。
「I’ll Only Miss Him When I Think of Him」、静かに、でも、たたみかけるような歌姿。
「It’s Always 4AM」寂しい時間の独り言。「Just Sometimes」、テナーも泣いている。
「How Did He Look?」。ピアノとのデュオで。ギターとベースで「Nobody’s Heart」。
「Spring Will Be a Little Late This Year」、私の心が癒えるのはいつ?
終演は、優しく寄り添うピアノとベースと一緒に「You Are Here」。
 
 
切なく語りかけるような歌声に胸が締めつけられる想い。
そっと、抱きしめたくなるほど、心に響く。
 

1. Where Do You Start? / Once Upon a Time
2. Yesterday
3. Without Your Love
4. Losing My Mind
5. This Will Make You Laugh
6. The Trouble With Hello Is Goodbye
7. I’m Gonna Laugh You Right Out of My Life
8. To Say Goodbye
9. Meaning of The Blues
10. I’ll Only Miss Him When I Think of Him
11. It’s Always 4AM
12. Just Sometimes
13. How Did He Look?
14. Nobody’s Heart
15. Spring Will Be a Little Late This Year
16. You Are Here


Diana Panton (vo)
Don Thompson  (p)
Reg Schwager (g)
Phil Dwyer (ts)
Jim Vivian  (b)

De Profundis - String Quartets
Jerzy Kaplanek (vi)
Jeremy Bell (vi)
Christine Vlajk (va)
Katie Schlaikjer (vc)
 
今日のおまけは、ご本人があがていた「Where Do You Start? / Once Upon a Time」。
 
 
んじゃ、退散♪

2023年1月14日 (土)

1月21日(土)は、第41回新潟ジャズストリートです!!


今回も、コロナ禍の開催予定です。
くれぐれも、感染対策もお願いします!

 

Njs41


2023年1月21日(土)「41回新潟ジャズストリート デューク・エリントン・メモリアル 


会 場 古町・駅南地区25会場

料 金 フリーパスチケット2,000円(中学生以下無料)

    500円の1ドリンクチケット付き

時 間 12:00~23:00(演奏時間は会場により異なります)




再び、コロナの感染者数が増えてますよね。
日常生活とコロナ、難しい状況ですが、新体制の新潟ジャズストリートを、ぜひ応援に行ってください。

フリーパス・チケットが2,000円になり、ワンドリンク(500円分)のチケット付きになりました。
また、ミュージシャン・パスが廃止されたので、ミュージシャンの方もチケットを購入して、他のライブにご参加ください!

雪が降らないといいですね。
参加されるミュージシャンの皆さま、いい演奏して、美味しいものをたくさん食べて、、充実したジャズストリートにしてください!
 
 
 

 

ちなみに今回のフリーパス・チケットはこれ ↓

Njs_ticket

ドリンク・チケットは切り離して使うそうです。


んじゃ、退散♪

2023年1月 4日 (水)

『Play Favorites / Aubrey Johnson & Randy Ingram』を聴きながら「☆ 2023年 たった一つの願いこと☆」

2023年もよろしくお願いします。m(_ _)m

 

 ★今年は癸卯で〜す★ 

 

そうです、うさぎ年ですよ!跳んで跳んで、大きな世界に飛び出ましょ。
2023年の冒頭を飾るのは、去年の12月にやってきて、ブログ・アップしそこなったアルバムです。
しかも、2022年の私的ヴォーカルの1位でした。汗

 

Play Favorites / Aubrey Johnson & Randy Ingram

Play_favorites_20221229114901

 

ライル・メイズを叔父に持ち、彼が総合プロデュースした『Unraveled』で、一躍有名になった米国のヴォーカリスト、オーブリー・ジョンソンのデュオ盤です。
お相手は、『ストックホルムでワルツを』で、ビル・エヴァンス役を演じたピアニスト、ランディ・イングラム。
スタンダードは、もちろん、ジョニ・ミッチェル、アントニオ・カルロス・ジョビン、ビリー・アイリッシュなど、さまざまなジャンルから、、叔父であるライル・メイズの曲も選曲。
 
オープナーは、ビリー・アイリッシュの「My Future」。丁寧に歌いあげるジョンソンに、ピアノがエモーショナルに盛り上げる。う〜ん、掴みはオッケー。
スタンダード「If Ever I Would Leave You」、アップテンポで、スキャットもアグレッシヴ。
唯一のオリジナル「Prelude」は、「If I Should Lose You」への序章。しっとりと、情感豊かな世界。
ジョニ・ミッチェルの「Conversation」、ミッチェルの影を纏いながらもジョンソンの気持ちが伝わってくる。
アントニオ・カルロス・ジョビンの「Olha Maria」、ブラジルの曲だけれどアメリカ色、そして、余韻を誘うイングラムの美しいピアノを挟んで、シームレスに続く「Didn’t We」もエモーショナル。
 
ピアノと掛け合って、ジョビンの「Chovendo Na Roseira」。
ジョンソンの叔父であるライル・メイズの「Quem E Voce」、原曲の世界観をヴォーカルとピアノで荘厳に。
「I’ll Remember April、お得意の高速スキャットで駆け抜ける、ピアノとの息もぴったり。
伸びやかな声でブルージーに歌う「Born to Be Blue」。
トニーニョ・オルタの「Bons Amigos」、難解さが漂うが、2人の真髄でもありそう。
終演は、「My Ideal」、途中でリズムが変わって軽やかに。
 
互いに感銘し、尊敬しあっている関係であることが、ビシバシと伝わってくる。
ビリー・アイリッシュやジョニ・ミッチェルの曲は、原曲を大切にするだけでなく、彼女たちの歌唱も大事していて深い尊敬の念を感じる。
各曲で、さまざまな工夫がされていて、素晴らしい。
好きな「Born to Be Blue」の現代的?なアレンジがお気に入りです♪

感情の起伏がぴったりと重なって、情感が増幅される素敵なデュオでした。




1. My Future
2. If Ever I Would Leave You
3. Prelude
4. If I Should Lose You
5. Conversation
6. Olha Maria
7. Didn’t We
8. Chovendo Na Roseira
9. Quem E Voce (Close to Home)
10. I’ll Remember April
11. Born to Be Blue
12. Bons Amigos
13. My Ideal 

 


Aubrey Johnson (vo)
Randy Ingram (p)

 

今日のおまけは、ニューヨークのライブ・ハウスがあげていた「Olha Maria」。
 

 

 
 
最後に、
 
☆ 2023年 たった一つの願いこと☆

 

それは、去年と同じ!!コロナ禍の収束です。
 

 

未だに、沢山の死者がでております。
私は、風邪と同じとは思えません。
ただ、行動制限をすればいいとも思えません。
本当に、風邪みたいなものだと言える日が早く来ることを願ってます。

 

今年も皆さまが、安全であることを祈ってます。
どなた様も、どうか健康でご無事であられますように!

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします!m(_ _)m

 

 

んじゃ、退散♪

2022年12月27日 (火)

『ジャズ批評 231号』がでました〜♪

『ジャズ批評 231号』がでました〜♪
 
231
 
 
と、言っても、、新潟は物流が滞っているために、まだ、受け取っていないのです。。
なので、知っている範囲での内容となります。m(_ _)m
 
今回の特集は、「私が選ぶ日本ジャズの名盤」です
 
●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●
 
「私が選ぶ日本ジャズの名盤」 
 
●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●
 
 
「日本のレコード会社、レーベルで製作された日本人ミュージシャンの作品」
 
 
とのことで、私もアンケートに答えて、5枚選びました。
 
毎年、その年のベスト10を選出しているので、そこから月日を経ても印象が強く残っている作品を年代順に。
すっごい、悩みました。。
 
ソングエクス・ジャズ  / 2012,2013 / Songx 019 / CD
 
Berkeley Square Music  / 2016 / BSM012 / CD
 
ソングエクス・ジャズ  / 2017 / Songx 051 / CD
 
Days of Delight /  2019 / DOD005 / CD
 
Nagalu / 2021 / NAGALU003 / CD
 
 
 
いつもの「新譜紹介」は、6枚でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次号は、恒例の「マイ・ベスト・ジャズ・アルバム」の特集です!
 
 
んじゃ、退散♪

 

2022年12月16日 (金)

阿吽の呼吸、穏やかな時間 「Yasuhito Mori & Fabio Bottazzo Duo @ Jazz FLASH (12/15)」

Yasuhito Mori & Fabio Bottazzo Duo @ Jazz FLASH (12/15)

Yasuhito Mori (b)  Fabio Bottazzo (g)
Mori__fabio

スウェーデン在住のベーシスト、森 泰人さんの里帰りライブです。
お相手は、新潟在住の日本人より日本人らしいギタリスト、ファビオ・ボッタッツォさん。
お2人は、ドラマーのセバスチャン・カプティーンを加えた『It's No Coincidence』というアルバムもリリースしている旧知のお仲間。
 
 
森さんのMCに始まった1stセットは、スタンダード「Secret Love」で、モダンで洒脱な演奏。
ジム・ホールの「Careful」、甘いトーンとは裏腹な、、アグレッシで不協和音がかっこいい。
お二人とも温まってきましたね。
会場に聴きいらしてたオーべ・イングマークソンさんのオリジナル「OHANA」、日本情緒のあるメロディ、ジェントルなサックス(ご本人ヴァージョン)もいいけど、太く力強いベースでのテーマも素敵、ギターが素敵なオブリガードを入れる感じ。
ファビオさんオリジナル「Nostalgia Bossa」、甘く音色で哀愁のあるメロディ。
安定あるベースと繊細に泣くギター、自然にスムースに裏表、、久しぶりに糸ものデュオはいいなぁ、と、つくづく。。
続いも、ファビオさんオリジナル「Dondolando」、冒頭から美しく揺らぐ、もう、うっとり。
1stセットの最後は、みんな大好きなパット・メセニーの「James」、新潟の曇天がいっきに晴れ渡るナイスな演奏。
 
 
30分?の休憩!
曲ごとに、森さんがいろいろなエピソードをおしゃべりしてくれて、めちゃ、会場は和気藹々。
 
 
2ndセットのオープナーは、森さんが共演歴があり大好きなトゥーツ・シールマンスの「Bluesette」、1stセットよりグッと親密感がまして、2人とも絶好調。明るく楽しい気分満載、会話が尽きない。。
でた!我々(私のお仲間)が、待望している森さんのオリジナル「MOMO」、夕暮れソング、胸を締め付けるメロディ、それぞれの心の柔らかな部分にそっと触れる感じ。
新潟は魚沼の民謡をファビオさんがボサ・アレンジ?した「ねんねんねったか」、美しい音の風景が広がる、そのまま、、スタンダードを続ける。。?
ファビオさんのオリジナル「春の気配」(イタリア語のタイトルだった。。)、少しづつ変化していく自然を上手く表現した感じ、そして、春への期待感が読み取れる穏やかな演奏。
終演は、ギターの音色に哀愁を感じる「My Favorite Things」。
 
 
で、終わるわけなく、、アンコール。
これは、、とても、印象的なアンコールでしたよ。
トミー・コッテルが、森サンに捧げて書いた「Mori Song」、日本語えつけられた歌詞を森さんの「指導」のもと、、合唱。
ベースもギターも心から歌い、私たちも、、気持ちが歌う。
いい歌詞だったなぁ。。頭の中でずっとリフレイン♪
これも、「春がきた」歌だった…。
 
 

高速のフレージングを入れながらもおおらかに歌うベースと、甘く美しい音色で繊細で気配りの上手なギター。
阿吽の呼吸で、懐かしい曲も新しい曲も含めて、穏やかな時間でした。
もの凄く 温かで心に残るライブとなりました。。

私には、少し早いクリスマス・プレゼント、、って、感じ。
 
 
ミュージシャンのお2人、フラッシュのマスターと女将さん、カオルさん ありがとうございました!
打ち上げは、森さんの大好きな居酒屋、五郎!閉店までお邪魔しました。。汗
 
 
んじゃ、退散♪

2022年12月 7日 (水)

心の隅々に響き渡る音 「佐藤 浩一 ピアノ・ソロ @ イワイスタジオ (12/4)」

佐藤 浩一 ピアノ・ソロ @ イワイスタジオ (12/4)
佐藤 浩一  (p)
 
Koichi_sato
 

バンドはもちろん、企画、イベントに引く手あまたの佐藤 浩一 さんが、「イワイスタジオ」に降臨するのは、4度目。
ヤマハのS3というグランド・ピアノが堪能できる個人のレッスン室です。
プロのピアニストさんの生身な演奏が、目の前で聴ける貴重なライブ。
 
短いMCがあって、「Genesis」、「Orb」と『Embryo』のディスク1の「Water」からのピアノのための曲が続きます。
最初の1音から柔らかで穏やかな音色に包まれて幸せな気持ちが広がる。
同じアルバムから少し長い「Aqua」、切れ目ない音の芳醇な響きにうっとり、空中を漂う音を壊したくなくて、拍手をしたくない気分。
仄暗く幻想的な「In the Dark」、闇の中で時間も止まったような感覚。
一転、光の温かさ心地よさを感じる「May Song」、時間が一気に動き出す。
胎児が感じていると思われるような母体の中のイメージを曲にしたという「Mother’s Pool」、低音の和音を力強く叩き、重なり響く音に生命の神秘が重なる。
その力強さをそのまま「Ninth Moon」、余韻を引きずるように始まった「Hua」、月繋がりだった。
1セット目の終演は、穏やかで静かな躍動感「First Cry」、水彩画のような淡く優しい色合いが見えてくる。改めて、ハッピーな曲だなぁ、、としみじみ思う。
 
休憩中、浩一さんファンと、
「一音一音、心が浄化されていくかんじだったね」
と、二人ですでに絶賛モード!
 
2セット目は、『Melancholy of a Journey』から「The Railway Station」の1楽章と2楽章を続けて。
「The Railway Station」は、4楽章まであって、モチーフを少しづつ変化させながら旅と人生を重ねてる。このテーマが大好きなので、超嬉しかったです!
世界が広がる、目の前の視界が晴れる、そんな感じに心が持っていかれる。
同じアルバムにあるノルウェーの湖がタイトルの「Sognsvann」、澄んで透明感のある世界、そして、ドラマを感じる。つづけて、同じアルバムから「Transience」。
メンバーであるBungalowのアルバム『Abstract Messages』から「Fifteen Years」。
写真自由タイム、ちょっと考えて、曲はスタンダード「All The Things You Are」、おぉ、ゴツゴツでかっこいい、ガンガンですっご〜い、拍手。
 
そして、アンコールを続けて2曲、「Closing Waltz」、暗い曲暗い曲とおっしゃりますが、この仄暗さは美しい、色彩を感じる暗さ、そして、ドラマチックな情感がある。
つづけて、スタンダード「Over the Rainbow」、めちゃ、キュートに始まった、、こんなキュートな演奏もできちゃうんですね。ブラボー!!
 
 
 
常に自分の内側の音に耳を傾け、ストイックに自分の音楽道を追求する姿を、、まじかで、聴けて観ることもできて、本当に幸せです。
一音一音、1曲1曲で、心が浄化されるような素晴らしいライブでした。胸が痛くなるほどの感動!!
つくづく思うには、心の隅々に響き渡る音だった、、そしてドラマチックな展開が多いなぁ、、と。

お忙しい中、遠くまで来てくださった佐藤 浩一 さん、ライブを開催してくださった岩井 美子さん、、本当に、ありがとうございます。m(_ _)m
 
んじゃ、退散♪

2022年11月12日 (土)

テーマとメンバーの感性が深く反映された 『Ruins and Remains / Wolfert Brederode   Matangi Quartet   Joost Lijbaa』


Ruins_and_remains_20221112085001
 
 
1974年生まれのオランダ人のピアニスト、ヴォルフェルト・ブレデローデ。
新潟にも2度ほど来てくださって、至近距離(笑)で眺めました、今度はリーダーでいらしてね。
2007年に『Currents』で、ECMからリーダー・デビュー、トリオとカルテットでジャズをレコーディングしています。
今作の4作目は、ピアノ、弦楽四重奏、パーカッションのための組曲です。
第一次世界大戦終結 100周年を記念して、2018 年に彼が作曲したもの演奏。
プロジェクトの参加者たちは、ハーグの王立音楽院の学生時代からの友人たち。
マタンギ弦楽四重奏団は、彼の演劇音楽の公演でしばしば共演、クラシック、現代音楽、ジャズなど幅広く活躍する多才な弦楽四重奏団。
重鎮ドラマーのヨースト・ライバートは、2004年から彼とジャンルを超えた活動をしており、即興デュオも出している。
すでに、このメンバーで、2018年に公演していますが、そこから個人的な洞察を深め、アルバムのリリースへ。
 
 
オープナーは「Ruins II」、暗闇で時を刻む心臓の鼓動、透徹で内声的な美しいピアノ。
暗いストリングスの重なりと高揚「Swallow」、抑制された「Remains」、開放感ある「Cloudless」、断ち切られれたメロディが再び広がる。
 
荒涼として寂寥感溢れる、タイトル曲「Ruins and Remains」。
重たくのしかかる「Ka」、弦楽器とピアノ、パーカッションの重なりに気持ちが高揚していく「Ruins I」。
ストリングスとピアノ、そして、パーカッションの重なりが絶妙な「Duhra」。
暗く混沌とした「Ruins III」、弦楽四重奏だけの演奏が良いアクセントになっている「Retrouvailles」、互いの演奏から発展していく「Nothing for Granted」、パーカッションとピアノのクリスタルな世界「Dissolve」。
重厚なストリングスの世界「March」、終演は、再び時を刻むような心臓の鼓動、ピアノとパーカッションが美しい「Ruins IV」。
 
 
互いのことや演奏の主旨をよく理解しているメンバーの感性が反映された深淵な世界。
2018年の公演以来温め広げ…沈思黙考した作品。
全体に漂う寂寥感と荒涼とした雰囲気は、凄技です。。
 
1. Ruins II
2. Swallow
3. Remains
4. Cloudless
5. Ruins and Remains
6. Ka
7. Ruins I
8. Duhra
9. Ruins III
10. Retrouvailles
11. Nothing for Granted
12. Dissolve
13. March
14. Ruins IV

Wolfert Brederode (p)  

Matangi Quartet   
Maria-Paula Majoor (vin)   
Daniel Torrico Menacho (vin)   
Karsten Kleijer   (vla)
Arno van der Vuurst   (vlc) 

Joost Lijbaart  (ds,  perc)
 
ええと、サイトによって「Ruins II」と「Ruins I」の順番が、逆になっているところがあるのですが、ECMのホーム頁もCDの記載も1曲目のタイトルは「Ruins II」なのでそれでいきました。。
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Swallow」。
 
 
んじゃ、退散♪
 



2022年11月 9日 (水)

思索的でトリッキーなのに美しい♪「Androgynous Ensemble」Autumn Tour @ Jazz FLASH (11/7)」

Androgynous Ensemble」Autumn Tour @ Jazz FLASH (11/7)

佐藤 恭子 (as)  David Bryant (p)  落合 康介 (b)  大村 亘 (ds)
Androgynous_ensemble_2022

ちょうど、一年前にピアノとベースが違うユニットで新潟で演奏してくれたのですが、、
フリー寸前、攻撃的で挑発的な演奏の、コンテポラリー・ジャズって、感じで呑みすぎたんです、、笑
楽しみにしてましたよぉ〜!
オープナーは、アルト・サックスのカデンツァで始まったウォルター・スミス3世の曲。
トリオがシットインすると一気にテンションが上がって、どことなくスピリチュアルなムード。
亘さんオリジナル「天邪鬼」みたいなタイトル、お初のデヴィッドさんが、軽やかなタッチで、弾き始めると、、
目の前がパッと見渡せるようなクリアなフレーズ。天邪鬼の意図するところがわからないモダンでお洒落な演奏でしたよね。
「All The Things You Are」のアレンジで「All The Things You Are Not」、この曲の世界観の中で全員が思いっきり自由に繋いでいく、、最後まで、耳の離せない演奏♪
デヴィッドさんのオリジナル「'Nita'」、ゆったりした美しいバラッド、柔らかで美しいピアノにうっとり。バッキングも一筋縄でな〜い。
てっきり、愛する女性の名前からついたタイトルだと思ったら、CDに書籍やアートにインスパイアされたものだとか。。本当??
1セット目の最後、スティーヴ・コールマンにオマージュした恭子さんのオリジナル、踊れる?変拍子ファンクでグルーヴ。
ひっさしぶりに聴いた亘さんのドラミング、ダイナミックで五感刺激される!!
おぉ、私、久しく生で亘さん聴いてない!!亘ロスだったんだと、深く納得。笑
と、30分くらいの休憩を挟んで2セット目に。(曲が抜けていたらm(_ _)m)
どんどん高揚してくるデヴィッドさんの「Higher Intelligence」、亘さんのセクシーな?曲「言い訳の言い訳の酒」、恭子さんのネガティブに聴こえないネガティブな曲、、とかっ、、汗
がっちりあったまったか、、1セットめより疾走感、バンドの一体感がましましに!!!
アルトとピアノの絡みが美しい恭子さんにバラッド「Almond Eyes」。
終演曲は、亘さんの哲学的なコンセプトな「NLC」、さぁ〜っと意識が広がっていくような大きな気持ちになって終演。
な、わけなくて、、アンコールは恭子さんの「Short Trip but a Long Journey」。
人生をしみじみ感じながら。。明るく楽しく、、カリプソ気分で拍手♪

今回も、至福の時をすごしました。。
お初のデヴィッドさんのタイム感っていうんですか?
それが素晴らしくて、お口あんぐりしました。
弾き始めると、、目の前が、パッと開けて見渡せるような感じ。
軽やかなタッチ、美しさ、加速感も 素晴らしいです!
バンドサウンドも、恭子さんをプッシュするトリオのサウンドも キレキレで素晴らしかった〜
とっても思索的トリッキーなんだけど、美しさも同居してましたね。

月曜日とのことで、いらっしゃれない皆さんに、、申し訳ないような気持ちで、打ち上げまでいきました。笑
メンバーの皆さん、フラッシュのマスター&あっこ女将、、ありがとうございました。m(_ _)m
すでに、終わってしまったものもありますが、今日を含めて15日まで、東北、北関東などをまわります。
ご都合がつけば、いかがでしょうか??
A_e_vol2
11/9(水)桐生Village ライブ
当日¥4000 予約¥3500 学割¥2000
Open 19:00  Start (1st)19:30~, (2nd)20:30〜

11/10(木) 会津若松スペース白虎町 ワークショップ&ライブ
クリニック18:30 ~
クリニック¥3000 学生¥1500
(クリニック受講者の方のライブチャージ1000 円)
ライブ open 20:00~ start 20:30
当日¥4000 予約¥3500 学割¥2000

11/11(金) 会津若松スペース白虎町 ライブ
Open 18:00 Start 18:30
当日¥4000 予約¥3500 学割¥2000

11/12(土) 福島Harvest
クリニック
18:30-20:00
予約 一般3000円、学割1500円
ライブ
Open 19:30 Start 20:00
当日¥4000 予約¥3500 学割¥2000
(クリニック受講者はライブは+1,000円)

11/13(日) 那須塩原 黒磯教会
19:30スタート
¥4,000-

11/14(月) 新宿 Pit Inn夜の部
Open19:00  Start19:30
¥3300(1drink付)

11/15(火) 柏Nardis
Open19:00  1st 19:30~  
チャージ ¥3,300

あぁ、、追っかけていきた〜い!!
んじゃ、退散♪

2022年11月 2日 (水)

ダブル・アンコールの夜 「外山 安樹子トリオ @ Jazz FLASH (10/29)」

「外山 安樹子トリオ @ Jazz FLASH (10/29)」
外山 安樹子 (p) 関口 宗之 (b) 秋葉 正樹 (ds)

 

Akiko_toyama_trio

先週の土曜日のライブ。

すでに、週も超え、月も超え、途中から曲順が曖昧だったので、Facebookの皆さんのご意見を参考にいたしました。汗

トリオで新潟にくるのは4年ぶりだそうで、、まぢ?? って、調べてみたら、
結成10周年記念アルバム『Toward the 11th』のリリース・ツアーでいらした以来だった。
2018年9月14日なので、本当に4年ぶりですね!
去年の初夏に、まさかのスタンダード集『Letters』をリリースしてますが、コロナやらでいらっしゃることができなかったのでしょう。。
と、いうことで、満席。笑
周りは、知っている顔、、リピーターがとても多いので、リラックスした気分で始まるのを待ってました。
ドラムセットが前の右端にセッティングされていて、ドラマーの動きがとても見易い。
オープナーは、コロナ禍に作曲した配信曲「まっすぐに」、叙情的なメロディから、いきなり全員で疾走する熱い演奏。さすが、長年一緒につづけてきただけあって、各自の演奏も大切にしたチーム・プレイで圧倒。
私たちも嬉しいけれど、メンバーの新潟で演奏できる嬉しい気持ちもダダ漏れですよ!
MC入って、最新アルバムから『Letters』から「Yardbird Suite」。ビ・バップの跳ね跳ねの名曲をしなやかに、スピード感たっぷりで。
『Toward the 11th』から、2曲。
まずは、ミステリアスな雰囲気ではじまり、次第に外山さんの感動がじわじわと伝わってくる「Mystic Cathedral」。ガラス工芸にインスパイアされただけあって、彼女の透明感ある曲作りがうまく活かされてる。
そして、佐渡の空をみて作った「Sky Above Dazzling Ocean 俗称(SADO)』、情景を作り上げるベース・ソロから始まって、静かにひろがる目の前の美しい光景。
次のMCは、これまでのアルバムを、メンバーに説明させるのですが、、
それが、かなり、面白い、、結局、3人ともかなりおしゃべりなことが判明。笑
ちゃちゃを入れる、外山さんがメンバー愛が溢れていて可愛いw。
そして、1セット目のさいごは「Bassi Samba」で、賑やかに明るくおしまい♪
ふと見れば、会場の皆んが踊り出しそうに体が揺れている♪
これでもかの渾身のドラム・ソロをフィーチャーして、休憩へ。
2セット目は、「はじまりの秋」、ポジティブな気持ちになる素敵な曲、丁寧な演奏。
どの曲も日常の感情の機微を捉えることが巧くて、曲を聴いていると、自分の心の柔らかな部分に、そっと沁み込んでくるメロディが多いので、リスナーも、好きな曲、推し曲がそれぞれ違う。
オリジナル曲が多くて、選曲が絞りきれない、、って、ことで、リクエスト・コーナー。
熱烈なファンのお客さんから、「Water Iris」の掛け声。
パーカッションの入った「Just Friends」を挟んで、軽やかな演奏。
そして、彼女のクリスマス・アルバムに入っている私的マスト曲「Snowing Town」、抒情的でしっとりした美しい演奏。
ベースがテーマ・メロディを弾いて、そこに3人が雪を降らせる。。
マーティングのドラム・ロールの入ったアレンジもスパイスが効いてたましたね。
そして、終演は曲は、新譜に入れる予定の「Blues Discovery」、超モダンでシリアス、アグレッシブ、全員で攻めてる演奏、かっこよかったぁ!
これでは終われません、アンコール。
新潟の外山ファン大大大好き「May Journey」。
一転、爽やかな光景が浮かぶ。。ライブも終わりだなぁ、、と、思っていると、、
再び、アンコールの拍手、会場の皆さんも同じ気持ちだったんだね。
新譜に入る予定の「イランカラプテ(アイヌの言葉でようこそ)」。
なんだか、少し今まで違う感じの曲調な感じ??素敵な曲でした。
流石に、終演。笑


相変わらず、躍動感あるピアノと情感たっぷりのメロディが満載。
メンバーとのコール&レスポンスもばっちり♪
彼女の欲しい音とフレーズが適所に溢れる歌い上手なベース。
音に拘り繊細さとダイナミックを兼ね備え、熱いグルーブを押し出しているドラム。

全員で、彼女の描きだしたい世界を創り上げていく3人でした。
伊達に15周年を向かえる仲ではないですね♪

で、このトリオで懇親会がないはずがない。。
本町のソウズさまでございました♪
トリオの皆さん、ありがとうございました。m(_ _)m
沢山のご参加も流石です。
フラッシュのマスターとあっこ女将、いつも、ありがとうございます。
んじゃ、退散♪

より以前の記事一覧

無料ブログはココログ