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音楽で拡がる輪

JAZZ

2020年3月28日 (土)

なんと、日本録音! 『Angular Blues / Wolfgang Muthspiel』

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オーストリアのギタリスト、ウォルフガング・ムースピールがギター・トリオの新譜を出しました。
ドラムは、長年の朋友、スーパードラマー、ブライアン・ブレイド。
ベースは、骨太なうねりを持つスコット・コリー。
2曲のスタンダード以外は、ムースピールのオリジナル。
しかも、池袋のレコーディング・スタジオでの録音!日本録音だ!!

オープナーから3曲はアコーステック・ギター。
いきなりベース・ソロがかっこいい「Wondering」。ご本人も、メロディアスな白いフレージングを重ね、余裕♪
タイトル曲「Angular Blues」は、少し尖った感じのクールな3人の演奏。
少し、暗めの「Hüttengriffe」は、繊細なギターを堪能。

エレクトリック・ギターに持ち替えて「Camino」、音の響きを慈しむように。
ビバップ曲「「Ride」は、高速の淀みないフレージングがカッコい
スタンダード「Everything I Love」は、リラクゼーションたっぷり。
キメキメ「Kanon in 6/8」、3人のやりとりが凄い。
なんと、ソロでディレイを使った「Solo Kanon in 5/4」が美しい。。
終演は、ミステリアスなアレンジの「I'll Remember April」。宇宙にとんでけ!

ブライアン・ブレイド、最高、スコット・コリー、最高。
そして、様々、絶妙な感覚のウォルフ・ムースピールのフレージングが最高。
ギター好きは、必聴。

1.Wondering
2.Angular Blues
3.Hüttengriffe
4.Camino
5.Ride
6.Everything I Love
7.Kanon in 6/8
8.Solo Kanon in 5/4
9.I'll Remember April

Wolfgang Muthspiel (el-g ,ac-g) 
Scott Colley (b) 
Brian Blade (ds)

今日のおまけは、「I'll Remember April」。

んじゃ、退散♪

2020年3月22日 (日)

ニタイ・ハーシュコヴィッツが大活躍… 『Here Be Dragons / Oded Tzur』

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イスラエル出身でNYCで活躍するテナー・サックス奏者、オデッド・ツール。
すでに、2枚のリーダー作『Like a Great River』、『Translator’s Note』を持つ。
瞑想的なスピリチュアルでミステリアスな雰囲気をもったオデッド・ツールの最新作は、ECMから。
ピアノは、同故郷の繊細なタッチのニタイ・ハーシュコヴィッツ、ベースはギリシャ出身の稀有な才能の持ち主ペトロス・クランパニス、そして、ドラムは常にジャズ最前線にいるジョナサン・ブレイク。
なんでしょ、メンバーをみただけでもそそられますよね。まさに、JTNC的メンバー。
しかも、録音エンジニアは、ステーファノ・アメーリオ。
「Can't Help Falling In Love」以外は、彼らのオリジナル曲。

 

オープナーでタイトル曲「Here Be Dragons」、ゆったりと穏やかなメロディを、ざっくりと吹きこなすオデッド・ツール。ニタイをはじめ、全員で繊細で丁寧な演奏。
同じくツールのオリジナル「To Hold Your Hand 」、ブレイクのブラシが遊ぶ。
「20 Years 」もツールによる美しい曲、ニタイのピアノは繊細で色彩感もゆたかで上品に煌めく。

 

そのニタイのピアノ・ソロが「Miniature 1 」、短い中に彼の美意識がつまっている。
「Miniature 2」は、クランパニスのベース・ソロ、しなやかな弦の響きに魅了される。
膨よかな木管の響きを堪能できる「Miniature 3 」、オデッド・ツールのテナー・ソロ。

 

3曲のソロは、どれも心象風景を描いた感じで、派手な主張はないけど、心に響く。
一転、テンポも速く、疾走感のある「The Dream」。現代ジャズだけど、世界のいろいろな音楽が入り込んだ感じ。

 

終演は、エルビス・プレスリーでお馴染みの「Can't Help Falling In Love」。
丁寧に紡ぐメロディを聴きながらも、どこか遠くの国の音楽を聴いているような気持ちに。

 

幽玄で、不思議な感覚。
どこか日本情緒に通じる部分もあるフォーキーな音楽でした。

 

1. Here Be Dragons 
2. To Hold Your Hand 
3. 20 Years 
4. Miniature 1 (solo piano) 
5. Miniature 2 (solo bass) 
6. Miniature 3 (solo tenor saxophone) 
7. The Dream 
8. Can't Help Falling In Love

 

Oded Tzur (ts) exc. #4, 5
Nitai Hershkovits (p) exc. 5, 6
Petros Klampanis (b) exc.4, 6
Johnathan Blake (ds) exc. 4, 5, 6

 

今日のおまけは、オープナーの「Here Be Dragons 」。

 

 

んじゃ、退散♪

2020年3月15日 (日)

ジャズ・ギターの旨味たっぷり 『Our Platform / 井上銘 (May Inoue)』

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日本のジャズ界を牽引する1人、ギタリストの井上銘がジャズに拘ったジャズ・アルバムを出すとのことで、予約しました。
様々な形式での音楽を提供していて、リーダー作では、ヴォーカルの入った「CRCK/LCKS(クラックラックス)』が好き。
一昨年?にでたアコースティック・ソロギター・アルバム『Solo Guitar』も、ギターの旨味成分が堪能できる秀作でした!

で、今回は、俊英な若手アーティストとの自己名義のカルテット。
少し前に、生で聴いてマイブームの魚返 明未ピアニストの参加のポイントも高かったかな。
ご本人のオリジナルが4曲とミュージシャン曲、スタンダードなどで、全9曲。

オープナー「The Lost Queen」から、飛翔感のあるフレーズをこれでもかと繋いで、圧倒的な存在感。安定感あるリズム陣と一緒に、美しくも鋭いピアノで恍惚。
新曲「Next Train」グイグイとドライブするベースとドラムに乗って、高速、超絶な演奏を繰り広げるギターとピアノ。
一転、スタンダード「You're My Everything」は、歌心で、スイング。ベース・ソロも決まった!
ゆったりと、一音一音を聴かせる「It's Easy To Remember」の美しさ、喧騒を忘れます。
ロン・カーターの「Eighty One」、ギターとピアノの距離感が最高、ドラム、ベースの4人が自在に影響しあってカッコいい。コンテンポラリー・ジャズの極み。
明るく軽快な「I Didn't Know What Time It Was」。
柔らかで穏やかな曲調の中で、各自のソロが繋がれていく、新曲「Waltz」。
疾走感のあるギターの演奏に心が踊る「I Love You」、4人の素晴らしいチームワークが聴ける。
終演は、1枚の写真にインスパイアされてできたオリジナル「A Memory Of The Sepia」、しなやかにスイングするギターのノスタルジックな雰囲気をまとった演奏に、頭の中に浮かび上がる1枚の写真。。

初めて聴いた時から、天才だったけど、どんどん化けていくギタリストの今を追えるアルバムですよね。なんでしょ、全員かっこよすぎますわ。

1. The Lost Queen
2. Next Train
3. You're My Everything
4. It's Easy To Remember
5. Eighty One
6. I Didn't Know What Time It Was
7. Waltz
8. I Love You
9. A Memory Of The Sepia
井上 銘 (g)
魚返 明未 (p)
若井 俊也 (b)
柵木 雄斗 (ds)
今日のおまけは、オープナーでオリジナル「The Lost Queen」。

今、レコツアー中なのですよね。

May Inoue“Our Platform”Release Tour 2020
▰2/16(日)水戸コルテス
▰3/12(木)名古屋ラブリー ▰3/13(金)大阪ミスターケリーズ
▰3/14(土)鈴鹿どじはうす▰3/15(日)浜松ハァーミットドルフィン
▰4/12(日)宮崎ジャズフェス ▰4/13(月)鹿児島 明日の地図 ▰4/14(火)熊本CIB
▰4/15(水)福岡ニューコンボ ▰4/16(木)佐世保いーぜる 
▰4/30(木)東京 銀座ヤマハホール(ファイナル)

いつか、新潟にもいらしてくださいね。

んじゃ、退散♪

2020年3月 1日 (日)

「Jazz The New Chapter 6」に、デヴィッド・クロスビーさまのことが…!

「Jazz The New Chapter 6」 柳樂光隆 監修

 

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いろいろと話題な「Jazz The New Chapter」。
シリーズの6作目目がでました。今回も、内容が濃くて字が小さい。。(老眼に辛い。。)
冒頭から、畳み掛けるようにインタビュー、インタビュー、インタヴューで面白かった。
やっぱり、インタビューが上手い人の記事は面白いですよね。
インタビューされている人が、どんな根っこを持っているのか上手く聞き出してくれる。
そして、2018年から2020年にリリースされたアルバムで、重要なものもレビューもとても参考になる。
大好きな、ブラッド・メルドー『Finding Gabriel 』、クリス・ポッター『Circuits 』も、取り上げられてて、クリポタさまのことを「現代最強サックス」と、書いてあるだけでも、にやにやが止まらない。
アーロン・パークス、シャイ・マエストロ、アヴィシャイ・コーエン、、ありがたく拝見。
購入してないアルバムも興味がそそられるものが多く、財布に痛いっ…
このシリーズは、自分の中の足らない部分を埋めてくれるし、気づきも多く勉強になる。
なにより、読んでて面白いので、毎回、買ってしまいますです。
で、このご時世ですもん、知らないアーティストで、興味があれば、すぐにサブスクに繋いで音源聴けますし。
つまみ食いもあれば、どっぷりハマるのもあって、世界の拡張は、、それはそれで悩ましいのですけどね。

 

しかしですよ、、今回一番ときめいてしまったのでは、デヴィッド・クロスビーの記事。
私の世代だと「クロスビー、 スティルス、ナッシュ&ヤング」ファンは多い。。
先日も、友達が自分に影響を与えた10枚に彼らのアルバムをいれてたもん。大きく「御意」って頷きました。笑
何年か前に、ニールさま抜きで、3人できた来日公演、心の中で、、最後かもしれない、、って、思いコンサートに行ったのだが、、
昔のアルバムは聴いても、最近の動向って、追ってなかったですよ。m(_ _)m

 

なななんとぉ、もうすぐ、新譜を出すベッカ・スティーブンスと繋がってたんですね!!
不勉強ですまんでした。どうして、新世代のアーティストと繋がっているのかが、よくわかって感動ものだった。
クロスビーの魅力についても、とても具体的に書いてあって、もう、いちいち「御意」笑

 

早速、新譜『Here If You Listen』を聴いちゃったのですが、、
美しいハーモニーが、、クロスビーらしくて、、めちゃ泣けます。

 

 

ごめんよ、クロスビー。。勝手に想い出の人にしてしまって。
柳樂 光隆氏、高橋 健太郎氏、ありがとうございました。
街で偶然みかけた昔付き合った人が、「えらくかっこよかった、なんか嬉しい」に近い気持ち。笑
んじゃ、退散♪

2020年2月27日 (木)

話題のグレゴア・マレの新譜がでますよぉ〜♪

★Americana / Grégoire Maret★

 

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パット・メセニーの新譜で話題のグレゴア・マレ!
遠い昔にコットンクラブで、ライブを聴いたこともあるお気に入りのハーモニカ奏者です。
ハープ奏者、エドマール・カスタネーダとの作品もよかったですよね!
なんでしょ、このメンバーは、、そして、タイトルは!!
大変楽しみな作品が、ACTレーベルからリリースされます。

Grégoire Maret (hca)
Romain Collin (p, Moog Taurus, pump organ & additional effects)
Bill Frisell (el-g , ac-g, banjo)
Clarence Penn (ds)

★Angular Blues / Wolfgang Muthspiel★</b

 

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もう一枚、秘密のお部屋的には楽しみな作品。
ウォルフガング・ムースピールがギター・トリオの作品です。
今回は、ベースがグレナディアさまに変わって、、スコット・コリー、その相性は?
こちらも、とても楽しみですね。

Wolfgang Muthspiel (g)
Scott Colley (b)
Brian Blade (ds)

お金はいくらあっても、、たりないですねぇ。。

んじゃ、退散♪

2020年2月26日 (水)

『ジャズ批評 214号』がでました〜♪

『ジャズ批評 214号』がでました〜♪

214

特集は、「マイ・ベスト・アルバム2019」。
「ジャズオーディオ・ディスク大賞2019」も発表されてます。

 

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「マイ・ベスト・アルバム2019」

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今年も参加しました!
私も5枚選んでみました。

①Circuits / Chris Potter
②Finding Gabriel / Brad Mehlda
③Ambar / Camila Meza
④The Transitory Poems / Vijay Iyer Craig Taborn
⑤Epistrophy / Bill Frisell Thomas Morgan

次点は、ミッシェル・レイスの『Short Stories』
なんと、偶然にもお隣の頁のすずきりゅうた氏と1位、2位がご一緒。
カミラ・ミサも被ってました。
でも、他の2枚をみると、わたしよりずっとJazz The New Chapterよりの嗜好の方なのだとおもう。

 

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「ジャズオーディオ・ディスク大賞2019」

 

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インスト
金 Les voix du silence / Georges Paczynski Trio
銀 Graceful Touch / Yoko Teramura Trio
銅 Partners in Crime / Mike Ledonne

ヴォーカル
金 So Tenderly / Elle
銀 Don't Explain / Kim Min Hee
銀 Alma Oscura / Lauren Henderson
銅 Temptation / Chantal Chamberland

なんと、自分の最終選考がここまで被らなかったのもはじめて!!
私の最終選考です。

インスト
1.Circuits / Chris Potter
2.Finding Gabriel / Brad Mehldau
3.The Transitory Poems / Vijay Iyer / Craig Taborn
4.Epistrophy / Bill Frisell Thomas Morgan
5.Short Stories / Michel Reis
6.Playing The Room / Avishai Cohen / Yonathan Avishai
7.Lemon The Moon / Nitai Hershkovits
8.Junko Onishi Presents Jatroit Live At Blue Note Tokyo / 大西順子 Presents Jatroit Featuring Robert Hurst & Karriem Riggins
9.Pure / Walter Lang Trio
10.Scorpio Rising / Triosence

ヴォーカル
1.Ambar / Camila Meza
2.Distant Storm / Sara Gazarek
3.Intermezzo / Giovanni Mirabassi Sarah Lancman
4.Blue Jouney / Blue Jouney (和田 明 / 布川 俊樹)
5.Love And Liberation / Jazzmeia Horn
6.Out Of The Bell Jar / Isabella Lundgren
7.Sisters In Jazz / Caecilie Norby
8.Awake / Sidsel Storm
9.Blue Heaven / Lucy Yeghiazaryan
10.Estuary / Cajsa Zerhouni

特別賞
Dancer in Nowhere / Miho Hazama (狭間美帆)
ジャケット賞
When Will The Blues Leave / Paul Bley Gary Peacock Paul Motian
メロディ賞
『Pure / Walter Lang Trio』より「Sad Song」

いつもの「新譜紹介」は、

From This Place / Pat Metheny
Kristallen / Nils Landgren - Jan Lundgren
Write Out Your Head, Regular / Wayne Krant
Common View / Enrico Pieranunzi

「New Disc Pick Up」は、3枚。

Time Remembered / 須川 崇志 Banksia Trio
Precious / Chiara Pancaldi
Live at the Bird’s Eye Jazz Club, Basel / The New York - Paris Reunion Quintet


んじゃ、退散♪

2020年2月11日 (火)

ライル・メイズ(Lyle May)、永眠…

ライル・メイズ(Lyle May)、永眠…

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言わずと知れた、パット・メセニー・グループのキーボード奏者。
パット・メセニーの音楽に、さらに壮大なスケールや宇宙観を加えてきたパット・メセニーの朋友。
彼のキーボードをなくして、パット・メセニー・ グループはありえないですよね。

長い間、闘病生活をおくっていたようです。

どうか、安らかに、心より、御冥福をお祈り申し上げます。

少し前に、友人と「ライル・メイズ ネ申」といっていたアルバムで追悼。

 

 

んじゃ、退散♪

2020年2月 2日 (日)

透徹でスリリング… 『Time Remembered / 須川 崇志 Banksia Trio』

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普段からおっかけてる(なかなかライブにはいけないけど…)日本のジャズのトップ・ランナーのお3人さんが新譜をだすとのことで、予約購入しましたよ。
プロデューサーの熱い言葉が書かれたライナー・ノーツには、ボディ&ソウルのライブを聴いた瞬間にこれを録音しようと思った、と、書かれてました。感謝。
須川さんは、ボディ&ソウルのオーナー・ママさんから、「あなたもそろそろ自分のリーダーでやってみたら」と、言われ、即座にこのメンバーが浮かんだそうです。3人の間には、すでに、絶対の信頼感が出来上がっていたようですね。
須川さんには、2018年にリリースされた『Outgrowing』即興重視のアブストラクトなアルバムもあり、今回は「コンポジション重視のもの」、との発言もあり、そこも楽しみの一つでした。タイトル曲のエヴァンス曲以外は、3人のオリジナル。
オープナーは、ビル・エヴァンスの名曲「Time Remembered」。ドラムのシンバル音が宙に響く中、力強いベースが滑りだし、硬質なピアノの音が踊り出す。力強く、スリリング、そして、透徹なまでに透徹。
石若オリジナル「Yoko no Waltz」、様々に表情を変えながら進む。
林オリジナル「Nigella」、穏やかな美しいメロディ、柔らかな感触で温かみを感じる演奏、しっとりとしたナンバー。スッと入るドラムが奏でる様々な音色が素敵。
バンドの名前でもある「Banksia」は、須川オリジナル。森林火災によって種が飛ぶ特殊な植物の名前から。アグレッシブなベース・プレイに緊張感が増す。疾走感、グルーブが半端ない。
縦横無尽、躍動感満載のドラムがフィーチャーされた須川オリジナル「Under the Spell」。即興の醍醐味を存分に!
「Lamento」も須川オリジナル、冒頭からベースをボーイングで奏でる。胸を突きあげる哀しみのメロディと美しい音色。清水のように澄み切ったピアノの音が心に染み込む…。
石若オリジナル「Largo Luciano」、陰影あるゆったりとゆっくりとした演奏。
終演は、石若オリジナル「Yoshi」。たんたんとした演奏、オリン?で我に帰る。ベース・ソロが素晴らしい!
スリリングで、知的、、力強く透徹なサウンド!
1. Time Remembered
2. Yoko no Waltz 
3. Nigella 
4. Banksia 
5. Under the Spell
6. Lamento 
7. Largo Luciano 
8. Yoshi 
須川 崇志 (b) 
林 正樹 (p)
石若 駿 (ds)
TAKASHI SUGAWA 須川崇志
須川崇志 Banksia Trio『Time Remembered』ダイジェスト映像
んじゃ、退散♪

2020年1月31日 (金)

美意識に恍惚となった…「Brederode , Zenker , Rohrer  @ Jazz FLASH (1/30)」

「Brederode , Zenker , Rohrer  @ Jazz FLASH (1/30)」
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(樋口さんのFBよりお借りしました。m(_ _)m)
Wolfert Brederode (p)  Florian Zenker (g, baritone guitar ,elect.)  Samuel Rohrer  (ds, perc. )
ノルウェーの女性シンガーイェトゥルー・ルンデ・バンドのライブ。
なんと、ご本人の体調不良により、不参加とのことで、インストのトリオ演奏に。
前回と同じく(前回2017年は雨の上越)荒れたお天気の中、、古町のジャズ・フラッシュに。
オランダ、ドイツ、スイス出身の3人。
前回のライブのイメージから、勝手に、北欧的な透明感あふれる繊細な即興演奏かな?って、、思ったら!!
繊細は繊細でも、イェトゥルー・ルンデのオリジナルをピアノ、ギター、エレクトロニクス、ドラム&パーカッションで、縦横無尽な即興を極めた、アブストラクトで美しいサウンド。
彼女の美しい声で完成させるはずのサウンド・スケープを、3人で幻想的に演奏してました。
別々に放たれた三本の光の矢が、あるところからピッタと重なり、眩い閃光となる!
恍惚としてしまいました…。
ピアノのブレーデローデ の内部奏法も駆使した内省的で詩情豊かな演奏、演奏の集中具合が半端ない。
鍵盤に指を置くときの、力の入れ加減が、繊細で見ている方もドキドキしちゃう。
ギターのヴェスぺシュタは、今回はピッキングによる演奏が前回より多め、前回同様に弓引きやら筆?やらの様々な道具を駆使して細心な技法でアンビエントな音づくり。
エレクトロニクスも多様し、サウンドのテクスチャーの要です。
ドラムのローラーは、1曲の中でも場面が変わるごとに、道具や奏法を変えて最善をつくす。
超多彩なだけでなく、タイトでキレのよい音で痺れます。

 

もう、全員の一挙一動から目が離せません、、一つ一つの技が凄技すぎ!!
約75分を異次元の世界に誘ってくれました。
アンコールは、静寂で哀愁あるララバイ、、終演!
これはこれで、、前回同様、美しく至福の時間をすごせました。笑
メンバーの皆さま、フラッシュのマスター&女将、樋口さま、大沢さま、、
ありがとうございました。m(_ _)m
イェトゥルー・ルンデさま、早く体調が良くなるといいですね。
どうか、お大事にしてください。
んじゃ、退散♪



2020年1月28日 (火)

キレッキレの5人の化学反応が凄い! 「HUMADOPE2 @ クックテールくぼた (1/27)」

HUMADOPE2 @ クックテールくぼた (1/27)
中村 恵介 (tp) 吉本 章紘 (ts,fl)
魚返 明未 (p) 金森 もとい (b) 竹村 一哲 (ds)

 

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日本を代表するトランペッター、中村恵介さんが、セカンド・アルバム『HUMADOPE2』のメンバーで、
長岡のライブ・バー、クックテールくぼたに来た。
長岡までは、新幹線を使えば20分ほどなのですが、土日に旅行を予定してたので、、
ちょっと、悩んだのですが、、ここは行かねばとスイッチいれました♪
友だちが、最前列を予約してくれたので、2管の真ん前、砂かぶり席。
ほぼ、新譜の『HUMADOPE2』からの選曲です。
定刻をちょっとだけ遅れて開始!

 

オープナーは、中村オリジナル「Sense of Mission 」。
決めのユニゾンからはじまって、トランペットがいきなり火を吹く。
おぉ、テンション高いぜ!
その後も、サックスがプッシュ&プッシュのドラムにのってブロウしまくる。
ピアノが、体全体で弾きまくる。ベースがグイグイとドライブ!
ドラムが、タイトで力強く爆発。
テーマに戻って来たときには、完全に観客全員の心を持って行ってしまいましたね。
フルートに持ち替えた吉本 章紘さんのオリジナルで「Genseirin」。
ちょっと、変わった曲調なんだけど、神がかったピアノのソロあたりから、、
かなり混沌としたワイルドで威圧感ある「原生林」のイメージに。即興につぐ即興でフリーの様相に!
一転、トランペットの膨よかな音色にうっとりする「You don't Know What Love Is」。
サックスのサブトーン、ドラムのブラシ、ピアノのシングルノート、ベースの深い音色、、。
あぁ、、切なさの説得力。
ハードボイルドな人たちは、バラッドもとても上手いですよねぇ。
ファーストの最後は、中村オリジナル「So Nice!! 」。
2管のスリリングな魅力を思いっきりたのしめる曲、演奏。
観客、やんやですよ。
2管、クインテット、ワンホーン、カルテット、トリオ、、各自のソロ、、
どれをとっても、超絶で面白くて、体も心も揺れっぱなし!
セット終わりは、高速ビバップ曲で観客を煽る煽るって、、これから休憩なのに煽ってどうするんだ。。

 

興奮したので??休憩中は、ワインをおかわりしてしまった。。
一緒にいったお友だちは、ご自身の主催するライブの勧誘にいそがしく、、
私は、珍しくファーストの感想などをスマホでまとめたりしちゃって!
中村さんは、MCで曲名を言っていたので、とりあえず、タイトルだけもね〜、、みたいな。笑

 

15分くらいでセカンド開始!
オープナーは、このツアーから演奏している中村オリジナル。
2管のハーモニーが美しく、荘厳な雰囲気。
で、皆さんが、キレてるんだけど、相変わらずピアノの集中力が尋常じゃない。ドラムのきめ細かさは、想像超え。
どうやら、リーダーの想定よりも速いテンポで責められたようだ。。スピハラ。
難解高速打鍵の連打だった魚返 明未さんのオリジナル「Fudge Factor」、モダンで、メロディアス。でも、5人が一体化して盛り上がる。
中村オリジナル「North Kingdom」、北海道の広大な大地イメージですかね。とても、綺麗なアンサンブルで、サウンドが果てしなく広がっていく感じが好き。
フルートの音色が、、雰囲気にぴったりときて、飛翔、という言葉が浮かびました。
ベースの心憎いほどの滑らかなフレージングも最高!
最後は、中村オリジナル「Space Boy」、未来を見据えた明るくイケイケな曲調。
トランペットが踊る踊る!!ここぞとばかりに、全員のソロをまわして観客を煽ります。
いろんな意味で限界を超えた演奏に、体がゆれっぱなし、頬がゆるみっぱなし。
当然、アンコールの大拍手。
アンコールは、「静かなのと熱いのとどっち?」って、言われて、、

すぐさま、会場から「熱いやつ」って、声が飛んだんだんだけど、、モンクの「Rhythm-A-Ning」
それは、すっごい演奏でした。。でも、、私、しみじみとしたバラッドがよかったかなぁ。。

 

ストレートアヘッドの現代版お手本のような、キレッキレで熱いサウンド。
スリリングで何が起こるかわからない5人の強者たちの化学反応の凄さにやられた〜!
全員が素晴らしい!!
でもね、いつだって、こういう人たちに、心を持っていかれるのはバラッドだたったりするもんですわ。。
メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。m(_ _)m

 

新譜にサインをいただいて、握手もしてもらって、、新幹線で帰宅。

 

いやぁ、、伊勢旅行と月末仕事の疲れがふっとびました〜。笑
美子さん、誘ってくれてありがと。
クックテールくぼたの櫻井さん、お世話になりました♪
また、遊びにいきますね。
んじゃ、退散♪

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