オープナーは、タイトル曲「Spindrift」、伸びやかなターナーのサックスが幕開けを宣言するよう。 透明感あるピアノとメンバーとの思索的なやりとり「Mosquito Flats」。 「More Mesa」静寂な流れからの大きな動きに目が離せない。 少しメランコリック…フロントの2管が印象的、ドラマーのシャザレンクの曲「Chambary」。 「See You Again My Friend」も、トランペットとサックスの響きが素晴らしい! 一層の哀愁と陰影をまとった「Murnau」、リンダ・オーのベース・ソロも素晴らしい。 次第に悲壮感・不安が大きくなっていく「Fair Warning」…。 「Anacapa」、抒情的な2管の響き、美しいピアノの旋律、繊細なシンバル音。 トランペット、サックス、ベース、ドラムが木霊のように響き合う「Ahwahnee」。 終演は、深遠な世界に誘う「Out of the Fog」。
2011年には『Get Together ~LIVE IN TOKYO~』、2017年には『ラーメンな女たち -LIVE IN TOKYO-』、、 そして、今回は3回目のレコーディング・ライヴを、9月24日25日の2日間、東京オペラシティ コンサートホールで行ったそうで、そのアルバムが年末にリリースされました。 ええと、2017年の東京文化会館のコンサートに行きましたよ!
オープナーは「変わるし」、ブルージーなピアノにのせて、顕子節も軽やかに、グルーヴましまし。 童謡「げんこつ山のたぬきさん」からのハービー・ハンコックの「Cantaloupe Island」、即興に次ぐ即興。2人のアドリブ合戦。 成層圏をとびだせ!ピアノで表現する重力の世界「ドラゴンはのぼる」。 シームレスにはじまる「Polaris」、人類の歴史を眺めているような壮大で、心に響くバラッド。 グローヴァー・ワシントン・ジュニアの『Winelight』で大ヒットした「Just the Two of Us」、エモーショナルな歌と、ロマンチックに盛り上がるピアノ。 相反する感情を表現した物憂げなバラッド「Pendulum」。 笠置シズ子の歌った「ラッパと娘」の世界から、スティービー・ワンダーの「That Girl」へ、まったく違和感なく自在にシフト!2曲を行ったりきたっり!!最高!!!
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