2023年5月
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音楽で拡がる輪

JAZZ

2023年5月28日 (日)

ミュンヘン出身のベーシスト、ニルス・クーゲルマンがピアノ・トリオを♪

ミュンヘン出身のベーシスト、ニルス・クーゲルマンがピアノ・トリオをACTレーベルからリリース。
ドイツで様々な賞を受賞している、注目すべき若手ベーシストです♪
 
★ Stormy Beauty / Nils Kugelmann Trio ★
 
Stormy_beauty
 
メンバーは、ドイツのの若手ジャズ・ミュージシャン、ピアニストのルカ・ザンビート と
ドラマーのセバスチャン・ヴォルフグルーバー。
さて、ジャズ界に新風が吹くか…
楽しみにしている1枚で〜す!

1. About the Moment of Beginning
2. Unexpected Love
3. Symphony for the Rain
4. Finding Your Place
5. Late Change
6. Stormy Beauty
7. Final Run
8. Wild Leaves Fal l ing
9. Song for a Golden Blossom

Nils Kugelmann (b, comp)
Sebastian Wolfgruber (ds)
Luca Zambito (p)
 
んじゃ、退散♪
 

2023年5月24日 (水)

外山 安樹子 トリオが、新譜をリリース♪

 
今年、結成15周年の外山 安樹子 トリオが、6月11日に新譜をリリースします!
結成以来の不動のメンバーの息のあった演奏が楽しみですね。
 
★ Moving Again '19→'23 / 外山 安樹子 トリオ ★
 
Moving_again
 
タイトルのとおり「コロナ禍からの再出発」をテーマにした内容だそうです。
足掛け4年の成果の集大成とも言える内容で、新曲を満載のアルバム。
もちろん、ご本人が曲の説明をしたセルフ・ライナー付きです♪
 
発売にあわせて、リリース・ツアーも行われるそうです。
詳細は、ご本人のHPへ
 
 
1. イランカラプテ 
2. Back & Forth 
3. ATB 
4. Awakening 
5. Moonlight 
6. Pure Imagination 
7. Écouter La Danse, Voir La Musique 
8. まっすぐに 
9. Dancing in the Water 
10. Here's to Life 
11. Blues Discovery 
12. This Must Be the Place 

外山 安樹子 (p)
関口 宗之 (b) 
秋葉 正樹 (ds)
 
んじゃ、退散♪




2023年5月17日 (水)

いよいよ、、フレッド・ハーシュがECMからリーダー作が…

 
2022年、エンリコ・ラヴァとの双頭で、『The Song is You』をリリースし、レーベル・デヴューしたフレッド・ハーシュ。
中年音楽狂さまのキャッチした情報だと、いよいよリーダー作(多分ソロ・ピアノ)がリリースされそうです!
FBで、ご本人が、自身がスイスのルガーノにいるということともに、
 
「Making a solo piano album for ECM Records!」
 
という、言葉をそえてます。
 
Fred_hersch
 
写真も、ご本人のFBからお借りしました。m(_ _)m
間違いなさそうですよね?
次の情報が、楽しみですね!
 
んじゃ、退散♪

2023年5月13日 (土)

海野 雅威のニューヨーク・トリオの復帰第2作が5月にリリース!

新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行が実行されましたね。
ますます、自身の判断することが大切な時代となってきました。

 

長いコロナ禍でとても心を痛めたニュースがいくつかありましたが、
2020年9月27日、彼がコロナ禍のニューヨークにてアジア人ということだけで襲われ、重傷を負った事件は衝撃的でしたよね。
緊急手術後に一時帰国し、約半年に及ぶ治療を行った後、アーティスト活動を再開すべく、2021年に再度ニューヨークへ渡航した時には、強い精神力と信念を感じました。
2022年3月には、ニューヨークのレギュラー・トリオで、奇跡の復帰作『Get My Mojo Back』を発表し、来日ツアーもありました。
復帰第2作が、5月24日にリリースされます♪
 
 
★ I Am, Because You Are / Tadataka Unno 海野 雅威 Trio ★
 
I_am_because_you_are
 
 
今回も、大ケガの際にサポートをしてくれたベーシストのダントン・ボーラーとドラマーのジェローム・ジェニングスとのレギュラー・トリオによる作品。
そして、ニュージャージーのヴァン・ゲルダー・スタジオでの録音。
前作と同様に、すべてが彼のオリジナル曲です♪

1曲「After The Rain」が聴けるのですが、、ご本人のお言葉が胸にささりますよ。

「降りしきる雨もいつかは止み、やがて空には虹がかかる。そんな希望のイメージを曲に託しました。悲しみの先に広がる『アフター・ザ・レイン』を信じ、困難な時ほど心の中で願い続けたいものです。深遠な世界へと私たちを導いてくれた、偉大なジョン・コルトレーン、ファラオ・サンダースへのリスペクトの気持ちもこの曲には込めています」

レーベルのホームペイジからコピペしました。m(_ _)m
他の曲も楽しみですね。

 

 
 
1. Somewhere Before
2. After The Rain
3. Eugene's Waltz
4. Cedar's Rainbow
5. One Way Flight
6. C. T. B.
7. Put That Shit In De Pocket
8. Over The Moon
9. Let Us Have Peace
10. I Am, Because You Are
11. Autumn Is Here
 
Tadataka Unno 海野 雅威 (p)
Danton Boller (b)
Jerome Jennings (ds)
んじゃ、退散♪

2023年5月10日 (水)

宮本 貴奈が4曲で歌っている 『After the Rain / Double Rainbow (小沼 ようすけ  宮本 貴奈) 』

After_the_rain
 
日本を代表するプレイヤー、小沼 ようすけと宮本 貴奈によるデュオの2作目。
スマッシュ・ヒットとなったギターとピアノのデュオ『Voyage』から10年。
待望の第2作が、浜松のヤマハホールでのライブ・レコーディングで収録。
 
スタンダード曲、ジャズ・ミュージシャンの曲、ラフマニノフの曲、小沼のオリジナル2曲,宮本のオリジナル3曲で、全12曲。
4曲では、宮本が歌っています♪
 
オープナーは、ルイス・エサの美メロ曲「The Dolphin」、息のあったプレイを展開。
叙情的な会話が続く、小沼オリジナル「The Unchanging Road」。
「Tell Me a Bedtime Story 」宮本のクールなヴォーカルが素敵。
ラフマニノフのピアノ協奏曲のジャズ・アレンジした「Rachmaninoff Piano Concert No.2 1st Movement」、美しく甘い空間。
宮本オリジナル「Because It's Friday」、インタープレイが楽しい!羽衣のようなハミングが美しく、後半にデュオで高揚感がある、宮本オリジナル「Ying-Yang Fermata~陰陽 Fermata」。
裏に表に爽やかな風を感じる、小沼オリジナル「Sumiwataru~澄渡」。
チック・コリアの「Five Hundred Miles High」は、宮本の迫力あるヴォーカル入り。
宮本オリジナル「The Moon Only Knows」、ロマンチックに。
躍動感溢れる「It Could Happen to You」。
ジョン・コルトレーンの「After the Rain」、流れる水の如く。
終演は、「Over the Rainbow」、宮本のヴォーカルで少しビターに、ピアニカも入ってハッピー・エンド。
 
拍手と、互いの紹介で、おしまい。
 
リラクゼーション満載、でも、裏に表に息のあったインター・プレイを展開。


1. The Dolphin
2. The Unchanging Road   
3. Tell Me a Bedtime Story
4. Rachmaninoff Piano Concert No.2 1st Movement
5. Because It's Friday 
6. Ying-Yang Fermata~陰陽 Fermata
7. Sumiwataru~澄渡    
8. Five Hundred Miles High 
9. The Moon Only Knows  
10. It Could Happen to You
11. After the Rain
12. Over the Rainbow 

Double Rainbow
小沼 ようすけ (g)
宮本 貴奈 (p, vo #3,6,8,12,  pianica #12)
 
今日のおまけは、Double Rainbowユニットのトピックから「After the Rain」。
 
 
んじゃ、退散♪

2023年4月29日 (土)

詩情豊かな物語が語られる 『Vagabond / Dominic Miller 』

 
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スティングが右腕として全信頼をよせるロック・ギタリスト、ドミニク・ミラー。
ECMからリーダー作をリリースしているジャズ・ギタリストでもあり、まさにギター界の2刀流。
新作は、スウェーデンのピアニスト、ヤコブ・カールソンが参加、ベーシストは前作でも参加のニコラ・フィズマン、ドラマーはイスラエル・ジャズのジヴ・ラヴィッツのカルテット作品。
 
 
全曲、彼のオリジナル。
タイトルはイギリスの詩人の詩からで、彼自身も旅をする人々に共感を持っているとのこと。
ただ制作中はコロナ禍だったので、現在住んでいる南フランスの身近な環境が新曲になったそうです。
 
 
オープナーは、繊細な掛け合いからはじまる「All Change」、押し寄せる哀愁。
静かに語りかけるギターに寄り添うピアノ「Cruel But Fair」。
「Open Heart」、シンセをバックにギター・ソロが叙情的な前半、ピアノ・トリオで澄んだ空間を描く中間、ギターが戻って着地。
彼の散歩、散策の地、南フランスの美しい田舎「Vaugines」、ギターとピアノが色彩豊かで美しい光景を紡いでいく。
時々地元の人たちに会う隠れ家的なバー「Clandestin」、穏やかに語り合うギターとピアノが、次第に熱く…
静かに燃え上がる抑えた情感「Altea」、流麗なピアノ・ソロが心を揺さぶる。
流れるようなフレーズが美しいギター・ソロ「Mi Viejo」。
終演「Lone Waltz」、ギターのミニマル・フレーズが流れる中、美しいアンサンブルとメロディが浮き上がる。
 
 
過去の作品同様、静かなるストーリーテラーぶりを発揮、詩情豊かな物語が語られる。
各人がリーダー格の精鋭で、絶妙なバランスを取ることに長けており、
繊細なハーモニーを織り込みながらも即興の要素も忘れていない。
 
 
1. All Change
2. Cruel But Fair
3. Open Heart
4. Vaugines
5. Clandestin
6. Altea
7. Mi Viejo
8. Lone Waltz


Dominic Miller (g)
Jacob Karlzon (p, key)
Nicolas Fiszman (b)
Ziv Ravitz (ds)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「All Change」。
 
 
んじゃ、退散♪

2023年4月 8日 (土)

歌心に溢れた感情表現豊かな時間 『アマドコロ摘んだ春 〜 Live at World Jazz Museum 21 /  渋谷 毅 仲野 麻紀』

 
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フランスを中心に活動するサックス奏者、仲野 麻紀 。
音と音の間にある感情がストレートに伝わるピアニスト、作曲家の渋谷 毅。
脳卒中でリハビリ中のキース・ジャレットに捧げた写真・資料展の一環として行われたライブ。
2022年10⽉9⽇、伊香保の World Jazz Museum 21で行われたライブの記録。
当日のライブは、それぞれのソロとデュオの3部構成だったようだが、、
アルバムにするにあたって、曲の順番を入れ替えたそう。
 
 
オープナーはデュオで「Isfahan」、デューク・エリントンの「極東組曲」から。
柔かで温もりを感じるアルトと美しいフレーズで歌うピアノの会話。
「La chanson de Delphine」、仲野がフランス語で語りかけると、感情豊かにピアノが応えへる、もう、、胸がいっぱいに…。
パリでの芍薬の写真展のために作曲した仲野オリジナル「Pivoine」、ふくよかなアルトの音色に聞き惚れていると、シームレスにサティの「Gymnopédie No.1」、ピアノの左手パートをライブで録音して使う工夫。一音一音に魂のこもった2曲のアルトのソロ。
「Soldier in the Rain」から始まる渋谷のピアノのソロでのメドレー。板橋文夫の「Good Bye」、浅川マキの「夜」、「Lover Man」と淡々と続く。右手と左手でさりげなくかける架け橋が自然で嫌味がなく、リラクゼーションたっぷり。
渋谷がチェレステ、仲野がソプラノとカリンバで奏でる「Hésitation Stellaire」、繊細に気持ちが揺れる。
メタル・クラリネットと仲野のヴォーカルがミステリアスな世界に誘う「Üsküdar'a」。
渋谷のピアノのソロでメドレー、ジョン・ルイスの「New York 19」、「Love Me」。穏やかな中に上品に華やかさとウィットを込めて。
「アマドコロ摘んだ春」は、渋谷のヴォーカルも入って素朴な時間。こういう朴訥な歌い、、もう、ずる過ぎる。。なんとも言えないあったたかでノスタルジックな時間…余韻。
 
 
インティメイトでリラクゼーションあふれる世界。
全編にる歌心に溢れた感情表現豊かな時間。
 
 
1. Isfahan
2. La chanson de Delphine (Les Demoiselles de Rochefor)
3.  Pivoine
4. Gymnopédie No.1
5. Soldier in the Rain
 - Good Bye
 - 夜
 - Lover Man
6. Hésitation Stellaire
7. Üsküdar'a
8. New York 19
 - Love Me
9. アマドコロ摘んだ春
 

渋谷 毅 (p exc #3,4,6,  celesta #6, vo #9)
仲野 麻紀 (as #1,3,4,9, vo #2,7,9, ss #6, metal-cl #7, fx #4)
 
 
今日のおまけは、レーベルがあげていたアルバムのトレーラー動画。
 
 
 
んじゃ、退散♪

2023年3月15日 (水)

穏やかなれど高揚感あり 『Silent World / Wolfgang Haffner』

 
Silent_world
 

ドイツを代表し、世界的にも活躍するベテラン・ドラマー、ウォルフガング・ハフナー。
新作は、コロナ禍から生まれた自身の音世界に回帰し、より深化したサウンド。
彼の立場の大きさがわかるような、豪華客演陣、そして、全曲が彼のオリジナル。
 
オープナーの「Here and Now」、ビル・エヴァンスのソプラノが軽やかに踊り、>抒情的な部分から盛り上がっていく様子、、ちょっとPMGのサウンドっぽい。
ミッチェル・フォアマンのシンセをフィーチャーした幻想的なタイトル曲「Silent World 」、トランペットとヴォーカルの掛け合いも聴きどころ。
その2人により焦点をあてた「La Casa」、新鋭ヴォーカリスト、アルマ・ナイドゥー巧いっ。
フリューゲル・ホーンでティレ・ブルナーがメロディアスな世界を築き上げる「The Peace Inside」。
ドミニク・ミラーがアコギで魅了する「Faro」、パーカッションも入って軽快で爽やかなハーモニー&メロディ。
比較的シンプルで明るい「Yoyo」、リズミカルだけれど陰りのある世界「Life Magic」。
ニルス・ラングレンのトロンボーンがフィーチャーされた「Rise and Fall」、アルマ・ナイドゥの儚げな歌声が心を遠くに誘う。
哀愁あるメロディ、近未来的なサウンド「Hope」。
アイスランドのキーボード奏者エイソール・ガンアーソンがフィーチャーされた「Belief」、ブルーノ・ミュラーのエレキも入ってシンプルに胸に迫る。
終演は、ピアノ、ベース、ドラムの静かな演奏で「Forever and Ever」。
 
コロナ禍の静けさが生んだ「静寂の世界」には静けさから生まれる特別な力を感じる。
穏やかな世界だけれど、高揚感もあり、オープナーからクローザーまでの連続した流れも素敵♪
 
 
1. Here and Now (feat. Bill Evans) 
2. Silent World (feat. Mitchel Forman) 
3. La Casa 
4. The Peace Inside (feat. Till Brönner) 
5. Faro (feat. Dominic Miller) 
6. Yoyo 
7. Life Magic 
8. Rise and Fall (feat. Nils Landgren) 
9. Hope
10. Belief (feat. Eythor Gunnarsson) 
11. Forever and Ever 
 
Wolfgang Haffner(ds)
Simon Oslender (p, key)
Thomas Stieger (b) exc. #5, 10
Sebastian Studnitzky (tp)
Bill Evans (ss) #1
Till Brönner (flh) #4
Nils Landgren (tb) #8
Dominic Miller (g) #5
Mitchel Forman (lead Synth) #2
Eythor Gunnarsson (rhodes, synth) #10
Alma Naidu (vo) #1-3, 8
Rhani Krija (per) #4, 5
Bruno Müller (el-g) #1, 10
Nicolas Fiszman (b) #5, 10
Norbert Nagel & Marc Wyand (ts, fl, cl) #5, 10
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「The Peace Inside」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

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