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音楽で拡がる輪

A Merry Jazzmas

2021年12月25日 (土)

愛のこもった  『Nature Boy / Nils Landgren』

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スウェーデンの歌うトロンボーン奏者、ニルス・ラングレン。
一年おきに、『Christmas With My friends』のシリーズをリリースしています。
すでに、今までに、7枚!
今年はお休みの年だと思っていたら、、なんと、過去の演奏からのベスト盤を出していたのです。
しかも、新録も入っているという『Christmas in the Spirit of Jazz』、気がついたのが遅くて、、クリスマスには間に合いませんでした。。。
 
でも、今年のクリスマスの朝には、これをかけると決めていたアルバムがあるのです。
それが、彼が自宅近くの古い教会で、独りで演奏したこの作品。
とても、ハートフルな演奏をするラングレンですが、彼はファンク・ユニットも持っていて、
そこでは、トロンボーンでキレッキレの演奏もします!
でも、ここでは、メロディに忠実に、ゆっくりと丁寧に吹いています。
 
2020年は、殆どの時間をスウェーデンの自宅で過ごしたそうです。
クリスマスの頃に、美しい響きの教会でソロ・パフォーマンスを録音することを、パートナーに話したところから計画が進んだようです。
選曲は幅広く、スタンダード曲、スウェーデン民謡、子守唄、賛美歌、スウェーデンの芸樹家エヴェルト・タウベの曲、オリジナルも1曲入ってます。
 
オープナーの讃美歌「Tänk att få vakna」が、教会に美しく高らかに響きます。
タイトル曲「Nature Boy 」も、そのスピリチュアルなイメージが膨らみます。
オリジナル「A Minor」を経て、エリントンの曲が2曲続きます。
「Värmlandsvisan」から、トラディショナルが続くのですが、「Värmlandsvisan」は、「Dear Old Stockholm」の原曲ですよね。「Der Mond ist aufgegangen」は、子守唄とたんたんと進みます。
エヴェルト・タウヴは、スウェーデンの作家、詩人、作曲家、歌手、芸術家だそうです。
とても、人気のあった人のようです。そのタウべの曲が2曲はいっていて、そのうち「Sov på min arm」が、終演曲になっています。
 
全てが、彼がずっと大切にしてきたもので、ふくよかな音色で丁寧に丁寧に奏でています。
歌心はもちろん、たっぷりな愛のこもったハートウォーミングなアルバム。
 
 


1. Tänk att få vakna  (Morning Has Broken)
2. Nature Boy 
3. A Minor 
4. In a Sentimental Mood 
5. Solitude 
6. Värmlandsvisan 
7. Allt under himmelens fäste 
8. Der Mond ist aufgegangen 
9. Nu sjunker bullret 
10. Din klara sol går åter opp 
11. Som stjärnor små 
12. Den blomstertid nu kommer 
13. Jag lyfter ögat mot himmelen 
14. Sov på min arm 

Nils Landgren (tb)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Nature Boy 」。
 
 
 
 
なんだか、荒れたお天気が続くようですね。
くれぐれも、おきをつけてくださいね。
 
では、素敵な1日でありますように!
 
んじゃ、退散♪

2021年12月24日 (金)

Merry Jazzmas ! 『First Noel / Ibrahim Maalouf』

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今日は、クリスマス・イヴですね。
世界中の人たちに、幸せが訪れますように!
 
このクリスマス・アルバムは、聴いた人がとても幸せな気持ちになれる自信があります♪
レバノン出身、フランスのパリ育ちのトランペット奏者、イブラヒム・マーロフ。
トランペット奏者の父を持ち、育った音楽のエリート。
彼の父が開発した四分音を出すことができる「微分音トランペット」を用いる世界唯一のトランペット奏者なんです。
でも、今回はクリスマス・アルバムということで、微分音はかなり控えめ。
クリスマス曲を温かに吹き上げていています。
 
ジャケットの中の写真に、教会の中で演奏している写真があります。
曲の多くが彼の家族に関係の深いパリのサン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会の大きな空間を使っての演奏。
全部で、28曲!70分超え、、クリスマスの曲が25曲と彼のオリジナルが3曲。
トランペット、ピアノ、ギターに、クワイア(コーラス隊)が加わった厳かな演奏です。
 
オープナーの「Have Yourself a Merry Little Christmas」から終演の「The Last Christmas Eve」まで、ふくよかな音色で、ひたすら穏やかな演奏が続きます。
ピアノもギターも、穏やかな雰囲気を大事にした演奏で、全曲が彼のアレンジ。
25曲目の「Shubho Lhaw Qolo」は、母国シリアの曲らしい旋律で哀愁と郷愁がある。
最後にボーナス・トラックとしての3曲(26、27、28)が愛に満ちた彼のオリジナル。
前でのクリスマス曲と違和感はありません。
 
クリスマスによく聴く曲が、優しい感じで並びます。
クリスマス・イヴに独り静かに聴くもよし、家族と一緒のリビングに流すもよし!
兎に角、、優しい気持ちになれますよ♪
 
 
1. Have Yourself a Merry Little Christmas
2. Mon beau sapin
3. Holly Jolly Christmas
4. Il est ne le divin enfant
5. O Holy Night
6. Petit Papa Noel
7. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
8. The First Noel
9. Ave Maria (Charles Gounod)
10. Santa Claus Is Coming to Town
11. Winter Wonderland
12. Silent Night
13. Jingle Bells
14. It's Beginning to Look a Lot Like Christmas
15. Hark! the Herald Angels Sing
16. I'll Be Home for Christmas
17. White Christmas
18. Ave Maria (Franz Schubert)
19. All I Want for Christmas Is You
20. What a Wonderful World
21. Light a Candle in the Chapel
22. Adeste Fideles
23. God Rest Ye Merry, Gentlemen
24. We Wish You a Merry Christmas
25. Shubho Lhaw Qolo 
26. Noel for Nael
27. Christmas 2009
28. The Last Christmas Eve
 
Ibrahim Maalouf (tp)
Frank Woeste (p) 
François Delporte (g)

Choirs 
Anne-Laure Hulin
Elisabeth Gilbert
Marie-Cécile Hébert
Valentine Jacquet
Rebecca Moeller
Charlotte Bozzi
Thaïs Raï-Westphal
Clémence Vidal
*Sofi Jeannin (director)
 
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「What a Wonderful World」の特別ヴァージョン。
 
 
 

Happy Holidays !
 
 
んじゃ、退散♪

 

2021年12月15日 (水)

ゆったりと厳かに、北欧の空気 『Christmas Came Early / Oddgeir Berg Trio』

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2019年の10月に、ジャズ・フラッシュでライブを聴いた時には、北欧らしいリリカルでクリアな空気と、切れ味良い攻めのドラムに煽られながら全員で超絶テクニックで駆け抜けるプログレッシヴな側面の両面をもった爽快なトリオという印象。
その彼らが、クリスマス・アルバムをだしちゃったんです。買うでしょ!
注文した時には、間に合うかなぁ、、って、思っていたのですが、、余裕でしたね♪
 
オープナーは、「Nå tennes tusen julelys」、日本でも「たくさんのキャンドルに灯がともった」で知られるキャロル、ゆっくり、ゆっくり、カールヨアキム・ウィスロフのベース・ソロも温かに、オッドガイ・バルグのピアノはりリリカルに、ラーシュ・バンツェンのドラムが時を忘れさせる。
ベースが朴訥にメロディを弾く「It came upon the midnight clear 」、ピアノ・ソロの優美なこと、ベースとピアノのユニゾンの穏やかな時間、プレゼントの遊び心も忘れずに。
「O come all ye faithful」、少しアップテンポで華やかに。
北欧で人気のある伝承曲「Det hev ei rose sprunge」、邦題「一輪のばらが咲いた」。ゆったりと進む静かなる三位一体。
「Glade jul」は、「聖しこの夜」、厳かで厳粛に、ドラムが印象的。
北欧を代表する伝承曲「Mitt hjerte alltid vanker 」、たんたんとした演奏は冷え切った冬の空気のよう。ベース・ソロで奏でるメロディの哀愁、ピアノも一音一音を丁寧に響かせる。
温かで穏やかな空気に包まれ、ふんわりと光り輝く、「 In Dulci Jubilo」。
終演は、ドラム・ソロから入る「Deilig er jorden」、最後まで息の合った真摯な演奏。
 
伝統的なクリスマス・キャロルを、極北らしい響きアレンジ。
全曲、ゆったりとゆったりと、、静かに穏やかに、進む。
硬質で、クラシカルなピアノと歌心あるベース、そして、<全てを包み込むようなドラムの彩る。
そして、時折はいるヤン・ヨハンセンの影に寒い国の美学を感じます。
ふと、夜空を見上げたくなるような美しいアルバムでした。
 
 

1. Nå tennes tusen julelys 
2. It came upon the midnight clear 
3. O come all ye faithful (Herbei o ihr Gläubigen) 
4. Det hev ei rose sprunge (Es ist ein Ros entsprungen) 
5. Glade jul (Stille Nacht) 
6. Mitt hjerte alltid vanker (My heart always wanders) 
7. In Dulci Jubilo 
8. Deilig er jorden (Schönster Herr Jesu ...) 

Oddgeir Berg (p)
Karl-Joakim Wisloff (b)
Lars Berntsen (ds)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Mitt hjerte alltid vanker」。
 
 
 
 
寒くなりましたね。
静かに降り積もる雪を連想させますよね。
 
んじゃ、退散♪
 
 

2021年12月 8日 (水)

少しダークで、厳かな雰囲気 『On Christmas Day It Happened So / 竹内 理恵 & ギデオン・ジュークス』

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バリトン・サックスとチューバの低音デュオ・ユニット、「MUSIC for ISOLATION」によるクリスマス・ソング集♪

サックス奏者、竹内 理恵は、海藻姉妹、シカラムータなどのメンバーとして活躍し、チューバ奏者・ギデオン・ジュークスは、シカラムータ、渋さ知らズなどのメンバーとして活躍する東京在住のイギリス人。

バリトン・サックスといえば、、迫力ある低音で「ドス」を効かせるって、イメージ(貧困ですみません)ですし、、
チューバといえば、ラテン・ジャズやニューオリンズ・ジャズなどで、リズムの要ベース・ライクな演奏とかって、、イメージなんですが(こっちも、貧困ですんません)、、
なので、そのマイナーな感じの2管のデュオって、すげぇなぁ。。って、興味津々で買いました。

「The mysterious roots of Christmas: ancient rituals & fireside ghost stories.
〜クリスマスのルーツを辿るひととき。儀式と幽霊に彩られた古代から、暗く神秘的な何かを呼び起こす音楽〜」
 
だそうですよ。。。
メジャーな曲がほとんどなくて、手強いなぁ、、って、おもっていたら、ご本人たちの説明がありました。助かる〜♪
 
オープナーは、雪を踏みしめる足音とともに、静かに温かな音色のロングトーンで幕開けです。スコットランドのキャロル「Balulalow」、子守唄の意味だそうです。静かに、森にこだます雰囲気。
あのスティングもカバーしたことのあるバスク民族のキャロル「Gabriel’s Message」、チューバとバリトン・サックスが裏表になりながら厳かな時を告げる。
イギリスの作曲家によるキャロル「The Lamb」、スピリチュアルな雰囲気が漂う。二つの音の重なりがとても美しく、とても厳かな気持ちになる。
冒頭に、鳥の鳴き声?と水の音?が重なるタイトル曲「On Christmas Day It Happened So」、これは、いままでの中で一番明るい雰囲気なのだけど、、このイギリスのキャロルの内容は、、恐ろしい。。この物語とてもキリスト教的ですよねぇ。。
18世紀のカタルーニャ地方のキャロル「El Desembre Congelat」、朴訥でほのぼのした味わい。
冒頭に水音?が重なるルーマニアのキャロル「Legănelul Lui Iisus」、「イエスの小さなゆりかご」の意味だそうです、、ならば、重なる音は葉ぱが揺れる風音か?2人の追いかけっこが素敵です。
なんと、ヒンドゥー教の神であるクリシュナに関係する曲「Shyam Teri Bansi Pukare」、低音楽器の特性を活かしてリズミカルに、ダイナミックに。
ラジオのようなノイズの重なる「The Full Moon」は、竹内オリジナル、再び異国に渡れる願いを込めて、優しいタンギングが続きます。
ルーマニアの作曲家のキャロル「Santa Claus」、とても敬虔な雰囲気、我々のイメージするサンタ・クロースの陽気さは微塵もないですよ。
フィンランドの作曲家のキャロル、穏やかで動きのある「Jouluna」、最後に冷たい風が吹き抜けます。
13世紀の讃美歌「Veni Veni Emmanuel」、たぶん、この曲がこのアルバムの中で一番有名なのではないでしょうか…?「O Come, O Come, Emmanuel」で、ご存知の方も多いとおもいます。二つの楽器のハーモニーにうっとりしながらも、真摯な演奏に胸を打たれます。
終演は、ジュークス曲「Christmas Past」、家族へ愛、素晴らしいクリスマスの思い出に。なんだか、、とても、落ち着く時間。
 
どうでしょ、家族や大切な人と一緒に、、と、いうよりは、、
家族や大切な人を想いながら聴くって感じかな。

とても神聖、少しダークで暖か、厳かな雰囲気。
時折入っている効果音が、自然との一体感を感じさせてくれます。
そして、こういう楽器は小さな音のコントロールとか難しいとおもうのですが、
お二人とも素晴らしいテクニックだと思いました!
 

1.Balulalow
2.Gabriel’s Message
3.The Lamb
4.On Christmas Day It Happened So
5.El Desembre Congelat
6.Legănelul Lui Iisus
7.Shyam Teri Bansi Pukare
8.The Full Moon
9.Santa Claus
10.Jouluna
11.Veni Veni Emmanuel
12.Christmas Past

竹内 理恵 (bs)
ギデオン・ジュークス (tub)


今日のおまけは、、ご本人たりがあげていた新譜のトレーラー。

 

 

 

 

んじゃ、退散♪

2021年12月 1日 (水)

優雅さと洗練、ジェントリーなクリスマス 『Merry Christmas From Jose James』

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ジャンルにハイブリッドなヴォーカリスト、ホセ・ジェイムズ。
主催するRainbow Blonde Recordsより、クリスマス・アルバムをだしました♪
もう、ジェイムズ・ファンは、、これだけで夢のよう。。
 
しかもですね、その才能おかげで、アルバムごとに振り幅の大きいジェイムズ。。
いろいろと気になっていたのですが、、この度は、、
ピアノにアーロン・パークス、ベースにベン・ウィリアムス、ドラムにジャリス・ヨークリーという現代ジャズの気鋭の奏者が選ばれてます。
この面子からして、今回はかなりジャズ寄りの内容に違いありません。。
この時点で、もう、ワクワクがとまりません。。
また、サックス奏者のマーカス・ストリックランドがソプラノで1曲に参加。
パートナーのヴォーカリスト、ターリと、愛娘のアナイス・ジャルディーナ・ジェイムズちゃんも歌っている曲もあります♪
 
選曲も、あまり考えすぎず?、誰もが知ってるクリスマス曲の王道・定番曲が8曲と、オリジナルが2曲。
このオリジナルが、あまりに素敵すぎて、、スタンダード?って思ったくらいですぜ。
 
オープナーは、パートナー、タリーとの共作「Christmas in New York」。まるで、以前からあるクリスマス・スタンダードような素敵なメロディ、美しい歌詞。
美しいピアノ・トリオも演奏も心を惹きつける。
一転、ダニー・ハサウェイの「This Christmas」は、タリーと愛娘、、そして、ベン・ウィリアムス!!のコーラスも入って、アットホームの中にも、彼らしく粋な感じ。
大定番「The Christmas Song」、ベースの響きが効果的、トリオをバックに朗々と、、往年のクルーナーたちのような優雅な歌唱にうっとり。
アーヴィング・バーリンのもう一つの冬の定番「I've Got My Love To Keep Me Warm」、こちらは4ビートにのって軽快に♪
サミー・カーンとジューリー・スタインのコンビの可愛いワルツ曲「The Christmas Waltz」も、彼らにかかると3拍子のお遊びのように楽しそう。
人気曲「Have Yourself A Merry Little Christmas」は、シナトラ・ヴァージョンの歌詞で。モダンなハーモニーに、洗練された演奏。
再び、サミー・カーンとジューリー・スタインのコンビで「Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!」、ピアノ・トリオとスィンギーにリズミカルに。
このアルバムのための書き下ろしのオリジナル曲は、ソウルフルな「Christmas Day」、グルーヴィーな演奏に心弾む。やっぱり、アーシーな感じかっこいい!
彼の好きなコルトレーンに捧げたオスカー・ハマースタイン2世とリチャード・ロジャースコンビの「My Favorite Things」、マーカス・ストリックランドもトレーンへのオマージュを持ってソプラノでてトレーン・ライクに吹いてる、アーロンのピアノも熱く盛り上げる。でも、一番かっこいのは、このメンバーを従えて歌うホセさま。
 
*私ごと*
 クリスマス・アルバムにこの曲はありだとおもってますが、クリスマス・コンピにジョン・コルトレーンが演奏するこの曲を入れるのは無しだと思ってます。。。。。。
 
終演は、ピアノとデュオの「White Christmas」、スモーキーで官能的な声で囁かれる、一言、一言が、、胸に沁みる。
 
ジャズ・ヴォーカルの王道路線の優雅さと、洗練されたアーシーな感覚をスムースに使い分ける無二の才能。
ジャケットそのままのジェントリーなクリスマス・アルバムです。
 
 
1. Christmas in New York
2. This Christmas
3. The Christmas Song
4. I've Got My Love To Keep Me Warm
5. The Christmas Waltz
6.  Have Yourself A Merry Little Christmas
7. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
8. Christmas Day
9. My Favorite Things (feat. Marcus Strickland)
10. White Christmas

Jose James (vo)
Ben Williams (b, vo)
Aaron Parks (p)
Jharis Yokley (ds)
 
Marcus Strickland (ss) #9
Taali (vo) #2
Anais Giardina James (vo) #2
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Christmas in New York」の特別版。
 
 
 
 
このアルバム、録音方法もこだわっていて、仕切りのない部屋に皆んなで集まって撮ったそうです。
ジェイムズはもちろん、エンジニアでプロデューサーのブライアン・ベンダーの拘りは、それだけじゃ、、ないんだけどね。
 
12月になりました。
12月の最初の日に、このアルバムをあげることができて幸せ。
皆さんも、お気に入りのクリスマス・アルバムってあるでしょ?
本格的に「師走」になる前に、お気に入りを聴きながら、、珈琲でもゆっくり飲みましょう。
 
んじゃ、退散♪

2021年11月28日 (日)

すずっく的、クリスマス・アルバム情報の追加 ♪

12月になると以下の2枚のクリスマス・アルバムがリリースされます。
 
まずは、12月3日に、
 
★ On Christmas Day It Happened So / 竹内理恵 & ギデオン・ジュークス ★
 
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不勉強で申し訳ないのですが、初めて聴くことになるデュオのアルバムです。
しかも、バリトンサックスとチューバの、低音デュオによるクリスマス・ソング集♪
きっと、厳かな雰囲気でしょう。。

1.Balulalow
2.Gabriel’s Message
3.The Lamb
4.On Christmas Day It Happened So
5.El Desembre Congelat
6.Legănelul Lui Iisus
7.Shyam Teri Bansi Pukare
8.The Full Moon
9.Santa Claus
10.Jouluna
11.Veni Veni Emmanuel
12.Christmas Past

竹内理恵 (bs)
ギデオン・ジュークス (tub)
 
 
そして、12月の下旬に、
 
★ Christmas Came Early / Oddgeir Berg Trio ★
 
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2019年に、新潟市のジャズ・フラッシュでライブをしたことのある、ノルウェーのオッドゲイル・ベルグのピアノ・トリオのアルバムです。
ライブに来た時と、同じメンバー、定番曲から伝統的なクリスマスキャロルまで、極北ノルウェーらしい響きなのではないでしょうか。。
って、クリスマスに間に合うのかななぁ。。


1.Nå tennes tusen julelys 
2.It came upon the midnight clear 
3.O come all ye faithful (Herbei o ihr Gläubigen) 
4.Det hev ei rose sprunge (Es ist ein Ros entsprungen) 
5.Glade jul (Stille Nacht) 
6.Mitt hjerte alltid vanker (My heart always wanders) 
7.In Dulci Jubilo 
8.Deilig er jorden (Schönster Herr Jesu ...) 

Oddgeir Berg (p)
Karl-Joakim Wisloff (b)
Lars Berntsen (ds)
 
2枚ともとても楽しみです。
えっと、、今、私の車では、ホセさまのクリスマスがエンドレスでかかってますです〜。
 
んじゃ、退散♪

2021年11月17日 (水)

厳かな聖夜を… 『Till Christmas / Till Bronner』

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ドイツ生まれの欧州を代表する歌うトランペッター、ティル・ブレナー。
1970年生まれなので、40歳を過ぎましたね。
若い時の体型をキープしており、端正なお姿で、端正な演奏、甘い声で囁くように歌います。
そのお姿があまりに美形ということもあって、コアなジャズ・ファンはちょっと嫌厭されがち。しかも、チェットに憧れてて囁くような歌も結構吹き込んでいるのだけれど、私的には10代の男の子のようで、、すこし甘すぎる感じかなぁ。。
チェットは、もっとアンニュイな感覚で暗い夜道にたたずむ花なんだけど、野原のたんぽぽみたいな、、汗
 
でも、このところ私的にはスマッシュ・ヒットが続いている。
ジャケ買いしたディーター・イルグのベースとのデュオ『Nightfall 』も、ボブ・ジェームスとのコラボ作『On Vacatio』も、お気に入りだったのですよ。
なんだろうな、シュチュエーションにフォーカスするのがお得な感じ。
 
今回は、1曲ごとにゲストが入れ替わる前のクリスマス・アルバム『The Christmas Album』と違って、トランペット、ピアノ、ベースのドラムレスのトリオなので、クリスマスの厳かな雰囲気を狙ってると思います。
ピアノはフランク・カステニアー、ベースはクリスチャン・フォン・カプヘンクストと、ドイツのアーティスト。
 
オープナーは、Wham!のメンバーだったジョージ・マイケルの「Jesus to a Child」、ピアノに導かれ切なさを秘めた愛のフレーズをしっとりしと紡ぐ。
静かに雪の積もる風景を窓から眺めるような「Stille Nacht」、そう、お馴染み「きよしこの夜」、心落ち着く調べ。
名だたるクリスマス・アルバムに入ってきた「 It's beginning to look a lot like Christmas」、クリスマスの楽し風景を切り取ったウイットの効いた陽気な感じ。
 
「Christmas Time is Here」、ヴォーカルが入るのだけど。。。
「随分、、変わったなぁ、、」って、思っていたら、ブレナーではなくて、、ゲスト・ヴォーカルでした。汗ドイツのSSW、マックス・ムツケ、、美声って感じではないけど、歌も感情移入も巧いですねぇ!
 
ドイツの民謡「Maria durch ein Dornwald ging」、讃美歌として有名です。とても、厳かな時間が流れ、ジンときますね。
一転、ベースとデュオで軽快な「Jingle Bells」。
バッハの「Ich steh an deiner Krippen hier, BWV 469」、讃美歌「馬槽のかたえに我は立ちて」、3人で厳かに丁寧に音を紡いでいく。
ベース音が効果的、斬新なアレンジの「O Tannenbaum」、3人のやりとりも面白い。
「Have Yourself a Merry Little Christmas」、ゆったり優しさに溢れた演奏にうっとり。
冒頭はベースとのデュオで、これがカッコいい、全体にも歌心たっぷり遊び心たっぷり「Silver Bells」。
クリスマス・キャロル「O Little Town of Bethlehem」、ピアノとデュオで穏やかに。。
終演は、静かに、静かにドイツの子守唄「La-le-lu (Nur der Mann im Mond schaut zu)」、、子守唄でしめちゃうなんて♪
 
 
ピアノもベースも、ブレナーと厳かな音風景を創り上げています。
ジャジーで、厳かな聖夜をどうぞ。
 
 
1. Jesus to a Child
2. Stille Nacht
3. It's beginning to look a lot like Christmas
4. Christmas Time is Here
5. Maria durch ein Dornwald ging
6. Jingle Bells
7. Ich steh an deiner Krippen hier, BWV 469
8. O Tannenbaum
9. Have Yourself a Merry Little Christmas
10. Silver Bells
11. O Little Town of Bethlehem
12. La-le-lu (Nur der Mann im Mond schaut zu)
 
Till Bronner (tp, flh)
Frank Chastenier (p)
Christian von Kaphengst (b)
 
guest
Max Mutzke (vo) #4
 
 
YouTubeにご本人がアルバムをあげているのですが、、
プレミアム会員でないとダメだそう。。。
 
Apple musicをご紹介しますね。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪
 



2021年11月10日 (水)

めちゃくちゃ楽しっ! 「Around The Christmas Tree / Ignasi Terraza & Randy Greer」

Around_the_christmas_tree

 
またまた、落穂拾いです。。
 
スペインで活躍する盲目のピアニスト、イグナシ・テラザ。
バピッシュでファンキー、なにより歌心にあふれた演奏。
ランディ・グリアは、デューク・エリントン楽団のドラマーとして活躍したサニー・グリアを祖父に持つ正統派ヴォーカリストで、90年代初頭にスペインに移住したらしい。
コロナ禍に作成されたアルバムだけれど、暗さはまったくなく、陽気に踊りまくってるイメージ。
おまけに、多くは彼が書き下ろしたオリジナル、アレンジも明るく、ウィットも効いている!
 
オープナーから3曲オリジナルが続く。
「Christmas Time in Barcelona」、グリアは2枚目路線な歌いっぷり。躍動感あるピアノは、ご機嫌♪ギターとコンガが楽しい「No More Lockdown」、スペインのヴォーカリス&トランペッターのアンドレア・モティスとグリアの掛け合いは最高!
「All the Blues You Brought to Me」、ジョゼップ・トレイバーのギターがいい感じ。
びっくりのラテンアレンジでビートをチェンジしながらの「The Secret of Christmas」。
グリアの語りが粋な「Freshly Squeezed」は、2人の共作。
「Don’t Let Your Eyes Go Shopping for Your Heart」は、ストレートに、ナット・キング・コール調にダンディに。
「Fum, Fum, Fum」は、コンガの入ったアレンジで疾走感あるインスト演奏。
オリジナル「Waltzing Around the Christmas Tree」は、再びモティスとのデュオで可愛いワルツ。
陽気でちょっと滑稽なアレンジ「Let It Snow」。しっとりと男性版「What Are You Doing New Year’s Eve」。
リズミカルにさらりとしあげた「Let’s Make Everyday a Christmas Day」。アップテンポの「Cole for Christmas」
終演は、語りの「Be-Bop Santa Claus」から、姉御肌のヴォーカルMGが入ってデュオで「Jingle Bell」。
 
オーセンティックな演奏、陽気なアレンジ、ウィットの入ったオリジナル、、もう、超ご機嫌!
めちゃくちゃ、楽しいクリスマス・アルバムです!

1. Christmas Time in Barcelona
2. No More Lockdown
3. All the Blues You Brought to Me
4. The Secret of Christmas
5. Freshly Squeezed
6. Don’t Let Your Eyes Go Shopping for Your Heart
7. Fum, Fum, Fum (Instrumental)
8. Waltzing Around the Christmas Tree
9. Let It Snow
10. What Are You Doing New Year’s Eve
11. Let’s Make Everyday a Christmas Day
12 .Cole for Christmas (Instrumental)
13. Be-Bop Santa Claus - Jingle Bells

Randy Greer (vo)
Ignasi Terraza (p)
Horacio Fumero (b)
Esteve Pi (ds) # 1, 4, 6, 9, 10
Josep Traver (g) #2, 3, 5, 7, 8, 11, 12, 13
Yonder Dejesús (congas) #2, 7 (bongos) #11, 13
Andrea Motis (vo) #2, 8
MG (vo) #13
 
 
今日のおまけは、レーベルがあげていた「No More Lockdown」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2021年11月 3日 (水)

おおらかに…優しい温もりに包まれて 『I Dream Of Christmas / Norah Jones』

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2019年に、ノラ・ジョーンズも参加している女性アーティストのユニット「プスンブーツ」が、ミニ・クリスマス・アルバム『Dear Santa / Puss N Boots (Norah Jones)』をリリースしたときから、この日をまっていましたよ♪
 
どいやら、コロナ禍のロックダウンの間に、ジェームズ・ブラウンやエルヴィス・プレスリーのクリスマス・アルバムを聴いて、改めて、クリスマス・アルバムの心地よさに気がついたんだそうです。
いい人だな。そこで、出来上がったのが、このクリスマス・アルバム。
直球ど真ん中のクリスマス・アルバムですよ。
6曲の彼女のオリジナルと既存のクリスマス曲で全13曲、日本版ではボーナス・トラックが1曲追加されています。
 
オープナーは、彼女のオリジナル「Christmas Calling (Jolly Jones)」、おおらかな彼女の気持ちが伝わってくるようなしっとり優しい感じ
超ムーディ、ゴージャズ、レイドバックした雰囲気に遊び心がたっぷり「Christmas Don't Be Late」。
オリジナル「Christmas Glow」、リズミックでとても面白い曲、なんだか、楽しそうだなぁ。
大定番「White Christmas」、彼女の低めの落ち着いた声でジャジーに、ピアノ・演奏も素敵♪
ソウルフルに歌い上げるオリジナル「Christmastime」は、レオン・ミッチェルズとの共作。
思い入れたっぷりに歌う「Blue Christmas」、よぉ、こぶしが回ったぞぉ。
可愛らしいピアノの音、チェロに美しい響き、オリジナル「It's Only Christmas Once A Year」。
コーラスとペダル・スチール・ギターが重なるオリジナル「You're Not Alone」、皆で送る心温かなメッセージ、演奏。
お馴染み「Winter Wonderland」、ゆったりゆったり歩むウインター・ワンダーランド、ペダル・スティール・ギターが効いているね。
オリジナル「A Holiday With You」、優しく、温かく、すっぽりと包み込まれちゃう。
あの「Run Rudolph Run」、ブルージーにブルージーに。
大好きな「Christmas Time Is Here」、しっとり、幸せをかみしめるようなゆったりした演奏。
終演は、、こんな風に語りかけられてみたいね、「What Are You Doing New Year's Eve?」。
 
ボーナストラック、「O Holy Night」、まるで、ハワイアンのようなゆったりさ、おおらかさ。
今年は、彼女のクリスマス・アルバムが聴けて、「幸せだなぁ」。。
 
オリジナルも、温かで優しい雰囲気の曲が多く、彼女クリスマス・アルバムに寄せる想いがつたわってきます。
彼女のおおらかさで、優しい、温もりに包まれてくださいね。
一枚、どうぞ。
 
1. Christmas Calling (Jolly Jones)
2. Christmas Don't Be Late
3. Christmas Glow
4. White Christmas
5. Christmastime
6. Blue Christmas
7. It's Only Christmas Once A Year
8. You're Not Alone
9. Winter Wonderland
10. A Holiday With You
11. Run Rudolph Run
12. Christmas Time Is Here
13. What Are You Doing New Year's Eve?
 
ボーナス・トラック
14. O Holy Night
 
Norah Jones (p, vo)
Brian Blade (ds)
Tony Scherr (b)
Nick Movshon (b)
Russ Pahl  (pedal steel guitar)
Marika Hughes (vc)
Dave Guy (tp)
Raymond Mason (tb)
Leon Michels (sax, fl, perc)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Christmas Calling (Jolly Jones)」。
 
 
ドラムが、ブライアン・ブレイドなのですが、比較的ゆっくりで、、あまりギミックのない演奏での彼のプレイがカッコ良すぎます!
 
んじゃ、退散♪

2021年10月20日 (水)

クリスマス曲にピーナッツ村の楽しさをブレンド  『It's A David Benoit Christmas! / David Benoit』

Its_a_david_benoit_christmas

クリスマス・アルバムの落穂拾いの季節になりました。。m(_ _)m

 
デヴィッド・ベノワは米国のベテランのピアニスト。
彼は、すでに自分の名義で3枚のクリスマス・アルバムをだしています。
 
『Christmas Time  (1983年)』『Remembering Christmas  (1996年)』『Believe (2015年)』、3枚目は彼のピアノ・トリオにジェーン・モンハイトをフィーチャリングした作品。
この他に、彼の名義ではないけれど、『40 Years: A Charlie Brown Christmas (2005年)』も、演奏、監修しています。
ほぼほぼ、、10年に一度の頻度ですね。

ビル・エヴァンスとチャールズ・M・シュルツの創り上げたピーナッツの世界、そして、クリスマスが大好き、、
とっても、わかりやすい、、おまけに、日本も大好き、奥さまは日本人で奥さまに捧げた曲もある。

昨年、そんな彼が、近年のクリスマス・アルバムの金字塔、ヴィンス・ガラルディの『A Charlie Brown Christmas』から9曲をカヴァー、他にガラルディの曲を5曲、ベノワのオリジナル1曲とクリスマス曲を4曲をアレンジして、全18曲のクリスマス・アルバムをリリースしました。
 
オープナーの名曲「Christmas Time Is Here」、エヴァンス直系の可憐なるピアノ・ソロ。
「 Skating」、「O Tannenbaum 」と、ガラルディのアレンジで、ベノワのガラルディへのディディケイトを感じる。ベノアのアレンジ「Carol of the Bells」、華やかでジャジー。
「Christmas is Coming」、「My Little Drum」は、トリオに負けない力強さ。
しっとりと、クリスマス感満載の「My Favorite Things」。ピーナッツ村のペパーミント・パティのテーマ「Peppermint Patty」、恋に悩むチャーリー・ブラウンのジャズ・ワルツ「You're in Love, Charlie Brown」と、ガラルディの軽やかな曲が続きます。
皆んなが知っている名曲「The Christmas Song」、情感溢れ、ゴージャスに。
ガラルディの「Pebble Beach」、ラテンタッチで躍動感いっぱい。
「What Child is This?」、スコットランド民謡グリーンスリーブスに歌詞をつけてキャロルにしたもの。ガラルディは、意図してか「What Child is This?」と「Greensleeves」と表記して2ヴァージョン演奏してます。ベノワはキャロルとして、しっかりと弾ききってます。
スヌーピーの宿敵レッド・バロンとの戦いの挿入歌「Red Baron」は飛翔感、お馴染み「Linus and Lucy」は、知性と個性がぶつかり合う姉弟の可愛い喧騒を。
ベノワのアレンジ「Santa Claus Is Comin' to Town」嬉しさが弾むように。
チャーリー・ブラウンの口癖「Oh, Good Grief」、ヤレヤレ感はなむ、なぜかハッピー気分。
ベノワのオリジナル「Just Like Me」、直接クリスマスの言葉は出てこないけれど、人生の喜びをたっぷり感じるベノワのクリスマス・ソング。オルゴールを聴いているような優しさ、懐かさし。
終演は、代表的なクリスマス・キャロル「Hark! The Herald Angels Sing」、厳かにでジャジーに。
 
彼の華やかな音色はクリスマスの気分にぴったり。
代表的なクリスマスの曲に、ガラルディのピーナッツ村の楽しさをブレンド、楽しくエレガントにまとめあげてます♪
そして、このジャケット。。なんと、あざとい、、いや、可愛い!!
レコードが欲しいっ!!!

1. Christmas Time Is Here 
2. Skating 
3. O Tannenbaum 
4. Carol of the Bells
5. Christmas is Coming 
6. My Little Drum 
7. My Favorite Things
8. Peppermint Patty
9. You're in Love, Charlie Brown
10. The Christmas Song 
11.  Pebble Beach
12. What Child is This?
13.  Red Baron
14.  Linus and Lucy 
15. Santa Claus Is Comin' to Town
16. Oh, Good Grief
17. Just Like Me
18. Hark! The Herald Angels Sing 

David Benoit (p)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Christmas Time Is Here 」。
 
 
んじゃ、退散♪

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