2023年9月
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音楽で拡がる輪

A Merry Jazzmas

2023年9月27日 (水)

11月にグレゴリー・ポーターが、初のクリスマス・アルバムを出す!


わ〜い、今年リリースのクリマス・アルバム情報第一弾は。。。
なんと、2作連続でグラミー賞の最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞に輝くシンガーソングライター、、
グレゴリー・ポーター!!

なんか、この情報だけで、アルバムを買ってしまいそ。笑
あんなに暑かったのに、、そういう季節になってきましたよ。
 
★ Christmas Wish / Gregory Porter  ★
 
 
Christmas_wish



3曲のオリジナルを含む選曲が涎がでるほど素晴らしい。。
しかも、デュエット曲の定番「What Are You Doing New Year's Eve?」では、、
あのサマラ・ジョイがゲスト・ヴォーカリストだそう。
 
いや、なんだか、、楽しみすぎです♪
 

1. Silent Night
2. Christmas Waltz
3. Everything's Not Lost
4. Someday At Christmas
5. Purple Snowflakes
6. Little Drummer Boy
7. What Are You Doing New Year's Eve?
8. Christmas Wish
9. Cradle In Bethlehem
10. Do You Hear What I Hear?
11. Christmas Time Is Here
12. Heart For Christmas
 

Gregory Porter (vo)
 
 
 
んじゃ、退散♪

2022年12月25日 (日)

天国からの贈り物 『HOME.S.  / Esbjörn Svensson』

 
毎年、クリスマス当日には、クリスマスに相応しいかな、と思ったアルバムをかけています。
今年は、このアルバム…。
 
Homes_20221223164501
 
スウェーデンのジャズ・ピアノ・トリオ、e.s.t.のリーダ、ピアニストで作曲家のエスビョルン・スベンソン。
人気急上昇で活躍中の2008年に、アクア・ダイビングの事故で鬼籍に入ってしまいました。
その後は、メンバーの力によって、e.s.t.名義の未発表アルバムが3回リリースされていて、、高評価を得ています。
今回はトリオの作品ではなくて、自宅録音のソロ・アルバムです。
10年以上もたって、なぜ、、今頃?って、おもいますよね。
これが、なんだか奇跡のような出来事なんです。
 
彼の妻が、彼のハード・ドライブに保存されていたこの音源を、亡くなった10年後に発見。
自宅の食器戸棚に保管というか、置かれていたものなんだそうです。
すぐに、彼が信頼を寄せていたサウンド・エンジニアの アケ・リントンに会い、彼の協力を得て公開することに踏み切ったようです。
公開にあたっては、細心注意をはらったようですが、リントンがクリアしてくれたようです。
 
全9曲がオリジナル、、全てタイトルは決められていなかったので、
宇宙が好きだった彼の想いをくみ、ギリシャ語のアルファベットにしたとのこと。
 
オープナーの「Alpha」、音を選りすぐった静寂な演奏から始まる、まるで、夜空で瞬く星のような音。
手探りのようにはじまり、静かに終わる「Beta」。
「Gamma」、エンジンがかかるとともに、高速フレーズがおり混ぜられ、ジャジーでブルージー。
力強い打鍵、強い意志を感じる「Delta」。高揚感が続く「Epsilon 」。
「Zeta」、一音一音が優しく、初恋の歌のよう。どこかスウェーデンの民謡のようなメロディが入る「Eta」、静かな不協和音が効果的、流麗なフレージングも。
両手が弾む弾む、踊る踊る「Theta 」。
終演は、鍵盤を跳ねる「Iota」、まるで妖精の踊り。
 
 
演奏内容はe.s.t.のロックやエレクトロニクスを演奏に持ち込んだ独創的なジャズから離れとてもシンプル。
自身の内面に踏み込み、時に静寂に、時に情熱的にと叙情的な演奏が続く…それは、彼が生きた証。
まさに、天国からの贈り物。
 
 
1. Alpha 
2. Beta 
3. Gamma 
4. Delta 
5. Epsilon 
6. Zeta 
7. Eta 
8. Theta 
9. Iota 

Esbjörn Svensson (p)
ピアノのソロのアルバムかコンサートのための準備中だったのかな?
これらの演奏をもとに、コンサートやツアーをして観客とともに、それぞれの曲をもっと膨らませたかったのではないかしら。
天国から、このアルバムがリリースされたのをみて、、一番びっくりしたのは彼かも。。
 
今日のおまけは、ご本人のトピックにあった「Alpha」。
 
 
 
 
 
今日は、クリスマス、今年は願うことは一つですね。
 
 
★ 平和な世界が訪れますように ★
 
 
んじゃ、退散♪

2022年12月24日 (土)

静寂で厳かなクリスマス・イヴを  『Christmas Songs /  Trygve Seim & Andreas Utnem 』

Christmas_songs

 
ノルウェーのサックス奏者、トリグヴェ・セイムとピアニストのアンドレアス・ウトネムのデュオ作品。
1990年代半ば、ウトネムは、教会の音楽奏者でもあるので、教会にセイムを呼んで礼拝中におこなった即興演奏が、2人が演奏を始めるきっかけ。
2010年には、ECMから<サクソフォンとピアノのための歌>というサブタイトルのついた『Purcor』といアルバムもだしている。
 
同じノルウェーのピアニスト、ブッゲ・ヴェッセルトフトの『Its Snowing On My Piano』のように、ノルウェーでクリスマスのシーズンの聴かれる讃美歌や民謡を演奏。
オープナーは、穏やかなピアノの調べと優しいソプラノ・サックスの音色で始まる讃美歌「Personent Hodie」。
息遣いのようなテナー・サックスが奏でるノルウェーの民謡「Det Kimer Na til Julefest」、ゆったり音を選んだ2人の演奏、実に味わい深い。
ノルウェーの讃美歌「No Koma Guds Englar」、ピアノの煌めく調べとソプラノがぴったり。
「The Infant King」、ソプラノとハルモニウムお厳かな空間。
日本でも知っている人が多いと思う讃美歌「Veni, Veni, Emmanuel」、ソプラノとピアノで描き出す聖なる光景。
2人の重なりが美しい「Deilig er Jorden」。
「Still, Still, Still」、もともとはオーストリアで生まれた讃美歌、親しみやすい優しい時間。
テナーの響きが心地、よい柔らかでエモーショナルに歌い上げるノルウェー民謡「Mitt Hjerte Alltid Vanker」、郷愁の塊。
世界中で有名な「Joy to the World」も、2人にかかるとノルウェーの民謡のように聴こえ、美しく哀愁さえ感じる。
日本人も歌える「Silent Night」、ゆっくり、ゆっくり、変化球はなし、ハルモニウムのロング・トーンも崇高に。
終演は、ノルウェーの曲で「Saele Jolekveld」、聖なるクリスマス・イヴ、静かに降る雪の夜、暖かな部屋ですごす温かなクリスマス・イヴ。
 
静寂で厳かな時間。
喧騒を忘れて、ノルウェーの教会で過ごす気分。
 
サックスの音色の素晴らしさ、2人の息のあった演奏は心に響きます。

1. Personent Hodie
2. Det Kimer Na til Julefest
3. No Koma Guds Englar
4. The Infant King
5. Veni, Veni, Emmanuel
6. Deilig er Jorden
7. Still, Still, Still
8. Mitt Hjerte Alltid Vanker
9. Joy to the World
10. Silent Night
11. Saele Jolekveld
 
Trygve Seim (ss, ts) 
Andreas Utnem (p, harmonium #4,10)
 
今日のおまけは、2人があげていた「Mitt Hjerte Alltid Vanker」。
 
 
今日は、クリスマス・イヴですね。
新潟は、クリスマス寒波の襲来ですが。。
 
★ 素敵な休日を❣️ ★
 
んじゃ、退散♪

2022年12月17日 (土)

スウェーデンの実力者揃い 『Snowflakes In December / Hannah Svensson』

 

Snowflakes_in_december_20221217082601

 
新潟で演奏したこともあるスウェーデンのベテランギタリスト、イーヴァン・スヴェンソンの娘さんで、シンガー・ソング・ライターのハンナ・スヴェンソン。
スウェーデンの実力奏者たちとクリスマス・アルバムをだしました♪
サックス奏者のクラス・リンドクヴィスト、 気鋭のピアニストのスヴェン・エリック・ルンデクヴィスト、ベテランのベーシスト、マティアス・スベンソン、素晴らしいドラマー、ポール・スヴァンバーグというミュージシャンのサポート、>気合いがはいってますね!
 
 
オープナーは、煌めくピアノから始まる「Have Yourself a Merry Little Christmas」、ナチュラルな歌声をクラリネットがオブリガード。
アルト・サックスに持ち替えた「Winter Wonderland 」、スキャットも決まってジャジーなトラック。
タイトル曲「Snowflakes in December」は、彼女の叙情的なオリジナル、リズム隊のピアノ・トリオが美しい、、アルトも情感たっぷりのフォロー。
アップテンポでバンドの絡みもかっこいい「The Christmas Waltz」。
ベース・ソロから始まる「Merry Christmas Baby」、ベースとのデュオはスローなテンポ、ベースの低音の魅力がたっぷり、迫力もたっぷり、歌巧いなぁ。
 
ジョニ・ミッチェルの「River 」、アルトのオブリガードもジンときて情感豊かに歌いあげる。
ちょっとハスキーな声で歌う「Let It Snow」、大人の雪遊び。
スウエーデンの民謡「Jag vet en deijlig rosa」、北欧のクリスマス・アルバムにはよく選曲されてます。ベース・ソロで始まって、クラリネットとゆったり歩む仄暗い厳かな時間。
美しいピアノ。ソロから始まる「White Christmas」、丁寧に丁寧に。
アヴァンギャルドなアルトで始まる「Jingle Bells」、ラテンのリズムでアップテンポ!
終演は、しっとりと「The Christmas Song」、ピアノとデュオで感情の溢れ出す演奏。。
 
 
ちょっとだけハスキーな歌声で、、ナチュラルな感じで感情表現も豊か。
バンドとの関係もとても大事にしてます。
ピアノとベースとは、デュオがあったのですが、、これが、とても良かったです。
北欧好きに、クリスマス好きに、どうぞのクリスマス・アルバム♪

 
1. Have Yourself a Merry Little Christmas
2. Winter Wonderland
3. Snowflakes in December
4. The Christmas Waltz
5. Merry Christmas Baby
6. River
7. Let It Snow
8. Jag vet en deijlig rosa
9. White Christmas
10. Jingle Bells
11. The Christmas Song



Hannah Svensson (vo)
Klas Lindqvist (cl, as)
Sven-Erik Lundeqvist (p)
Mattias Svensson (b)
Paul Svanberg (ds)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Snowflakes in December」。
 
 
んじゃ、退散♪

2022年12月11日 (日)

シーズンを彩る 『Merriest / Jane Monheit』

 

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米国のヴォーカリスト、ジェーン・モンハイトの、2枚目のクリスマス・アルバムをリリースする!
2005年に『The Season 』という素敵なクリスマス・アルバムをリリースしているモンハイト。


2015年には、デヴィッド・ベノワのトリオと『Believe 』 というクリスマス・アルバムもリリースしてます。


選曲は1枚目と被らないようにしていますが、基本王道の路線ですね。そして、1曲にジョン・ピザレリがヴォーカルで参加しています。

 
オープナーは、ラテン・フレバーの「Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!」、モンハイトの伸びやかな歌声健在。
オーケストレーション入りでしなやかに歌い上げる「The Christmas Song」。
ジョン・ピザレリとデュエット「That Holiday Feeling」、楽しそう、、って、ピザレリって、、面白い?声ですよね。彼がゲストならギターも弾けばよかったのにな。。
サックスが入ったムーディな「(Christmas) Stay With Me」、大人の時間。
早口がキュートなタイトル曲「The Merriest」。
「What Are You Doing New Years Eve?」、コケティッシュな魅力たっぷり。
冬の光景が楽しく描き出された「Winter Wonderland」。
ゆったり穏やかクラシカルに歌い上がる「Christmas Time Is Here」。
終演は、アップテンポで華やかに「It's the Most Wonderful Time of the Year」。
 
伸びやかな歌声で、曲によってオーケストレーションや管楽器、弦楽器がはいって、華やか。
シーズンを彩る1枚。
 

1. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
2. The Christmas Song
3. That Holiday Feeling
4. (Christmas) Stay With Me
5. The Merriest
6. What Are You Doing New Years Eve?
7. Winter Wonderland
8. Christmas Time Is Here
9. It's the Most Wonderful Time of the Year

Jane Monheit (vo)

Neal Miner (b)
Michael Kanan (p)
Rick Montalbano (ds)

John Pizzarelli (vo) #3
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「(Christmas) Stay With Me」。
 
 

んじゃ、退散♪

2022年12月 3日 (土)

王道ピアノ・トリオの演奏が聴けちゃうクリスマス・アルバム 『Merry & Bright /  Jeff Hamilton Trio』

 


Merry__bright


 

なんと、落ち穂拾いです。。

去年、リリースされていたのですが、気が付かなかったのですよ。。。

 

ジェフ・ハミルトンは、ジョン・クレイトンとジェフ・クレイトンの兄弟と、彼の3人が率いるクレイトン=ハミルトン・ジャズ・オーケストラのリーダーの一人で、アメリカの重鎮ジャズ・ドラマー。

私たちの世代だと、ダイアナ・クラールのバンドのドラマーで聴いたことがある人が多いかもしれないです。

その彼のトリオが去年リリースしたクリスマス・アルバム。

メンバーは、長年オーケストラのメンバーでもありトリオのピアニストでもある、タミール・ヘンデルマン。

ベーシストは、2018年からトリオに加入したジョン・ハマー、大学ではクラシックのコントラバスで音楽学士号も習得している。

 

オープナーは、スティック捌きも軽快な「It's The Holiday Season」、ノリノリでスイングするピアノ、王道の演奏。

明るくリズミカルにアレンジされた「Caroling Caroling」。

「The Little Drummer Boy」、全編ブラシで素晴らしいテクニックを披露、クリアな音色のピアノも印象的。

 Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! 」も、繊細で多彩なブラシ・ワーク。

ピアノのソロの美しいバラッド演奏から始まる「Bright Bright The Holiday Berries 」、さまざまにシーンを変化させていく。。

「It's The Most Wonderful Time of The Year 」、ストレートにスイング。

テンポ・チェンジしながら軽快な「Here Comes Santa Claus 」、最後は全員でダッシュ。

ブルージーでスインギーな「Santa Baby」。

「O Tannenbaum」、シンバル音も美しく厳かに。

終演は、ベースのソロから始まった「Have Yourself a Merry Little Christmas 」、ゆったりと王道の路線で。

 

 

クリスマス・ソングで、ストレートでスインギーなメインストリーム・ジャズを演奏。

クリスマスでなくても、、いいだろう、、って、問いかけは無視です。(きっぱり)

 

 

1. It's The Holiday Season
2. Caroling Caroling
3. The Little Drummer Boy
4. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! 
5. Bright Bright The Holiday Berries 
6. It's The Most Wonderful Time of The Year 
7. Here Comes Santa Claus 
8. Santa Baby 
9. O Tannenbaum 
10. Have Yourself a Merry Little Christmas 

Jeff Hamilton (ds) 
Jon Hamar (b) 
Tamir Hendelman (p)

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Bright Bright The Holiday Berries 」。

 


 

んじゃ、退散♪

2022年11月16日 (水)

追加情報・北欧からのクリスマス・アルバム!!

 

11月も半ばになって、次々とクリスマスの新譜情報が上がってきています❣️
今回は、北欧方面から3枚ですぅ♪

 

★ Christmas Songs / Trygve Seim & Andreas Utnem  ★

 

Christmas_songs_trygve_seim

 

ECMから『Purcor』をリリースしているノルウェーのサックス奏者とピアニストのクリスマス・アルバム。
定番のクリスマス曲に加えて、ノルウェーのクリスマス・シーズンを彩るトラッドも。

 

1. Personent Hodie
2. Det Kimer Na til Julefest
3. No Koma Guds Englar
4. The Infant King
5. Veni, Veni, Emmanuel
6. Deilig er Jorden
7. Still, Still, Still
8. Mitt Hjerte Alltid Vanker
9. Joy to the World
10. Silent Night
11. Saele Jolekveld

 

Trygve Seim (sax)
Andreas Utnem (p)

 

★ Snowflakes In December / Hannah Svensson  ★

 

Snowflakes_in_december

 

新潟で演奏したこともあるスウェーデンのベテランギタリスト、イーヴァン・スヴェンソンの娘で、シンガー・ソング・ライターのハンナ・スヴェンソン。
スウェーデンの実力者たちがサポートに入ったクリスマス・アルバム。
ドラマーにラーシュ・ヤンソンの息子ポール・スヴァンバーグが入っててびっくり!

 


1 .Have Yourself a Merry Little Christmas
2. Winter Wonderland
3. Snowflakes in December
4. The Christmas Waltz
5. Merry Christmas Baby
6. River
7. Let It Snow
8. Jag vet en deijlig rosa
9. White Christmas
10. Jingle Bells
11. The Christmas Song

 

Hannah Svensson (vo)
Klas Lindqvist (sax)
Sven-Erik Lundeqvist (p)
Mattias Svensson (b)
Paul Svanberg (ds)

 

★ The Soul of Christmas / Samuel Ljungblahd & Bohuslan Big Band ★

 

The_soul_of_christmas

 

こちらもスウェーデン。
スウェーデンの「ソウル&ゴスペル・キング」と呼ばれるシンガーソングライターでソウル・シンガーのサミュエル・ユングブラードと、スウェーデンを代表するビッグ・バンド、ボーヒュースレン・ビッグ・バンドのコラボ。
2曲で、ソウル・ゴスペル・グループ「The Mamas」が参加。

 

1. Joy to the World
2. Believing in Christmas
3. River
4. Mary Did You Know?
5. Heaven Help Us All
6. Maybe This Christmas
7. O Come All Ye Faithful
8. Det ar en ros utsprungen
9. Gift of Love
10. Harlig ar jorden

 

Samuel Ljungblahd (vo)
Bohuslan Big Band
The Mamas

 

 

んじゃ、退散♪

2022年10月23日 (日)

ジェーン・モンハイトが、2枚目のクリスマス・アルバムをリリースする♪

今年の新譜のクリスマス・アルバム情報♪

米国のヴォーカリスト、ジェーン・モンハイトが、2枚目のクリスマス・アルバムをリリースする!

 

★ Merriest / Jane Monheit ★

 

Merriest

 

2005年に『The Season 』という素敵なクリスマス・アルバムをリリースしているモンハイト。

2015年には、デヴィッド・ベノワのトリオと『Believe 』 もリリースしている。

今回も選曲をみると、1枚目と被らないように、でも、王道の路線ですね。

メンバーが、分からないのですが、、

オリジナルもあるようですし?、、好きな曲もそろってますし、、楽しみな一枚です♪

 

1. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
2. The Christmas Song
3. That Holiday Feeling
4. (Christmas) Stay With Me
5. The Merriest
6. What Are You Doing New Years Eve?
7. Winter Wonderland
8. Christmas Time Is Here
9. It's the Most Wonderful Time of the Year

Jane Monheit (vo)

 

 

んじゃ、退散♪

2021年12月25日 (土)

愛のこもった  『Nature Boy / Nils Landgren』

Nature_boy
 
 
スウェーデンの歌うトロンボーン奏者、ニルス・ラングレン。
一年おきに、『Christmas With My friends』のシリーズをリリースしています。
すでに、今までに、7枚!
今年はお休みの年だと思っていたら、、なんと、過去の演奏からのベスト盤を出していたのです。
しかも、新録も入っているという『Christmas in the Spirit of Jazz』、気がついたのが遅くて、、クリスマスには間に合いませんでした。。。
 
でも、今年のクリスマスの朝には、これをかけると決めていたアルバムがあるのです。
それが、彼が自宅近くの古い教会で、独りで演奏したこの作品。
とても、ハートフルな演奏をするラングレンですが、彼はファンク・ユニットも持っていて、
そこでは、トロンボーンでキレッキレの演奏もします!
でも、ここでは、メロディに忠実に、ゆっくりと丁寧に吹いています。
 
2020年は、殆どの時間をスウェーデンの自宅で過ごしたそうです。
クリスマスの頃に、美しい響きの教会でソロ・パフォーマンスを録音することを、パートナーに話したところから計画が進んだようです。
選曲は幅広く、スタンダード曲、スウェーデン民謡、子守唄、賛美歌、スウェーデンの芸樹家エヴェルト・タウベの曲、オリジナルも1曲入ってます。
 
オープナーの讃美歌「Tänk att få vakna」が、教会に美しく高らかに響きます。
タイトル曲「Nature Boy 」も、そのスピリチュアルなイメージが膨らみます。
オリジナル「A Minor」を経て、エリントンの曲が2曲続きます。
「Värmlandsvisan」から、トラディショナルが続くのですが、「Värmlandsvisan」は、「Dear Old Stockholm」の原曲ですよね。「Der Mond ist aufgegangen」は、子守唄とたんたんと進みます。
エヴェルト・タウヴは、スウェーデンの作家、詩人、作曲家、歌手、芸術家だそうです。
とても、人気のあった人のようです。そのタウべの曲が2曲はいっていて、そのうち「Sov på min arm」が、終演曲になっています。
 
全てが、彼がずっと大切にしてきたもので、ふくよかな音色で丁寧に丁寧に奏でています。
歌心はもちろん、たっぷりな愛のこもったハートウォーミングなアルバム。
 
 


1. Tänk att få vakna  (Morning Has Broken)
2. Nature Boy 
3. A Minor 
4. In a Sentimental Mood 
5. Solitude 
6. Värmlandsvisan 
7. Allt under himmelens fäste 
8. Der Mond ist aufgegangen 
9. Nu sjunker bullret 
10. Din klara sol går åter opp 
11. Som stjärnor små 
12. Den blomstertid nu kommer 
13. Jag lyfter ögat mot himmelen 
14. Sov på min arm 

Nils Landgren (tb)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Nature Boy 」。
 
 
 
 
なんだか、荒れたお天気が続くようですね。
くれぐれも、おきをつけてくださいね。
 
では、素敵な1日でありますように!
 
んじゃ、退散♪

2021年12月24日 (金)

Merry Jazzmas ! 『First Noel / Ibrahim Maalouf』

First_noel
 
今日は、クリスマス・イヴですね。
世界中の人たちに、幸せが訪れますように!
 
このクリスマス・アルバムは、聴いた人がとても幸せな気持ちになれる自信があります♪
レバノン出身、フランスのパリ育ちのトランペット奏者、イブラヒム・マーロフ。
トランペット奏者の父を持ち、育った音楽のエリート。
彼の父が開発した四分音を出すことができる「微分音トランペット」を用いる世界唯一のトランペット奏者なんです。
でも、今回はクリスマス・アルバムということで、微分音はかなり控えめ。
クリスマス曲を温かに吹き上げていています。
 
ジャケットの中の写真に、教会の中で演奏している写真があります。
曲の多くが彼の家族に関係の深いパリのサン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会の大きな空間を使っての演奏。
全部で、28曲!70分超え、、クリスマスの曲が25曲と彼のオリジナルが3曲。
トランペット、ピアノ、ギターに、クワイア(コーラス隊)が加わった厳かな演奏です。
 
オープナーの「Have Yourself a Merry Little Christmas」から終演の「The Last Christmas Eve」まで、ふくよかな音色で、ひたすら穏やかな演奏が続きます。
ピアノもギターも、穏やかな雰囲気を大事にした演奏で、全曲が彼のアレンジ。
25曲目の「Shubho Lhaw Qolo」は、母国シリアの曲らしい旋律で哀愁と郷愁がある。
最後にボーナス・トラックとしての3曲(26、27、28)が愛に満ちた彼のオリジナル。
前でのクリスマス曲と違和感はありません。
 
クリスマスによく聴く曲が、優しい感じで並びます。
クリスマス・イヴに独り静かに聴くもよし、家族と一緒のリビングに流すもよし!
兎に角、、優しい気持ちになれますよ♪
 
 
1. Have Yourself a Merry Little Christmas
2. Mon beau sapin
3. Holly Jolly Christmas
4. Il est ne le divin enfant
5. O Holy Night
6. Petit Papa Noel
7. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
8. The First Noel
9. Ave Maria (Charles Gounod)
10. Santa Claus Is Coming to Town
11. Winter Wonderland
12. Silent Night
13. Jingle Bells
14. It's Beginning to Look a Lot Like Christmas
15. Hark! the Herald Angels Sing
16. I'll Be Home for Christmas
17. White Christmas
18. Ave Maria (Franz Schubert)
19. All I Want for Christmas Is You
20. What a Wonderful World
21. Light a Candle in the Chapel
22. Adeste Fideles
23. God Rest Ye Merry, Gentlemen
24. We Wish You a Merry Christmas
25. Shubho Lhaw Qolo 
26. Noel for Nael
27. Christmas 2009
28. The Last Christmas Eve
 
Ibrahim Maalouf (tp)
Frank Woeste (p) 
François Delporte (g)

Choirs 
Anne-Laure Hulin
Elisabeth Gilbert
Marie-Cécile Hébert
Valentine Jacquet
Rebecca Moeller
Charlotte Bozzi
Thaïs Raï-Westphal
Clémence Vidal
*Sofi Jeannin (director)
 
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「What a Wonderful World」の特別ヴァージョン。
 
 
 

Happy Holidays !
 
 
んじゃ、退散♪

 

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