答えの出せない現代社会の歪み 『いのこりぐみ』@ りゅーとぴあ(3/8)
舞台『いのこりぐみ』
作・演出:三谷 幸喜
出演:小栗 旬 菊地 凛子 平岩 紙 相島 一之
三谷幸喜の書き下ろし新作舞台。
4人の俳優によるディスカッション劇。
面白そうなので、新潟公演の最終日に行ってきました。
「いのこりぐみ」、というタイトルから想像できるように、舞台は小学校。
いのこりぐみは、生徒ではなく、先生たち。
放課後に、1人のクレームが多いお母さん…いわゆるモンスターペアレントを相手にする担任と先生2人。
お母さんは、
「担任のエコ贔屓が酷すぎるので、クラスの担任を変えて欲しい」
と、言う主張。
担任とお母さんの主張を聞けば聞くほど、モンスターペアレントが一方的で凄い。
仲裁の先生2人は、どうやって苦情を鎮静化させてお帰りねがうか、それに翻弄する。
担任は、慇懃丁寧なれど、自分の非は認めない。
お母さんは、支離滅裂でヒステリックで、主張を繰り返すだけ。
擦り寄りどころがないが、モンスターペアレンツのお母さんは分が悪い。
先生たちには、一生懸命な担任を、自分の子どもを大事にしてくれないから、変えろという風にしか感じられない。
ところが、ふとしたきっかけから、小栗 旬が演ずる先生が品行方正な?担任の不自然さに気づく。
そこから始まる、逆転劇。
皆んなが思い込みで決めてしまった「悪役」は、果たして本当に悪役か。
指導という強制は教育か。
全てを知らないままに、正しさを決めつけることは許されるのか。
そもそも、善悪はそんなに簡単に決められることか。
皆んなが思い込みで決めてしまった「悪役」は、果たして本当に悪役か。
指導という強制は教育か。
全てを知らないままに、正しさを決めつけることは許されるのか。
そもそも、善悪はそんなに簡単に決められることか。
コメディ形式をとりながらも、4人の会話のズレから様々な社会の矛盾が見えてくる。
日常からは、見えない気付けない真実。
日常からは、見えない気付けない真実。
笑いながら、現代社会の歪み恐ろしさを感じつつ、、
でも、結末に、少しホッとする舞台でした。
答えの出せないままの現実、暴走する正義、個人の判断の曖昧さ、、
考えさせられる内容でした。
んじゃ、退散♪
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