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2026年2月 4日 (水)

美しい音色…静謐な時間と余白の美学 『 Beyond The Arctic / 鈴木 雄太郎』

Beyond_the_arctic
 

若手気鋭のジャズ・トランペッター、鈴木 雄太郎のデビュー作。
大学の同じサークルで、現在スイス在住のドラマー、土岐 洋祐の全面的な協力で、
リリースしたインターナショナルな作品。
 
ピアニストにアイディン・エセン、ベーシストにアリステア・ピールのワンホーン・カルテット。
スタンダード3曲、鈴木のオリジナル2曲と土岐のオリジナルが1曲で、全6曲。
単身スイスのバーゼルへの渡航で、ドイツのシュタイネンでの録音。
 
 

オープナーは、鈴木オリジナル「Birds of the air」。
浮遊感ある静謐な空気、柔らかで詩的な世界が広がっている。
 

エリントン曲「Reflections in D」、ゆったり…そして、、ミュート奏法でより深く心に留まる音風景。
「I hear a rhapsody」、見え隠れするメロディ、耳を奪われる朗々としたトランペットのソロ。ジャズのやり取りの面白さ、躍動感。
 

鈴木オリジナル「Ballad-ette」、バラッドなのだけれど、感情を盛り上げすぎず、静かな展開が素敵。
「Stella by starlight」、ノンビブラートでロマンチックに自信満々で歌い上げ、メンバーとの一体感も詰まっている。
 

終演は、土岐オリジナル「Hokago」、まるで時間がとまっているよう…余韻が深い。
 
 
リリカルで抑制の効いたトランペットをを中心に、静謐な時間と余白の美学が描かれている。
素晴らしい音色と沈黙に美学を感じ、成熟した世界観を持つ詩情豊かなトランペッター。
 
 
鈴木さんは、新潟市出身の方です。
ゲスト出演のライブは聴いたことがあったのですが、
去年、このアルバムのリリース・ライブを新潟で行ったときに、
じっくりと聴くことができました。
素晴らしかったですよ。
 

1. Birds of the air
2. Reflections in D
3. I Hear a Rhapsody
4. Ballad-ette
5. Stella by Starlight
6. Hokago
 

鈴木 雄太郎 (tp)
Aydin Esen  (p)
Alistair Peel (b)
土岐 洋祐 (ds)
 
 

今日のおまけは、ご本人があげていたアルバムのトレーラー。
 
 
 
 

んじゃ、退散♪

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