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音楽で拡がる輪

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2025年12月14日 (日)

間に宿る気配が深いストレイホーンとエリントン集 『Straight Horn / Francois Jeanneau Emil Spanyi 』

The_straight_horn
 

フランスのジャズの重鎮サックス・フルート奏者のフランソワ・ジャノーと、ハンガリー出身のピアニスト・作曲家のエミル・スパニによるデュオ。
ビリー・ストレイホーンとデューク・エリントンのスタンダードを、ソプラノ・サックスとピアノやシンセという最小限の編成で再構築し、曲の美しさを実に鮮やかに表現している。
ストレイホーンの曲が多めに、綺羅星のごとくの15曲。
 

オープナーは、エリントンのバラッド「Come Sunday」。
サックスがゆったりと歌い出し、ピアノが光と陰を描くような対話から。
 

「Day Dream」、柔らかな夢想的ムード。
アルバムで一番長尺な「A Flower Is A Lovesome Thing」、美しさが立ち現れるような。
「Isfahan」、抒情と空間の余韻が印象的。
軽やかで洒脱な「Johnny Come Lately」。
「Blood Count」、感情の奥底に沈み込んでいくような濃密さ。
 

叙情詩的な「Lush Life」、静かに心に残る。
柔らかで軽やかで落ち着いた色調「My Little Brown Book」。
「Chelsea Bridge」、間合いと空間が際立つ演奏。
即興感が楽しめる「Rain Check」。
 

スタンダード中のスタンダード「Take the A Train」、ゆったりとはじめ最後は軽やかに♪
瞑想的なバラッド「Lotus Blossom」、余韻が長く心に留まる。
「The Star-Crossed Lovers」、哀愁あるサックスに切なさが募る。
「U.M.M.G:」、ストレートに音を楽しむ感じ。
 

終演は、季節にぴったりな「A Christmas Surprise」。
温かさとノスタルジアを含んだ演奏、デュオの親密さがよくわかる。
 

過剰な装飾を排した抑制の美学と密度の高いインタープレイが曲本来の情感を浮かび上がらせる。
サックスとピアノが静かに向き合い、ストレイホーンの旋律をそっと撫でていく。
音は多くを語らないが、間に宿る気配が深い。
 


1. Come Sunday
2. Day Dream
3. A Flower Is A Lovesome Thing
4. Isfahan
5. Johnny Come Lately
6. Blood Count
7. Lush Life
8. My Little Brown Book
9. Chelsea Bridge
10. Rain Check
11. Tahe The A Train
12. Lotus Blossom
13. The Star-Crossed Lovers
14. U.M.M.G:
15. A Christmas Surprise
 

Francois Jeanneau (ss)
Emil Spanyi (p)
 
 

今日のおまけはジャノーがあげていた「A Christmas Surprise」。
 
 
 
んじゃ、退散♪

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