ひたすら心地良さが残る… 『El Viejo Caminante / Dino Saluzzi』
アルゼンチン出身のバンドネオン奏者、ディノ・サルーシ。
5年ぶりの新作は、ジャズ・ギタリストのヤコブ・ヤングと、
息子であるホセ・マリア・サルーシはクラシック・ギターを弾く設定。
2本のギターをフューチャーした作品。
ディノのオリジナル4曲、ヤングのオリジナル3曲、ホセのオリジナル、共作、スタンダードなどで全12曲。
オープナーは、ホセの曲「La Ciudad de los Aires Buenos」、哀愁あるメロディ、抒情を誘うバンドネオンの音色。
そこに繊細なギターが絡み一気にエキゾチックな世界に惹き込む。
カーリン・クローグの「Northern Sun」、ヤングは故郷の先輩カーリン・クローグとのアルバム『Where Flamingos Fly』でも演奏している。ここでは、彩のあるしっとりした演奏に。
音数すくなく浮遊感あるヤングの「Quiet March」。
ディノの曲「Buenos Aires 1950」、哀愁の滲むブエノス・アイレス。
ディノとホセの名義「Mi hijo y Yo」、タイトルそのまま親子デュオ?、流れるようなギターのフレーズと心に沁みるバンドネオンの音色。
ディノ曲「Tiempos de ausencias」、バンドネオンとギターが絡み合った濃密な時間。
スタンダード「Someday My Prince Will Come」、優しく穏やかな会話。
ディノの曲「Y amo a su hermano」、心静かに。
ディノの曲をバンドネオンのソロで…「El Viejo Caminante」。
ヤングの曲「Dino Is Here」、丁々発止のやり取りも、アグレッシヴなアドリブも。
ヤングの曲「Old House」、哀愁の権化…。
終演は、スタンダード「My One and Only Love」、見えそうで見えない、聴こえそうで聴こえないテーマ。。
優しさ溢れるディノの語りかけ、2人のギタリストを見守るような愛に溢れた空間。
3人の生み出すサウンドは、とにかく美しく、ひたすら心地良さだけが残ります。
1. La Ciudad de los Aires Buenos
2. Northern Sun
3. Quiet March
4. Buenos Aires 1950
5. Mi hijo y Yo
6. Tiempos de ausencias
7. Someday My Prince Will Come
8. Y amo a su hermano
9. El Viejo Caminante
10. Dino Is Here
11. Old House
12. My One and Only Love
Dino Saluzzi (bandoneon)
Jacob Young (el-g, ac-g)
José Maria Saluzzi (cl-g)
今日のおまけは、ご本人のトピックにあった「La Ciudad de los Aires Buenos」。
んじゃ、退散♪
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