オープンマインドな感性で繊細な演奏『Relations / Thomas Strønen Craig Taborn Chris Potter Sinikka Langeland Jorge Rossy』
2000年代以降の北欧ジャズを代表するノルウェーのドラマー、トーマス・ストレーネン。
多くの北欧のドラマーのようにパーカッションも自在。
ECMには、ノルウェー在住のピアニストで作曲家の田中 鮎美とのアルバムもリリースされていま〜す。
新作は、2018年から2022年の4年間にオスロ、ニューヨーク、バーゼル、ルガーノで、信頼できる共演者とのデュオと彼のソロという魅力的な内容。
共演者には、ピアニストのクレイグ・タボーン、マルチ奏者のクリス・ポッター、ヴォーカリストでカンテレ奏者のシニッカ・ランゲランド、そして、ビブラフォン奏者として知られているホルヘ・ロッシーがピアニストとして参加!
オープナーと10曲目がストロネンのソロ、他の10曲はデュオで全12曲。
オープナーは、彼のソロ「Confronting Silence」、ドラマーとして、目の前に立ちはだかる「沈黙」という壁と向き合う。
タボーンとのデュオ「The Axiom of Equality」、知的で硬質、ガラスの破片のようなフレーズの応酬。
クリポタさまとのデュオ「Weaving Loom」、畝るテナーと一騎打ち。
ランゲランドとの3曲が続く…
カンテレとパーカッションが絡み合う、ランゲランドとのデュオ「Koyasan」。
祈りのような叫びとパーカッションが誘う不思議な世界「Beginners Guide to Simplicity」。
3曲めは、カンテレをかき鳴らしとパーカッションの「Nemesis」。
「Nondualityl」、ロッシーのピアノとアンビエントな世界。
クリポタのソプラノが空気を切り裂く「Ephemeral」。
タボーンの抑制されたピアノが美しい「Pentagonal Garden」。
ソロで「Arc for Drums」、残響の美しさ。
ロッシーのピアノの低音が心に響く「Ishi」。
終演は、自在に形を変えるスイライムのような「KMJ」。
全く違った感性の持ち主たちとオープンマインドな感性で繊細な演奏を繰りひろげている。
ソロでは多才なインスピレーションを披露。
1. Confronting Silence
2. The Axiom of Equality
3. Weaving Loom
4. Koyasan
5. Beginners Guide to Simplicity
6. Nemesis
7. Nonduality
8. Ephemeral
9. Pentagonal Garden
10. Arc for Drums
11. Ishi
12. KMJ
Thomas Strønen (ds, perc)
Craig Taborn (p)
Chris Potter (ss,ts)
Sinikka Langeland (kantele, voice)
Jorge Rossy (p)
今日のおまけは、ご本人があげていた「Weaving Loom」。
んじゃ、退散♪
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