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音楽で拡がる輪

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2024年12月

2024年12月29日 (日)

一年間お世話になりました。m(_ _)m

一年間お世話になりました。m(_ _)m
 


なんと、今年の映画とライブのベストをアップしそこなってました。汗
本当に、今年の最後のアップです。
 


映画
年末に観た映画「はたらく細胞」が、予想以上に面白かったで〜す。
映画館に行った回数が少なかったです。印象深い2本。
 
 


ライブ
10月にコットン・クラブで聴いたMarcin Wasilewski Trioは、前回につづき最高でした!
印象に残った4ライブ。
 
Image_20241226180801
 
 
 
 
 
 
 
今年も、大変にお世話になりました。m(_ _)m
 
来年もよろしくお願いいたします!!
 
★新年のご挨拶は、5日を予定しております。★
 
 



んじゃ、退散♪

2024年12月28日 (土)

★ すずっく2024 インスト 編 ★

★ すずっく2024 インスト 編 ★
 
 
 
いよいよ、押し詰まりましたね。
恒例の今年聴いたインストのアルバムのベストです。
昨日も書きましたが、ブログにアップしていいないアルバムもあります。m(_ _)m
私的独断の順位を1位から10位まで並べてみました。
 
 
Eagles_point_20241226134301
 
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Trio_20241226134401
 
 
 
 
 
 
 
 


次点
 

独り言…
今年も、配信の波はどんどんと進みました。
配信だけで、CDもレコードも制作されないアルバムが増えてきました。
アーティストの皆さんは、どうおもっているのでしょうねぇ。
寂しさを感じるお年頃です。。

んじゃ、退散♪

2024年12月27日 (金)

★ すずっく2024 ヴォーカル 編 ★

★ すずっく2024 ヴォーカル 編 ★
 
今年は、ブログの更新回数がずいぶん減ってしまいました。
それに伴って、購入しているのにブログに上げなかった作品が沢山でてしましました。m(_ _)m
なので、このブログでは初お目見え、タイトルだけのものがあります。
でも、1位から10位まで、並べてみました。
 
Image
 
Outpost_of_dreams_20241226131501
 
Visions_20241226131601
 
 
 
 
 
 
 
 
 



次点
 
 
 


明日は、インストのアルバムのベストです。
 

んじゃ、退散♪

2024年12月26日 (木)

『ジャズ批評 243号』がでました〜♪

243
『ジャズ批評 243号』がでました〜♪
 
特集は、スタンダードならこれを聴け!。
 
●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●
 
   スタンダードならこれを聴け! 
 
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自身のスタンダードを3曲選ぶアンケートの他に、対談やエッセイなど盛りだくさん。

私の3曲は、映画に関係した曲になりました。
私的哀愁の御三家♪
 
「Love Theme from Spartacus」
『It Takes Two / Kenny Wheeler』
 
「Theme from Rosemary’s Baby」
『Summerwind / Lars Danielsson  Paolo Fresu』
 
「Love Theme Nuovo Cinema Paradiso」『Beyond
 The Missouri Sky / Charlie Haden & Pat Metheny』
 

新譜紹介は、5枚と1シリーズです。
 
Lion Dance / Matt Slocum

Landloper / Arild Andersen

Relations / Thomas Strønen, Craig Taborn, Chris Potter, Sinikka

Langeland, Jorge Rossy

Trio / Lars Danielsson

Winter Stories / Jacob Karlzon
 

Plays Standards vol.1, 2, 3  / Alessandro Galati

 
244号は、お馴染み「マイ・ベスト・ジャズ・アルバム2024」です!


んじゃ、退散♪

2024年12月25日 (水)

雪空、雪景色、冬の風物詩…真冬の光景 『Winter Stories / Jacob Karlzon』

Winter_tories


最近は、クリスマス当日には、その年の奇跡の1枚をあげていたのですけど…
今年は、「冬」をテーマにしたサウンドスケープ集にしてみました。
もちろん、クリスマスの曲も選曲されていますが、それは真冬という季節を象徴するイベントという感じでだからのようです。

スウェーデン出身のジャズ・ピアニストで作曲家、ヤコブ・カールソンの新作。
タイトルが示す通り、冬を表現した様々なサウンドスケープを集めた作品で、真冬仕様という感じ。
クリスマスの定番曲やトラディショナル、カールソンのオリジナル「Winterballad」などをソロで、全13曲。

オープナーは、テイラー・スイフトのバラッド「Evermore」、雪の景色を眺めているよう…透明感ある美しい白い景色。
彼のオリジナル「Winterballad」、少し仄暗く澄んだ冷たい空間。
クリスマス・キャロル「The First Noel」、知的で何処までもピュア。
「God Rest Ye Merry Gentlemen」、低音のアクセントが暗く印象的、高音の透明感は冷たく美しく。
スウェーデンの作曲家アリス・テグネールの「Gläns över sjö och strand」、厳かに穏やかに。
サド・ジョーンズの名曲「A Child Is Born」、美しいメロディを透徹に奏でる中低音の和音の静けさ。
スウェーデンの作曲家カール・ベルティル・アグネスティグの「Så mörk är natten i midvintertid」、12月13日の聖ルチア祭で人気の曲。
淡々とした演奏に、長い冬への気持ちがこもっている。
クリスマス・キャロル「O Come, O Come, Emmanuel 」、静粛な空気が張り詰める。
エモーショナルで躍動感ある、アイルランドのトラッド「Suantrai」。
スウェーデンの作曲家ルーベン・リリェフォシュ「När det lider mot jul」、優しく穏やかに。
ブルガリアのトラッド「Bel Veter Due」、降り注ぐ雪のよう。
スコットランドのクリスマス・キャロル「Taladh Chriosta 」、音数も少なくとても内省的。
 
終演は、深夜の教会に静かに響き渡るような「Silent Night」。
 
 
厳しい長い冬があるスウェーデンの出身ならではの仄暗く内省的であるけれど、彼の信念を感じる気概ある作品。
北欧の厳しい自然があるからこそ生まれた作品。
聴く者の気持ちを大きく揺さぶる真冬の光景が続く。
 
 
 
1. Evermore
2. Winterballad
3. The First Noel
4. God Rest Ye Merry Gentlemen
5. Gläns över sjö och strand (Shine Over Lakes and Shores)
6. A Child Is Born
7. Så mörk är natten i midvintertid (The Night Is Dark)
8. O Come, O Come, Emmanuel
9. Suantrai
10. När det lider mot jul (When Christmas Is Coming)
11. Bel Veter Due
12. Taladh Chriosta (Christ's Lullaby)
13. Silent Night
 
 
Jacob Karlzon (p)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Silent Night 」。
 
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2024年12月24日 (火)

聖夜の煌めきはこれで… 『A Christmas Cwtch / Amanda Whiting』

A Merry Jazzmas ♪
 
A_christmas_cwtch


1600年代にイタリアからやってきたハープをこよなく愛し、ハープの故郷とも言えるウェールズ出身のジャズ・ハープ奏者アマンダ・ホワイティング。
UKジャズ・シーンの重要レーベルFirst Word Recordsを代表する人気ハープ奏者・コンポーザー。
その彼女の新作は、ハープ、ベース、ドラムで奏でられる、さまざまな愛に彩られたクリスマス・アルバム♪
 


オープナーは、ソロで夢見るような「Santa Claus Is Coming to Town」。
 

クリスマス・キャロル「In the Bleak Midwinter」、ベースとドラム、そして、チェロも加わって厳かに…
軽快にスィンギーにヴィンス・ガラルディの「Christmas Is Coming」。
「Christmas Time Is Here」、静かに柔らかな幸福の風景。
少しミステリアスに「Sugarplum」。
ガラルディの「Happiness Theme」、優しく優しく溶けてしましそう。
オリジナル「Little Elfy」、モダンでポップ。
ガラルディの「Skating」、メロディアスでグルヴィー。
ビル・エヴァンスの「Peace Piece」、平和への願いを込めたソロの演奏。
讃美歌「Deck the Halls」、ウェールズへの愛を。
「The Christmas Song」、厳かにソロの演奏で。
モダンでスキンギーな「O Christmas Tree」。
「We Three Kings」、歌心たっぷり。
 

終演は、遠ざかるそりに手を振る…「Santa Claus Is Coming to Town」。
 
 

『A Christmas Cwtch』のCwtchは、ハグをイメージしていいようです。
お気づきの方も多いと思いますが、『Charlie Brown Christmas / Vince Guaraldi』をオマージュしていますよね。
なぁぁぁんて、可愛らしいジャケットなのでしょう!

メロディアスで牧歌的、平和を願ったクリスマス・アルバムで魔法にかかりましょう。
聖夜の煌めきにぴったりですね。
 
 

1. The Night Before (Santa Claus Is Coming to Town Intro )
2. In the Bleak Midwinter
3. Christmas Is Coming
4. Christmas Time Is Here
5. Sugarplum
6. Happiness Theme
7. Little Elfy
8. Skating
9. Peace Piece
10. Deck the Halls
11. The Christmas Song
12. O Christmas Tree
13. We Three Kings
14. Has He Been? (Santa Claus Is Coming to Town Outro)
 
 

Amanda Whiting (hp)
Aidan Thorne (b)
Mark O'Connor (ds, perc)
Lucia Capellaro (vc) #2
 

今日のおまけは、レーベルがあげていた「Christmas Time Is Here」。
 
 
 
 
温かな聖夜になりますように!
 
んじゃ、退散♪

2024年12月23日 (月)

包容力のある歌声で優しく語りかける 『Snow / Stella Cole』

Snow
 

ニューヨークを拠点に活動をしているヴォーカリスト、ステラ・コール。
インスタグラムで75万人フォロワーを誇る新世代ジャズ・ヴォーカリスト♪
 

レトロ・キュートなジャケットのクリスマス・アルバムは、ピアニストのアラン・ブロードベントのアレンジによるアルバム。
アラン・ブロードベントをはじめ、ギタリストのラリー・クーンス、ピアニストのランディ・ウォルドマン、ベン・パターソン…タイトル曲では、俳優でもあるダレン・クリスが甘い歌声を聴かせてくれています。
タイトルは、クリスマス寒波真っ最中の地方にはちょっと痛いけど…
 


オープナーは、ストリングスも入って優雅に幸福感いっぱいに「It’s Beginning to Look a Lot Like Christmas」。
ブロードベントのピアノがそっと寄り添う「That’s What I Want for Christmas」。
「White Christmas」、夢の中のできごとを語るように…。
ダレン・クリスの歌声が甘く微笑ましい「Snow」。
「Have Yourself a Merry Little Christmas」、おおらかに穏やかに。
情感たっぷりに「Next Christmas」、ピアノはランディ・ウォルドマン…。
終演は、ベン・パターソンのピアノ、テナー・サックスのオブリガードも優しい「Christmas Dreaming」。
 

包容力のある温かで優しい歌声で、心に優しく語りかけます。
クリスマス・シーズンのお気に入りの一枚に♪
 
 

1. It’s Beginning to Look a Lot Like Christmas
2. That’s What I Want for Christmas
3. White Christmas
4. Snow (featuring Darren Criss)
5. Have Yourself a Merry Little Christmas
6. Next Christmas
7. Christmas Dreaming
 
 

Stella Cole (vo)
Alan Broadbent (p)
Neal Miner (b)
Keith Balla (ds)
etc.
 
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「 It’s Beginning to Look a Lot Like Christmas」。
 
 

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んじゃ、退散♪

2024年12月22日 (日)

仲間との温かな繋がりを感じる 『Christmas in New York / Erika Matsuo』

Erikaxmas_b
 
 
ニューヨーク在住24年のジャズ・ヴォーカリスト、ERIKAのクリスマス・アルバム。
ニューヨークの音楽仲間と日本の音楽仲間、そして、応援してくれる仲間と創り上げた待望のクリスマス・アルバム♪
 

ジャジーにアレンジされたお馴染みのクリスマス曲の他、マライア・キャリーのヒット曲やジョニ・ミッチェルの名曲から、ワムやドリカムまでと盛沢山の14曲。
それぞれの曲で、沢山のミュージシャンが参加、ヴォーカルとインストで楽しめるお得盤。
 

オープナーは、ベネズエラ出身のギタリスト、ホアンチョ・ヘレラ参加のダニー・ハサウェイの『This Christmas』、グルーヴィーで楽しいクリスマス!
アート・ヒラハラのピアノのにのせて、甘く切なく「All I Want for Christmas Is You」。
伊藤 ハルトシのチェロと林 正樹にピアノので抒情豊かに歌い上げる「Christmas Time Is Here」。
彼女のオリジナル「Two Sunsets」、スティーブ・ウィルソンのアルト・サックスをフューチャーしてエモーショナルに。
ワムの「Last Christmas」、藤本和馬のギターと林のピアノ、そして、伊藤のチェロも加わったモダンなサウンド。
ピアノ・トリオと歌い上げる「Grown-Up Christmas List」の表情豊かなこと。
ドリカムの「Winter Song」、藤本のギターと林のピアノの奏でる冬の光景の美しいこと。
百々 徹アレンジの「My Favorite Things」、アート・ヒラハラのジャージなピアノ・トリオ演奏と共に。
「I'll Be Home for Christmas」、ポール・ボーレンバックのギターとデュオでしっとりと。
そのボーレンバックのギターとピアノ・トリオのカルテットで躍動感溢れた「Winter Wonderland」。
映画「シ・ン・ラ・イ」の劇中歌、オリジナル「Far Away」、菊田 邦裕のフリューゲルが大空に響く。
「Have Yourself a Merry Little Christmas」、藤本と林と共にで奏でる優しい優しい穏やかな時間。
ジョニ・ミッチェルの「River」、ヒラハラのピアノ・トリオと共に、感情豊かに。
 

終演は、「The Christmas Song」。
このアルバムのコ・プロデューサーで、多くのアレンジを手がけたピアニスト、アート・ヒラハラとのデュオ。
洗練されたピアノの演奏と、温かで透明感のある歌声が心に沁みます。。
 

演奏やアレンジは、日米の彼女が信頼するアーティストを豪華にフィーチャー。
リズム隊には、ドラマーの小川 慶太、ベーシストのボリス・コズロブ、エシエット・オコン・エシエットが参加。
温かで伸びやかな歌声は、クリスマス・シーズンにぴったりですね。
仲間との温かな繋がりを感じるニューヨークから届け♪
 
 


1. This Christmas
2. All I Want for Christmas Is You
3. Christmas Time Is Here
4. Two Sunsets
5. Last Christmas
6. Grown-Up Christmas List
7. Winter Song
8. My Favorite Things
9. I'll Be Home for Christmas
10. Winter Wonderland
11. Far Away
12. Have Yourself a Merry Little Christmas
13. River
14. The Christmas Song
 
 

Erika Matsuo (vo)
Art Hirahara (p, fender rhodes) #1,2,4,6,8,10,11,13,14
Juancho Herrera (el-g) #1
Paul Bollenback (el-g) #9,10
Boris Kozlov (b) #1,2,4,6,8,10,11
Essiet Essiet (b) #13
Steve Wilson (as) #4
Keita Ogawa (ds, perc) #1,2,4,6,8,10,11,13
 

Kazuma Fujimoto (ac-g) #5,7,12
Masaki Hayashi (p) #3,5,7,12
Harutoshi Ito (vc) #3,5
Kunihiro Kikuta (flh) #11
 
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「The Christmas Song」。
 
 
 
 

んじゃ、退散♪

2024年12月21日 (土)

オープンマインドな感性で繊細な演奏『Relations / Thomas Strønen Craig Taborn Chris Potter Sinikka Langeland Jorge Rossy』

Relations
 


2000年代以降の北欧ジャズを代表するノルウェーのドラマー、トーマス・ストレーネン。
多くの北欧のドラマーのようにパーカッションも自在。
ECMには、ノルウェー在住のピアニストで作曲家の田中 鮎美とのアルバムもリリースされていま〜す。
 

新作は、2018年から2022年の4年間にオスロ、ニューヨーク、バーゼル、ルガーノで、信頼できる共演者とのデュオと彼のソロという魅力的な内容。
共演者には、ピアニストのクレイグ・タボーン、マルチ奏者のクリス・ポッター、ヴォーカリストでカンテレ奏者のシニッカ・ランゲランド、そして、ビブラフォン奏者として知られているホルヘ・ロッシーがピアニストとして参加!
オープナーと10曲目がストロネンのソロ、他の10曲はデュオで全12曲。
 


オープナーは、彼のソロ「Confronting Silence」、ドラマーとして、目の前に立ちはだかる「沈黙」という壁と向き合う。
 

タボーンとのデュオ「The Axiom of Equality」、知的で硬質、ガラスの破片のようなフレーズの応酬。
クリポタさまとのデュオ「Weaving Loom」、畝るテナーと一騎打ち。
ランゲランドとの3曲が続く…
カンテレとパーカッションが絡み合う、ランゲランドとのデュオ「Koyasan」。
祈りのような叫びとパーカッションが誘う不思議な世界「Beginners Guide to Simplicity」。
3曲めは、カンテレをかき鳴らしとパーカッションの「Nemesis」。
「Nondualityl」、ロッシーのピアノとアンビエントな世界。
クリポタのソプラノが空気を切り裂く「Ephemeral」。
タボーンの抑制されたピアノが美しい「Pentagonal Garden」。
 

ソロで「Arc for Drums」、残響の美しさ。
 

ロッシーのピアノの低音が心に響く「Ishi」。
終演は、自在に形を変えるスイライムのような「KMJ」。
 


全く違った感性の持ち主たちとオープンマインドな感性で繊細な演奏を繰りひろげている。
ソロでは多才なインスピレーションを披露。
 
 


1. Confronting Silence
2. The Axiom of Equality
3. Weaving Loom
4. Koyasan
5. Beginners Guide to Simplicity
6. Nemesis
7. Nonduality
8. Ephemeral
9. Pentagonal Garden
10. Arc for Drums
11. Ishi
12. KMJ
 

Thomas Strønen (ds, perc)
Craig Taborn (p)
Chris Potter (ss,ts)
Sinikka Langeland (kantele, voice)
Jorge Rossy (p)
 
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Weaving Loom」。
 
 
 

んじゃ、退散♪

 

2024年12月15日 (日)

シンプルだけど、抒情的で美しいアンサブル…『Trio / Lars Danielsson』

Trio
 


スウェーデンのベーシスト&チェロ奏者、ラーシュ・ダニエルソンが、
フランス南西部のマルゴーにある著名なワイナリー、シャトー・パルメとACTのコラボ企画第2弾となる新作をリリースしました!
この企画のオファーをもらったダニエルソンは、イギリスのギタリストのジョン・パリチェッリ、そしてフィンランドのトランペッターのヴェルネリ・ポホヨラに声をかけ、変則トリオで録音に臨むことに。
この素晴らしいトリオは、4日間にわたって、シャトー・パルメのサロンの同室に3人で集い演奏、そして、、それを録音。
 

オープナーから4曲ダニエルソンの曲が続く!
「Le Calme au Château」、「Cattusella」と、、アコースティックな弦の響きと哀愁たっぷりにトランペットが奏でるメロディに胸がきゅんとなる。
ベース・ソロから始まる朴訥とした「Morgonpsalm」、一転、アップ・テンポな「Playing with the Groove」。
映画音楽「Chanson D'Helene 」は、ボーイングも入って、切なさ満載。
ダニエルソンの「L'Epoque」、重厚。
表現豊かに、ロン・セクスミスの「Gold in Them Hills」。
3人での即興は小さな空間に居るとは思えない大きな広がりを持った「Improvisado」。
エリントン作といわれてる「Mood Indigo」、おしゃれな曲を丁寧に優しく。
郷愁や哀愁が木漏れ日のように降り注ぐ、ダニエルソンの「Étude Bleue」。
パリチェッリの「Lacour」、穏やかな音風景。
終演は、ポホヨラの「Peu D'amour」、少しふわりと明るい色彩が心地よい。
 

3人が生み出す親密な音楽は、アコースティック感が満載。
残響感に人の温もりを感じ、木で作られた楽器の柔らかな空気感はもちろん、
ポホヨラのざっくりと空気を含んだトランペットの音は、予想以上にこのシュチュエーションにぴったり!
とてもプライベートで親密な空間。
シンプルだけど、抒情的で美しいアンサブル、その美しさの虜になる。
 
 

1. Le Calme au Château
2. Cattusella
3. Morgonpsalm
4. Playing with the Groove
5. Chanson D'Helene
6. L'Epoque
7. Gold in Them Hills
8. Improvisado
9. Mood Indigo
10. Étude Bleue
11. Lacour
12. Peu D'amour
 

Lars Danielsson (b, vc)
Verneri Pohjola (tp)
John Parricelli (g)
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Le Calme au Château 」。
 
 
 

んじゃ、退散♪

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