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音楽で拡がる輪

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2024年8月

2024年8月31日 (土)

『ジャズ批評 241号』が、、随分前にでてました〜 汗

241



特集は、ポール・デスモンドの生誕100周年ということで、、。



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 デイヴ・ブルーベック&ポール・デスモンド 


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セピア色の世界を持つデスモンドと名コンビを組んだデスモンド。
さまざまな角度から、彼の音楽を探ります。

 

いつもの「新譜紹介」は6枚でした。

「新譜紹介」

 


 


 

Were We Begin / Alex Kautz

 


 

Moondial / Pat Metheny

 

 

 


次号(242号)は、 「ジミー・スミス ~ジャズ・オルガンの先駆者(仮)」を特集します。

んじゃ、退散♪

2024年8月24日 (土)

自由に飛翔するスリリングな白熱の演奏が満載! 『Celebration, Volume 1 / Wayne Shorter』

Celebration_volume1_20240824153201
 

伝説のサックス奏者・コンポーザーのウェイン・ショーター。
彼が亡くなる直前までリリースに向けて時間を費やしていた4部作のアーカイブ音源シリーズの第一弾がリリースされました!
 

第一弾は、今世紀の始まりに始め、病で活動を中止せざるをえなかった2018年まで活動を続けたショーターの晩年のお気に入りのカルテット。
ピアニストはダニロ ペレス、ベーシストはジョン パティトゥッチ、ドラマーはブライアン ブレイドという無敵の布陣。
 

内容は、2014年10月18日のスウェーデンのスットックホルム・ジャズ・フェスティバルでの演奏。
この前の年にリリースされた、私的超名作『Without a Net』がリリースされて、本買う的な世界ツアーだったのではないかと思われます。
ええと、前年の2013年に来日しているですが、その時はドラマーがジョナサン・ピンソンでした。
2014年の4月に再び来日した時は、このレギュラーメンバーでした。。興奮しましたよぉ。。
その感動を再び!って、ことで、期待マックスですよぉ!
 

ディスク1は、「Zero Gravity to the 15th Dimension」から。
儀式への導入のような不穏な雰囲気のピアノ・トリオの演奏から始まって、1分半を超えたあたりからショーターが入ってくる。
緊張感あふれる瞬間瞬間がつながって、気がつけば11分を超えている。
続く「Smilin' Through」、空中浮遊のようなショーターが美しい。
「Zero Gravity to the 11th Dimension」、「Zero Gravity to the 12th Dimension」、「Z ero Gravity - Unbound」ともに、2、3分ほどの短い即興が続く。
ショーターの絶叫も入る「Orbit」。
ディスク1の終演は、桃源郷のような「Edge of the World (End Title)」。
 

ディスク2は、アルバムの収録時に名付けられた神秘的な「Zero Gravity to the 90th Dimension」。
「Lotus」、サックスのカデンツァで始まり、魂を揺さぶり続ける凄い20分弱の大作。
ディスク2の終演は、アイルランド民謡「She Moves Through The Fair」。
ショーターは、タイトルを「She Flew Through The Fair」に、したかったそうですが、
確かに彼らは20分間、、歩き回るを超えて飛び回っていますよね。

 

期待通り! 好きだぁ!!
場を突き抜けて、自由に飛翔するスリリングな白熱の演奏が満載!
世界遺産に認定したくなるショーターのカルテットです♪
 
 

Disc 1
1. Zero Gravity to the 15th Dimension
2. Smilin' Through
3. Zero Gravity to the 11th Dimension
4. Zero Gravity to the 12th Dimension
5. Z ero Gravity - Unbound
6. Orbit
7. Edge of the World (End Title)
 

Disc 2
1. Zero Gravity to the 90th Dimension
2. Lotus
3. She Moves Through The Fair
 
 

Wayne Shorter(ts, ss)
Danilo Perez(p)
John Patitucci (b)
Brian Blade(ds)
 

今日のおまけは、彼のトピックにあった「Orbit」。
 
 

んじゃ、退散♪

2024年8月21日 (水)

眠れぬ夜の子守唄 『Sweet Caress / Franco Ambrosetti & Strings』

Sweet_caress
 

イタリア系スイス人トランペット奏者フランコ・アンブロゼッティの新作。
前作同様にストリングスが入った甘い囁き。
 

ピアニスト、アランブロード・ベンドが全面協力しており、演奏の他にアレンジも行っている。
ギタリストのジョンスコ・フィールド、ドラマーのピーター・アースキン、ベーシストのスコット・コリー、ヴァイオリン奏者のサラ・キャズウェルという豪華なメンバー。
アンブロゼッティのオリジナル4曲、カバー曲4曲で全8曲。
 

オープナーは、スコフィールドがフィーチャーされた「Soul Eyes」、アンブロゼッティの甘い囁きも聴きものだけれど、、
スコフィールドの甘い囁きも素敵。
名曲「Portrait of Jennie」、ブロードベンドの率いるピアノトリオの美しさとストリングスの優雅さでうっとり。
アメリカのヴァイオリニスト、キャズウェルをフィーチャーした「Sweet Caress」、タイトルそのまま甘く切ない。
「Habanera」、ゆったりとした空間で奏でられるスコフィールドのギターは優しい。
コリーの歌心あるベース・ソロにうっとり「「Nightfall」。
ストリングスとメンバーの絡みも◎、ブロードベンドの流麗なソロも◎「Old Friends」。
「Colors of the Wind」、風のようなストリングスの響きの中を朗々と。
 

終演は、「When the Sun Never Sets」、静かに余韻を残して。。

 

リラクゼーションたっぷりなバラッド集。
ひたすら穏やかで優雅なひとときでした。
眠れない夜の子守唄になりますね。
 
 
1. Soul Eyes
2. Portrait of Jennie
3. Sweet Caress
4. Habanera
5. Nightfall
6. Old Friends
7. Colors of the Wind
8. When the Sun Never Sets
 

Franco Ambrosetti (tp, flh)
Alan Broadbent (p, arr, cond)
John Scofield (g)
Peter Erskine (ds)
Scott Colley (b)
Sara Caswell (vln, concertmaster)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Soul Eyes 」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2024年8月18日 (日)

透明感あってメロディアスでリリシズムたっぷり 『New Questions, Old Answers / Aron Tala Trio』

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ハンガリーの俊英ピアニスト、アーロン・ターラシュ。
3作目となる新作は、メンバーを一新したニュー・トリオで、全曲ターラシュのオリジナル。
 

オープナーの「New Questions, Old Answers」から、端正でクリアなタッチのピアノが全開。
メロディアスで叙情的な「Hargrove」。切れ味よく躍動感ある「Old Soul」。
 

ブラシの音も穏やかに清涼感あるバラッド「The Choice You Never Had」。
「Elastico」、エレガントで詩情豊か。
ビターで独創的な「Tevemenet」。「Rain」、歌心と哀愁。
 

ノリノリで「Cnile Kinlu」。「Afrosatie」、トリオの息もピッタリ。
「The Visitor」、流麗で華麗。
終演は、ロマンチックで説得力のある「To be Continued」。
 

クラシカルで、透明感あってメロディアスでリリシズムたっぷり。
まさに、欧州浪漫派、清涼感ある演奏♪
 


1. New Questions, Old Answers
2. Hargrove
3. Old Soul
4. The Choice You Never Had
5. Elastico
6. Tevemenet
7. Rain
8. Cnile Kinlu
9. Afrosatie
10. The Visitor
11. To be Continued
 

Aron Talas (p)
Istvan Toth (b)
Laszlo Csizi (ds)
 

今日のおまけは、ご本人があげていたタイトル曲「New Questions, Old Answers」。
 
 
 

んじゃ、退散♪

2024年8月17日 (土)

アーロン・パークスの新譜がブルーノート・レコードからでる!


2008年の『Invisible Cinema』デビュー以来14年ぶりに、
名門ブルーノート・レコードから10月に新譜をリリースする♪
 

リリース・ツアーで日本でもコンサートをするようですよ!
 
★ Little Big III / Aaron Parks ★
 
Little_big_iii

ジョン・クロウリーの小説「Little Big」をタイトルにしたプロジェクトの第3弾!
1作目からのパートナー、ギタリストのグレッグ・テューイも参加。
 

今作も、繊細なメロディと卓越したサウンド・メイキングで幻想的な世界が待っているのだろうか。。
日本盤には、ボーナス・トラックとして「Heart Stories」の別テイクが収録されているとのこと。
 

いずれにしても、、楽しみです!
 

1. Flyways
2. Locked Down
3. Heart Stories
4. Sports
5. Little Beginnings
6. The Machines Say No
7. Willamina
8. Delusions
9. Ashé
 

Aaron Parks (p)
Greg Tuohey (g)
David Ginyard Jr. (b)
Jongkuk Kim (ds)
 
んじゃ、退散♪

2024年8月 4日 (日)

真珠のような輝きを放つバラッド集 『TRUST / Akane Matsumoto Ayumi Koketsu』

Trust
 

デビュー以来、たゆまぬ向上心と前向きな姿勢で活動を続けてきた実力派ピアニスト、松本 茜。
同じく、地道に活動を重ねてきた正統派モダン・アルト・サックス奏者、纐纈 歩美。
 

2人はデュオを初めて12年、ともに歩んだ軌跡を7曲に思いをこめて。
 
 
オープナーは、リー・コニッツのバラッド「Stephanie」、2人で心を合わせるように、しっとりと。
ピアノのソロに誘われて優雅に始まるエンリコ・ピエラヌンツィの「Border Line」、力強くも美しい。
スタンダード「Spring is Here」、ゆったりとリラクゼーションたっぷりの時間が流れる…。
ピエラヌンツィの「Chet」、ピアノとアルト・サックスの深い会話。
スランダード「It's Easy to Remember」、繊細なニュアンスを大事に、互いの想いを大切にしたバラッド演奏。
トム・ハレルの名曲「Coral Sea」、優しさと穏やかさで美しい世界を歌い上げる。
 

終演は、丁寧に一音一音を大切に歌い上げた「Spartacus Love Theme」。
 


2人が積み重ねた時間が7曲の演奏に込められた真珠のような上品な輝きを放つバラッド集。
 


1. Stephanie
2. Border Line
3. Spring is Here
4. Chet
5. It's Easy to Remember
6. Coral Sea
7. Spartacus Love Theme
 

松本 茜 (p)  
纐纈 歩美 (as)  
 

今日のおまけは、Concept recordがあげていた「Stephanie」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

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