それぞれの持ち味を堪能できる 『Together / Eric Alexander & Mike LeDonne』
不動の人気を誇るサックス奏者、エリック・アレキサンダーと、熱烈プレイが信条のピアニスト、マイク・ルドン。
2人のデュオアルバム、曲によって、それぞれのソロだったりも入っている。
ルドンのオリジナル3曲、アレキサンダーのオリジナル2曲、スタンダードやミュージシャン曲で全9曲。
オープナーは、ルドンのオリジナル「For Mabes」、ピアノとテナーで歌心とドライブ感を聴かせてくれる。
ソプラノ・サックスで奏でる「Autumn in New York」は、ハートフル。
セロニアス・モンクの「Round Midnight」、テナーとピアノのダイナミックなデュオ。
スタンダード「 I'm in The Mood for Love」も、テナーとピアノのデュオで和気藹々とした楽しい演奏。
ルドンのオリジナル「Lost But Not Forgotten、憂あるピアノ・ソロで奏でられ叙情的。
アレキサンダーのオリジナル「Mutation」、饒舌でエネルギッシュなテナーとピアノのデュオで。
ルドンのオリジナル「Mary」、表情豊かなピアノ・ソロで。
スタンダード「 The Nearness of You」、艶めくテナーの音色、メリハリあるピアノ伴奏。
終演は、アレキサンダーのオリジナルで「Two in One」、圧倒的な存在感のテナー・ソロ。
デュオやソロで変化をつけながら、自信に溢れた演奏を展開。
それぞれの持ち味を堪能した一枚。
アレキサンダーのテナー、久しぶりに聴くと、歌心に溢れていました♪
1. For Mabes
2. Autumn in New York
3. Round Midnight
4. I'm in The Mood for Love
5. Lost But Not Forgotten
6. Mutation
7. Mary
8. The Nearness of You
9. Two in One
Eric Alexander (ts, ss #2)
Mike LeDonne (p)
今日のおまけは、ご本人があげていた「 For Mabes 」。
んじゃ、退散♪
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