アコースティックとエレキをうまく使い分けた 『Speak to Me / Julian Lage』
ジュリアン・ラージがブルーノートから4作目をリリースしました♪
ベースのホルヘ・ローダー、ドラムのデイヴ・キングとのレギューラー・トリオに、、
サックス奏者のレヴォン・ヘンリー、キーボーディストのパトリック・ウォーレン、ピアニストのクリス・デイヴィス といったゲストが参加。
そして、今回のプロデューサーは、シンガー・ソングライター、ジョー・ヘンリー。
ジュリアン・ラージのアメリカーナ路線との相性も良さそうだし、なにより、ラージは彼をとても信頼してるようだ。
そして、13曲、全てが彼のオリジナル!
オープナーの「Hymnal」から、ラージの美しいフレーズがめじおろし。
ライブの時にみた印象と同じように、こともなげに音色をコントロールして、、私の心を掴む。
ザクゼクしたカッティングが推進力と躍動感を生む「Northern Shuffle」。
「Omission」大空を飛翔する鳥のように自由で開放感のあるギターが素敵。
ロマンチックで夢見心地…タイトル「Serenade」、そのままの甘く柔らかなひと時。
ソロで演奏する「Myself Around You」は、まさにギターは小さなオーケストラ♪
旅情ムード漂う「South Mountain」、タイトル曲「Speak To Me」の奔放さ、痺れるっ!
力強い「Two and One」、ドラマチックが止まらない「Vanishing Points」。
「Tiburon」、ドラムの音の重なり、ギターの自在さが楽しいっ!
不思議な国に迷い込む「As It Were」、さまざまな国の音楽が聴こえてきそうな「76」。
終演は「Nothing Happens Here」、ポップでキュートなメロディ、そして、ギターの表現力。
アコースティック・ギターとエレキ・ギターを曲によってうまく使い分けて、
本当に沢山の音楽のの要素を感じさせながら、新鮮な響きを感じる。
本当に素敵なコンポーザーで、優しいメロディや癒しのメロディに溢れている。
買ってよかったです♪
1. Hymnal
2. Northern Shuffle
3. Omission
4. Serenade
5. Myself Around You
6. South Mountain
7. Speak to Me
8. Two and One
9. Vanishing Points
10. Tiburon
11. As It Were
12. 76
13. Nothing Happens Here
2. Northern Shuffle
3. Omission
4. Serenade
5. Myself Around You
6. South Mountain
7. Speak to Me
8. Two and One
9. Vanishing Points
10. Tiburon
11. As It Were
12. 76
13. Nothing Happens Here
Julian Lage (ac-g, el-g)
Jorge Roeder (b)
Dave King (ds)
Kris Davis (p)
Levon Henry (as, ts, cl, alto-cl)
Patrick Warren (p, keys)
今日のおまけは、ご本人があげていた「South Mountain」。
んじゃ、退散♪
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コメント
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Suzuckさん,こんにちは。
私は全面的なJulian Lage推しではないのですが,プロデューサーとしてのJoe Henryへの信頼度が高いことや,この二人なら絶対合うだろうなぁという思いもあり,このアルバムを入手しました。
レギュラー・トリオにKris Davisみたいな尖った人を入れるセンスがいいですよねぇ。アメリカーナの世界から一歩先に行った感じがあって,大いに楽しめました。
ということで,当方記事のリンクを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2024/03/post-da16bc.html
投稿: 中年音楽狂 | 2024年3月30日 (土) 16時42分
閣下、コメントとリンクをありがとうございます。m(_ _)m
>全面的なJulian Lage推しではない
存じ上げておりますよ。
あの方がいればいいじゃん、って、仰ってましたもん。
でも、確信あってこのアルバムを選ぶのは流石です!
前回、来日に気がつくのが遅くて、、行けなかったので、、
次回は、ギターの化身ぶりを拝聴したいです♪
投稿: Suzuck | 2024年3月31日 (日) 14時53分