ゾーンの入ったその高揚感! 「大惨事 トリオ (中村 真トリオ)@ Jazz FLASH (3/11)」
大惨事 トリオ @ Jazz FLASH (3/11)
中村 真 (p) 落合 康介 (b) 大村 亘 (ds)
中村 真 (p) 落合 康介 (b) 大村 亘 (ds)
第三次と打ち込むところ、変換間違いで大惨事とでたのをユーモアを交えてそのまま使っているらしい。
決め事少なく、そこに提示された音を使っていかに自然に音楽で会話できるか、、
って、いうのことらしいけど、、
それは、3人の音楽的な力と、感性の勝負、って、ことですよ。
基本、ピアノが弾き始めたフレーズの中に、モチーフとなる音楽が隠れている。
すぐに3人で、反応し合うこともあれば、しばらくの間ピアニストの独自のアプローチで世界を創造することもある。
素材がスタンダードであっても、誰もが分かる感じでテーマを弾くことはまず無い。
やがて、3人で、、即興でその場その場を作り上げていく。
誰かが出した音に、誰がどんな反応するのかスリリングな瞬間瞬間が続く。
本流に向かって集約された音が厚くなって、どんどん加速されていって、
ゾーンに入った感の、、その高揚感は半端なかった。。。
それぞれ個性的だけど、しっかり音で繋がっているメンバー。
ジャズ・スタンダードだけでなく、ショーターの「Infant Eyes」、80日間世界一周の「Around The World」なんてのも。
「Infant Eyes」みたいな、、美しくスピリチュアルな曲は、このトリオにぴったりで、
恐ろしいまでの美しさをかんじ、私的にはこの日の一番かなぁ、、と、思ったのですが、
凄いなぁ、と、思ったのは「Around The World」です。
のんびりゆったりお気楽なメロディを扱いながら、どこか不思議な世界をもってましたもの。
自分たちを追い詰めることで、新しい世界が広がるなら、って、チャレンジ精神。
いつ大惨事になっても、おかしく無い大惨事トリオ。
今回は、概ね、惨事はのがれ、大賛辞の気分でございました。
今回は、概ね、惨事はのがれ、大賛辞の気分でございました。
ということで、週明けから、大打ち上げてしまい、、備忘録となりました。m(_ _)m
皆さん、週明けからありがとうございました。m(_ _)m
マスター&女将!いつも、ありがとうございます。
んじゃ、退散♪
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