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音楽で拡がる輪

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2024年3月

2024年3月31日 (日)

早逝…シルヴァン・リュック(Sylvain Luc)を偲んで。。

なんと、、あの天才ギタリス、シルヴァン・リュックが鬼籍に入ってしまったそうだ。。
 
Sylvain_luc
 
 
シルヴァン・リュックは、フランス出身、フランスを中心に活躍したジャズ・ギタリスト、コンポーザー、プロデューサー。
9歳で兄と一緒にレコードデビューし、ジャンゴ・ラインハルトやエグベルト・ジスモンチ、ジェフ・ベックに影響を受けた超絶ギタリスト。
同世代に、同じくジャンゴ・ラインハルトを尊敬するビレリ・ラグレーン おり、
彼はマヌの出身のジプシー・ギターのど真ん中の人だったため、知名度や人気はラグレーンの方があるとおもうのですが、、
私的には、超絶技巧に裏付けられた音楽的な洗練さ、音の美しさ、、なんとも好きなギタリストでした。
 

その彼が、今年の3月13日に58歳の若さで亡くなったそうです。
死因は、はっきりとした根拠がある記事が探し出せなかったので、わかりませんが。。
亡くなったことは、残念ながら事実です。
 
その彼を有名にしたのが、1999年にリリースされた、 ライバルであって朋友でもある同じフランスの前出の超絶ギタリスト、ビレリ・ラグレーンとのデュオ・アルバム『Duet』 。
Trio Sudをはじめ、沢山の凄腕たちとのデュオの名盤を残していますが、しばらく聴いていなかったのでこのアルバムをかけます。
 
 
Duet / Sylvain Luc  Bireli Lagrene  
 
Duet
 

オープナーのシンディローパーの「Time After Time」から心を鷲掴みされる。
ふんわりインティメイトな会話だと思っていると、「Douce Ambiance」の超絶シリアスな演奏にやられる。
みんな大好き「Estate」の見事な絡み。
自分たちの実力を誇るような「Made in France」。
スティービー・ワンダーの「Isn't She Lovely」やウェスモンゴメリーの「Road Song」まで演奏してる。
ビートルズの「Blackbird」なんて、涙がでるぞ。
終演は、ぺトルチアーにの「Looking Up」、もう、13曲すべて捨て曲はなしのお得盤。
 
ビレリ・ラグレーンは、超絶だけど音数も多く、私的には少し不得意なひとだったのだけれど、、
シルヴァン・リュックの洗練されたセンスによって、少し、音数も抑えられているような気がする。
 
なにより、これだけ超絶技巧の演奏が続くのに、小難しいことは何もなく、
2本のギターの楽しい会話、素敵なギターの世界が楽しめるのです。
 
10年くらい前まで、追いかけていたのに、最近新譜をチェックしてなかった。。
ごめんなさい。m(_ _)m
 

1.Time After Time
2.Douce Ambiance
3.Estate
4.Made in France
5.Ballade Irlandaise
6.Isn't She Lovely
7.Road Song
8.Zurezat
9.Stompin' at the Savoy
10.Amoureux des Bancs Publics
11.Blackbird
12.Syracuse
13.Looking Up

Sylvain Luc  (g)
Bireli Lagrene (g)
 
 
どうぞ、天国でやすらかにお眠りください。
合掌!

2024年3月30日 (土)

自分の内側と向かい合って正直に素直に表現 「坂田 尚子ソロピアノの世界」@ JazzFLASH (3/29)」

森泰人スカンジナビアン・コネクション 第46回記念ツアー
坂田 尚子ソロピアノの世界」@ JazzFLASH (3/29)
Naoko_sakata

スウェーデン在住のピアニスト、坂田 尚子さんのソロ・ピアノによる完全即興演奏ライブを聴きにいきました。
バッチリメイクして、青く染めた髪、ふわっとした衣装、踵の高い靴、、印象はかなり孤高な感じ。
しかし、話してみると可愛らしい声で、親しみやすいキャラでした。
ソロ・ピアノのライブ、、全即興か否かは別として、奏者の皆さん、、その集中力は半端ない。
そして、大体のかたは、集中するための儀式なようなものがありますよね。
内部奏法でピアノと一体感を探ったり、目を閉じて精神統一したり、、
彼女の場合は、体を震わせることでした。
体と震わせ、何かと共鳴・共振してるような感覚?
そこからは、既成概念をとりはずした、ダイナミックな演奏。
心の奥から湧き上がるエネルギーが音となって、低音、中音、高音と綺麗にピアノを鳴らす。
そして、情感がヴォイスになってピアノと同調する。
彼女のうちなる宇宙を感じる壮大、雄大な世界。
それは、演劇でも観ているような場面展開、メリハリ、立体感も感じられる演奏!
演劇の舞台のように、横にも奥にも上にも大きな空間を感じる神がかった演奏。

細い体から驚くほどのパワーをいただきました。
芝居がかった演出のような感じではなく、、
自分の内側と向かい合って正直に素直に表現した結果。


で、『Dancing Spirits』のCDにサインも。
演奏時と演奏してない時との印象のギャプが凄くて、、ギャップ萌えでござった。笑
土屋さん、マスター&女将、ありがとうございました。m(_ _)m
あ、打ち上げもいっちゃったぁ〜
最近、よく使うあのお店、、お部屋空いててよかった〜!
 
 
さて、ここからはいつも以上の戯言です。(きっぱり)
 
彼女は、スウェーデンの行く前に、彼女の演奏を他人にかなり否定されたようです。
スウェーデンにいったら、自分は何も変わっていないのに、すぐに、、評価され、賞までいただいて、、
って、少し、複雑な気分だったようです。
演奏を否定され続け、ダメ出しされ続けた彼女のトラウマをかなり大きいようでした。
たとえ、彼女のためを思って老婆心として言った言葉でも、状況によってはイジメと同じことなのですよね。
自分が知ってる型にハマっていないと、自分の頭で理解できないと、相手を否定するという行為は、絶対にヤメたいものだと心から思いました。
特に、年長者がすることではありません。
んじゃ、退散♪

2024年3月27日 (水)

アコースティックとエレキをうまく使い分けた 『Speak to Me / Julian Lage』

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ジュリアン・ラージがブルーノートから4作目をリリースしました♪
ベースのホルヘ・ローダー、ドラムのデイヴ・キングとのレギューラー・トリオに、、
サックス奏者のレヴォン・ヘンリー、キーボーディストのパトリック・ウォーレン、ピアニストのクリス・デイヴィス といったゲストが参加。
 

そして、今回のプロデューサーは、シンガー・ソングライター、ジョー・ヘンリー。
ジュリアン・ラージのアメリカーナ路線との相性も良さそうだし、なにより、ラージは彼をとても信頼してるようだ。
そして、13曲、全てが彼のオリジナル!
 
 

オープナーの「Hymnal」から、ラージの美しいフレーズがめじおろし。
ライブの時にみた印象と同じように、こともなげに音色をコントロールして、、私の心を掴む。
ザクゼクしたカッティングが推進力と躍動感を生む「Northern Shuffle」。
「Omission」大空を飛翔する鳥のように自由で開放感のあるギターが素敵。
ロマンチックで夢見心地…タイトル「Serenade」、そのままの甘く柔らかなひと時。
 

ソロで演奏する「Myself Around You」は、まさにギターは小さなオーケストラ♪
 

旅情ムード漂う「South Mountain」、タイトル曲「Speak To Me」の奔放さ、痺れるっ!
力強い「Two and One」、ドラマチックが止まらない「Vanishing Points」。
「Tiburon」、ドラムの音の重なり、ギターの自在さが楽しいっ!
不思議な国に迷い込む「As It Were」、さまざまな国の音楽が聴こえてきそうな「76」。
 

終演は「Nothing Happens Here」、ポップでキュートなメロディ、そして、ギターの表現力。
 

アコースティック・ギターとエレキ・ギターを曲によってうまく使い分けて、
本当に沢山の音楽のの要素を感じさせながら、新鮮な響きを感じる。
本当に素敵なコンポーザーで、優しいメロディや癒しのメロディに溢れている。
買ってよかったです♪
 
 
1. Hymnal
2. Northern Shuffle
3. Omission
4. Serenade
5. Myself Around You
6. South Mountain
7. Speak to Me
8. Two and One
9. Vanishing Points
10. Tiburon
11. As It Were
12. 76
13. Nothing Happens Here
 

Julian Lage (ac-g, el-g)
Jorge Roeder (b)
Dave King (ds)
Kris Davis (p)
Levon Henry (as, ts, cl, alto-cl)
Patrick Warren (p, keys)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「South Mountain」。
 
 
んじゃ、退散♪

2024年3月24日 (日)

どの曲も彼女の佇まいにぴったり 『Stealing Moments / Viktoria Tolstoy』

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あの文豪の血を引くロシア系スウェーデン人のジャズ歌手ヴィクトリア・トルストイ。
ACT デビューからちょうど20 年ということで、「ファミリー(音楽の仲間)」と一緒に創りあげたアルバムがリリースされました。
 

プロデューサーのニルス・ランドグレンの他、イーダ・サンド、ヴォルフガング・ハフナー、セシリエ・ノルビー、ラース・ダニエルソン、イイロ・ランタラ、ヤン・ルンドグレンといったベテランミュージシャンといった、長年の友人や仲間たちが、、「彼女念頭」に置いた曲を書き下ろした意欲作。
そして、故エスビョルン・スヴェンソンのインストゥルメンタル曲で「Hands off」も収録!
 
 

オープナーの「A Love Song」、アコースティック・ギターが抒情を深め、胸に感情が流れ込む。
一転、明るくノリのよい「Good and Proper End」、ポップで軽やか「Wherever You're Going 」。
全編に清々しい空気感が流れる「Hands off」、お見事。
コンテンポラリー感覚溢れるギターと繊細なピアノの駆け引きとジャズ感覚が強い「Summer Kind of Love」。
しっとりと情感たっぷりな「I Don't Wanna Lose You 」、彼女の声の魅力をたっぷり味わえる「License to Love 」。
ポップで優しい力強さの溢れた「What Should I Do」、「Synchronicity」たんたんとした中の説得力。
終演はは、タイトル曲「Stealing Moments 」、しっとりしたギターとの対話も心地よく、インティメイトな時間。
 


ロマンティックで癒しの時間が過ごせます。。
豪華なメンバーから寄せられた曲が、どの曲も彼女の佇まいにぴったり。
レギューラーメンバーとのやりとりも、とても、インティメイトな雰囲気。
本当に魅力的で素敵なヴォーカリストですね。
 


1. A Love Song (Nils Landgren)
2. Good and Proper End (Iiro Rantala, Anna Alerstedt)
3. Wherever You're Going (Ida Sand)
4. Hands off (Esbjörn Svensson, Eva Svensson)
5. Summer Kind of Love (Jan Lundgren, Hanna Svensson)
6. I Don't Wanna Lose You (Ida Sand)
7. License to Love (Lars Danielsson, Caecile Norby)
8. What Should I Do (Ida Sand)
9. Synchronicity (Wolfgang Haffner, Anna Alerstedt)
10. Stealing Moments (anna alerstedt)
 

Viktoria Tolstoy (vo)
Joel Lyssarides (p exc #1, key #1, 8, 9, 10, celeste #3)
Krister Jonsson (el-g exc #1, ac-g #1)
Mattias Svensson (b exc #1)
Rasmus Kihlberg (ds exc #1, perc #6, 8, 9)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Stealing Moments 」。
 
 
んじゃ、退散♪
 

2024年3月17日 (日)

憧れの女性アーティストにインスパイアされた 『Elles / Youn Sun Nah』

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韓国出身、フランスを拠点に活躍するヴォーカリスト、ユン・サン・ナ。
1月に新譜がでていたのに、2月の終わりくらいに、、やっと、気がついた。。
 

今回は、彼女が憧れてきた女性アーティストを讃えた曲選び、米国のピアニスト、ジョン・カワードと、プロデューサーにも一部加わってもらいレコーディング。
 

オープナーは、彼女がジャズを演奏する決意をしたというニーナ・シモンの「Feeling Good」。プリペイド・ピアノが寂しく響き、彼女の歌声が切なく胸を打つ。
震える声がエモーショナルな「Cocoon」。
「I've Seen That Face Before (Libertango)」、ピアノソラの有名曲に歌詞をつけたものだけど、艶かしさが半端ない。
スタンダード「My Funny Valentine」、したり落ちるような感情の発露。
まるで、、おまじないようにような呟きから始まるサイケデリック・ロックの名曲「White Rabbit」。
胸をギュッとしめつけられる「Sometimes I Feel Like A Motherless Child」、昔、彼女の「アリラン」を聴いた時のようなソウルを感じる。
ジャズ・スタンダード「Baltimore Oriole」、パワフルに。
全編スキャットで勝負「Coisas Da Terra」、やっぱり強面もあったわ。
エディット・ピアフの名曲「La Foule」は、フランス語で力強く。
終演は「Killing Me Softly with His Song」、丁寧に丁寧に。
 

表現力抜群。
ジョン・カワードが基本的には音数すくなく寄り添い、彼女の歌の世界を支える。
声も大好きなんだなぁ。。
 
 

1.Feeling Good
2.Cocoon
3.I've Seen That Face Before (Libertango)
4.My Funny Valentine
5.White Rabbit
6.Sometimes I Feel Like A Motherless Child
7.Baltimore Oriole
8.Coisas Da Terra
9.La Foule
10.Killing Me Softly with His Song
 

Youn sun Nah (vo,kalimba,music box)
Jon Cowherd (p,fender rhodes,wurlitzer)
Tomek Miemowski (prepared piano 1,2,3)
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Sometimes I Feel Like A Motherless Child」。
 
 

んじゃ、退散♪

2024年3月16日 (土)

知的でキレッキレ、そしてハード・ボイルド 『Eagles Point / Chris Potter』

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騒いでいたメンバーがブラッド・メルドー、ジョン・パティトゥッチ、ブライアン・ブレイドというドリーム・チームによるクリス・ポッターこと、愛しのクリポタさまの新譜が先週リリースされました〜。
私は日本盤なので、「All The Things You Are」のサックス・ソロのボーナス・トラック付き。
 

ボーナス・トラック以外の曲は、全てクリポタのオリジナル。
 

時を告げる鐘のように響くメルドーのピアノから始まる「Dream of Home」。
テナーでゆったりと入ってきて、メンバーのプッシュで一気に加速。
「Cloud Message」、惜しみなく熱いソロを繰り広げるクリポタ、そして、メルドー。
メルドーが熱くて嬉しいっ。からのクリポタ・ソロもハード・ボイルド。
来たぁ、バスクラ・ソロで始まりテナーに持ち変える「Indigo Ildikó」。
メルドーのバッキングの美しさ。メロディアスなパティトゥッチのあとのピアノ・ソロの透明感。
 

タイトル曲「Eagle's Point」、緊張感ある中4人の自在な動きがスリリング。
常にタイトでキレッキレのブレイドのソロ、素晴らしすぎる!
ソプラノ一本で歌い上げるクリポタの歌心が胸に沁みる「Aria for Anna」。そして、ロマンチックなメルドーのピアノ・ソロが美しすぎて…その後の2人のデュオでも流石のプレイ。
 

「Other Plans」、内省的な雰囲気を保ちつつ、各自のソロは情感豊かで情熱的な演奏。
冒頭アルコとピチカートのオーバーダヴ、スパニッシュなムードを持った「Málaga Moon」、ここでもメルドーとクリポタのソロは熱く長尺。
終演は、躍動的なサックス・ソロに始まり、互いにプッシュし合って加速度のつく「Horizon Dance」。まるで、豪華なメンバーを誇るようなソロが続き終演!
 

日本盤ボーナス・トラック「All The Things You Are」。
9分34秒の完全なテナー・サックス・ソロ。
現代最高峰のテナー・サックス奏者からのプレゼントは、テナー無双なお姿。
 
 

クリポタのソロは、もちろん、メルードーのソロが素晴らしい。
そして、彼らを乗せて推進力をパワーアップさせるパティトゥッチとブレイドが完璧です!
キレッキレで知的、そしてハード・ボイルドな一枚。
絶対に今年のベストに入ってきますよね!
 

1. Dream of Home
2. Cloud Message
3. Indigo Ildikó
4. Eagle's Point
5. Aria for Anna
6. Other Plans
7. Málaga Moon
8. Horizon Dance
 

日本盤ボーナス・トラック
All The Things You Are
 

Chris Potter (ts, ss, b-cl)
Brad Mehldau (p)
John Patitucci (b)
Brian Blade (ds)
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Cloud Message」。
 
 

んじゃ、退散♪

2024年3月13日 (水)

ゾーンの入ったその高揚感! 「大惨事 トリオ (中村 真トリオ)@ Jazz FLASH (3/11)」

大惨事 トリオ @ Jazz FLASH (3/11)
中村 真 (p) 落合 康介 (b) 大村 亘 (ds)
 
 
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第三次と打ち込むところ、変換間違いで大惨事とでたのをユーモアを交えてそのまま使っているらしい。
決め事少なく、そこに提示された音を使っていかに自然に音楽で会話できるか、、
って、いうのことらしいけど、、
それは、3人の音楽的な力と、感性の勝負、って、ことですよ。
 

基本、ピアノが弾き始めたフレーズの中に、モチーフとなる音楽が隠れている。
すぐに3人で、反応し合うこともあれば、しばらくの間ピアニストの独自のアプローチで世界を創造することもある。
素材がスタンダードであっても、誰もが分かる感じでテーマを弾くことはまず無い。
 

やがて、3人で、、即興でその場その場を作り上げていく。
誰かが出した音に、誰がどんな反応するのかスリリングな瞬間瞬間が続く。
本流に向かって集約された音が厚くなって、どんどん加速されていって、
ゾーンに入った感の、、その高揚感は半端なかった。。。
それぞれ個性的だけど、しっかり音で繋がっているメンバー。
 

ジャズ・スタンダードだけでなく、ショーターの「Infant Eyes」、80日間世界一周の「Around The World」なんてのも。
「Infant Eyes」みたいな、、美しくスピリチュアルな曲は、このトリオにぴったりで、
恐ろしいまでの美しさをかんじ、私的にはこの日の一番かなぁ、、と、思ったのですが、
凄いなぁ、と、思ったのは「Around The World」です。
のんびりゆったりお気楽なメロディを扱いながら、どこか不思議な世界をもってましたもの。
 

自分たちを追い詰めることで、新しい世界が広がるなら、って、チャレンジ精神。
いつ大惨事になっても、おかしく無い大惨事トリオ。
今回は、概ね、惨事はのがれ、大賛辞の気分でございました。
 

ということで、週明けから、大打ち上げてしまい、、備忘録となりました。m(_ _)m
皆さん、週明けからありがとうございました。m(_ _)m
マスター&女将!いつも、ありがとうございます。
 
 
 
んじゃ、退散♪
 



2024年3月11日 (月)

驚きのスピード感 「GTO Trio @ 新宿ピットイン (3/9 夜)」

GTO Trio @ 新宿ピットイン (3/9 夜)
Gadi Lehavi (p) Tal Mashiach (b) Ofri Nehemya (ds)
 
Gtotrio
 

状況のタイミングで、ピットインでの夜ライブに行けた!
イスラエルの若手ジャズメン3人のバンドで、それぞれの頭文字をとったバンド名。
 

3人ともそれぞれ活躍しており、各自楽器のも凄腕。
その凄腕3人が、バンド名どおり3人全員がリーダーのように各自の才能を発揮した演奏。
そのスピード感は、半端ないですよ。

ベースを挟んで、ピアノとドラムが向かい合うかたちなので、
特に2人の応酬の速さ凄さは、呆気にとられるほど。
フリ・ネヘミャ、噂通り凄いです。スピード感あって超正確無比。
ガディ・リハヴィ、そのフレーズに色々な音楽が感じられ多彩。
アスリートの全力ダッシュになってしまうところを、、
ベースのタル・マシアは、ギターも弾くそうで、速さだけでなくメロディアスで魅力的。
スピード感と抒情の成立♪
 

激流下りに乗っているようなスリリングから、乙女の恋心のようなリリカルまで。
すべて、オリジナルだったようですが、最後までとても面白く聴けました。
1曲、観客に歌わせて演奏したのがあったけど、それも、ご愛嬌って感じ。
3人とも、脈々と続くジャズの遺伝子をしっかり感じるジャズメンでした。
 
 
圧倒され、興奮しちゃった。
サインをいただき、握手ももらって帰りました。
 
んじゃ、退散♪

2024年3月10日 (日)

そう…ドミニク・ミラーも来日するのよねぇ。。

Special_dominicmiller
(コットン・クラブのHPからお借りしました)
ドミニク・ミラーも来日するのよねぇ。。
ECMのアーティストで、スティングの片腕ギタリスト、ドミニク・ミラー。

去年は、『Vagabond』で、楽しませてくれました!
 
彼が、4月に丸の内のコットン・クラブでライブするのですよ♪
 
 
Dominic Miller (g)
Jason Rebello (p,key)
Nicolas Fiszman (b)
Ziv Ravitz (ds)
 
『Vagabond』とほぼ一緒のメンバー。
ヤコブ・カールソンからUKのベテラン・ピアニストであるジェイソン・リベロに変わってます。
ん?スティング繋がりかな。。
 
これも、いきたいっ。
ちなみに、生ミラーさまは、めちゃセクシーなのですよぉ。
 
んじゃ、退散♪

2024年3月 9日 (土)

フレッド・ハーシュのソロ・アルバムがECMからリリースされる!

わ〜い、いよいよです!!
 

やっぁぁぁと、アルバムがリリースされます♪
 
★ Silent, Listening / Fred Hersch ★
 
Silent_listening
 

ピアノの詩人と称されるハーシュが選んだ既存曲4曲とオリジナル7曲。
これらの曲が、どんな感じに演奏されているのだろう、、と、考えるとワクワクです。
 
 
リリース・ツアーで、是非とも、来日を!
 

1. Star-Crossed Lovers
2. Night Tidelight
3. Akrasia
4. Silent Listening
5. Starlight
6. Aeon
7. Little Song
8. The Wind
9. Volon
10. Softly, As in A Morning Sunrise
11. Winter of My Discontent
 

 Fred Hersch (p)
 
 
んじゃ、退散♪

2024年3月 6日 (水)

憧れのニューヨーク・ナイト♪ 「TOKU・海野 雅威 DUO CONCERT @ りゅーとぴあ スタジオA (3/5)」

TOKU・海野 雅威 DUO CONCERT @ りゅーとぴあ スタジオA (3/5)
TOKU (vo, flh) 海野 雅威 (p)
Toku_
 
(このピアノは、海野さんのお師匠さんハンク・ジョーンズ氏がステージで最後に弾いたピアノ)
新潟市内で、フルリューゲル奏者で歌手のTOKUさんと、ピアニストの海野 雅さんという素晴らしいメンバーのデュオのライブが開催されるとのことで、行ってきました。
新潟でのTOKUさんのライブは、去年のクリスマス・ライブ。
海野さんは、なんと13年ぶりの新潟だそうです。
 
2人とも、ハンク・ジョーンズとロイ・ハーグローヴという偉大なミュージシャン繋がりで、
MCでも、彼らのエピソードが沢山出てきました。
いつか、、そんなエピソードをまとめた本がでることを願って、
今回は、おとなしく口を噤んでいたいとおもいます。笑
あの映画でもあったように、本当に次に何を演奏するか、、
数えだしするまで判らないことが日常だったんですって。
 
 
で、ライブ、、向かい合うかたちで、座った2人。

オープナーの「‎My Foolish Heart」から心が奪われる。
オーセンティックなジャズ・ピアノのスタイルの海野さん。
グルーヴィーで、やっぱりニューヨークの音がする!
出だしは、繊細で美しいフレーズを奏でても、
TOKUさんと呼応して、増幅して、2人で変幻自在。
歌でも、フリューゲルでも、海野さんの相手の気持ちを掬い上げる演奏は半端ない。
そして、音数が多くなって和音を連打されるような状況になっても、絶対にダサくならない。
不思議なくらいスッキリ、ダンディでかっこいい。
 

ロイ・ハーグローブののオリジナル「Divine」のかっこよさよ!
天国に音が舞い上がっていくようで、なんだか、胸がしめつけられる。

 

歌とブリリアントなフリューゲルで対応した「Never Let Me Go」も、めちゃくちゃエモーショナル。
海野さんのオリジナル「I Am, Because You Are」の優しさよ。
素敵な曲でした…卒業式とかで流すような心の灯火になるようなメロディ。

 
アンコールにも対応してくれて、サイン会も開いてくださって、、
本当に、ありがとうございました。m(_ _)m
 
 
陳腐な言い回しで恥ずかしいのですが、私的憧れのニューヨーク・ナイトでございました。
大変に、気持ちが高揚してましたので、笑
りゅうとぴあから比較的近い美味しいワインを気軽に飲める「ピノとグリ」で、、
飲んで騒いでしまいました。m(_ _)m
 
んじゃ、退散♪

2024年3月 4日 (月)

気魄に圧倒された1時間弱 「Wolfert Brederode Piano Solo @ Jazz Flash (3/3)」

 
Wolfert Brederode Piano Solo @ Jazz Flash (3/3)
Wolfert Brederode (p)
 
Wolfert_brederode
 
(新潟市でのサポーター、樋口さまのfacebookより拝借m(_ _)m)

ECMのアーティスト、ヴォルフェルト・ブレデローデがソロでジャズフラッシュでライブとの事で参戦でした。
プロモーターの大沢氏との話し合いの結果、ソロのライブは、一部制にして演奏に集中したいとのことで、インプロビゼーションの一本勝負、全集中の約1時間弱。


冒頭では、内部奏法もあったりしましたが、これはピアノと一体化の儀式?のような感じで、、
実際にゾーンに入った状態では、ただただ、鍵盤を弾いていました。
最前列で、聴くことができたのですが、繊細なタッチでダイナミクスをコントロールし、
内なる心象風景をディープに表現!
気魄に圧倒され、一音も逃すことができない金縛り?状態。


何処か物悲しく、レクイエムのように聴こえたと思えば、エモーショナルに燃え上がったり、次々と心を揺さぶられる時間でした。
世界で起きているさまざまなことに、憂いをもって自身の気持ちをぶつけているような感じがしました。
なので、どちらかといえば、全体に暗く重たい内容が多かったのですが、、
私自身は、なぜかその真摯な演奏に、活力をもらえた感じで、テンションが上がりっぱなし。
交差した右手で弾くメロディ、カッコよかったなぁ。。
終演後も高揚した気持ちを抑えきれませんでした。


うん、感動した!
めっちゃ、濃かったぁ〜。


で、ちょっと戯言。
1時間弱続いた即興演奏の終わりに、
アメリカのフォーク・ソングを演奏してくれました。
短い短い演奏…
当初、最初の即興が凄かったので、この演奏はいらないのでは?と、思ったのですが、、
しばらくしてから、これは彼のお礼の気持ちなのかも、、なんて、思いました。
うまくいえないけど、長時間の即興は音楽家のエゴというか、性というか、
基本、聴衆を意識したもではないと思うのです。


実際、終演後に「疲れた」って、お話を周りでされている方がも多かったのです。
私は、「ええ?」だったのですが、(本当に、あっという間だったんですよ)
大沢氏は、「長時間の即興は奏者も聴衆も疲れますからね」と、さり気無くフォローされてました。
もしかしたら、そういう気持ちを汲んでの演奏だったのかもなぁ、、なんて。
 

写真撮るのを忘れましたが、、
『Ruins and Remains』にサインをいただきました♪


大沢氏、樋口さま、、フラッシュのマスター&女将、どうも、ありがとうございました。
私のソロ・ピアノのライブの最高峰は、未だにBobo Stenson Solo Piano @ 永福町なのですが、
ちょっと、その時の感動を思い出してしましました。。
 
んじゃ、退散♪
 

2024年3月 3日 (日)

きゃぁぁ、ガブリエル・カヴァッサが来日する♪

Gabrielle_cavassa
 
(ご本人のfacebookからお借りました。m(_ _)m)
 
ジョシュア・レッドマンの名門ブルーノート移籍第1作目 『Where Are We』の準主役、ガブリエル・カヴァッサ。
めちゃくちゃ、歌が巧くてびっくりして、いっぺんで大好きになりました。
その彼女が、ジョシュアと一緒に来日して、ブルーノート東京で演奏する!
 
 
 
Joshua Redman (sax)
Gabrielle Cavassa (vo)
Paul Cornish(p)
Philip Norris(b)
Nazir Ebo(ds)
 
 
三日間!
メンバーは、アルバムとは違うけれど、楽器の構成は一緒。
う〜ん、期待できますよねぇ。。
  
 
ガブリエル・カヴァッサを目の前で聴いてみたいっ!!
行けると良いのだけれど。。。
 
んじゃ、退散♪

2024年3月 2日 (土)

雪祈!! 「BLUE GIANT EXPLORER 9」から「BLUE GIANT MOMENTUM 1」へ

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いよいよ、「BLUE GIANT MOMENTUM」から舞台はニューヨークです。
最終章に入ったんだなぁ、、と、感慨深い。

しかし、今回は、やっぱり、ピアノマン・雪祈の登場の「「BLUE GIANT EXPLORER 9」だなぁ。
ニューヨクに行く前に、立ち寄る(と、いうか寄った)ボストン。
そこには、世界中から音楽を勉強にくる音楽大があった。
大は雪祈がここにいると確信している。
会いたい。
しかし、日本を発ってから、一度も彼に連絡をいれていない自分に引け目を感じてもいる。

ここで、思い出さなくてはいけないのは、「BLUE GIANT10」での号泣エピソード。
あれほどその舞台に立つことを望んでいた雪祈は、前日の交通事故による怪我で、
憧れのSo Blueの舞台に立つことはできなかったのだ。

映画では、奇跡的に舞台に現れ左手だけで演奏し、拍手喝采という、、
ライブに参加できる神サプライズに、変更されていたけれど、、
実際のストーリーでは、2人だけ演奏し、そして、翌日にお見舞いにいった。

ベッドに横たわっている雪祈からバンドの解散を提示される。

「大は、一日もとまっちゃいけない」

と、海外行きを後押しされる。

それから、2年以上たって、音大の「作曲科」にいる雪祈と再会。
相変わらず、プライドが高くて、自信家の一見鼻持ちならない奴。
同情なんて、もっての外だ。
そう、未だ、思うように動かぬ右手を心の闇としている雪祈。

その雪祈の曲をライブで演奏することに。
会場に来た雪祈には、思いがけない試練が待っている。。

そろっと、ニューヨークに行くのだろうなぁ、、と、
思っていたので、「BLUE GIANT MOMENTUM 1」は、
この後もきっと、山あり谷ありで、頂点に上り詰めていくのだろうけど、、
それは、これ以降のお楽しみ。

今回は、雪祈との再会と再起のきっかけに胸が、、ずっきゅーん。

しかし、巻末のインタビューで、彼が語ってしまった。。
と、いうことは、、もう、2人の共演も、、絡みも、、ないのだろうなぁ。
寂しい。

良い回だったです。はい。

んじゃ、退散♪

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