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音楽で拡がる輪

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2024年2月11日 (日)

荘厳で…しっかりと硬派な演奏 『The Blue Land / Matthieu Bordenave  Florian Weber  Patrice Moret  James Maddren』

The_blue_land
 

ECMが続いちゃってますね。汗
福盛 進也氏の『For 2 Akis』に参加していたフランス人サックス奏者マチュー・ボルドゥナーヴのECM2作目。
メンバーは、ドイツ人のピアニストのフロリアン・ウェーバー、フランス人ベーシストのパトリス・モレ、イギリス人のドラマーのジェームズ・マドレン。
マチュー・ボルドゥナーヴのオリジナル8曲とジョン・コルトレーンの曲で全9曲。
 

オープナーは、どこか試作的な雰囲気の「La porte entrouverte」。現代音楽風のピアノ、穏やかなサックスの響きなので、全体には硬質な感じ。
タイトル曲「The Blue Land」、各自が独特な動きで実験的な音遣いの暗く重いいサウンド。
コルトレーンの「Compassion」、その精神世界を重視した感じで完全にボルドゥナーヴたちの世界。
硬質透明感あるピアノが美しい「Cyrus」、空気をたっぷり吹き込んだ「Refraction」。
ドラムの刻むリズム「Distance」、フリーのハード・アクション。
静かで強面な動くの「Three Four」。
「Timbre」、モーダルに始まって、アブストラクトに。
 

終演は、「Three Peaks」、静かで穏やか甘さはないけれど、感動的な1曲。
 
ボルドゥナーヴ は、テナーとソプラノを効果的にシームレスに使い分けてる。
静かそうにみえて、、なんというか、荘厳でしっかりした硬派の演奏が続く。
うん、やっぱり、コレもECMのサウンド。
 

1. La porte entrouverte
2. The Blue Land
3. Compassion
4. Cyrus
5. Refraction
6. Distance
7. Three Four
8. Timbre
9. Three Peaks
 

Matthieu Bordenave (ts,ss)
Florian Weber (p)
Patrice Moret (b)
James Maddren (ds)
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「La porte entrouverte」。
 
 

んじゃ、退散♪

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