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音楽で拡がる輪

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2024年2月 7日 (水)

貴方が思い浮かべるECMの世界… 『Touch of Time / Arve Henriksen Harmen Fraanje』

Touch_of_time
 

ECMからノルウェーのトランペッター、アルヴェ・アンリクセンとオランダのピアニスト、ハーメン・フラアニェによるデュオ作品がリリースされた。
 


アンリクセンは、日本の尺八にも影響をうけており、空気をたっぷり混ぜ込んだようなざっくりとした音色、小節(こぶし)風のフレーズもあって、私たちには尺八を連想させる。
フラアニェは、ベーシストのマッツ・アイレットセンのアルバムにも参加しており、常に1音の可能性を重視したリリカル&クリエイティブな姿勢。
2人ともECMで活躍するアーティスト。
 

3曲(3, 5, 7)がフラアニェの曲で、残りの7曲は共作。
北欧の即興シーンで活躍してきた2人の作品は、インタープレイをより展開するために、あらかじめタイトル、メロディーを準備して演奏に望んでいるよう。
 

オープナーの「Melancholia」から寂寥とした風景が広がる。ひたすら空中を漂う誰かの記憶のような感じ。
穏やかな中に温もりと日差しを感じる「The Beauty of Sundays」。
「Redream」、重力もなく夢の中を徘徊するように。
「The Dark Light」、深い闇に引き込まれていく感じと、、2人のやり取りから感じる救い。
冒頭の美しいピアノの演奏に心癒される「What All This Is」。
エレクトロニクスが効果的不思議な国の「Mirror Images」。
タイトル曲「Touch of Time」、ゆったりした優しい流れが心地よい。
短い短い「Winter Haze」からの「Red and Black」。
終演は、「Passing on the Past」、再び寂寥とした風景の中を漂う。
 


空中を漂うような浮遊感と心落ち着く静けさを持ち、瞑想的。
互い対して、繊細な感性でやり取りが進んでいく。
静寂、叙情的でエレガント、貴方が頭に思い浮かべるECMの世界が広がっている。

 

1. Melancholia
2. The Beauty of Sundays
3. Redream
4. The Dark Light
5. What All This Is
6. Mirror Images
7. Touch of Time
8. Winter Haze
9. Red and Black
10. Passing on the Past

 

Arve Henriksen (tp, electronics)
Harmen Fraanje (p)
 

今日のおまけは、アンリクセンのトピックにあった「Melancholia」。
 
 

んじゃ、退散♪

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JAZZ(Far North )」カテゴリの記事

コメント

Suzuckさん,おはようございます。当方ブログへのリンクありがとうございました。

このアルバムの静謐さ,サウンドはまさにECM的と言ってよいもので,聞く人は選ぶかもしれませんが,はまる人間は絶対はまるタイプの音楽でした。

最近はECMにもいろいろなタイプの音楽が増えましたが,こういう音は長年のレーベル・ファンには受けるんだろうなぁと思っていました。いずれにしても私もこの音を堪能したってところです。

ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2024/03/post-5db618.html#comments

閣下、コメントとリンクをありがとうございます。m(_ _)m

> 最近はECMにもいろいろなタイプの音楽が増えました

そうですよね。
でも、昔もバラエティに富んでいたとも思います。他のレーベルでは リリースしないようなものとか。時代が当時に追いついてきたかもしれませんね。

うん、ベタですがE C Mぽいって言い方がぴったりですね。

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