圧倒的なテクニックと歌心 『Jesse van Ruller Trio @ COTTON CLUB 東京 (11/21 1st)』
Jesse van Ruller Trio @ COTTON CLUB 東京 (11/21 1st)
Jesse van Ruller (g)
Sebastiaan Kaptein (ds)
Satsuki Kusui (b)
ジェシ・ヴァン・ルーラーは、ブログを始める前からのファンなのですが、、
ライブは2015年に『Phantom 』をリリースしたタイミングのコットン・クラブにお伺いしただけでした。
今回、7年ぶりの来日で、ドラムとベースは日本で活躍するメンバー。
最近、新譜も追いかけられていないのですが、ドラムが新潟でもよく演奏するセバスティアン・カプテイン、ということで、、予約しましたよん。
ええと、、ジェシの何が好きかって、、
やっぱり、バキバキと力強く高速で弾き倒すテクニックと、、歌心の同居。
繊細さと無骨さの両方で、私をノックアウトさせるジャズ・ギターの王道で正攻法、渋いギタープレイに痺れます。
若い頃の美形な感じも、良い感じの歳をへて、ダンディなおじさまそのもの。
ご本人は、中央に位置し、向かってすぐ右にベーシスト、その右にドラマーの配置だったので、
演奏中は彼らの方に向きがち…ドラムの前でしたが、ギターは常に正面な感じでした。
お初のベーシストの楠井 五月さんは、アイコンタクトもばっちり、
初共演だそうですが、ギター・ソロの後のベース・ソロも情熱的で強力、、ボティ・パーカッションなどもさりげなく。
ドラマーのセバスチャンは、手数足数多いけれど雲の上を歩くような感覚で煩さが全くなく、相変わらず綺麗な音でサウンドを多彩に彩る。
お初のベーシストの楠井 五月さんは、アイコンタクトもばっちり、
初共演だそうですが、ギター・ソロの後のベース・ソロも情熱的で強力、、ボティ・パーカッションなどもさりげなく。
ドラマーのセバスチャンは、手数足数多いけれど雲の上を歩くような感覚で煩さが全くなく、相変わらず綺麗な音でサウンドを多彩に彩る。
スタンダードの「Yesterdays 」で始まって、「 Con Alma 」へ、、
昔のオリジナルやジョー・ヘンダーソンの「Punjab 」、そして、新しいオリジナルと幅広く多彩な感じ。
アンコールは、エリントンの「Come Sunday」、ゆったりとテーマを響かせ、、ベースもボーイングで奏でたり、、
アンコールは、エリントンの「Come Sunday」、ゆったりとテーマを響かせ、、ベースもボーイングで奏でたり、、
なんだか、終演の寂しさを感じてました。。。
何曲は、エフェクターやルーパーを使ったりして、曲の表情を深めていたのだけれど、、
印象に残ったのは、長尺で一音一音を力強く弾く姿は、ダンディズムダダ漏れっす。
ギタリストが憧れる圧倒的なテクニックと歌心、、やっぱり、ギターの雄です!
はい、コットン・クラブのお土産でっす。
愛機 フルアコのWestville Aruba ♪
んじゃ、退散♪
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