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音楽で拡がる輪

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2023年11月

2023年11月26日 (日)

レトロ・モダン…今と昔の混在した愛の物語 『Bewitched / Laufey』

Bewitched

クラシックのバイオリニストの中国人の母親と、ジャズが好きなアイスランド人の父親を持ち、
現在はロスに在住するレイヴェイは、チェロ奏者でシンガー・ソング・ライター…ギターやピアノも演奏するマルチ奏者でもある。
双子の妹ジュニア・リンもヴァイオリン奏者で、このアルバムでも3曲に参加している音楽一家に育つ。
 
2ndアルバムとなる新作は、タイトル曲「Bewitched」を最初に決め、曲を作り上げていった統一感あるロマンティックな内容。
唯一のカバー曲「Misty」も、その路線から外れることはない。
 
「Dreamer」レトロ・モダンな雰囲気は、まるで昔懐かしい映画の世界。
ジュニア・リンのバイオリンが優雅に響く「Second Best」、「Haunted」。
胸の高まりを感じる「Must Be Love」、乙女でロマンチックな「While You Were Sleeping」。
「Lovesick」ちょっと、力強く8ビートに気持ちをのせて。
フィルハーモニア管弦楽団が入って、エモーショナルに歌い上げる「California and Me」。
ピアノ演奏で「Nocturne」、間奏。
しっとりと情感をこめて「Promise」、ガット・ギターにのせてボサ調「From the Start」。
ピアノ・トリオの演奏でえろる・ガーナーの「Misty」、神秘的…素晴らしい♪
「Serendipity」、優しく穏やかに、愛おしむ気持ちに満ちた「Letter to My 13 Year Old Self」。
終演は、タイトル曲「Bewitched」にも、フィルハーモニア管弦楽団が入る。
でも、シンプルな小さな音を大切にした演奏。
 


ビブラートの入るヴェルベット・ボイスに惹かれる。
キュートな見た目を裏切る深みのある歌声、そして、今と昔の混在した愛の物語。

 



1. Dreamer
2. Second Best
3. Haunted
4. Must Be Love
5. While You Were Sleeping
6. Lovesick
7. California and Me
8. Nocturne (Interlude)
9. Promise
10. From the Start
11. Misty
12. Serendipity
13. Letter to My 13 Year Old Self
14. Bewitched
 

Laufey (vo,
Junia Lín (vin) #2, 3, 6
The Philharmonia Orchestra #7, 14



今日のおまけは、ご本人があげていた「Promise」。

 

 
んじゃ、退散♪

2023年11月25日 (土)

ヒュッゲなひととき 「ポロの音楽会 (11/23)」


ポロの音楽会 (11/23)

Ove Ingemarsson   (ts)  Fabio Bottazzo  (g)
 
Unnamed1

 


お馴染み、スウェーデン出身のオーべさんとイタリア出身のファビオさんのデュオ・ライブ、ポロの飲み物とイタリア焼き栗付き!行くよね♪

オープナーは、ファビオさんのオリジナルで「The sun and birds」。
晩秋ではあるけど、明るい日差しを感じる曲で、裏表ってあまり感じない2人の演奏。
オーべさんの美しい音色を生かして魚沼の子守唄「ねんねんねったか」、三拍子の揺らぎとギターの響きが美しい「Dondolando」。
イタリアの作曲家、モリコーネ親子のメドレーで「ニュー・シネマ・パラダイスのメイン・テーマ~愛のテーマ」、ゆったりと、、ギターとテナーのユニゾンが哀愁を誘う。
1stの最後は、パット・メセニーの名曲「James」、失礼だけど、、もしも、マイケル・ブレッカーが吹いたらこんな感じかもなぁ。。なんて。m(_ _)m

休憩中は、ファビオさんの大好物なイタリア焼き栗の説明と試食〜♪
このイタリア焼き栗、私も大好きで、専用フライパンを欲しいのだ!!
どなたか、売っているお店をしっていたら教えてください!!

2ndは、まず2曲続けてルーパーやエフェクター?も使ったファビオさんオリジナル。
「UMI」軽快なギター・ソロがサウンドが印象的、「In Un Giorno Di Pioggia」物悲しいメロディと2人それぞれが持つ哀愁が気持ちに響く。
オーべさんの「Ohana」 、少し日本情緒の入った優しい曲。2人の息の合った演奏で描き出される光景は天国そのもの。
スウェーデンのフォーク・ソング「Dear Old Stockholm」、日本ではスタン・ゲッツで有名ですよね。素朴な美しいメロディを、サックスが奏で、ギターが繊細に彩る。
終演は、ファビオさんオリジナル明るく元気な「前に進もう♪」。

そして、アンカールは、イタリアの作曲家ニーノ・ロータ「ゴッドファーザー 愛のテーマ」。
オーべさんの持つスェーデンの音楽の哀愁は、イタリアの哀愁にもぴったりきますね。


オーべさんの美しいトーンはいつ聴いても最高、ダイナミクスもしっかりコントロール。
そして、常に相手を気遣いながら、演奏で繊細に感情のやりとりをするファビオさん。
冬の気配が漂う森の中の隠れ家も、その温かな音色とメロディアスな楽曲で ふんわりと幸せ色。
名手のデュオに 気持ちがほっこりしました。

そして、焼き栗とポロのスパイスの効いたシナモンロール&珈琲!
 
Unnamed2
 
まさに、ヒュッゲなひととき♪

2023年11月23日 (木)

アイスランドから愛をこめて 『A Very Laufey Holiday! / Laufey』

A_very_laufey_holiday


先日、ノラ・ジョーンズとレイヴェイのクリスマス・アルバムを調べていたときに、
レイヴェイが、ストリーミングでミニ・クリスマス・アルバムを出していることに気がつきました。
 

どうやら、2021年から毎年「A Very Laufey Holiday」というプロジェクト名でクリスマス・ソングを1曲カバーしていて、
2と3に続き、今年は1を追加してクリスマス・ミニアルバムという感じにしたのだとおもいます。

と、可能性としては、、来年以降も1曲づつ増え、いずれはクリスマス・アルバムとしてリリースするかもしれませんよねぇ。。

オープナーは、シナトラの名演でも知られる「Christmas Dreaming」。
ゆったりと、優しく歌い上げる優雅な時間。
ストリングに誘われて「The Christmas Waltz」、まろやかな歌声がそっと私たちを包んでくれる。
子どものたちの可愛らしいコーラスも雰囲気にピッタリ。
ドディとして知られる英国のシンガー・ソング・ライターDorothyMiranda Clarが参加した「Love To Keep Me Warm」。
大御所たちもカバーしたウィンター・ソングを、明るくでもしっとりジャジーに、デュエット。

まろやかで温かな声で、20代半ばとは思えない抱擁力で私たちをそっと包んでくれる。
楽器は最小限に音楽を奏で、時折ストリングスが色彩を豊かにしてくれる。
憂世の忙しさを忘れる7分間。


1. Christmas Dreaming
2. The Christmas Waltz
3. Love To Keep Me Warm 
 
 
 

んじゃ、退散♪

2023年11月22日 (水)

圧倒的なテクニックと歌心 『Jesse van Ruller Trio @ COTTON CLUB 東京 (11/21 1st)』

Jesse van Ruller Trio @ COTTON CLUB 東京 (11/21 1st)
 

Jesse van Ruller (g)
Sebastiaan Kaptein (ds)
Satsuki Kusui (b)
 
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ジェシ・ヴァン・ルーラーは、ブログを始める前からのファンなのですが、、
ライブは2015年に『Phantom 』をリリースしたタイミングのコットン・クラブにお伺いしただけでした。
今回、7年ぶりの来日で、ドラムとベースは日本で活躍するメンバー。
最近、新譜も追いかけられていないのですが、ドラムが新潟でもよく演奏するセバスティアン・カプテイン、ということで、、予約しましたよん。
 

ええと、、ジェシの何が好きかって、、
やっぱり、バキバキと力強く高速で弾き倒すテクニックと、、歌心の同居。
繊細さと無骨さの両方で、私をノックアウトさせるジャズ・ギターの王道で正攻法、渋いギタープレイに痺れます。
若い頃の美形な感じも、良い感じの歳をへて、ダンディなおじさまそのもの。
 
ご本人は、中央に位置し、向かってすぐ右にベーシスト、その右にドラマーの配置だったので、
演奏中は彼らの方に向きがち…ドラムの前でしたが、ギターは常に正面な感じでした。
お初のベーシストの楠井 五月さんは、アイコンタクトもばっちり、
初共演だそうですが、ギター・ソロの後のベース・ソロも情熱的で強力、、ボティ・パーカッションなどもさりげなく。
ドラマーのセバスチャンは、手数足数多いけれど雲の上を歩くような感覚で煩さが全くなく、相変わらず綺麗な音でサウンドを多彩に彩る。
 

スタンダードの「Yesterdays 」で始まって、「 Con Alma  」へ、、
昔のオリジナルやジョー・ヘンダーソンの「Punjab 」、そして、新しいオリジナルと幅広く多彩な感じ。
アンコールは、エリントンの「Come Sunday」、ゆったりとテーマを響かせ、、ベースもボーイングで奏でたり、、
なんだか、終演の寂しさを感じてました。。。
 

何曲は、エフェクターやルーパーを使ったりして、曲の表情を深めていたのだけれど、、
印象に残ったのは、長尺で一音一音を力強く弾く姿は、ダンディズムダダ漏れっす。
ギタリストが憧れる圧倒的なテクニックと歌心、、やっぱり、ギターの雄です!
 

はい、コットン・クラブのお土産でっす。
愛機 フルアコのWestville Aruba ♪
 
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んじゃ、退散♪

2023年11月19日 (日)

そのきらめきに、ときめく 「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき @ 新潟県立万代島美術館」


少し前に、新潟の万代島美術館で開催中のイッタラ展(12月10日まで)に行ってきました♪
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何年か前に、フィンランドにフィンエアーでいったのですが、
機内はフィンランド・デザインに溢れており、グラスはイッタラのタピオ・ヴィルカラの「ウルティマ ツーレ」のシリーズでした。
ラップランドの氷が溶ける様子にインスピレーションを得たものだそうで、
家人が大層に気に入り、ヘルシンキのイッタラ・アラビア・デザインセンターで、記念に何品か買い求めました。
通販を使えば簡単に手に入る品々ですが、そこは自分たちのお土産、ってことで。笑

その時に、その品揃えに圧倒されたのですが、今回は美術館で、手には届かない貴重な品々がみれるようですし、、

「フィンランドを代表するライフスタイルブランド、イッタラの創立140 周年を記念する展覧会。20 世紀半ばのクラシックデザインやモダンデザインのガラスを中心に、陶器や磁器、映像やインスタレーションを交えた約 450 点を通してイッタラの世界をご紹介します。」

との案内に心ワクワク。
しかも、動画や接写はNGでしたが、マナーをまもった写真はオッケーでした。

入場すると正面はには、イッタラの誇る数々のフラワー・ベースのお出迎え。
もう、ここで、、目を奪われ記念撮影。笑
そこから、ガラス工房だったイッタラが北欧の数々の名門を統合し、
テーブルウェアを総合的に扱うようになるまでの発展と歩みの歴史が説明されています。
低迷期もあったようですが、今は安定した経営のようです。

その後に、「イッタラーとデザイナー」ということで、
代表的なデザイナー8人の特徴と代表的な作品が展示されていました!

アイノ・アアルト、アルヴァ・アアルト、カイ・フランク、オイバ・トイッカ、
ティモ・サルパネヴァ、オイバ・トイッカ、アルフレッド・ハベリ、ハッリ・コスキネン

もう、綺羅星のごとくですよね。。
名前は分からなくても、作品をみると、、「あっ!」と、思う人たち。
デザインの持つ強い力を感じます。

全てが素晴らしく素敵で、誰が良いと言ってられないのですが、、
自然の素晴らしさを多くのデザインに取り入れたタピオ・ヴィルカラに一票。笑

その後に、「イッタラを読み解く13の視点」というコーナーがあって、
さまざまな角度からイッタラを知ることができます。

また、動画で制作の過程を説明しているものあって、
有名なオイバ・トイッカのバードの作成過程の動画もあって、
吹き竿の先に巻きつけられたガラスの塊が、過程ことにどんどんと「バード」に近づいていき、
最後に頭をつけ!、クチバシを調整して切り離すところまでが圧巻です!
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そのバード・トイッカが立体的にたくさん飾られているコーナーも必見。
また、日本との関係や日本人のコレクターの方の作品もあって最後まで大満足です。

一番の感動は、オイバ・トイッカのオブジェ「パーダリンヤー(パーダル湖の氷)を観ることができたことです。
厳しく辛い厳冬をこんなに美しい作品にしてしまうなんて。。
素晴らし過ぎです!!
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Bunkamura ザ・ミュージアムのHPからおかりしました。(Photo: Johnny Korkman)

是非、フィンランドガラスのきらめきに、ときめいてくださいね。
んじゃ、退散♪

2023年11月18日 (土)

ノラ・ジョーンズと、アイスランドの新星レイヴェイのクリスマス盤がでる♪


Blue Note Recordsから、ジャズとポップの感性をシームレスに融合させる2人のクリスマス・シングル盤(7インチ)がでちゃいます。
すでに、Apple Musicでは、聴けちゃうのですが、、ここでは、12月15日のレコードのリリースを待ちます。。
 


★ Christmas with You / Norah Jones    Laufey ★
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A面B面に1曲づつですね。
A面は、定番「Have Yourself A Merry Little Christmas」
B面は、2人の共作のオリジナル「Better Than Snow」。
 
 
2人はヴォーカルの他に、
ノラ・ジョーンズがピアノ、レイヴェイがチェロ、ギターを弾いていま〜す。

SIDE A
Have Yourself A Merry Little Christmas
Norah Jones (vo, p)
Laufey (vo, vc)

SIDE B
Better Than Snow
Norah Jones (vo, p)
Laufey (vo, ac-g)
 
今の所、ストリーミングか、レコード、、ですね。
レイヴェイは、ストリーミングだけでミニ・クリスマス・アルバムもだしてます。。
 
んじゃ、退散♪

2023年11月17日 (金)

じっくり聴きたいぞぉ! 「藤井 進一トリオ @ Virtuoso AKASAKA (11/16)」

藤井 進一トリオ @ Virtuoso AKASAKA (11/16)
藤井 進一(g) 小美濃 悠太(b) 北澤 大樹(ds)
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藤井さんの演奏を聴いたのは、2017年の9月、新潟のジャズフラッシュでです。
その後、新潟にいらしてないので、6年ぶり?にライブにお伺いしました。
今回は、ジャズ・ギターの聖地、ヴァーチュオーゾ赤坂。
メンバーのお二人は、CDやネットでしか聴いたことないので、とても楽しみ。

ライブが始まると、小さくガッツポーズ。
甘い音色で浮遊感ある繊細なギター。
歌心あって機動力のあるベース。
切れ味よくサウンドを奏でるようなドラム。
一人一人が個性的。


オープナーから2曲、オリジナル。
掴みどころのない(いい意味で)不思議な雰囲気の曲。
ギターだけっていうのじゃなくて、(当たり前か)
ギター・ソロでのベースの動き、その逆ベース・ソロでのギターの動き、
そして、2者の間に入るドラムの動きなどなど、、
3者のそれぞれ主張…というか、、やりとりが、複雑だけどとても面白い。

一転、バラッド「Darn That Dream」のロマンチックな響き…大きな余韻。
ギターもベースも、歌い上手。。2人ともコンポーザー肌ね。

浮遊感と疾走感のあるオリジナル。
ギターもベースも高速なフレージングもバシバシでてくるドラムのプッシュが効いたアグレッシヴな演奏。イェーイ♪

1stセットの最後は、夢の中への誘うような導入部のあるビートルズの「Something」。
シングルトーンでギターを泣かせる…心の中で「ジョージ〜♪」と、叫ぶのでありました。笑
素敵なアレンジでございました。

最終に間に合わせるために、1stセットしか聴けなかったのが、、残念です。
もっと、じっくりと聴きたいぞぉ!!
とはいえ、、ちょっと停滞していた私の中では、、すごく刺激になった。
ありがとうございました。m(_ _)m

と、ここは、スーパー・ギタリスト矢堀 孝一さんのお店ななので、
持参した新譜にサインも欲しかったのですが、、残念ながら不在でした。。泣
また、聴きにいきたいけど、、ちょっと、遠いね。
でも、独りでもいける行き方を覚えたのだ。。w
3人で新潟に来てくださいね!
んじゃ、退散♪

2023年11月15日 (水)

超〜coooooooool〜最高っ! 『In December / Robert Glasper 』

In_december
 

中年音楽狂さまが、
「すずっくさん、Robert Glasperのホリデイ音源がApple Music限定で上がってます。」
って、教えてくれた。感謝!
 

えぇ、、聞いてないよぉ。。汗
まいったなぁ…ロバート・グラスパーのホリデイ・アルバム....
Apple Music限定なので、お店のオンラインなどでチェックしてる私は素通りだったのですねぇ・・泣
 

すでに全曲聴けちゃうのですが、なかなか、素晴らしのですよ。
グラスパーなので、ジャズ一辺倒って感じではなく、彼の本流「Black Radio」シリーズの一環って感じ。
 

暖炉のそばで温まってほしいというピアノ・ソロのオープナーからいけてる。
新曲が3曲、ポエトリーも含めてオリジナルも素敵。
曲ごとにフィーチャーされたアーティストたちのパフォーマンスが存分に楽しめる。
メドレーもあるので、定番曲も4曲も聴けちゃう。
お洒落にアレンジされ、リラクゼーションたっぷりにホリデイ・シーズンを彩る。
超〜coooooooool〜最高っ!
 

Apple Musicに、1曲ごとのご本人の解説がのっているので、下にコピペいたしますね。
 
★ In December / Robert Glasper  ★
1. Fireside (Intro)
2. God Rest Ye Merry Gentleman / Carol of Bells (feat. Cynthia Erivo)
3. Make It Home (feat. PJ Morton and Sevyn Streeter)
4. Memories With Mama (feat. Tarriona ‘Tank’ Ball)
5. Joy to the World (feat. Alex Isley)
6. December (feat. Andra Day)
7. Little Drummer Boy (feat. The Baylor Project)
 
 
 


↓ グラスパー本人による『In December』の曲解説。
 

Fireside (Intro)
「Fireside」はアルバムのトーンやヴァイブスを決めるイントロです。僕がピアノを弾いている間、暖炉の側に座っているような感覚を味わってほしかった。
 

God Rest Ye Merry Gentleman/Carol of Bells (feat. Cynthia Erivo)
ここでは一つの曲の中で2曲やったんだ。シンシアがスタジオ入りした時、僕たちは二つのキャロルを思いついて、それらをミックスして一つの曲にする方法を編み出した。とても楽しかったし、シンシアは素晴らしいね。
 

Make it Home (feat. PJ Morton & Sevyn Streeter)
「Make It Home」は、ホリデーシーズンにカップルが経験することを歌った曲。クリスマスの時期に描かれる華やかでハッピーな物語の代わりに、現実に起こりうる状況をテーマにしようと試みたんだ。このアルバムでは、絶妙なバランスを保ってリアルなものを取り入れたかった。
 

Memories with Mama (feat. Tarriona 'Tank' Ball)
これはタンク・アンド・ザ・バンガスのタンクが書いた曲。話し言葉を取り入れて、それをミックスしてユニークな雰囲気を出したかった。いつもホリデーシーズンになると、2004年に亡くなった母に思いを寄せる。タンクがこの曲を作ったことで、みんなが子どもの頃の気分や、それぞれの家庭の中で、ホリデーの雰囲気作りを担う母親がしていたこと、言っていたことを思い出すことができてうれしい。
 

Joy to the World (feat. Alex Isley)
「Joy to the World」は楽しかった。最も有名なクリスマスソングの一つだし、アレックス・アイズレーと一緒にとても楽しんでリメイクすることができたからね。彼女は素晴らしいんだ。僕はこの曲を現代風にアレンジしつつ、そのまとまりは保つようにした。
 

December (feat. Andra Day)
「December」はAndraと僕が一緒に書いた曲。ホリデーシーズンの現実やリアルな感情に焦点を合わせた。ホリデーシーズンの間にはハッピーでないこともあるし、人は孤独や不安など、さまざまなことを感じるもの。だからこそ、そういった感情に触れることで、人々に“君は一人ではない”と伝えたかった。
 

Little Drummer Boy (feat. The Baylor Project)
「Little Drummer Boy」は楽しかった。MARCUS BAYLORはドラマーだから、この曲は彼らにぴったりなんだ。とてもオープンな曲で、何でも好きなようにできる余白を与えてくれる。僕は曲のまとまりを保ちつつ、同時にゴスペルの感覚を加えたかった。
 
 
 
しかし、、まいったなぁ。。汗
んじゃ、退散♪

2023年11月12日 (日)

甘さとほろ苦さが溶け合う… 『Summer me, Winter me / Stacey Kent』

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ジャズ界のおしどり夫婦、ステーシー・ケントとジム・トムリソンの新作。
今回は、彼女たちがライブで取り上げてきた曲を中心に幅広く、
そして、カズオ・イシグロの作詞曲もあります。
 

オープナーは、軽快にチャーミングに「Summer Me, Winter Me」。
テナー・サックスのカデンツァから始まる「La Valse des Lilas」、しっとり、丁寧に。
「Thinking About The Rain」、叙情たっぷりのトムリソンのオリジナル、まるで映画の世界。
ジャジーな「Under Paris Skies」、詩的で感情豊「 If You Go Away」。
「Happy Talk」、ボサ調の曲でギターを弾くのはトムリソン、まさに八面六臂の活躍。
小気味よくグルーヴィーな「Show Me」。
トムリソンの作曲でイシグロが歌詞を書いた「Postcard Lovers」、ナチュラルな可愛らしさ満載。
チェロの響きが哀愁を呼ぶ「Corcovado」。。
「A Song That Isn’t Finished Yet」、ビタースィートに。
終演は、「Ne me quitte pas」。5曲目の「If You Go Away」を本来のフランス語で語る。
芳醇なサウンドで、胸がしめつけられる。
 

少し掠れ気味な声で、心をこめて歌い上げる。
甘さとほろ苦さが溶けあったアルバム。


1. Summer Me, Winter Me
2. La Valse des Lilas
3. Thinking About The Rain
4. Under Paris Skies
5. If You Go Away
6. Happy Talk
7. Show Me
8. Postcard Lovers
9. Corcovado
10. A Song That Isn’t Finished Yet
11. Ne me quitte pas
 

Stacey Kent (vo)
Jim Tomlinson (ts, fl, a-fl, cl, g perc keys)
Art Hirahara (p)
Tom Hubbard (b)
Anthony Pinciotti (ds) #1, 2, 3, 4, 5, 7, 9, 10
Aurélie Chenille (1st-vn)
Claire Chabert (2nd-vn)
Fabrice Planchat (viola)
Gabriel Planchat (vc) #5
Graham Harvey (p)
Jeremy Brown (b)
Joshua Morrison (ds) #6, 8, 11
 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Ne me quitte pas」。
 

 

んじゃ、退散♪

2023年11月11日 (土)

ヤコブ・ブロ参加のパレ・ミッケルボルグの復帰公演のライヴ盤が出る!


2023年2月10日にダニッシュ・レディオ・コンサート・ホールで行われたパレ・ミッケルボルグの復帰公演のライヴ盤が、
もう直ぐECMからリリースされる。
 
★ Strands: Live At The Danish Radio Concert Hall / Palle Mikkelborg   Jakob Bro  Marilyn Mazur ★
 
Stands

ヤコブ・ブロとパレ・ミッケルボルグが共演している『Returnings』は、透明感と浮遊感ある美しいサウンドでしたよね。
そこに、マリリン・マズールの繊細なパーカッションですよぉ。。

想像しただけでも、卒倒しそうな美しいサウンドになるのでは、、と、期待しちゃいます♪
 

1. Gefion
2. Oktober
3. Returnings
4. Strands
5. Youth
6. Lyskaste
 

Palle Mikkelborg (tp, flgh)
Jakob Bro (g)
Marilyn Mazur (per)
 
 
んじゃ、退散♪

2023年11月 8日 (水)

ニタイ・ハーシュコヴィッツの作品がECMからリリースされる!


イスラエル出身、アヴィシャイ・コーエンのバントにシャイ・マエストロの後釡として加入し、一気に注目を集めたピアニスト、ニタイ・ハーシュコヴィッツ。
ECMでは、オデッド・ツールの作品で活躍していたが、今回初めてソロ・アルバムをリリース♪
 

★ Calling on the Old Wise / Nitai Hershkovits ★
 
 
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即興を中心とした作品。
今回も、クラシカルな響きを纏う、、
哀愁漂う美しいピアノが聴けるのでしょうか。。
タイトルを眺めていると、、なんだか、幅広い感じですよね。
 
 
う〜ん、、楽しみですねっ♪
 


1. The Old Wise
2. Enough to Say I Will
3. Mode Antigona
4. Of Trust and Remorse
5. Intermezzo No.3
6. Majestic Steps Glow Far
7. Dream Your Dreams
8. Placid in Africansque
9. Mode Brilliante
10. Single Petal of A Rose
11. A Rooftop Minuet
12. Late Blossom
13. Intermezzo No.4
14. In Satin
15. This You Mean to Me
16. Of Mentorship
17. For Suzan
18. River Wash Me
 

Nitai Hershkovits (p)
 
んじゃ、退散♪
 

2023年11月 4日 (土)

パッショネイト!! 「ERIKA MATSUO Asia Tour 2023 @ Jazz FLASH (11/2)」

ERIKA MATSUO Asia Tour 2023 @ Jazz FLASH (11/2)

 

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ERIKA (vo)  マルセロ 木村(g, vo)

吉川 ナオミ (vo, cho)



ニューヨーク在住のヴォーカリスト、ERIKAこと、ERIKA MATSUOさん。
少しハスキーで伸びやかな歌声、タイム、ピッチ、そして、笑顔。
一見完璧のようなのですけど、そのMCは、、もう漫才…!
そんな歌の女神さま、エリカさんの降臨です♪
デュオのお相手は、春のツアーでも大喝采を浴びたブラジル出身のギ超絶タリスト、マルセロ 木村さん。
地元の吉川ナオミさんが、強力なサポーターとして、ライブにもゲスト参加。


大入満員のフラッシュで、ちょっとしたハプニングで15分遅れでライブは開始しました。
1stセットのオープナーは、2人のお得意とするブラジルのジョビンの「Brigas nunca mais」からはじまって、ナシメントの「Travessia」へ。
エリカさんは、ポルトガル語も英語も綺麗で、音程もばっちり、マルセロさんの繊細でグルーブ感あるギターと相まって感情豊かに歌い上げます。
さまざまな想いを込めオリジナル「 Here and Now」そして、人気曲「花鳥風月」。
日本語の歌は、さらに気持ちに沁みる。


途中、エリカさんがハモリに入ったナオミさんの歌を1曲挟んで、


今度は、ナオミさんがサポートに入ったキャロル・キングの「You've got a Friend」。
最後は、エリカさんの気持ちのこもった「Home」。胸がキュンとするわ。


15分ほどの休憩を挟んで、始まった2ndセットは、マルセロさんがソロで2曲オリジナルを演奏したりと、盛り上がって終演。
もちろん、会場と盛り上がる「Skindo-le-le」もありました。。
圧巻だったのは、チック・コリアの「Spain」。
高速のテーマは、もちろん、、2人の自由度、開放感、情熱は、まさに「スペイン」。
体の真ん中にどどんと、衝撃波をうけましたよっ!

しかし、、マルセロさん、その「凄指技」に釘付けにならない人はいないと思うわ。。
親指と人差し指の他に4本の指があるかとおもった!!
まるで、蜘蛛の足にように素早く動く指。。すごかったなぁ。
感情表現の素晴らしい2人のライブ、最高♪

強力なサポーターのナオミさんも加わっての最高の一夜でした!
あ、、皆さん、エリカさんのクリスマス・アルバムのクラウド・ファンディングにもご協力を♪
んじゃ、退散♪

2023年11月 1日 (水)

『ジャズ批評 236号』が、随分前にでてま〜す 汗

236
 
特集は、男性ヴォーカルでした。
 


●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●

「ジャズ・ヴォーカル・ダンディズム」

●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●
 

今聴きたい、男性ジャズ・ヴォーカルのアンケートに参加しました。
お気に入りの3人のヴォーカリストの「今聴きたいアルバム」。

当然、クリスマス・アルバムです!!笑


Mario Christmas / Mario Biondi

The Beautiful Day / Kurt Elling

Merry Christmas From Jose James / Jose James


また、2023年7月21日に鬼籍に入ったトニー・ベネット氏を偲んで、、
バディ・みなみやま氏の「追悼トニー・ベネット」のコーナーもありますので、私も1枚。


謹んで、ご冥福をお祈りいたします。


いつもの「新譜紹介」は4枚、「New Disc Pick Up」は2枚でした。

「新譜紹介」


「New Disc Pick Up」には、2枚。

次号(237号)は、 「ジャズ・ジャケット名盤」を特集するそうです。

んじゃ、退散♪

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