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音楽で拡がる輪

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2023年9月10日 (日)

今年のベストに入っちゃう! 『Kings Highway /  Brian Blade Fellowship Band 』

Kings_highway

ブライアン・ブレイドのフェローシップ・バンドの新譜です!
スタジオ盤では、2017年『Body And Shadow』以来…ただし、録音は2018年。
2022年に設立されたブレイドのレーベルStoner Hillから。
ブレイドのオリジナルが4曲、ジョン・カワードのオリジナルが2曲と讃美歌。

オープナー「Until We Meet Again」は、ブレイドの曲。物語を感じる厚いハーモニー、フェローシップ劇場のはじまり♪

カワード曲「Catalysts」、しなやかでいて切れ味抜群のブレイドのドラム、カート・ローゼンウィンケルのテクニカルで高速、浮遊感のあるギターに聴き惚れる。
カワード曲「People’s Park」、サックスとギターのバランスもよく美しい流れ。
ここから3曲ブレイドの曲が続く、まずは13分の大作「Kings Highway」、フェローシップのバンドらしく、全員で一丸となっていてドラマチック、それぞれのソロもハイレベル。
大作の谷間の「Look to The Hills」も、高揚感が素晴らしい。
ギターも雄叫びをあげる「Migration」は、15分超え…何度も違った高揚感をもたらす!

終演は、讃美歌「God Be with You」、厳かさと尊さを感じる…

全編で一体感の半端なさ、でも各人に十分なスペースもあり、全体のバランスのよい演奏。
ローゼンウィンケルが、我々が望んでいる彼らしいギター演奏を披露していました!
そして、我らがブレイドのドラミングの素晴らしさは言うことありません!!

決して軽い音楽ではないのですけど、リピートして何度も聴きたくなります!


1. Until We Meet Again
2. Catalysts
3. People’s Park
4. Kings Highway
5. Look to The Hills
6. Migration
7. God Be with You


Brian Blade (ds)
Melvin Butler (ts, ss)
Jon Cowherd (p, org)
Kurt Rosenwinkel (g)
Christopher Thomas (b, c.t. synth)
Myron Walden (as, b-cl)


今日のおまけは、ブレイドのトピックにあった「Kings Highway」。


 
 
んじゃ、退散♪

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JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事

コメント

Suzuckさん,こんにちは。

Fellowshipのアルバムはどれもレベルが高いですが,今回も全く期待を裏切らないという感じでした。アルバムを聞くたびに,このバンドで来日してくれないかなぁと思い続けていますが,全然実現しませんね。

Kurt Rosenwinkelも自分のアルバムよりこっちの方が好きだなぁと思ってしまいましたが,そういう演奏を引き出すBrian Bladeの優れたリーダーシップってところだと思いました。

ということで,当方記事のURLを張り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2023/08/post-a28f24.html

閣下、リンクをありがとうございます。

このメンツで来てくれたら、やっぱり、泊まりでライブに行かねばありませんねぇ。。
ローゼンウィンケルは、自身のアルバムではギター奏者だけにてっすることは難しいのかもしれませんねぇ。。

閣下は、ブログで仰っていた
「God Be with You"は"God Be with You till We Meet Again」
は、大変に参考になりました。
ありがとうございました。m(_ _)m

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