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音楽で拡がる輪

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2023年7月30日 (日)

詩情あふれビタースィートな一枚 『My True North / Phillip Strange Trio』

My_true_north

演奏家としてのみならず、教育者や著者としての顔ももつ音楽博士フィリップ・ストレンジによるリーダー作。
「すごいジャズには理由(ワケ)がある 音楽学者とジャズ・ピアニストの対話」の著者。
私的には、ヴォーカルの東かおるさんとのデュオ『Wonderlands』のお相手。
このアルバムは、2018年の録音なので、なぜに今??って、感じもありますが、
興味ある方のリーダー作のトリオ盤とのことで、ポチってみました。
9曲中、7曲がオリジナル曲、カヴァー曲は、プッチーニの「O Mio Babbino Caro」とビル・エヴァンスの「Blue in Green」。

オープナーは、ベースとピアノで歌い上げていく「O Mio Babbino Caro」。
リリカルで淡麗、透明感あるピアノは説得力がある。9分超えの力作。
タイトル曲「My True North」、禅とポール・モチアンの芸術性にインスパイアされたという。
硬質で無駄な音を省き、ここからも3人の高い芸術性を強く感じる。
マイルスと共作となったエヴァンスの「Blue in Green」、ポツポツと降るブルーな雨。
その色彩の美しさにうっとり。

優雅でスィートな雰囲気が漂う「Timeless」。
アップテンポでどんどん変化していく「Into The Blue」。
ドラムとデュオで想像の翼を広げる「Harmelodica」。
フレッド・ハーシュの人生にインスパイアされたという「Hush」、夕暮れ色の音色、落ち着いたメロディ、柔らかで穏やかなひととき。。
暗くうねりのあるワルツ「Absinthe」。

終演は、パイ プ オルガンの共鳴とヨーロッパの大聖堂の石の壁の反響がインスピレーション を与えたいう 「Prayer」、静寂な中に深い陰影を感じる。
 
3人の繊細で阿吽の演奏、仄暗さを持つバラード的コンセプト。
詩情溢れで、心惹かれる一枚。

1. O Mio Babbino Caro
2. My True North
(dedicated to Paul Motian 1931~2011)
3. Blue in Green
4. Timeless
5. Into The Blue
6. Harmelodica
7. Hush
8. Absinthe
9. Prayer

Phillip Strange (p)
Tetsuro Aratama (b) 荒玉 哲郎
Yohei Saito (ds) 齋藤 洋平
 
今日のおまけは、ちょうど良い演奏が見つけられませんでした。m(_ _)m
 
んじゃ、退散♪

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