グルーヴ炸裂!! 「ERIKA MATSUO Japan Tour 2023 SPRING--Here And Now-- @ Jazz FLASH (6/4)」
ERIKA MATSUO Japan Tour 2023 SPRING--Here And Now-- @ Jazz FLASH
ERIKA (vo) マルセロ 木村(g, vo)
昨年の3年ぶりのJapan Tourは、実家のある群馬に用事があって涙を飲んだのでした。。
2021年にでたアルバム『Here And Now ~今ここに』のツアーです。
で、今回のお相手は、ブラジル生まれのギタリスト、マルセロ木村さん。
ブラジル音楽もお得なエリカさんとのデュオは、本格的というか、、本物だった。。ブラジリアン・グルーヴ炸裂!!
軽やかにサンバから始まって、マルセロさんもヴォーカルをとって、息もぴったり。
ジョビンの「Brigas nunca mais」、ギター・ソロも最高。
ミルトン・ナシメントの「Travessia」、噛み締めるようにしっとり…久しぶりに生で聴いたけど泣けたわ…
自身のオリジナル「Here And Now」、歌詞は彼女が尊敬するMonday満ちる氏。今を生きていく自分への応援歌でもある。伸びやかなな声がぴったりとハマる、ギターのグルーヴも素晴らしい!
マルセロ・タイム!
ブラジルのバイヨン地方のリズムをとりいれた曲、高速で楽器的なヴォーカルの絡みを入れて独りギターも情熱的に炸裂、ヤンヤですよぉ!
お父さまの電話からできた「Home」、しっとり、情感こめて歌い上げる、そして、ギターの音色も優しい。前後のお父さまとのエピソードを語ったMCが爆笑もの。彼女のギャップがたまりません。
デヴィッド・ギルモアのアレンジの「Spain」、後半の高速部分、疾走感たまりませんねぇ。
休憩
2ndは、スタンダード「I Thought about You」から。シーラー・ジョーダンに師事したエリカさんは、スタンダードではスキャットで楽器とやりとり、かっこいいのです。
しみじみと歌い上げるジョニ・ミッチェルの「River」、次回はクリスマス・アルバムの予定というMCにテンションが上がる私。。爆
ジャヴァンの曲は、マルセロさんもヴォーカルを。男女のヴォーカルとブラジリアン・ギターと口笛で、ジャズ・フラッシュはブラジルにワープ!
マルセロ・タイム!
彼のオリジナルで、アマゾンの原住民の人たちに想いを馳せた「Aviso」、ブラジルの豊かな自然と真摯な気持ちを音風景にした、美しさを高揚感のある演奏。
この曲の入ってる『Vida』をお買い上げしましたです。
この時、会場は異様に高揚して、涙が込み上げているひと多かった。
エリカさんも涙ぐんでて、可愛い人だと改めて思いましたよ。
ジョニ・ミッチェル「Both Sides Now」、胸を打つ感情の起伏。
アーニー・ワッツのヴォーかリーズだって、歌唱力で難なくこなす。
一転、荒井由美の「ひこうき雲」、会場がシンとする…。
ここから、お父さまに止められているという定番のあの歌も含めて(爆)トリプル・アンコールでしたよ!!
お客さんを巻き込んで盛り上がる「Skindo-le-le」、オリジナルで常連さんからリクエストあった「花鳥風月」、歓喜極まった「いのちの歌」。
会場は大盛り上がり♪
マニアックでいてエンタメ要素もバッチリで、めちゃくちゃ楽しい時間でした。
マルセロさんのブラジリアンギターのテクニック必聴ですね。
ギターも歌も故郷に想いを馳せたオリジナルも最高!
そして、エリカさん!あの伸びやかな歌声で、スタンダードはスキャットで聴かせ、オリジナルの抒情豊かな世界…多才で老若男女(笑)を魅了。
ニューヨーク在住20年以上でも、変わらぬ感性のぬみずみずしさ…素敵です。
2人とも演奏は凄いのに、MCは抱腹絶倒なんですよ。最高な一夜でした。
強力なサポーターのナオミさんに、お誘いも頂き 打ち上げにもちゃっかり参加!
町内の溝掃除の日で 5時半起きの老体に鞭打って万代吾郎でも 楽しませていただきました!
皆さん、本当にありがとうございました♪
どうやら エリカさんはクリスマス・アルバムを計画中のようです♪
クリスマス・アルバムのコレクターとしても楽しみすぎます!!
んじゃ、退散♪
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