本はかけがえの無い友だち 映画『丘の上の本屋さん』
映画『丘の上の本屋さん』
監督・脚本
クラウディオ・ロッシ・マッシミ
出演
リベロ レモ・ジローネ
エシェン ディディー・ローレンツ・チュンブ
ニコラ コッラード・フォルトゥーナ
イタリアの小さな本屋の店主のおじいさんと、本は好きだけれど本を買えない貧しい家の少年の話。
本屋の店先で本を眺めていた少年は、ふとした会話から本屋のおじいさんから本を借りられることになる…毎日毎日。
優秀な少年は、おじいさんがセレクトして、手渡す本を次々に読んで、その感想をおじいさんと語り合う楽しい時間を過ごすように。
本は、とても一般的なもので、私たちでも知ってる本ばかり。
2人の会話から、本の内容が蘇ってくるのも至福。
1冊の本を読むたびに、少年は知らない世界の扉をあけ、その世界を旅する。
そうやって、少年は知の財産がどんどん増えていき、明るい未来を感じさせる。
それは…幸せな内容。
根っからの本好きの本屋のおじいさんは、本が好きな人と本の話をすることがこの上ない幸せ。
小さな本屋さんに尋ねてくる、曲者たちとの会話が最高。
いつだって、どんな無理な要求だって、お客さんの「本を読みたい」という気持ちを尊重して、努力。
根っからの本好きの本屋のおじいさんは、本が好きな人と本の話をすることがこの上ない幸せ。
小さな本屋さんに尋ねてくる、曲者たちとの会話が最高。
いつだって、どんな無理な要求だって、お客さんの「本を読みたい」という気持ちを尊重して、努力。
たとえ、それが、発禁本だって、読みたい気持ちを尊重する!
そんなおじいさんが、亡くなってしまった人の蔵書がオークションにかけられると知って泣き顔になる。
生涯をかけて集めた本たちが、バラバラになるんて!
そんなおじいさんが、亡くなってしまった人の蔵書がオークションにかけられると知って泣き顔になる。
生涯をかけて集めた本たちが、バラバラになるんて!
本は、集めた人にとっては、人生のピースのようなもの。
それを知っている彼にとったら、その出来事は身を引き裂かれるような思いだったのだろう…。
脇役たちの、エピソードもとても良い。
典型的なイタリア男?だと思っていた、カフェの店員の好きな女性に対する誠実さ。
そう、誠実であることは人生でとても重要なこと。
そう、誠実であることは人生でとても重要なこと。
最後に、おじいさんの願い事を代行したのは彼、人は見かけで判断しちゃいけないんだ。。
映画では、おじいさんは、持病が悪化しており、、亡くなってしまうのだが、、
彼は、最後の日に、少年に「世界人権宣言」を与える。
少年は、アフリカからの移民で、医師になりたいという信念があったが、
それを最後まで見守ることができないと悟った彼の最後の贈り物…
誰もが、読みたい本を好きなだけ読める世界が訪れますように。
映画では、おじいさんは、持病が悪化しており、、亡くなってしまうのだが、、
彼は、最後の日に、少年に「世界人権宣言」を与える。
少年は、アフリカからの移民で、医師になりたいという信念があったが、
それを最後まで見守ることができないと悟った彼の最後の贈り物…
誰もが、読みたい本を好きなだけ読める世界が訪れますように。
んじゃ、退散♪
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