2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

音楽で拡がる輪

« アコースティック・バラッド集の第2弾 『The Art of Intimacy, Vol. 2: His Muse / Jeremy Pelt』 | トップページ | グレッチェン・パーラトが5月に新譜をリリース! »

2023年4月 2日 (日)

フランスに伝わるメリュジーヌの伝説をアルバムにした 『Mélusine / Cecile McLorin Salvant』

 
Mlusine
 
 
グラミー賞最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞に輝き、伝統的なジャズ・ヴォーカル・スタイルを継承・発展させるセシル・マクロリン・サルヴァント。
ピアニスト、アーロン・ディールを中心にしたセッションと、6月に一緒に来日するピアニスト、サリヴァン・フォートナーを中心にしたセッションで、フランスの伝承に登場するメリュジーヌ伝説のアルバムを作成。
5曲のオリジナルと、古くは12世紀にまで遡る9曲の全14曲を、フランス語を主体に、南フランス地方のオック語、英語、ハイチ語で歌い水の精霊メリュジーヌの物語を紡ぐ。
 
オープナーのシャンソン「Est-ce ainsi que les hommes vivent?」。
これは、ピアノ・トリオとの演奏だけれど、ここから、さまざまな編成やアレンジで、物語の各場面を彼女流の解釈で表現。
「Petite musique terrienne」は、ピアノ、シンセとデュオだったり、「Aida」「Wedo」等のようにシンセを弾いてヴォイスをいれた独りヴァージョンのトラックもあるし、タイトル曲「Mélusine」は、ガット・ギターとのデュオだったりとさまざま多彩。
が、、どの曲もサルヴァントの歌唱力に驚く。。言葉もハイブリッドなら、音楽性もハイブリッド。
終演の「Dame Iseut」は、オック語から、彼女の父とハイチ語に翻訳した歌詞だそうで、チェレステが効いたカリブの風だった。
 
ちなみに、、ググったら、、「メリュジーヌの伝説」は、、
母の呪いで!!週一で下半身が蛇に変身してしまうメリュジーヌとその彼女に恋したレイモンダンのお話でした。
そうですよ、例外に漏れず、、妻の秘密を覗き見してしまう物語。
それで、ジャケットの横顔が長い舌を出しているんですね。。
 
伝承に基づき、伝統を大切にしながら、現代の感覚も入ったアーティスティックな内容。
正確なピッチで、大きな空間を恐れず、コントロールしていく素晴らしい表現。
セシル・マクロリン・サルヴァントって、めちゃ歌は巧いけど、、
なんというか、一筋縄でいかない不思議な魅力の人ですよね。
 
 
 
1. Est-ce ainsi que les hommes vivent?
2. La route enchantee
3. Il m’a vue nue
4. Dites moi que je suis belle
5. Doudou
6. Petite musique terrienne
7. Aida
8. Mélusine
9. Wedo
10. D’un feu secret
11. Le temps est assassin
12. Fenestra
13. Domna N'Almucs
14. Dame Ise

Cécile McLorin Salvant (vo)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Mélusine」。
 
 
んじゃ、退散♪

« アコースティック・バラッド集の第2弾 『The Art of Intimacy, Vol. 2: His Muse / Jeremy Pelt』 | トップページ | グレッチェン・パーラトが5月に新譜をリリース! »

JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« アコースティック・バラッド集の第2弾 『The Art of Intimacy, Vol. 2: His Muse / Jeremy Pelt』 | トップページ | グレッチェン・パーラトが5月に新譜をリリース! »

無料ブログはココログ