『While We Wait For A Brand New Day 』リリースツアー Oddgeir Berg Trio @ jazz Flash (4/13)
Oddgeir Berg Trio @ jazz Flash (4/13)
Oddgeir Berg (p) Audun Ramo (b) Lars Berntsen (ds)
ノルウェーのピニスト、オッドガイ・バルグは、2019年の10月にトリオで来日して、新潟ではジャズ・フラッシュでライブを行なってくれました♪
2021年には、静寂せ荘厳な『Christmas Came Early』というクリスマス・アルバムをリリースして、前回のライブとの印象のギャップにびっくり!
そんな彼らが、ノルウェーがロックダウンする寸前に録音した『While We Wait For A Brand New Day 』を携えて来日。
再び、ジャズ・フラッシュで演奏するとのことで、行ってきましたぁ。
今回は、新加入のアウドゥン・ラモがベース。
そして、演奏曲は新作からが多く、もちろん、ピアニストのオッドガイ・バルグの曲中心。
1セット目のオープナーは、ドラムのビートで一気に観衆を惹きつけた1作目の曲から。
そこから、新作に入っている5歳の息子さんの夢のをテーマにした優しい曲へとなり、新作からの演奏が多くなる。
アップテンポで、
エフェクターなども使って独自の世界…アコースティックな部分も大事にした、ダイナミックな三位一体の演奏。
癖があって個性的だけれど、曲がメロディアス。
曲順の静と動の配置もいい感じ。なにより、日常の感情の機微を取り込んだ曲が親しみやすい。
ピアノにエフェクターも、e.s.t.風なものもあるが、ちょっとアンビエントな響きをいれたフューチャー・ジャズ風のものもあって、多彩。
彼のピアノも、流麗華麗、そして、左右の手をうまく使った躍動感も素晴らしい。
一番体の大きかったドラマーのラーシュ・バンツェン、欧州や北欧のドラマーによくあるパーカッション系の音や手打ちは一切なく、スティック、ブラシ、マレットで色彩豊かに彩っていた。
新加入のベーシスト、アウドゥン・ ラモ、ソロに聴き惚れる。すでに、トリオにバッチリ馴染んでました。
ライブの終演は、新作にもある「Post Mortem」、エフェクターもかかった暗く少し重たい演奏。ぐっと、沈んでアンコール。
アンコールも、ピアノが物静かに語る瞑想的な演奏、たぶん、1作目のラストの曲のテーマ。
でも、全体にはとても明るい印象で、ハッピーな雰囲気、これはピアニストのお人柄なのだろうか。
しかし、曲の説明を聞いていると、ただハッピーってことではなくて、
そこには、相反する気持ちも存在する、、って、感じもあって、北欧の人たちなんだなぁ、、
と、勝手に思いました。
今回も、素敵な時間を過ごせました!
で、新作とクリスマス・アルバムにサインをいただきました。m(_ _)m
クリスマスはね、、本当にめっちゃスローな静かな世界。
ツアーを主催している大沢さん、新潟のサポートの樋口さん、 そして、ジャズ・フラッシュのマスターと女将さん、、いつも、ありがとうございます。m(_ _)m
ツアーを主催している大沢さん、新潟のサポートの樋口さん、
ついでに、新作情報も。
★ While We Wait For A Brand New Day / Oddgeir Berg Trio ★
一番違うことは、ベーシストがカールヨアキム・ウィスロフだとういうこと。
そして、3曲目に、ボルゲ・アーレ・ハルヴォルセンのファンキーなサックスが加わって、めちゃ楽しい。
改めて、聴いてみると、キャッチーな曲が多いかな。
スタジオ録音なので、ライブより全体の音にバランスがいいで〜す。
ライブの時は、ドラムスの音がちょっと大きかったかも。
1. The Dream 0f Adam
2. Dancing Through The Storm
3. Lucky be Happy (feat. Borge-Are Halvorsen)
4. Happy Morning
5. Psalmish
6. Sunday Mood
7. Scenes from A Movie
8. Bring on The Night
9. Post Mortem
Oddgeir Berg (p, keys)
Karl-Joakim Wisløff (b)
Lars Berntsen (ds)
Borge-Are Halvorsen (sax) #3
今日のおまけは、ご本人があげていた「The Dream 0f Adam 」。
んじゃ、退散♪
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