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音楽で拡がる輪

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2023年3月 8日 (水)

ビートルズの音楽へのオマージュ 『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』

Your_mother_should_know_20230308105401
去年、プログレ・ジャズのアルバム『Jacob's Ladder』で話題をさらった米国のピアニスト、ブラッド・メルドー。
新譜は、レノン&マッカートニーの9曲に、ジョージ・ハリスンの曲、デヴィッド・ボウイの曲を加えたポップスのカバー集。
彼は、ビートルズの音楽は、数多のアーティストに影響を与えており、それらの音楽を聴いてきた彼の中にもその影響があると思っていて、
実際に彼らの音楽に直接触れたときには、それを確信したようだ。
2020年9月にフィルハーモニー・ド・パリで録音されたソロ演奏から。
オープナーはm「I Am the Walrus」。ジョン・レノンの言葉遊びが炸裂した不思議な歌詞は、メルドーの時折混じる不協和音の入ったフレーズで綴られる。
タイトル曲「Your Mother Should Know」、ちょっと陰りをみせながらも右手でお馴染みのメロディ。
力強い左手の低音が効いた「 I Saw Her Standing There」、最後までノリノリ。
「For No One」、メルドーの世界へ昇華させた美しいバラッド仕立てに。
「Baby’s in Black」、歌詞のない分?すっきり綺麗なバラッド気分。
「She Said, She Said」、不協和音は時折入るものの拍子の変化などものともしない流麗な演奏。
多くの人にカバーされ続けている美バラッド「Here, There and Everywhere」、音数を抑えてシンプルに華麗に。
「If I Needed Someone」、マイナーに響くメロディにインスパイされた演奏が素敵。
恐ろしい歌詞の「Maxwell’s Silver Hammer」、キラキラとミステリアスでメルドーらしい複雑な演奏に。
まるで子守唄のような「Golden Slumbers」、時折、、ちょっと涙がでそうになる。
終演は、なぜかデヴィッド・ボウイ「Life on Mars?」、『A Day in the life』に対するアンサー・ソング説があるから?途中、有名スタンダード・ソングのような王道ジャズ・フレーズも交えながらドラマチックに。
さまざまなポップスの中に、ビートルズの影響を感じ、
心を虜にするメロディに魅力を感じ、
彼らの音楽が持っているちょっと変わったツボにも魅力を感じ、、
メロディと共にそういうことにも、探究心を刺激されるのかなぁ。
右手でお馴染みのメロディを弾き、左手で不協和音も入る伴奏をつけ、両手でメルドーの世界へ昇華させている♪
 
 
1. I Am the Walrus
2. Your Mother Should Know
3. I Saw Her Standing There
4. For No One
5. Baby’s in Black
6. She Said, She Said
7. Here, There and Everywhere
8. If I Needed Someone
9. Maxwell’s Silver Hammer
10. Golden Slumbers
11. Life on Mars?

Brad Mehldau (p)
 
レーベルがあげていた「Your Mother Should Know」


 
 
んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん,続けておはようございます。

私はブートでもこの演奏を聞いていたので,驚きはなかったですが,演奏には満足しています。ただ,必ずしもBrad Mehldauに合っている曲ばかりではないとも思える部分がありました。

しかし,Brad Mehldauので出自を探る上では重要な音源ですし、演奏の質に文句はないです。

ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2023/02/post-192e66.html

閣下、こちらもありがとうございます。m(_ _)m

>私はブートでもこの演奏を聞いていたので

でしたね。
ライブを聴いて、仰ることはよくわかりました。
まぁ、、でも、こうやってご本人名義でリリースされることが大事ですしね。

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