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音楽で拡がる輪

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2023年2月 8日 (水)

同じ時代に生きていることを感謝! 「Brad Mehldau in JAPAN 2023 @ 紀尾井ホール(2/4)」

Brad Mehldau in JAPAN 2023 @ 紀尾井ホール(2/4)
 
Kioi_hall
 
 
私的な事情で、随分と遅くなりましたが、、汗
「Brad Mehldau in JAPAN 2023 」の紀尾井ホールのソロ・コンサートに行ってきました。
 
去年の7月11日の振替公演です。
2019年に東京フォーラムでトリオを、よみうり大手町ホールでソロを聴いて、
めちゃ、興奮したので、どうにかして行きたかったコンサート。
 
この近くのホテルには、泊まったことはあるのですが、
このホールに来たのは、はじめて…迷子にならなくて、よかった。
 
前方で、ステージに向かって左側。
メルドーさま自身も、鍵盤の手元も、比較的よく見えます。
席をとっていただいた閣下に感謝です。m(_ _)m
でも、記憶がアレなので曲名や曲順は公式発表されたセット・リストを眺めながらっす。汗
クラシックのホールだそうで、全体に木の温もりがあり、PAも入っていません♪
 
ほぼ、定刻に黒い上下(半袖Tシャツとジーパン?ワークパンツ)のめちゃカジュアルなお姿で現れると、「The falcon will fly again」。
一気に押し寄せる音の数々、そこから、メルドーの曲をメドレー風に3曲。メルドー好みな不協和音が混じりながら、湧き出す音数でも観客を圧倒。鍵盤が足りなくなるんじゃないかって、ダイナミックに動く手、指、一気にメルドー・ワールドへ。
 
ここで、一呼吸あって、曲の紹介。
 
セロニアス・モンクの「Think of one」から、様々なコンポーザーの曲を次々にとりあげていく。
2、3曲演奏して、タイトルを説明して、みたいな流れを繰り返す。
が、演奏は1曲づつがものすごく重厚。
でも、メロディを奏でる右手はシンプルで感情豊か。
そこに、左手の創り出す装飾音がこれでもかとかぶさり、不思議な世界が創造されていく。
新譜にもはいってるビートルズ・ナンバーもよかったけれど、ボブ・ディランの曲からの4曲は、本当に唯一無二の世界。
それぞれの曲に気付きがある。
「Lithium」って、こんなに愛らしく可愛らしい曲だった?と、思うほど。
本編最後のジミ・ヘンドリックス「Hey Joe」、壮大で無限に空間が広がる。
この辺、はずかしながら天を仰いでた。一緒に、上へ上へと上昇する素晴らしい感覚。
 
そして、素晴らしいアンコールの時間。。
美しく甘く、でも、甘さだけではない変拍子の「Here's That Rainy Day」。
ポール・マッカートニー、ビートルズと続き、なんとなく左手の低音打鍵が多い?
そして、極めつけはジョージ・ガーシュインの「How long has this been going on」、ゆったりスィンギー、ブルージー、ジャジー、ゴージャス…終演。
 

 

彼は本当にジャンル関係なく多くの音楽を聴いてきたのだと思った。
我々が想像する以上に、分け隔てなく多くの音楽を聴いてきたのだ。
その超音楽好きは、ピアノの天才だったわけで、ストイックに演奏も極めていった結果がいまここにあるのかな。
 

 

曲をまるっと飲み込んで、まるで息をはくように音符にする。
自分の指から生まれた音楽と真摯に対話する。
左手と右手がそれぞれに共存して、大きな世界を創り上げる。
孤高と言われながら、私たちの心を深く揺さぶり、共振させてくれた2時間弱。
同じ時代に生きていることを感謝!
 

 

 

余談なのですが、メルドーさまが控え室に帰っていくときの仕草が、岸辺露伴先生のストレッチのようでございました。m(_ _)m
 
公表されているセトリを貼り付けておきますね。
この後に、四谷でワインを飲んで、、以下、自粛。。
 

 

 

Set_list
 
 

 

 

んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん,おはようございます。

お役に立てて何よりでしたが,それにしても実に素晴らしいライブでした。この時の印象が強過ぎて,月曜日のピアノ・コンチェルトをやった時の第一部のソロ演奏が正直言ってかすみました。

とにもかくにも,あらゆる音楽を吸収し,自らのものにしていることは明らかでした。やはり現代最高のピアニストの一人という評価は揺るぎませんね。改めて追っかけでよかったと思いました。

ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2023/02/post-a5a54a.html

閣下、お世話になりました。
リンクもありがとうございます。m(_ _)m

私は、この日、、思わず天を仰いでしました。
そういう気持ちにさせてくれる、素晴らしいコンサートだったとおもいます。

Suzuckさん、おはようございます。
メルドーのソロ生音体験され、羨ましいかぎりです。
ライブにはとても及びませんが、今朝の早朝散歩で新作ソロをスマホにダウンロードして、楽しみました。メロディアスで軽やか美しい右手と多彩な左手のバッキングの妙、改めて素晴らしいと思いました。(CDも火曜日には届く予定です)
いつになるか?ですが、私も次のチャンスあれば、生音体験したいと思います(^^♪

baikinnmannさま、おはようございます♪

会場では、音だけでなく、メルドーさまのお姿にも一喜一憂いたします。
弾く姿、、それも、音に与える大きな影響があるんだろうなぁ。。と、感じました。
本当に、素晴らしくて、、つい、天を仰いでしました。。

いつか、九州公演がありますように!
コメントをありがとうございます。m(_ _)m

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