アンビエントな佇まい 『Live at Jassmine / Slawek Jaskulke』
落穂拾いの一枚。
ポーランドの俊英ピアニスト、スワヴェク・ヤスクウケのピアノ・ソロのアルバム。
ワルシャワの「Jassmine」という場所で行ったコンサート。
『Sea』、『夢の中へ』のように心凪ぎる世界。
新曲「Jassmine」を含む全曲オリジナル。
オープナーは、ミニマルに押し寄せるフレーズが波を連想させる「Sea I」。
深く海の中に沈み込むような繊細な「Sea IV」。
モノクロームな世界「Music on canvas I」。
溢れ出る叙情「Music oncanvas IV」。
『夢の中へ Part II』の「Senne X」の異名同曲「Empty Bay」。
終演は、新曲「Jassmine」で世界が広がる。
アンビエントな佇まいで、夢心地で、瞑想的。
1. Sea I
2. Sea IV
3. Music on canvas I
4. Music oncanvas IV
5. Empty Bay
6. Jassmine
2. Sea IV
3. Music on canvas I
4. Music oncanvas IV
5. Empty Bay
6. Jassmine
Slawek Jaskulke (p)
今日のおまけは、ご本人があがていた「Sea I」
んじゃ、退散♪
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コメント
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Suzuck様から落穂拾いとして、このようなアルバムが出てくるとは全く予期もしないところでした。
もともとポーランド好きの私ですから・・・アンナ・マリア・ヨペックばかりでなくこの世界も突っついていました。
ライブですので拍手も入るのですが・・・全くジャマなところですね・・・入る世界全く別ですから。
これをJazzというのか、そのあたりは専門家にお任せしますが、"SEA"の描くところ深遠で素晴らしい。
そのほか、ミニマルの世界で荘厳で・・・そしてあふれる抒情と描くところ素晴らしい世界です。
さすが音楽の国ポーランドですね、レベルが高い。・・・私はクラクフでのミニ・ライブ会場を渡り歩いたのが懐かしいです。余談ですみません。
とにもかくにも、このアルバムは私はお気に入りです。仕事をまじめにするときのバックでも流しています。
投稿: photofloyd(風呂井戸) | 2023年1月24日 (火) 23時40分
風呂井戸さま、人は誰もがぽっかり抜けちゃうこともあるのですよ。
>もともとポーランド好きの私
それは、ブログのタイトルですぐにわかりますです。
ポーランドにいらしたことがあるのですね。
それは、羨ましいです。
海外に行っても、いつも、街からはずれた寂しい景色ををもとめているので、
なかなか、音楽を聴くチャンスがないんです。。
そう、仕事のBGMになる音楽は、なかなかないですよね。
投稿: Suzuck | 2023年1月25日 (水) 08時47分