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音楽で拡がる輪

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2022年12月11日 (日)

独特の叙情と、軽やかなのに農密度『Four / Bill Frisell』

 


Four_20221210153401




 


アメリカーナの重鎮で中心人物のギタリスト、ビル・フリゼール。

2020年のトリオ作『Valentine』から、約2年ぶりのリーダー・アルバムをリリース。

と、、言っても、さまざまなアルバムに露出しているのは周知のことですよね。

 

今回は、タイトルがしめすように4人編成。

風の噂では、「Three」と「Five」の編成もあるようですね。

今回は、ピアニストのジェラルド・クレイトン、ベテランのマルチ奏者のグレッグ・タルディ、ドラマーのジョナサン・ブレイクというベース・レスの変則カルテット。

全曲、新旧入り交ぜた彼のオリジナル13曲。

 

オープナーの「Dear Old Friend (for Alan Woodard)」は、亡き親友に捧げた曲、牧歌的なメロディをクラリネットで奏でた思い出あふれる演奏、彼の朴訥としたギターのフレーズが心に沁みる。キャリアの長い彼は、他にもこのアルバムで亡くなった友人たちへの追悼の意をみせている。

シリアスで混沌とした「Claude Utley」も亡くなった画家のために。

滑らかなテナーの演奏がノスタルジックな「The Pioneers」。

ドラムが効いてる「Holiday」、ちょっとウィットに富んだメロディ。

ハル・ウイナーへ敬愛をこめた「Waltz for Hal Willner」、柔らかなワルツ。

「Lookout for Hope」、「Monroe」は、バス・クラリネットが低音を響かせる濃い演奏。

ビター・スィートな「Wise Woman」。隙間がハートウォーミングな「Blues from Before」。

 

クレイトンのソロ・ピアノで「Always」、音数を絞った内省的でスピリチュアルな雰囲気の演奏に聴き惚れる。

 

「Good Dog, Happy Man」、アコギに持ち替えハッピー♪

フリゼールのバリトン・ギターとテナーでおおらかな「Invisible」。

終演は、ダークでブルージーな「Dog on a Roof」。

 

音数を絞って、浮遊するようなタイム感、アメリカーナの要素たっぷりなフリゼール。

ベース・レスで、よりオープンな雰囲気マシマシな感じ。

独特の叙情と軽やかなのに農密度な内容。

 

1. Dear Old Friend (for Alan Woodard)
2. Claude Utley
3. The Pioneers
4. Holiday
5. Waltz for Hal Willner
6. Lookout for Hope
7. Monroe
8. Wise Woman
9. Blues from Before
10. Always 
11. Good Dog, Happy Man
12. Invisible
13. Dog on a Roof

 

 

Bill Frisell (el-g ex.#10, 12  ac-g #11  baritone-g #12)
Gregory Tardy (cl  #1, 2, 8, 9, 11  ts  #3, 4, 5, 7, 12, 13   b-cl  #6, 7)
Gerald Clayton (p)
Jonathan Blake (ds) ex. #10

 

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Dear Old Friend (for Alan Woodard)」。

 

 


 

 

んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuck様のお話を拝見して・・・なんとなく聴きたくなって聴いたアルバムでした。
これが驚き、もともとジャズ・ギターといえどもしっとりとしたムードも聴かせてくれていたビル・フリゼールでしたが、このように4人集まっての世界はかなりバトルかと思いましたが、全くの予想外、アメリカン・ジャズには珍しい牧歌的なムードの感ずるなかなか人間の本質に迫る叙情が感じられました。よかったです。
  リンクお願いします ↓
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2022/12/post-3daa66.html

photofloydさま、、嬉しいお言葉をありがとうございます。

>牧歌的なムードの感ずるなかなか人間の本質に迫る叙情が感じられました。

フリゼールは、ジャズ・ギターのレジェンドとなっても、アメリカーナの心を忘れない人ですよね。
大草原を吹き渡る風、、小屋の煙突からでる煙、、風に靡く小麦畑、、
こんな牧歌的な風景が見える人だとおもいます。

リンク、ありがとうござました。m(_ _)m

photofloydさま、追加です。m(_ _)m

ええと、残念ながら、私は「ジャズ批評」の人ではないんです。
新譜紹介に載せていただいているだけです。

Suzuck様
大変失礼しました。
私のブログに・・・・"「ジャズ批評」のSuzuckさん"と書かせていただきましたが、"「ジャズ批評」の常連のSuzuckさん"とか"「ジャズ批評」でお目にかかれるSuzuckさん"という意味にしておいてください。でも私が一番見たい紹介をしていただけますので、今後とも御健闘の程、お願いします(勿論、このブログも)。

photofloydさま、、
ご理解いただき、また、ご丁寧に、、ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

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