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音楽で拡がる輪

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2022年11月19日 (土)

ロビン・ヴァーヘイエン参加のカルテット 『Someday / Marc Copland Quartet』

 
Someday_20221118221201

マーク・コープランドの新譜がでました♪

米国のピアニストで作曲家のマーク・コープランド、その美しいピアニズムで人気がありますよね。

今回は、なんと、カルテット!
ベルギー出身の俊英のサックス奏者、ロビン・ヴァーヘイエンをフィーチャー。
もちろん、コープランドでは、お馴染みのベース奏者、ドリュー・グレスも参加。
ドラマーは、経験豊富なマーク・ファーバー。
コープランドのオリジナル3曲、ヴァーヘイエンのオリジナル2曲、カバー曲3曲で、全8曲。

オープナーは、美しくも凍りつくようなコープランドのピアノで始まる、「Someday My Prince Will Come」。
ふんわりと腰のない柔らかな感じで、温かな音色のサックスが入って不思議な感触に。
コープランドのオリジナル「Spinning Things」は、一転、スリリングで緊張感の高い演奏。
ヴァーヘイエンのオリジナル「Dukish」、ダークだけれど穏やかな世界。
軽やかにソプラノ・サックスが踊る、セロニアス・モンクの「Let's Cool One 」。
コープランドのオリジナル「Round She Goes」、温度感は低く、でも、激しくエキサイティングなピアノとエキセントリックなソプラノ・サックス、煽るドラム、支えるベース、緊張感の高い演奏が続く。
ピアノとベースで繰り返されるフレーズが印象的なヴァーヘイエンのオリジナル「Encore」。
コープランドのオリジナル「Day and Night 」、それぞれのソロが素晴らしい、疾走感のあるアグレッシヴな演奏、テナーの音色は温かい。
終演は、マイルス・デイヴィスの「Nardis」、歌心溢れるテナー、クールビューティなピアノ、ミスマッチな奥深さ。
 
コープランドのオリジナルは、かなり緊張感高いスリリングな演奏。
相変わらず、リリカルで美しいコープランドのピアノ。
ざっくり温かな音色が印象的なヴァーヘイエンのサックス、疾走するととちょっと強面。
頭では結びつかない不思議な世界。

1. Someday My Prince Will Come
2. Spinning Things
3. Dukish
4. Let's Cool One
5. Round She Goes
6. Encore
7. Day and Night
8. Nardis 
 
今日は、ちょうどいい動画が見つかりませんでした。m(_ _)m

Marc Copland (p)
Robin Verheyen (ts, ss)
Drew Gress (b)
Mark Ferber (ds)

んじゃ、退散♪

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