2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

音楽で拡がる輪

« マーク・コープランドの新作は、カルテット! | トップページ | 2つのデュオが有機的に絡み合うような 『Trios: Ocean / Charles Lloyd feat. Gerald Clayton   Anthony Wilson』 »

2022年11月 2日 (水)

ダブル・アンコールの夜 「外山 安樹子トリオ @ Jazz FLASH (10/29)」

「外山 安樹子トリオ @ Jazz FLASH (10/29)」
外山 安樹子 (p) 関口 宗之 (b) 秋葉 正樹 (ds)

 

Akiko_toyama_trio

先週の土曜日のライブ。

すでに、週も超え、月も超え、途中から曲順が曖昧だったので、Facebookの皆さんのご意見を参考にいたしました。汗

トリオで新潟にくるのは4年ぶりだそうで、、まぢ?? って、調べてみたら、
結成10周年記念アルバム『Toward the 11th』のリリース・ツアーでいらした以来だった。
2018年9月14日なので、本当に4年ぶりですね!
去年の初夏に、まさかのスタンダード集『Letters』をリリースしてますが、コロナやらでいらっしゃることができなかったのでしょう。。
と、いうことで、満席。笑
周りは、知っている顔、、リピーターがとても多いので、リラックスした気分で始まるのを待ってました。
ドラムセットが前の右端にセッティングされていて、ドラマーの動きがとても見易い。
オープナーは、コロナ禍に作曲した配信曲「まっすぐに」、叙情的なメロディから、いきなり全員で疾走する熱い演奏。さすが、長年一緒につづけてきただけあって、各自の演奏も大切にしたチーム・プレイで圧倒。
私たちも嬉しいけれど、メンバーの新潟で演奏できる嬉しい気持ちもダダ漏れですよ!
MC入って、最新アルバムから『Letters』から「Yardbird Suite」。ビ・バップの跳ね跳ねの名曲をしなやかに、スピード感たっぷりで。
『Toward the 11th』から、2曲。
まずは、ミステリアスな雰囲気ではじまり、次第に外山さんの感動がじわじわと伝わってくる「Mystic Cathedral」。ガラス工芸にインスパイアされただけあって、彼女の透明感ある曲作りがうまく活かされてる。
そして、佐渡の空をみて作った「Sky Above Dazzling Ocean 俗称(SADO)』、情景を作り上げるベース・ソロから始まって、静かにひろがる目の前の美しい光景。
次のMCは、これまでのアルバムを、メンバーに説明させるのですが、、
それが、かなり、面白い、、結局、3人ともかなりおしゃべりなことが判明。笑
ちゃちゃを入れる、外山さんがメンバー愛が溢れていて可愛いw。
そして、1セット目のさいごは「Bassi Samba」で、賑やかに明るくおしまい♪
ふと見れば、会場の皆んが踊り出しそうに体が揺れている♪
これでもかの渾身のドラム・ソロをフィーチャーして、休憩へ。
2セット目は、「はじまりの秋」、ポジティブな気持ちになる素敵な曲、丁寧な演奏。
どの曲も日常の感情の機微を捉えることが巧くて、曲を聴いていると、自分の心の柔らかな部分に、そっと沁み込んでくるメロディが多いので、リスナーも、好きな曲、推し曲がそれぞれ違う。
オリジナル曲が多くて、選曲が絞りきれない、、って、ことで、リクエスト・コーナー。
熱烈なファンのお客さんから、「Water Iris」の掛け声。
パーカッションの入った「Just Friends」を挟んで、軽やかな演奏。
そして、彼女のクリスマス・アルバムに入っている私的マスト曲「Snowing Town」、抒情的でしっとりした美しい演奏。
ベースがテーマ・メロディを弾いて、そこに3人が雪を降らせる。。
マーティングのドラム・ロールの入ったアレンジもスパイスが効いてたましたね。
そして、終演は曲は、新譜に入れる予定の「Blues Discovery」、超モダンでシリアス、アグレッシブ、全員で攻めてる演奏、かっこよかったぁ!
これでは終われません、アンコール。
新潟の外山ファン大大大好き「May Journey」。
一転、爽やかな光景が浮かぶ。。ライブも終わりだなぁ、、と、思っていると、、
再び、アンコールの拍手、会場の皆さんも同じ気持ちだったんだね。
新譜に入る予定の「イランカラプテ(アイヌの言葉でようこそ)」。
なんだか、少し今まで違う感じの曲調な感じ??素敵な曲でした。
流石に、終演。笑


相変わらず、躍動感あるピアノと情感たっぷりのメロディが満載。
メンバーとのコール&レスポンスもばっちり♪
彼女の欲しい音とフレーズが適所に溢れる歌い上手なベース。
音に拘り繊細さとダイナミックを兼ね備え、熱いグルーブを押し出しているドラム。

全員で、彼女の描きだしたい世界を創り上げていく3人でした。
伊達に15周年を向かえる仲ではないですね♪

で、このトリオで懇親会がないはずがない。。
本町のソウズさまでございました♪
トリオの皆さん、ありがとうございました。m(_ _)m
沢山のご参加も流石です。
フラッシュのマスターとあっこ女将、いつも、ありがとうございます。
んじゃ、退散♪

« マーク・コープランドの新作は、カルテット! | トップページ | 2つのデュオが有機的に絡み合うような 『Trios: Ocean / Charles Lloyd feat. Gerald Clayton   Anthony Wilson』 »

JAZZ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« マーク・コープランドの新作は、カルテット! | トップページ | 2つのデュオが有機的に絡み合うような 『Trios: Ocean / Charles Lloyd feat. Gerald Clayton   Anthony Wilson』 »

無料ブログはココログ