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音楽で拡がる輪

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2022年9月

2022年9月28日 (水)

明日(9/29)、ニカさんこと二階堂 和美さんのライブが北書店である!

2014年だったかな。
北書店で、佐藤店長が一押しのシンガー・ソングライターの二階堂 和美さんのライブを聴いた。
この時は、3月に鬼籍に入ってしまったウッドベースのガンジー西垣さんとご一緒ライブだった。

 

Nikajpg

(ご本人のHPからお借りいたしましたm(_ _)m)

 

何も知らないで聴いた彼女の歌声は人の心のあったかい部分を「ぐわっと」鷲掴みのライブでした。
いやはや、びっくりするくらい心を動かされた。
北書店の店内は、異様な盛り上がりでしたね。

こういう人は、是非是非ジャンルを超えて、いろいりな人に聴いてほしいですね。

そして、朗報!

今年の8月末に、惜しくも閉店した北書店の「あの場所で!!」彼女のライブが開催されます。

★ 二階堂和美ライブ @ 北書店 ★

二階堂和美ライブ @ 北書店

◆9月29日(木) 19時半~(開場19時)
◆3000円

◆お申し込みはメールにてKitashoten412@gmail.com
(件名「9.29ライブ」)

 

場所は、あの医学町通りのダイアパレスの1階、お引越し前の最後のイベントだね!

どうですか?
行ってみる価値ありますよ。

んじゃ、退散♪

2022年9月25日 (日)

ええっと、、コールドプレイの復刻版のクリスマス・アルバム。。。

コールドプレイが好きで、休日とかにかけてたりするんですが、、
秋っぽくなって、、寒くなったのをいいことに、、

彼らのs再発のクリスマスのシングル・レコードを買ってしまいました。。汗

 

★ Christmas Lights / Coldplay [7”シングルレコード] ★

 

Christmas_lights

 

常日頃、、クリスマス・アルバムはレコードがいいなぁ、、
と、思ってはいるのですが、、
なかなか、我が家の収納事情等、、から、叶わぬ夢です。

このアルバムも、出た時には、、ジャズじゃないしなぁ、、
などと、戯言のように呟き、、我慢したのですが、、

復刻版なのに、あっという間に売れ切れて、去年は黒いヴァージョンもでていたのですが、、

黒かぁ、、って、我慢して、、

ところが、、なぜか、その前の復刻版のブルーが売っていたので、、
ポイントが貯まっていたのと、ポイント倍増デイで、少し安くなっていたので、、
つい、ポチってしまいました。。汗

 

【A面】
1. Christmas Lights

【B面】
1. Have Yourself a Merry Little Christmas (Jo Whiley BBC Radio 1 Session)


あはは。。。

まぁ、クリスマスの3ヶ月前だし、、そろそろ、、エンジンかけなくちゃ、、ってことで。笑

んじゃ、退散♪

2022年9月24日 (土)

沼垂発酵フェスティバル 〜OTOKAMO~(10/1, 10/2)

10月1日(土)、2日(日)は、新潟市の沼垂界隈で音楽が醸されるようです!

Photo_20220923115201

って、思いっきり、地元ネタでっす♪


発酵と醸造の町・沼垂が、音楽で醸される二日間!
沼垂発酵フェスティバル OTOKAMO~おとかも~

10月1日(土)、2日(日)と沼垂で様々な音楽ライブが楽しめるイベントが開催されます。

沼垂にあるライブ会場を巡ってクーポンをゲットできるスタンプラリーも同時開催!

いろいろな音楽を聴ける身近に聴けるチャンスです!

複数会場があるので、要注意ですね。

 

チケット絶賛発売中!当日、会場でも買えるそうです。

新潟ジャズ・ストリートのように、フリー・チケット制で、1日あたり1,500円。

これで、1日、好きなように回れます。

会場は、今代司酒造、峰村醸造、沼垂なじらねしんこ屋、沼垂ビール、そして沼垂テラス、大佐渡たむら、、

そして、西福寺、沼垂荘のようですね。

主催:沼垂ストーリー形成連絡会
今代司酒造(株) 
(株)峰村商店 
NPO法人なじらね沼垂 
沼垂ビール(株) 
沼垂テラス商店会
*お問い合わせ先
沼垂ビール(株) 025-383-8720

 

詳しくは、『沼垂発酵フェスティバル』チェックしてください!とのこと。

スケジュールがはっきり見れる頁がないのが、残念ですが、
パンフレットには記載されているとのこと。

とりあえず、パンフレットを貼り付けておきますね。

できれば、ウェブで簡単にスケジュールの全体がチェックできるといいですよね!

 

 

Photo_20220922184601

 

はじめての試み!どうか、成功しますように!!

新潟ジャズストリートのように、恒例のイベントになるといいですね。

身近な街、沼垂で、素敵な音楽と美味しい美味しいものもたくさん!
って、私的には魔法のキーワードばかりです。笑

行ってみたいなぁ。

ちなみに、2日は恒例の沼垂朝市も催されるとのこと。

美味しいものもゲットできるチャンスでっす!

 

んじゃ、退散♪

2022年9月23日 (金)

エスビョルン・スベンソンの未発表ソロ・アルバムがでる!!

 
e.s.t.のリーダ、ピアニストで作曲家のエスビョルン・スベンソン。
人気急上昇大活躍中の、2008年の6月16日にアクア・ダイビング中の事故で亡くなってしまいました。
亡くなった後も、
2001年10月スウェーデンのイェーテボリで行なったコンサート、『e.s.t. live in gothenburg / Esbjörn Svensson Trio』。
2005年『Viaticum』リリース直後のツアー中のロンドンのライブを収録した2枚組、『e.s.t. live in london』
2007年のアジア・オーストラリアのツアーの折にシドニーの『スタジオ301』で録音した音源、『301 』
など、トリオでの未発表音源がリリースされ、高評価を得ている。
今回は、自宅録音のソロ・アルバムが、11月にでるようですね。。
 

 

★ HOME.S.  / Esbjörn Svensson ★
 
Homes

 

彼のパソコンに眠っていたこの音源を発見したのは、彼の奥さま。

しかも、確認したのは、亡くなった10年後!だそうです。
すぐに、スベンソンが信頼を寄せていたサウンド・エンジニアの アケ・リントンに会い、サウンドを聴き、公開することに踏み切ったようです。
そして、彼の協力を得て、その録音が自宅でスベンソンが独りで録ったことも確信。
彼にとっての、リハーサル、練習、作曲、など、、一連の家での音楽活動は、彼の日常であり、詳しい内容をその時々に確認することはなかったわけですが、、
この音源が開かれて、なくなる数週間前に、彼は独りピアノに向かって、ソロの音源を録音していた事実が見えてくるわけです。
曲のタイトルは、スベンソンが宇宙に想いを馳せることが好きだったことから、ギリシャ語のアルファベットにちなんで付けることを決めたとのこと。
もちろん、全曲スベンソンの作曲です。
 
でで、、この情報を見た時、、複雑な感情がわきあがりました。
ちょっと、心がざわついた感じでしたが、時間を置いてみたら、、その漣みたいなものが静まってきました。
逆に、素直にこの音源を聴いてみたい、気持ちが生まれてきました。
 
キャリアの最初の頃の作品ですが、『Close / Lina Nyberg   Esbjörn Svensson』のデュオでは、彼のピアノは、シンプルな輝きを放っていました。
ニルス・ラングレンとのデュオ、『Layers of Light / Nils Landgren Esbjörn Svensson』では、その叙情ににうたれました。
2008年のエスビョルン・スベンソン、、どんなピアノのソロになっているのか、、
考えると、心がときめきますよね。

 



1. Alpha 
2. Beta 
3. Gamma 
4. Delta 
5. Epsilon 
6. Zeta 
7. Eta 
8. Theta 
9. Iota 

Esbjörn Svensson (p)

 

 
んじゃ、退散♪
 



2022年9月21日 (水)

ヤン・ラングレンの新譜は、ベースとのデュオ♪

 
スウェーデンの人気ピアニスト、ヤン・ラングレン。
ホーム・グランドのACTレーベルから、ベースとのデュオを10月にリリース。
 
★ The Gallery Concerts II: Jazz Poetry / Jan Lundgren & Hans Backenroth  ★
 
The_gallery_concerts_ii
 

 

デュオのお相手は同郷のベーシストで、人気グループだったSweet Jazz Trioのレギュラー・ベーシストだったハンス・バッケンルート。
以外にも、初顔合わせだそう!
ピアノの詩人と呼ばれるラングレンと、オール・ラウンドの凄腕ベーシストの演奏。
秋の静かな夜のお楽しみになりそうですよね。

 



1. It Was Good While it Lasted 
2. The Unexpected Return
3. Polska No.1 
4 Gårdsjänta 
5. A Thousand Kisses Deep 
6. Lacrimosa 
7. Svante 
8. She's Leaving Home 
9. Tricotism 
10. Stella by Starlight 

Jan Lundgren (p)
Hans Backenroth (b)

 

 

んじゃ、退散♪

2022年9月19日 (月)

ポップでエレキ・ギターの魅力に溢れている! 『View With a Room / Julian Lage』

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ジュリアン・ラージのブルーノート・レコード第二弾は、ベーシストはホルヘ・ローダー、ドラマーはデイヴ・キングの彼のトリオにペシャル・ゲストとして、ビル・フリゼールが7曲に参加!
ラージのオリジナル9曲とローダーとの共作1曲で全10曲。
 
オープナーは、フリゼールとラージのエレキ・ギターの音色が美しく絡み合う「Tributary」。
トリオでスリリングに駆け抜ける「Word for Word」。
アメリカーナ色強く明るく2本のギターが踊る「Auditorium」。
「Heart Is a Drum」、トリオで演奏、ポップでカラフル、疾走感あふれるギター・トリオ見参。
ローダーとの共作「Echo」、呼応しあうような2本のギターに聴き惚れる。
瞬発力あるドラムが引っ張る「Chavez」、2人のギター小僧降臨。
フリゼールがバリトン・ギターで変化をつける「Temple Steps」。
トリオで「Castle Park」、色彩豊かな世界が広がる。
ちょっと実験的な演奏になった「「Let Every Room Sing」。
終演は、ギターの楽しさ満載「Fairbanks」。
2本のギターは、全く、ぶつかり合うことなく空間をポップでカラフルに満たしている。
もう、ギターって最高!って、一品です!!
 
 
1. Tributary 
2. Word for Word
3. Auditorium 
4. Heart Is a Drum
5. Echo 
6. Chavez 
7. Temple Steps 
8. Castle Park 
9. Let Every Room Sing 
10. Fairbanks 


Julian Lage (g)
Jorge Roeder (b)
Dave King (ds)

special guest
Bill Frisell (g)
 

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Auditorium」。
 

 

 

 

んじゃ、退散♪

2022年9月18日 (日)

ディーター・イルグの新作はラヴェルがテーマ♪

 

ACTレーベルのドイツ人ベーシスト、ディーター・イルグが9月のおしまいに新作を出す。

★ Ravel / Dieter Ilg ★

 

Ravel

 

 

今までも、クラシックの巨匠の作品をヨーロピアン・ジャズとして発表してきたディーター・イルグ。
今回はラヴェルの曲で、ピアニストのライナー・ベームとドラマーのパトリス・ヘラルとともにインタープレイを聴かせてくれるようです。
もちろん、人気曲「Pavane Pour Une Infante Défunte」も入っていますよ。
秋に楽しみな一枚♪
 


1. Menuet sur le nom de Haydn
2. Quatuor
3. Trio
4. Pavane pour une infante defunte
5. Alborada del gracioso
6. Bolero
7. Valse II
8. Adagio assai
9. Sonatine I
10. Pavane de la Bel le au bois dormant
11. Le Jardin feerique

Dieter Ilg (b)
Rainer Böhm (p)
Patrice Héral (ds) 
 
んじゃ、退散♪

2022年9月17日 (土)

メルドー師匠のベンジャミン・ラックナー、ECMでアルバム・デヴュー!

 
チャーリー・ヘイデンに師事し、ブラッド・メルドーに学んだというドイツ系アメリカ人のピアニストで作曲家、ベンジャミン・ラックナーが、10月14日にECMからの初リーダー作をリリースする♪
 
★ Last Decade / Benjamin Lackner★
 
Last_decade

 


新作はトランペットのマティアス・アイク、ベースのジェローム・ルガーム、ドラムのマヌ・カッチェとのカルテット。

曲は、ラックナーのオリジナル8曲とルガームの曲で全9曲。

メンバー、個性的な面々だと思うし、アイクのトランペットが好きなので、ラックナーとの相性が楽しみ。

 
 
1. Where Do We Go from Here
2. Circular Confidence
3. Camino Cielo
4. Hung up on a Ghost
5. Last Decade
6. Remember This
7. Open Minds Now Close
8. Émile
9. My people

Benjamin Lackner (p)   
Mathias Eick  (tp, voice)
Jérôme Regard  (b)  
Manu Katché (ds)  
 
んじゃ、退散♪

2022年9月14日 (水)

サマラ・ジョイの新譜にはパスカーレ・グラッソが参加♪

 
最近では珍しいオーセンティックなジャズ・ヴォーカル、往年のジャズ・ディーヴァーたちを彷彿とさせるサマラ・ジョイ。
名門ヴァーヴから、名手が参加の新譜がでる。
 
★ Linger Awhile / Samara Joy ★
 
Linger_awhile
 

スタンダードを彼女流にアレンジし、時には有名な楽器のソロのメロディを使ってオリジナルの歌詞を歌う、ヴォカリーズと呼ばれるスタイルで制作されているという。

ニューヨークのシアー・サウンドで録音された作品には、ギターのパスカーレ・グラッソ、ピアノのベン・パターソン、ベースのデイヴィッド・ウォン、ドラムのケニー・ワシントンという錚々たるメンバーが参加。
流石に、ジャズ・ファンだったら聴いてみたいと心をくすぐりますね。

1. Can't Get Out Of This Mood
2. Guess Who I Saw Today
3. Nostalgia
4. Sweet Pumpkin
5. Misty
6. Social Call
7. I'm Confessin'
8. Linger Awhile
9. 'Round Midnight
10. Someone to Watch Over Me


Samara Joy (vo)
Pasquale Grasso(g)
Ben Paterson (p)
David Wong (b)
Kenny Washington (ds)
 
んじゃ、退散♪

2022年9月11日 (日)

時に、息を呑む美しさ 『The Song is You / Enrico Rava   Fred Hersch』

 

The_song_is_you_20220909160401

 
イタリア人トランペッター、フリューゲルホーン奏者のエンリコ・ラヴァと、米国人ピアニストのフレッド・ハーシュ、2人の偉大なマスターよるデュオ・アルバム。
ラヴァは、ほぼ半世紀にわたってECMのアーティスト、ハーシュはこのアルバムがレーベル・デビュー。
スタンダードやミュージシャン曲など5曲と、それぞれのオリジナル1曲ずつと即興で全8曲。
オープナーは、透明感ある美意識の高いピアノに導かれ、温かな音色のフリューゲルが奏でるカルロス・ジョビンの「Retrato em Branco e Preto(白と黒のポートレイト)」、情感溢れる哀愁の演奏に期待で胸がときめく。
「Improvisation」、研ぎ澄まされた感覚で互いの考えを愉しむ即興演奏。
ラヴァのアヴァンギャルドな部分をうまく取り込みながら、スタンダード「I'm Getting Sentimental Over You」。
2人のフリー魂を強く感じながらも、詩情豊かなスタンダード「The Song Is You」。
ハーシュのオリジナル「Child's Song」、穏やかなメロディがフリューゲルとよく似合う、そして、リズミカルなピアノと朗々としたラヴァのソロは大きな空間を創造する。
ダークだけれど軽快で歯切れのよいやりとり、ラヴァのオリジナル「The Trial」。
セロニアス・モンクの「Misterioso」、6度音程で昇降する一聴には単純なブルースを実に味わい深いウィットも効いた演奏に。
終演は、同じモンクの曲でも濃い感情に引摺られる「Round Midnight」、ハーシュのソロ。
独り対位法はもちろん、ダイナミクスを巧みにコントロールし、鍵盤をフル活用したドラマチックな演奏。
 
抒情性を大切に、即興の精神を重んじた、自由で言葉のいらない演奏が詰まっている。
う〜ん、このおおらかさは、、なんだろう。。そして、時にその美しさに息を呑む。
このデュオを日本で聴きたい。

1. Retrato em Branco e Preto
2. Improvisation
3. I'm Getting Sentimental Over You
4. The Song Is You
5. Child's Song
6. The Trial
7. Misterioso
8. Round Midnight

Enrico Rava  (flh)
Fred Hersch (p)

今日のおまけは、ラヴァがあげていた「Retrato em Branco e Preto」。
 
 
 
んじゃ、退散♪

2022年9月10日 (土)

あの奇跡のカルテット、第2弾 『LongGone / Joshua Redman   Brad Mehldau   Christian McBride   Brian Blade』

 


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現代ジャズのマスターたちが集結したこのスーパー・クインテット。

『RoundAgain』は、1994年の『MoodSwing』以来約26年!ぶりだったのですが、今回は2年のスパンでリリース。

全員、超多忙なはずなので、不思議だったのですが、、レーベルの情報を見て納得。

2019年に一緒にレコーディングされたものだったのですね。

なるほどね、、そして、そこに2007年のSFJAZZの25周年記念のライブ演奏を1曲追加したものでした。

今回は、全6曲がジョシュア・レッドマンのオリジナルです。

 

オープナーは、全員で軽快にスイングするタイトル曲「Long Gone」。

インテリジェンスのあるソプラノ・サックスが小気味良い「Disco Ears」。

「Statuesque」、落ち着いた色合いで、マクブライトのボーイングも効果的。

サックス・カデンツァで始まる「Kite Song」、硬派なメルドーのピアノも魅力。

「Ship to Shore」、超絶なベース・ソロ、ブレイドのタイトでスリリングなドラミングも聴きどころ。

終演は、ジョシュアの曲紹介から始まる2007年録音のライブ演奏「Rejoice」。

ライブならではの臨場感にあふれていて、おもわずガッツ・ポーズ。笑

 

このメンバーならではの、才能に溢れた演奏。

オリジナルのジョシュア・レッドマン・カルテット、切れ味抜群。

私的には、最初は、、つっこみどころはいろいろあったのだけど、

やっぱりこの演奏はリリースしなくちゃね。笑

早く、このメンバーで来日して欲しい!!(バカの一つ覚え)



1. Long Gone
2. Disco Ears
3. Statuesque
4. Kite Song
5. Ship to Shore
6. Rejoice

Joshua Redman (ts, ss)
Brad Mehldau (p)
Christian McBride (b)
Brian Blade (ds)

 

今日のおまけは、ご本人があがていた「Long Gone」。

 


 



んじゃ、退散♪

2022年9月 7日 (水)

北欧発、アルトも吹く女性ヴォーカル 『Alone Together / Johanna Linnea Jakobsson』

 
Alone_together
 
北欧のアルトサックス奏者でSSWでもある、ヨハンナ・リネア・ヤコブソンのデビュー・アルバム。
このアルバムでも、ヴォーカルとアルト・サックスの両方を聴くことができちゃいます。
彼女のオリジナルとカバーが半分ずつ。
1991年生まれの彼女と同世代の北欧のギター、ピアノ、ベース、ドラムとのクインテット。
 
 
 
オープナーは、お馴染み「Alone Together」、少しハスキー、どこか儚げなヴォーカルに孤独感が漂う。ブルージーなギター、色彩豊かなドラムでドラマチックで抒情豊か。
オリジナル「Itinerant 」、ゆったりとリラクゼーションたっぷりのアルト、郷愁あふれるフレーズのギターは異国に誘う。
優しい声で囁くようなヴォーカル、端正でハードバピッシュなピアノで聴かせるオリジナル「Anything」。
抑制の効いたアルトが落ち着いた雰囲気を醸し出すオリジナル「Opaque」、ベースのソロも渋い。
清涼感あふれるヴォーカルと軽快なアルトで、ビートルズ・ナンバー「She's Leaving Home」。
オリバー・ネルソンの「Stolen Moments」、歌心たっぷりのアルトやメンバーとのやりとりがクール。
デューク・エリントンの「The Single Petal of A Rose」、まろやかで穏やかなアルトの響きが心地よい。
終演は、オリジナル「Blue」、キュートなヴォーカルで軽やかなひととき、スキャットも清くインティメイトな雰囲気。
 
キュートで清涼感あふれるヴォーカル、まろやかでソフィスティケートされたアルト。
どちらもリラクゼーションたっぷり、そして透明感のある音風景。
 
1. Alone Together 
2. Itinerant 
3. Anything 
4. Opaque 
5. She's Leaving Home 
6. Stolen Moments 
7. The Single Petal of A Rose 
8. Blue 

Johanna Linnea Jakobsson (vo,exc #2, 4, 6, 7,   as #2, 4, 5, 6, 7)
Robin Petersson (g)
Gustaf Rosenberg (p)
Anders Fjeldsted (b)
John Fernold (ds)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Alone Together 」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪



2022年9月 4日 (日)

心地よさにヘビロテ 『The Parable of The Poet / Joel Ross』

 

The_parable_of_the_poet

 
天才ヴィブラフォン奏者で作曲家、ジョエル・ロスのブルーノート・レコードからの3枚目のアルバム。
4月にリリースされていたの見逃していて、ジャズ評論家の柳樂 光隆氏のTweetで、今更気がつきました。。汗
 
もともと、メンバー各自のソロよりもメンバー間のやり取りを重視した、アンサンブル志向が強いサウンドだったと思うのですが、その傾向がより顕著にななった感じ?
7つの楽章からなる組曲の各タイトルは、ロスの感情的な決断や経験を表したものだそうで、曲のタイトルから受けるイメージのように、スピリチュアルな感じもあるようです。
 
オープナーは、どこか儚げで夢の中のような「PRAYER」、ヴィブラフォンの軽やかな音色が心地よい。
ベースのソロから始る「GUILT」、物想い深く緊迫感漂う。
エッヂの効いたトランペットのソロが淡々とすすみ、主従なく様々な音が重なる「CHOICES」。
「WAIL」、アルトとテナーの雄叫びにトレーンの大きな影を感じるが、ロスを始めメンバーのクールな対応はぬるま湯のようで不思議なミックス。
トロンボーンでシームレスに始る「THE IMPETUS (To Be And Do Better)」、抒情的。
「DOXOLOGY (Hope)」、熱いサックス・ソロから始まり、バンド・サウンドは熱くグルーブ。
終演は、「BENEDICTION」、静かに厳かに。
 
ちょっと、不思議な掴みどころのない感じのアルバム。
曲のタイトルからも、教会の礼拝を中心に、構成された組曲、と、言っていいと思うんだけど、、
単にゴスペル風とかというのでなく、彼の感情を一連のイメージから音楽で現そうとしたのですかね。
メロディと即興の境を限りなく曖昧な感じにした、彼の音楽的理想を追求した音楽。
多才な人と創り上げた多彩な感じの音楽、繰り返し聴くのが気持ちいい。
 
 
1. PRAYER
2. GUILT
3. CHOICES
4. WAIL
5. THE IMPETUS (To Be And Do Better)
6. DOXOLOGY (Hope)
7. BENEDICTION
 
 
Joel Ross (vib)
Gabrielle Garo (fl) #2
Immanuel Wilkins (as)
Marquis Hill (tp)
Maria Grand (ts)
Kalia Vandever (tb)
Sean Mason (p)
Rick Rosato (b)
Craig Weinrib (ds) 

今日のおまけは、ご本人があげていた「PRAYER」。
 
 
んじゃ、退散♪

2022年9月 3日 (土)

ジャズ喫茶は、お好き? 写真集『JAZZ KISSA 2015-2019 (JAZZ CITY)』

Jazz_kissa

ジャズ喫茶は、お好きですか?
私は、大好きですよ。

いつからジャズが好きになったのか??
覚えてない。
でも、初めて入ったジャズ喫茶でかかっていたレコードは覚えている。
高校一年生の一学期も終わる頃、、たまたま、独りで帰宅。
いつもは、同じ中学だった友だちと一緒にバスに乗って30分ほどのおしゃべりタイムなんだけど。。

駅近くのデパートの近くの路地を歩いていた時、、
ふと、その扉が気になって、、そろそろと近づいて前にたったのですね。

私の知っている曲が中から聴こえてきた…「Over the Rainbow」。
祖父の持っていたベスト盤のレコードの中に、女性ヴォーカルが歌った「Over the Rainbow」があったのですが、とても、気に入っていたのですぐにわかった。

で、なんとなく、、そこがジャズ喫茶だという認識はほとんどないまま、扉を開けました。
カウンターの上の壁に「Now Playing」とあったのが、
『Fontessa / The Modern Jazz Quartet 』。
当時は、演奏よりもジャケット・ワークが素敵だと思い、「これ、欲しいなぁ〜」って、思ったのを覚えてます。
夏休みにバイトして、初めて買った自分のジャズのレコードの中の一枚になりました。

そして、今に至る。。笑
随分と、長い月日がたちましたが、、付かず離れずずっと音楽を聴いてます。
当時のジャズ喫茶は、確かにいろいろとルールがありましたが、、それはさほど面倒だと思ったことはありません。
むしろ、知らない音楽をいろいろと教えてくれる未知との遭遇の場所でした。

最近は、ジャズ喫茶に足繁く通うこともなくなってしまったのですが、
心と時間に余裕があれば、誰にも知られずに、あの空間にひっそり身を潜めることを日課にしたいものです。

話が、随分それてしまったのですが、、汗
2015年から2019年までの5年間に撮影した日本全国のジャズ喫茶、54軒を紹介する写真集。」
と、いうのを購入しました。
ですが、なぜか、56軒のお店の名前が紹介されています。むむ。
すでに閉店となった店も含む「2015-2019年のジャズ喫茶の記憶」って、ありましたが、、
実際に、この中の11軒は、閉店しているのだそうです。

そういえば、私が初めていったジャズ喫茶は、随分前に閉店となり、
もう一軒、比較的近くにあった老舗のジャズ喫茶は、随分離れた場所に移転しています。
古い雑居ビルにあったのですが、駅周辺の開発で立退になったと聞きました。
新しいお店にも行ったことがあるのですが、マンションの一階のジャズの流れるカフェ?みたいな感じで落ち着かなかったのを覚えています。
ところが、このあと、もう一度、移転したそうです。
残念ながら、そこには行っていないのですが、検索で出てくる写真をみると、、
落ち着いた、素敵なジャズ喫茶になっている、、一度、行ってみたいものです。
今も、営業されているようで、のこってよかったな。
今度、お墓参りに帰った時に行ってみたい。

写真集は、表紙も裏表紙もジャズ喫茶の写真から始まっていて、基本、一軒に見開き1頁。
全部カラー頁なのですが、、なぜか、セピア色のイメージ。
うん、大体のジャズ喫茶って、そんな色彩のトーンですよね。

掲載されていたジャズ喫茶のなかでは、
東京にある老舗のいーぐると、比較的新しいロンパーチッチしか行ったことない。。
しかし、自分の想い出とリンクさせながら、楽しく眺めました。
あ、面白そうなライブを頻繁に開催している、カフェ・ブールマンもしっかりチェックしましたよ。
ジャズ喫茶巡り、、老後の楽しみっていってたんですが、、すでに老人枠。笑
気負わず気軽に、ジャズ喫茶巡りもはじめてみたいものです。
で、もう一度、お尋ねいたしますよ。
ジャズ喫茶は、お好きですか? 

 

掲載店をコピペしておきますね。
2015-2019年のジャズ喫茶 掲載店(計56店)

《宮城》 カフェ・コロポックル / ヴァンガード / COFFEE & SESSION PABLO

《東京》 NoRooms For Squares / いーぐる / ジャズ オリンパス! / ライトハウス/ Jazz と喫茶はやし /  ダディーズ・ソックス(2020年閉店)/ KISSA BOSSA UMINEKO / ロンパーチッチ / リバーサイド・ジャズ(2020年閉店)/ カフェ・ブールマン /  ローリンズ コーヒー&バー

《神奈川》 ジャズの泉 / ダウンビート /  マシュマロ

《長野》M-Gate (2019年閉店)  /  884 (ハヤシ) / エオンタ

《静岡》トゥルネ・ラ・パージュ / 喫茶ポプラ / ゆしま

《石川》 Jazz Spot穆然 / パーラー アコ

《愛知》 グッドベイト / Jazz & Organicくれよん / ジャズ喫茶バリレラ / デイズ(2021年閉店)/ グレイン(2020年閉店) 

《岐阜》 ヤードバード(2021年閉店)

《三重》 JAZZ TAKE ZERO / サラーム(2021年閉店)

《滋賀》 YUGEYA  

《京都》 LUSH LIFE

《和歌山》 テイクファイブ

《岡山》  アヴェニュー / Coffee Houseごじとま / ジョーダン  / ジャンク(2021年閉店)/ グルーヴィー / 邪美館 (2018年閉店)

《高知》 アルテック(2016年閉店)/ 木馬 / ジャズ喫茶ピート / 喫茶ウォッチ / Debby

《福岡》 JAB / Browny  / エル・エヴァンス / エイトモダン / ルーレット / ハーツフィールド / 古処(2018年閉店)

《佐賀》 シネマテーク / コルトレーン コルトレーン
 
 
んじゃ、退散♪

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