e.s.t.のリーダ、ピアニストで作曲家のエスビョルン・スベンソン。
人気急上昇大活躍中の、2008年の6月16日にアクア・ダイビング中の事故で亡くなってしまいました。
亡くなった後も、
2001年10月スウェーデンのイェーテボリで行なったコンサート、『e.s.t. live in gothenburg / Esbjörn Svensson Trio』。
2005年『Viaticum』リリース直後のツアー中のロンドンのライブを収録した2枚組、『e.s.t. live in london』
2007年のアジア・オーストラリアのツアーの折にシドニーの『スタジオ301』で録音した音源、『301 』
など、トリオでの未発表音源がリリースされ、高評価を得ている。
今回は、自宅録音のソロ・アルバムが、11月にでるようですね。。
★ HOME.S. / Esbjörn Svensson ★
彼のパソコンに眠っていたこの音源を発見したのは、彼の奥さま。
しかも、確認したのは、亡くなった10年後!だそうです。
すぐに、スベンソンが信頼を寄せていたサウンド・エンジニアの アケ・リントンに会い、サウンドを聴き、公開することに踏み切ったようです。
そして、彼の協力を得て、その録音が自宅でスベンソンが独りで録ったことも確信。
彼にとっての、リハーサル、練習、作曲、など、、一連の家での音楽活動は、彼の日常であり、詳しい内容をその時々に確認することはなかったわけですが、、
この音源が開かれて、なくなる数週間前に、彼は独りピアノに向かって、ソロの音源を録音していた事実が見えてくるわけです。
曲のタイトルは、スベンソンが宇宙に想いを馳せることが好きだったことから、ギリシャ語のアルファベットにちなんで付けることを決めたとのこと。
もちろん、全曲スベンソンの作曲です。
でで、、この情報を見た時、、複雑な感情がわきあがりました。
ちょっと、心がざわついた感じでしたが、時間を置いてみたら、、その漣みたいなものが静まってきました。
逆に、素直にこの音源を聴いてみたい、気持ちが生まれてきました。
キャリアの最初の頃の作品ですが、『Close / Lina Nyberg Esbjörn Svensson』のデュオでは、彼のピアノは、シンプルな輝きを放っていました。
ニルス・ラングレンとのデュオ、『Layers of Light / Nils Landgren Esbjörn Svensson』では、その叙情ににうたれました。
2008年のエスビョルン・スベンソン、、どんなピアノのソロになっているのか、、
考えると、心がときめきますよね。
1. Alpha
2. Beta
3. Gamma
4. Delta
5. Epsilon
6. Zeta
7. Eta
8. Theta
9. Iota
Esbjörn Svensson (p)
んじゃ、退散♪
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