メロウで浮遊感ある空間…猛暑対策にバッチリ♪ 『Not Tight / Domi & JD Beck』
Z時代の天才デュオ、Domi & JD Beck♪
2000年にフランスのメス生まれたキーボード奏者、ドミ・ ルナ。
2003年に米国のダラスで生まれたドラマー、JDベック。
バークリー音楽大学に在籍していたドミと、 10歳から演奏を始めていたJDが2018年に出会い、デュオ・ ユニット開始、SNSなどで注目を浴びるようになり、 ミュージシャンの注目も集めるように。
その流れで、今回のアルバム・デビューのキーパーソンになったアンダーソン・ パークに認められ、彼らの夢のコラボが実現、 彼が立ち上げに関わっているAPESHIT Inc.とブルーノート・レコードからの契約♪
その見た目のキュートさや「Kawaii」とウラハラに、 しっかりした技術で超絶テクや複雑なハーモニーを動画で披露してきた彼 らのデビュー・アルバム♪
ジャズ界のレジェンド、ハービー・ハンコックをはじめ、 アンダーソン・パーク、サンダーキャット、マック・デマルコ、 カート・ローゼンウィンケルって、、 その繋がりは音楽のジャンルを踏み超えて広がっています!
そして、今回はお得意のカバーでなくて、全曲2人のオリジナル。
オープナーは、ハープやヴィオラ、 チェロが懐かしい映画音楽のワンシーンのように入った「 LOUNA’S iNTRO」、シームレスに続く「WHATUP」は、 2人の超絶演奏。
キャッチーで緩いムードと超絶な演奏がギャップな「SMiLE」 。
サンダーキャットが参加する「BOWLiNG」、 彼の繊細なヴォーカル、ベースプレイが聴けるて幸せ、ファンタスティック。
タイトル曲「NOT TiGHT」でも、サンダーキャットはベースで参加、かっこいいですぅ。
マック・デマルコとのヴォーカルが浮遊感たっぷり「TWO SHRiMPS」。
2人のヴォーカル「U DON’T HAVE TO ROB ME」、実に味があってハマっている。
ハービー・ ハンコックが参加、ヴォコーダーを使った「MOON」がメロディアスでメロウ、素敵すぎる。
叙情的で神秘的な「DUKE」。
アンダーソン・パークのヴォーカルが入った「TAKE A CHANCE 」、2人もヴォーカルでも参加。
スペイシーで夏空感間満載「SPACE MOUNTAiN」。
「PiLOT」は、バスタ・ライムス、スヌープ・ドッグ、アンダーソン・ パークという超豪華なメンバーと創り上げるポッセカット、これも最高。
カート・ローゼンウィンケルのギターが空間を謳歌しまくる「WHOA」。
疾走するドラムに心奪われる「SNiFF」。
終演は、再び、弦楽隊が入って幕をひく。。
テクニックの凄さにあっけにとらわれるけど、どの楽曲にもキャッチーな親しみやすさがあって暑苦しく無い。
メロウで浮遊感ある空間に身を潜めて猛暑をやり過ごそう♪
1. LOUNA’S iNTRO
2. WHATUP
3. SMiLE
4. BOWLiNG (feat. Thundercat)
5. NOT TiGHT
6. TWO SHRiMPS (feat. Mac DeMarco)
7. U DON’T HAVE TO ROB ME
8. MOON (feat. Herbie Hancock)
9. DUKE
10. TAKE A CHANCE (feat. Anderson .Paak)
11. SPACE MOUNTAiN
12. PiLOT(feat. Snoop Dogg, Busta Rhymes, Anderson .Paak)
2. WHATUP
3. SMiLE
4. BOWLiNG (feat. Thundercat)
5. NOT TiGHT
6. TWO SHRiMPS (feat. Mac DeMarco)
7. U DON’T HAVE TO ROB ME
8. MOON (feat. Herbie Hancock)
9. DUKE
10. TAKE A CHANCE (feat. Anderson .Paak)
11. SPACE MOUNTAiN
12. PiLOT(feat. Snoop Dogg, Busta Rhymes, Anderson .Paak)
13. WHOA (feat. Kurt Rosenwinkel)
14. SNiFF
15. THANK U
14. SNiFF
15. THANK U
JD Beck (ds)
Domi (keys)
guests
Herbie Hancock (p, vocoder)
Anderson .Paak (vo)
Thundercat (b, vo)
Snoop Dogg (vo)
Busta Rhymes (vo)
Kurt Rosenwinkel (g)
Mac DeMarco (vo)
今日のおまけは、ご本人たちがあげていた「PiLOT」。
んじゃ、退散♪
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コメント
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Suzuckさん,こんばんは。ストリーミングでこれを聞きました。
いやぁ,メロウ・グルーブですねぇ。Robert GlasperとMoonchildをミックスしたような感じで,思わず散歩が楽しくなってしまいました。
散歩中に聞いていたので,細かいところは聞けていませんし,メンツとかは全然意識していませんでしたが,改めてきっちりと聞いてみようと思います。ともあれ,ご紹介ありがとうございます。
投稿: 中年音楽狂 | 2022年8月14日 (日) 00時30分
閣下、コメントをありがとうございます。m(_ _)m
散歩のお供に、Domi & JD Beckって、良いですねぇ!
私は、車ででかけるときに忍ばせております♪
彼ら、、まさに時代の寵児ってヤツなんでしょうねぇ。。
おまけに、サンダーキャットが大好きなので、お得な気分です!
投稿: Suzuck | 2022年8月16日 (火) 07時51分
Suzuckさん,こんにちは。結局買っちゃいましたよ(笑)。Suzuckさんもつくづく間口が広い!
このアルバム,この二人が尋常じゃないってことがよくわかりますねぇ。吸収力もそうなんでしょうが,それを実践できるということが素晴らしいですね。若oいっていいなぁと年寄り臭いことを言いたくなりましよ。
ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2022/09/post-ba8c3e.html
投稿: 中年音楽狂 | 2022年9月 4日 (日) 12時05分
閣下、私なんぞは間口は広くありません。
APESHIT Inc.とブルーノート・レコードと契約してる、、って
凄いじゃないですか、、そりゃ、どんなもんだと聴きたくなりますわ。
ジャズ界も、今までの方法だけでなく、いろいろな方法でスターができてくるんでしょうね。
リンクをありがとうございました。m(_ _)m
投稿: Suzuck | 2022年9月 4日 (日) 15時30分