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音楽で拡がる輪

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2022年7月31日 (日)

アルトとギターで、北欧のバリトン奏者ラーシュ・グリン集 『Mid Summer Odyssey / Randal Despommier feat. Ben Monder』

 
Mid_summer_odyssey
 
米国の気鋭のアルト奏者、ランダル・デスポミエ。
新譜は、ニューヨークを中心に活躍するギタリスト、鬼才ベン・モンダーとのデュオ。
スウェーデン出身の伝説的バリトン・サックス奏者、ラーシュ・グリンと縁の深いナンバーを揃えた作品。
 
オープナーは、牧歌的なメロディとサックスの音色、ギターの繊細で抑えた感じがぴったり。
「Igloo」、サックスは確かに「ポール・デスモンドの柔らかなトーンと、デイヴィッド・ビニーの激烈さを持ち合わせる存在」。
少なくても、音色はとても美しい。
「Danny’s Dream 」しなやかなメロディ、そして、サックスのと違う光景をみせるギター。
「BBC Blues」、飽きることのない2人の会話。
「Mazurka 」、ギターの繊細なヴォリュームの変化、サックスの表現力。
美しい光景が広がるワルツ「Dyningar」。淡々と進むバラッド「Silhouette」。
美しいギター・ソロが聴ける「 I min smala sang 」。
終演は、「I Hope It’s Spring for You 」、互いの音が溶け合う魔法のよう
ラーシュ・グリンの持つ北欧的メロディアスな世界を堪能できる一枚。
柔らかで優しげなデスポミエのサックスと、消えいるような音でいてしっかりと音楽に深みをつけているモンダーのギター。
思いがけない一枚でした♪
 
 
1. Toka Voka Oka Boka 
2. Igloo 
3. Danny’s Dream 
4. BBC Blues 
5. Mazurka 
6. Dyningar 
7. Silhouette 
8. I min smala sang 
9. I Hope It’s Spring for You 
 
Randal Despommier (as)
Ben Monder (g)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「I Hope It’s Spring for You 」。
 
 
んじゃ、退散♪

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