穏やかで温かな 『Hometown / Hitomi Nishiyama』
大阪府枚方市出身の西山 瞳さん。
枚方のジャズのイヴェントで、枚方ゆかりのミュージシャンと演奏。
その際に、主催者に枚方ちなんだ曲をアンコールに演奏できないか?と問われ、作曲した「Take the “K” Train」。
そう、ジャズ・ラヴァーならピンとくるビリー・ストレホーンとデューク・エリントンの有名曲「Take the “A” Train」を枚方に乗り入れている「京阪」の「K」にもじった曲。
そこから、多々あってホームタウン愛にあふれたこのアルバムになったようです。
メンバーは、クラリネットの鈴木 孝紀、ベースの光岡 尚紀、全曲西山オリジナル♪
彼女のホームページからサイン入りを購入しました♪
オープナーは、可愛らしいメロディと優しいクラリネットの響きが耳に残る「Fairy Tale」。次曲の導入曲になっているようです。
モダンでブルース仕様になっている「Take the “K” Train」。確かに、演奏は素敵だけど、思わず「クスリっ」って、なっちゃうかも。エリントン・ナンバーは懐が深いでっす。
夢の中で作曲した曲「Yawn」、ゆったりと穏やかに時が流れる。
「Walking in the Park」、今回のアルバムのための新曲、ベースに自由度があって楽しいウォーキング。
スウェーデンの不思議な自然の風景からできた「200km」、面白い自然だなぁ、、って、おもいながら解説を読む。3人が掛け合いながら、疾走感のある華麗な演奏。
トレーンさまの「Central Park West」からインスパイアされてできた「HIRAKATA Park West」、素敵なバラッド。
動きのある明るい書き下ろし「Our Memorial Attractions」。う〜ん、関西人ではないの「あのCM」は、まったく思い浮かばなかった。。
終演は、クラリネットとデュオで「Romance」、福よかなクラリネットの音色とクリアなタッチのピアノで奏でる「Romance」は、穏やかで心地よい。
枚方出身の西山さんにとって、ここにつながるさまざまな枚方の想い出があるわけですね。
それは、個人の思いだし、関西の人たちにとっても、また違う思いもわくのでしょう。
でも、この音楽には、普遍的な温かさや穏やかさあって、枚方に関係ない私も素敵な時間すごせました!
1. Fairy Tale
2. Take the “K” Train
3. Yawn
4. Walking in the Park
5. 200km
6. HIRAKATA Park West
7. Our Memorial Attractions
8. Romance
2. Take the “K” Train
3. Yawn
4. Walking in the Park
5. 200km
6. HIRAKATA Park West
7. Our Memorial Attractions
8. Romance
西山 瞳 (p)
鈴木 孝紀 (cl)
光岡 尚紀 (b)
鈴木 孝紀 (cl)
光岡 尚紀 (b)
今日のおまけは、ご本人があげていた試聴動画。
当面は、オンライン・ショップかライブでの手売りのようです。
私は、彼女のホームページからサイン入りを購入しました♪
こういう時こそ、さまざまな愛に満ちたこういう音楽が、、いいと思うな。
んじゃ、退散♪
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