チャールス・ロイド、新プロジェクトの第一弾! 『Trios: Chapel (Live) / Charles Lloyd feat. Bill Frisell Thomas Morgan』
レジェンド、チャールス・ロイド。3つのトリオによる3枚のアルバムをリリースする新プロジェクト「Trio of Trios」。
その第一弾が、ギタリストのビル・フリゼールとベーシストのトーマス・モーガンによるこのアルバム。
編成の異なる3つのトリオですが、メンバーをみたらすべてにギタリストが入っていますね。
オープナーは、ビリー・ストレイホーンの「Bloodcount」。あのフカフカのテナーの音色で、ゆったり、まったり、原曲のエレガントさも忘れずに。フリゼールの浮遊感は、暑さを忘れる。
オリジナル「Song My Lady Sings 」、フリゼールのイマジネーション豊かな世界が広がります。デュオもだしているフリゼールとモーガンの美しいインタープレイも、優しいテナーも聴きどころ。
キューバのシンガーソングライター、ボラ・デ・ニエベの「Ay Amor」、溢れんばかりの感情で吹き上げ、3人で創り上げる世界が心地よい。なぜかカントリーみたいでしみじみする〜
アルト・フルートで演奏するオリジナル「Beyond Darkness」、3人の濃いインタープレイ、そして、情熱的なアルト・フルート、カデンツァ。
終演は、オリジナル「Dorotea’s Studio」、ロイドの自由な発想や歌心と、フリゼールやモーガンとの相性の良さがよく出ていて、ポップでカラフルで多様な演奏。
各自の楽器が、それぞれの声となって、素敵なハーモニーとなっている多幸感に溢れたライブ。
ロイドは、ハッピーですよねっ!
1. Bloodcount
2. Song My Lady Sings
3. Ay Amor
4. Beyond Darkness
5. Dorotea’s Studio
Charles Lloyd (ts, a-fl)
Bill Frisell (g)
Thomas Morgan (b)
今日のおまけは、ご本人があげていた「Dorotea’s Studio」。
次は、「Trios: Ocean」で、ギタリストのアンソニー・ウィルソンとピアニストのジェラルド・クレイトンが共演です!
楽しみすぎるぅ!!
んじゃ、退散♪
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コメント
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Suzuckさん,こんにちは。
本作に続いて3部作の制作とは,Charles Lloydの衰え知らずには驚かされます。ここではBill Frisell~Thomas Morganというコンビを従えているので,大体音は想像できた訳ですが,アルバムとしての構成もよくて,やっぱり凄い人だと思わせますし,残り2作への期待も高まりますね。
ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2022/07/post-7c02f0.html
投稿: 中年音楽狂 | 2022年8月 6日 (土) 16時32分
閣下、ロイドの精神的な若さはすごいと思います。
常に前向きで、チャレンジを続ける姿はすごいです。
もうすぐ、第二作もリリースされますね!
リンクをありがとうございました。m(_ _)m
投稿: Suzuck | 2022年8月 7日 (日) 13時53分
Suzuck様
今晩わ。遅ればせながら、ロイドのトリオ三部作の第一弾、
堪能させてもらってます。
歳を経るごとに、フリーゼルのギターが身に沁みます。
リンク貼らせてください。
https://zawinul.hatenablog.com/entry/2022/10/08/210155
投稿: zawinul | 2022年10月 8日 (土) 21時10分
zawinulさま、返事が遅くてすみません。m(_ _)m
私も、この連休に2枚目が届きましたが、まだ、聴いていません。
なぜか、随分と空いてしまいましたが、
作品を楽しむには、このくらい空いた方がいいですね。
フリゼールさま、、、ラージのアルバムでもご活躍でした。
こういう歳のとりかたができるといいなぁ、、
って、第一候補の人。
リンクをありがとうございました。m(_ _)m
投稿: Suzuck | 2022年10月11日 (火) 07時43分