日常生活での心のオアシス 『MY ROOM another side / ウィリアムス 浩子 』
大好きなヴォーカリストのウィリアムス 浩子さんのMY ROOMシリーズ。
ほっとしたい時、くつろぎたい時の必需品♪
MY ROOMシリーズは、side1〜4とクリスマス・アルバムまである素敵なシリーズ。
今回は、 オーディオ雑誌のサンプラー音源として録音された4曲と新録1曲 を加えた5曲からなるミニCDアルバムで〜す!
もちろん、デュオのお相手は、いつもの相棒…歌心いっぱいのギタリスト、馬場 孝喜さま♪
オープナーは、キース・ジャレットの『「The Melody at Night with You』の演奏で好きになったという「My Wild Irish Rose」。
優しく包み込むような温かな歌声…ソフィスティケートされたギターのフレージングとともに心癒される。
S&Gで有名な「Scarborough Fair 」、そよ風のような爽やかな歌声が、どこか物悲しさを誘う。7拍子のアレンジ、ギターの重ね録り、最後のスキャットとエレガント♪
滋味深い歌声で丁寧に綴られるトラッド「The Water Is Wide」、静かに一緒に歩むギターの歌心が素晴らしい! 人生は、こんな風にゆったり進みたい…
一転、新録の「Night And Day」は、アップテンポでスリリング。ギターとスキャットで掛け合う場面、お洒落でお見事! ライブに行きたくなりますね♪
終演は日本の原風景が浮かび上がる「朧月夜」を日本語で。美しいギターのフレーズとともに心に深く沁みる…
優雅で華麗なギターとともに、それぞれの曲で感情移入の素晴らしいヴォーカルが堪能できます♪
19分弱と短いのですが、それがまた、日常生活のもやもやをリセットするのにいい感じ!
日常生活のなかでの心のオアシスって感じでっす。
そして、音の艶やかなことも◎
1. My Wild Irish Rose
2. Scarborough Fair
3. The Water Is Wide
4. Night And Day
5. 朧月夜
ウィリアムス 浩子 (vo)
馬場 孝喜 (g)
1. My Wild Irish Rose
2. Scarborough Fair
3. The Water Is Wide
4. Night And Day
5. 朧月夜
ウィリアムス 浩子 (vo)
馬場 孝喜 (g)
今日のおまけは、ご本人があげていた試聴ムービー。
んじゃ、退散♪
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コメント
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ふだんはヴォーカルアルバムにはあまり興味がないのですが、数年前に出ているアルバムを一気買いしてしまいました。やはり理屈ではなくて、感性が求めているというか。今回のアルバムも長い時間ではないし、、シンプルな編成ですし、愛聴盤になりそうです。
当方のブログアドレスは下記の通りです。
https://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2022/06/post-894033.html
投稿: 910 | 2022年6月18日 (土) 17時00分
910さま、リンクをありがとうございます。m(_ _)m
私は、ヴォーカルのアルバムも好きなのですが、
インスト以上に好みがはっきりしてしまいます。
ウィリアムス 浩子さんは、歌に感情をのせるのが巧いなぁ、、って
いつも、おもいます。
そして、やっぱり、オーディオに凝っているだけあって、
録音も素敵です。
投稿: Suzuck | 2022年6月19日 (日) 12時16分