「かがみの狐城」も観てみたかった… 辻村 深月 シアター 舞台「ぼくのメジャースプーン」@ りゅうとぴあ (6/4)
舞台「ぼくのメジャースプーン」 @ りゅうとぴあ (6/4)
原作 辻村深月 「ぼくのメジャースプーン」講談社
脚本・演出 成井 豊
出演 田中 亨・岡田 達也・澤田 美紀
原作は、同日上演された「かがみの孤城」の作者でもある辻村 深月氏。
以前に、本屋大賞を受賞した「かがみの孤城」が、成井 豊氏の手で舞台化された時に、その世界観に感動された辻村氏が、
原作者と脚本家が相思相愛ですね!
主人公は、小学校4年生の「ぼく」。
敬愛していた同級生のふみちゃんが、 ある悲惨な事件をきっかけに心が壊れ、 誰とも口が利かなくなってしまった。
「ぼく」は、「条件ゲーム提示能力」という特殊能力の持ち主。
相手の行動を、投げかけた言葉で縛る事ができるというもの。
この思いを察知した母親は、その行為を思い留まられそうと、
思った以上に大きな力…
先生と一緒に、罪と罰の大きさや量刑の妥当性について考え、 模索する。
思考錯誤の末に、犯人の望みが「医学部に復帰する」 ことなのではないかと考え、
それを罰として使うことが、 今回は相当なのではないかと彼の中で決まります。
犯人が一番恐れている罰、「決して医学部にもどれない」 を呪いの言葉に使うことを決めた…。
そして、先生の同席を条件に犯人と向かい合うのですが…
と、少し説明しすぎましたね。m(_ _)m
かなり道徳的、倫理的な問題を扱っていて、
私だったら、どうするか、、
司法によって裁かれるのが、そこかから導き出された刑罰が、 本当に妥当なのか、、
相手が受けた心の傷の深さにその罰で償えるのか、 其れ相応の罰とは何か、、
情けない事に、ぐるぐると頭の中で言葉が回るだけです。
と、いうわけで、 もう一度考え直したくなって原作をポチりました。
できたら、「かがみの孤城」も観たかったのですが、
再演されたら観てみたい。
んじゃ、退散♪
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