2022年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

音楽で拡がる輪

« ケニー・バロンが全曲に参加 『Star Crossed Lovers / Patty Lomuscio』 | トップページ | 超音楽マッチョたちのハイレベルな演奏 『Something Tomorrow / Enrico Pieranunzi』 »

2022年6月12日 (日)

劇場にいるような音風景 『Zanim Nadejdzie Noc  / Daniel Grupa』

Zanim_nadejdzie_noc


 

ポーランドのピアニスト、作曲家のダニエル・グルパのソロアルバムでダニエル・グルパのデビュー作。

まったく知らない人だったのだけれど、邦題の『夜が来る前に』に惹かれてポチ。

でも、一緒に頼んだアルバムのおかげで、3ヶ月くらい待ちました。。

 

ポーランドの音楽の専門家オラシオ氏のライナーによると、若い頃から才能が認められたゆえに、音楽の専門教育をきちんと受けることができなかったそうです。

ようは、若い頃から音楽のお仕事が忙しすぎて、、。

でも、そのお仕事を通して、トップ・クラスのミュージシャンたちとの共演を積み重ねてきた彼の初めてのリーダー・アルバムなんだそうです。

もう一つの顔、登山家である彼が作曲したのは、山の深夜から夜明けまでの時間を描描いた9つの物語。

 

パーカッションとベース・ウクレレが入った「Zanim Nadejdzie Noc」、哀愁のあるメロディ、静かな波動。

語りかけるようなピアノ含まれる民謡的な響き「Początek」。

朗々としたトランペット、ミニマルなタッチのピアノ、弦楽器も加わって気持ちを遠くに運ぶ「Szepty」。

弦楽4重奏コン・アッフェット・クアルテットが、劇的に盛り上げていく「Na Twoje Dobranoc, Tato 」、劇の一場面のよう。

「Preludium Ostatnie」、深く幻想的な世界に誘い込む。

力強いコン・アッフェット・クアルテットの演奏に光景が浮かび上がる「Burza」。

「Etiuda Tatrzańska」、指が動き回る2分強。

「コン・アッフェット・クアルテットの演奏とポーランドのベテランのSSWレナタ・プシェミク歌が入った「Moja Modlitwa」、存在感ある歌声にまるで舞台をみているよう。

終演はプログラミングで大きく広がる空間を創り出した「Świt」。

 

ジャズとクラシックを行き来するミニマルなタッチのピアノが生み出す幻想的な世界。

とてもドラマチックで、演劇の舞台を観ているよう、劇場にいるよう。

 


1. Zanim Nadejdzie Noc
2. Początek
3. Szepty
4. Na Twoje Dobranoc, Tato
5. Preludium Ostatnie
6. Burza
7. Etiuda Tatrzańska
8. Moja Modlitwa
9. Świt

 

Daniel Grupa (p)

 

Kwartet Con Affetto #4, 6, 8
Angelina Kierońska  (vn)
Karolina Bartczyszyn-Południak (vn)
Karolina Stasiowska (vla)
Anna Podkościelna-Cyz (vc) 

Renata Przemyk (vo) #8
Jakub Kotowski  (vn) #3
Marcin Gromnicki  (bass ukulele) #1
Sebastian Mnich (perc) #1
Pattrycjusz Gruszecki (tp) #3

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Moja Modlitwa」。

 


 

んじゃ、退散♪

« ケニー・バロンが全曲に参加 『Star Crossed Lovers / Patty Lomuscio』 | トップページ | 超音楽マッチョたちのハイレベルな演奏 『Something Tomorrow / Enrico Pieranunzi』 »

JAZZ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ケニー・バロンが全曲に参加 『Star Crossed Lovers / Patty Lomuscio』 | トップページ | 超音楽マッチョたちのハイレベルな演奏 『Something Tomorrow / Enrico Pieranunzi』 »

無料ブログはココログ