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音楽で拡がる輪

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2022年5月11日 (水)

今流、ストレート・アヘッドなオルガン・トリオ 『Counterflow/ Iwao Ochi Organ Trio (越智 巌) 』

Counterflow
 
2020年、オルガニスト、サム・ヤエル参加の話題作でデビューした気鋭のジャズ・ギタリスト越智 巌。
新潟は、第二の故郷って、感じになってから新潟でのライブにタイミングがあうとおでかけしますです♪
 
新作は、日本のジャズシーンの最前線で活躍するオルガニストの西川 直人と、
豊富な知識とストレート・アヘッドな演奏のドラマーの横山 和明との結成11年のオルガン・トリオによる作品。
オルガン・ジャズにちなんだカバー曲やスタンダードの他、オリジナル4曲などで全11曲。
 
オープナーは、コロナ禍に因んだ「Lockdown」で、スリリングな幕開け。
3人の掛け合いの楽しい、持ち前の男前が全面推しの「Tricker 」。
ファッツ・ウォーラーの「Jitterbug Waltz」、オルガンの階段急降下が印象的。
ウェイン・ショーターの初期の名作「The Albatross」、オルガンのロング・トーンが美しくエレキと溶け合う美しいバラッドに。
グラント・グリーンの名演でお馴染み「Cantaloupe Woman」、めちゃファンキー。
オリジナル「442」、タイトで痺れる現代ジャズ!
しっとり叙情豊かに「Speak Low」、ブルージーな歌心が満開「 What The World Need Now Is Love」。
クールで知的なオリジナル「Double Drip」、静かにゆったりと心落ち着く「Dreamsville」。
終演は、2021年9月に鬼籍に入ったロニー・スミスの「Play It Back」、、体を揺さぶるファンキー&グルーヴィー。
 
力強い音で痺れるフレージングを繰り出し、3人で積み重ねてきたファンキーでスインギーな11年間をこの60分強に凝縮した、越智 巌の渾身の一撃!
今流、俺流、ストレート・アヘッドなオルガン・トリオのサウンド。
 
 
1. Lockdown 
2. Tricker 
3. Jitterbug Waltz 
4. The Albatross 
5. Cantaloupe Woman 
6. 442  
7. Speak Low 
8. What The World Need Now Is Love 
9. Double Drip 
10. Dreamsville 
11. Play It Back 

Iwao Ochi (g)
Naoto Nishikawa (org)
Kazuaki Yokoyama (ds)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていたドン・パターソンの「Dem New York Dues」。
CDにはいっている曲ではありませんが、同じメンバーです。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

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