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音楽で拡がる輪

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2022年4月

2022年4月29日 (金)

『ジャズ批評 227号』がでました〜♪ #ジャズ批評

227
 
今回の特集は、「ジャズ・ヴィブラフォン」です
 
●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎
 
「ジャズ・ヴィブラフォン」
 
●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎
 
私的には、「今、ヴィブラフォン来てるぅ〜」って、感じでしたが、
120人並ぶと壮観ですねぇ。。
 
 
4枚、お手伝いしました。
 
Gary Burton / Crystal Silence  
 
Steve Nelson / Brothers Under The Sun
 
Joel Ross / Who Are You?
 
Warren Wolf / Live At The Village Vanguard(Christian McBride & Inside Straight)
 
最後の『Live At The Village Vanguard』は、クリスチャン・マクブライドの作品ですが、ウォーレン・ウルフの代表作というこで選出されました。
 
 
●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●
 
「追悼 瀬川昌久氏」
 
●●●●◎◎◎◎●●●●◎◎◎◎●●●●
 
も一つの特集は、2021年の12月29日に97歳で逝去された ジャズ評論家 瀬川昌久氏へ追悼です。
8名の方の追悼文を寄せられております。
 
心よりご冥福をお祈りいたします。
 
 
 
いつもの「新譜紹介」は、4枚でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
New Disc Pick Upでは、2枚紹介いたしました。
 
 
 
 
 
 
 
次号は、クール・ジャズの特集です。
 
んじゃ、退散♪

2022年4月24日 (日)

いろいろ、ずっしり詰まった…『Jacob's Ladder / Brad Mehldau』

Jacobs_ladder_20220422182401

 

新世紀を代表するピアニスト、ブラッド・メルドー。ジャンルを越えて多くのアーティストからも賞賛を浴びる鬼才。歳を重ねるにつれお姿も考え方も哲学者然とした趣になってきたようなぁ、、と、思ってはいたのですが、、このアルバムを聴くにつれ、ますますその想いが強くなってしまいました。

 

新作は、彼が若い頃に影響を受けたプログレッシヴ・ロックなどのジャズ前夜に心酔してた音楽を通して、聖句を熟考し神を思索することをテーマにしている。タイトルは、旧約聖書に登場する天国へと通じる梯子を意味し、それはプログレのラッシュ(Rush)の同タイトルの曲にも繋がっている。
問題作と言われた『Finding Gabriel』から繋がったテーマを持っており、メルドーは同様に、ピアノ、ムーグ・シンセサイザー、メロトロン、ハモンド・オルガン、グロッケンシュピール、KORG MS-20シンセサイザーなどを駆使し、自らの思索と思想を音楽で表現することを探求。


彼が追いかけていたバンドの曲を何曲か使っているのだけれど、ストレートにカヴァーしているのはラッシュの「Tom Sawyer」くらいで、他の曲は、一部を取り出して複雑に加工しちゃっている。その加工の仕方がいかにも、メルドー、って、感じで、ジェントル・ジャイアント(Gentle Giant)の「Cogs in Cogs」、ラッシュの「Jacob's Ladder」では、一部を取り出したり、拡大解釈したりして組曲になっている。ぺリフェリー(Periphery)の「Racecars」がポルトガル語でメロディアスなジャズ・ボッサになってるし、ラストの組曲でも、、イエス(Yes)の「Starship Trooper」が引用されたりね。


今回も、ヴォーカルというかコーラスというか、「声」は、かなり重要で、曲によって彼が最適と思われる趣向が施されている。そうだよ、メルドーも歌ってるし!

まぁ、曲によって、心地よかったり、気持ち悪かったり、、って、そのまま、受け入れるしかない。大音量でかけているとオリジナルの「Herr und Knecht」のようにプログレか!って感じも多いのだけれど、でも、きっとそれは、何かを打ち壊して突き進むパワーとしての表現の一部で、彼が神に感じているイメージをリアルに表現するときに、とてもインスパイアされるものが多かったからではないかしら。。


凡人の私は、彼の音楽に身を任せるのみ。

ええとですね、風呂井戸さま、大喜びではないですが、凄すぎると思いました。。

いろいろ、ずっしり詰まった内容に、ますます、ブラッド・メルドーって人に興味津々ですよ。。

やっぱり、『Finding Gabriel』以上に、賛否が分かれる作品ですよね。

メルドーの考えに、あなたの魂が共鳴するか否か、それは神のみぞ知る?


1. maybe as his skies are wide
2. Herr und Knecht
3. (Entr'acte) Glam Perfume
4. Cogs in Cogs, Pt. I: Dance
5. Cogs in Cogs, Pt. II: Song
6. Cogs in Cogs, Pt. III: Double Fugue
7. Tom Sawyer
8. Vou correndo te encontrar / Racecar
9. Jacob's Ladder, Pt. I: Liturgy
10. Jacob's Ladder, Pt. II: Song
11. Jacob's Ladder, Pt. III: Ladder
12. Heaven: I. All Once - II. Life Seeker - III. Wurm - IV. Epilogue: It Was a Dream but I Carry It Still

 

すみません、以下、コピペです。m(_ _)m


Brad Mehldau

Steinway D grand piano (1, 3, 4, 8, 10, 12), glockenspiel (1), Akai S-950 Sampler (1), Korg MS-20 synthesizer (1, 5, 7, 8, 10-12), Yamaha CP-80 (2, 7), Moog modular synthesizer (2, 3, 6, 7), Emu Emulator II (2, 4, 5, 7), Dave Smith OB-6 (2, 6, 8), Wurlitzer electric piano (2), Therevox (2), Steinway C grand piano (2, 5, 7, 10, 12), Mellotron (3), Fender Rhodes (4), harmonium (4), Moog Little Phatty synthesizer (4, 7, 10), Hammond organ bass pedals (4), xylophone (4), drums (4, 8, 12), tambourine (4), vocals (4), Musser Ampliceleste (5, 12), background vocals (5, 12), Dave Smith Prophet 08 (7), Roland Juno 60 (7, 12), additional vocals (7), English vocals (8), tambourine (8), spoken word (9, 11), Mellotron Mk VI (10), Yamaha Upright Piano (10), sleigh bells (10), Musser Ampliceleste (10), tenor voice (11), wind machine (11), orchestral bells (11), Fender Rhodes, Dave Smith Pro2 (12), Crumar Performer (12), Casio Casiotone 101 (12), shaker (12)

 

Luca van den Bossche, treble voice (1, 7, 11), spoken word (9), vocals (12)
Mark Guiliana, drums (1, 2, 5, 7, 10, 12), electronic drums (10)
John Davis, Elektron Octatrack (1)
Joel Frahm, soprano saxophone (2, 7), tenor saxophone (7)
Tobias Bader, screaming metal Hegel vocals (2)
Becca Stevens, vocals (3, 5), additional vocals (2, 12), spoken word (9), soprano voice (11)
Tinkerbell, additional vocals (2), high voice at end (8)
Lavinia Meijer, harp (3, 12)
John Davis, drum programming (4, 5, 7)
Motomi Igrashi-de Jong, linore (5, 10)
Pedro Martins, Portuguese vocals (8), acoustic guitar (8, 12), electric guitar (12)
Safia McKinney-Askeur spoken word (9), vocals (10, 12), alto voice (11)
Timothy Hill spoken word (9), bass (11)
Damien Mehldau, spoken word (9)
Joris Roelofs, bass clarinet (11)
Fleurine, spoken word (11)
Cécile McLorin Salvant, opening wordless vocals (12)
Paul Pouwer, subby heartbeat bass drum (12)


今日のおまけは、ご本人があげていた「Herr und Knecht」。

んじゃ、退散♪

2022年4月23日 (土)

ベースのアヴィシャイ・コーエンが、新トリオで新譜をだす♪

 
5月の中旬に、イスラエルの天才ベーシスト、アヴィシャイ・コーエンがトリオの新譜を出します!
オーケストラを率いていながら、壮大なサウンド・スケープ、強力なグルーヴで、
一気にコーエン色が押し寄せてくる『Two Roses』から一転、シンプルな編成トリオ。
原点に立ち返った感じでしょうか。。。?
 
★ Shifting Sand / Avishai Cohen Trio ★
Shifting_sand
 
アヴィシャイ・コーエン・トリオといえば、ピアノのシャイ・マエストロとドラムのマーク・ジュリアナの蜜月を思い出す人も多いはず。
でも、彼は、今回のトリオのメンバー、アゼルバイジャンのピアニストのエルチン・シリノフと、
新メンバーの若干21歳のドラマーのロニ・カスピとのこのトリオをすっごく気に入っているようです。
 
彼らを非常に信頼しており、「この新しいアルバムは、私がこれまでに到達した最高レベル」だと、言っていますぜっ!
既に、何曲か聴けちゃうのですが、相変わらず変拍子なんてもろともせず、力強くグルーヴしてますです。
YouTubeとか観ちゃったのですが、確かにカスピ、巧いっ!!なんつうか、奔放!!
 
しかし、、あぁ、、どうやら、CDとLPでは、収録曲が一曲違うようです。
え。。。って、感じ。汗
 
1. Intertwined
2. The Window
3. Dvash
4. Joy
5. Below
6. Shifting Sands
7. Cha Cha Rom
8. Hitragut
9. Videogame
10. Kinderblock

Avishai Cohen (b)
Elchin Shirinov (p)
Roni Kaspi (ds)
 
んじゃ、退散♪
 



2022年4月20日 (水)

「ブラッド・メルドー in Japan 2022」の全貌が顕になりましたね!

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2022_brad_mehldau
 
(画像は、サンライズプロモーション東京のHPから拝借いたしました。m(_ _)m)

サンライズプロモーション東京のHPに、「ブラッド・メルドー in Japan 2022」の全スケジュールが、発表になっていますね。

どうやら、来日するのは、メルドーさまお一人ですね、
そして、この来日で近年リリースしたアルバムを一気になぞるような公演を行なってしまうようです。
鬼才は、やることが大胆すぎます。。
ワープできないかなぁ。。汗


ツアー・スケジュール

7月 8日(金)福岡/キャナルシティ劇場                18:00 開場/19:00 開演
7月10日(日)大阪/ザ・シンフォニーホール         14:00 開場/15:00 開演
7月11日(月)東京/紀尾井ホール                         18:00 開場/19:00 開演
7月14日(木)東京/サントリーホール 大ホール  18:00 開場/19:00 開演
7月15日(金)東京/サントリーホール 大ホール  18:00 開場/19:00 開演


以下詳細

7月8日(金)福岡/キャナルシティ劇場
【出演者】ブラッド・メルドー
ピアノ・ソロ
 
7月10日(日)大阪/ザ・シンフォニーホール
【出演者】ブラッド・メルドー
ピアノ・ソロ
 
7月11日(月)東京/紀尾井ホール
【出演者】ブラッド・メルドー
ピアノ・ソロ
 
7月14日(木)東京/サントリーホール 大ホール
【出演者】ブラッド・メルドー(p)/クラーク・ランデル(指揮)/東京フィルハーモニー交響楽団
<プログラム>
【1部】
バッハwith オーケストラ
・バッハ/ストラヴィンスキー編:「平均律クラヴィーア曲集」より前奏曲とフーガ
・バッハ/コールマン編:プレリュード ロ短調
・ブラッド・メルドー:ピアノソロ
・バッハ/ウェーベルン編:「音楽の捧げもの」 BWV 1079 – 6声のリチェルカーレ
・ブラッド・メルドー:ピアノ・ソロ
・バッハ/ベリオ編:「フーガの技法」 BWV 1080 – コントラプンクトゥス XIX
【2部】
ブラッド・メルドー:ピアノ協奏曲

7月15日(金)東京/サントリーホール 大ホール
【出演者】ブラッド・メルドー
【1部】
ブラッド・メルドー:ピアノ・ソロ
【2部】
ブラッド・メルドー:ピアノ協奏曲

 
んじゃ、退散♪

2022年4月17日 (日)

スリリングにバトルする 『Perpetual Pendulum / Larry Goldings  Peter Bernstein Bill Stewart』

 

Perpetual_pendulum

 
1991年に、ラリー・ゴールディンクス・トリオとしてリリースされた『The Intimacy of the Blues』以来、30年にわたってセッションを重ね、今もそれぞれが現代のジャズシーンを代表する実力派の3人。
正統派、直球ストレートなサウンドで、3人のオリジナル曲やミュージシャン曲などで全11曲。
 
オープナーは、ウェイン・ショーターの「United」、ビル・スチュワートの軽快なドラム・ワークに煽られ、スイングするギター、クールに燃えるオルガン。
オープナーから超人たちのインタープレイで沸く。
ゴールディンクスの曲「Let's Get Lots」、潔いバーンスタインのソロが男気たっぷり。
ゲイリー・バーツの「Libra」、アップテンポで攻める攻める、3人の匠の技がオンパレード。
ガーシュインの「Prelude」の第2番、ブルージーでアーシーな魅力がたっぷりなサウンド。
スチュワートの曲「FU Donald」、スチュワートの切れ味のよいショットに突き上げられ、ギターもオルガンもバトルで一触即発!
「Come Rain or Come Shine」、ゴールディングスとバーンスタインの色彩の違いがくっきりとしていて、ソロのリレーが面白い。
バーンスタインの曲「Little Green Men」、冒頭からドラマチックに疾走。バーンスタインの攻めたソロからの、ゴールディングスの攻めのソロ、そこに割って入るスチュワートのアッタクっ!笑
デューク・エリントンの「Reflections in D」、優雅でロマンチックな響きを堪能できる5分強。
燻銀のような粋でいなせな演奏、バーンスタインの曲でタイトル曲「Perpetual Pendulum」。
ちょっと不穏な音色のコード奏法がザワザワする、スチュワートの曲「Lurkers」。
終演は、ジョン・ルイスの「Django」、バーンスタインが冒頭を真摯なソロで飾り、一転、ブルージーにドラマチックに展開。
 
 
基本シングルノートでバピッシュにストレートに攻めるバーンスタイン、ちょっとモーダルで思索的なゴールディングス、ここぞのアクセントを絶対外さないスチュワート。
3者のスリリングでインタープレイ満載だけど、、言葉を恐れずにいうなら、超オーソドックスなオルガン・ジャズのサウンド。
でも、古びた錆びたイメージは全くなく、スリルとサスペンスに満ちている!
 


1. United
2. Let's Get Lots
3. Libra
4. Prelude
5. FU Donald
6. Come Rain or Come Shine
7. Little Green Men
8. Reflections in D
9. Perpetual Pendulum
10. Lurkers
11. Django

Larry Goldings (org)
Peter Bernstein (g)
Bill Stewart (ds)
 
今日のおまけは、ゴールディングスのトピックにあった「Little Green Men」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2022年4月16日 (土)

心を浄化させる美しさ 『Bells on Sand / Gerald Clayton』

 
Bells_on_sand_20220416090601
 
父と叔父が有名なジャズメンという一家に生まれ、伝統的スタイルと深い絆があるジェラルド・クレイトン。
とても理知的で美しいピアノを弾く、グルーヴ・マスター。
すっごく、おしゃれというか、洗練された感覚の持ち主だと感じている。
リーダー・バンドで来たときよりも、その2年後くらいにチャールス・ロイド Kindred Spiritsで来た時のほうがインパクトが強かった。。
 
1曲でレジェンド、チャールズ・ロイドをゲストに迎え、ベースは父ジョン・クレイトン、ドラムに朋友ジャスティン・ブラウン、そしてミステリアスなヴォーカル、マロも参加。
時間の持つインパクトや抽象性といったテーマを探求した作品。
彼のオリジナル5曲、カタロニアの作曲家フェデリコ・モンポウの曲、叔父ジェフクレイトンの曲、スタンダードで全10曲。
 
ボーイングの響きが悠久的、ゆったりと美しい「Water’s Edge」。寄せては返す波をみるようで、時間を忘れる。
ベースとデュオで フェデリコ・モンポウのElegia」 、物悲しい響き、短く儚く、散る桜をみるよう。
もう一曲、フェデリコ・モンポウでポルトガル出身のシンガーソングライター、マロの歌が沁み入る「Damunt de tu Només les Flors」。
ピアノのソロで、硬質で抽象的な「My Ideal 1」。
ヴィブラフォンやローズの響きが重なり涼やかでスペイシーな「That Roy」。
ピアノの重たさが重なる音の軽さで浮遊感ある「Rip」。
幽玄な響きを声にのせて語るように歌い上げるマロとのデュオ「Just a Dream 」。
ピアノのソロで、柔らかで優しい「My Ideal 2」。
チャールス・ロイドとのデュオで「Peace Invocation」、ロイドの幽玄な響きと曲調がぴったり、クレイトンとの絡み具合も美しく白眉。
終演は、叔父ジョン・クレイトンの「This Is Music Where You’re Going My Friends」、とてもエレガントなピアノのソロで。
 
クレイトンの洗練された音楽が、めいっぱい詰まった秀作。
嫌なことばかりの今、心を浄化させる音楽です。期待を軽々と超えた作品。
ゲストのヴォーカル、マロのハスキーな歌声と、ロイドの心意気が最高です。
 
1. Water’s Edge feat. John Clayton & Justin Brown
2. Elegia feat. John Clayton
3. Damunt de tu Només les Flors feat. MARO, John Clayton & Justin Brown
4. My Ideal 1
5. That Roy feat. Justin Brown
6. Rip feat. Justin Brown
7. Just a Dream feat. MARO
8. My Ideal 2
9. Peace Invocation feat. Charles Lloyd
10. This Is Music Where You’re Going My Friends


Gerald Clayton (p, or,rhodes, vib)
Charles Lloyd (ts) #9
John Clayton (b)
Justin Brown (ds)
MARO (vo) #3, 7
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Peace Invocation」。
 
 
んじゃ、退散♪



2022年4月13日 (水)

ブラッド・メルドーが、7月に来日?!

 

な、な、なんとっ!ブラッド・メルドーが、7月に来日する?
話題作、『Jacob's Ladder』をだしたばかりの、ブラッド・メルドー。


どうやら、7月に来日して、サントリー・ホールでコンサートを行うみたいですぜ。。
メルドーのHPのツアー情報には、まだ、書かれていないのですが、
 サントリー・ホールの公演スケジュールには、既に、予定されている。


★ ブラッド・メルドー in Japan 2022 ★


日時 2022年7月14日(木) ・7月15日(金)  開演時間未定
会場 サントリー・ホール 大ホール
料金 未定


お問い合わせ
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337


今のところ、メルドーの名前しかでていないけど、
もしも、『Jacob's Ladder 』の路線で公演を行うならば、、
アルバムで、重要な役目をしていたマーク・ジュリアとか、ルカ・ヴァン・デン・ボッシェ?とか、ご一緒になるのだろうか。。



時期的に、私が行ける可能性はとても少ないのだけど、、
できたら、行きたい。。
メルドーさまが、無事に、来日して公演できますように!


んじゃ、退散♪

2022年4月10日 (日)

垣根なく自由に即興、魂を揺さぶる 『無伴奏ベース組曲 Prelude to Isfahan / 吉野 弘志』

 
Prelude_to_isfahan
 
明田川 荘之氏、坂田 明氏、板橋 文夫氏、塩谷 哲氏、 山下 洋輔氏、等の錚々たる方々と演奏を重ねてきた、ベテランのベーシストの吉野 弘志。
私は、新潟のジャズ・フラッシュで大村 亘トリオとしていらしたときに聞き惚れました。
本作は、2年以上前から取り組んできた2枚目のベース・ソロのアルバムを、みずから主宰するレーベル「nbaba Record」からリリースです。
モンゴル、トルコ、タジキスタン、アメリカの民謡、スタンダード、オリジナルなどで全12曲。各曲、自らの解説がついています!
 
オープナーは、デューク・エリントンの『極東組曲』にある「Isfahan」にインスパイアされてできた「Prelude to Isfahan」。小細工なしのこれぞベース!という音に魅了される。
オーネット・コールマンとチャーリー・ヘイデンのアルバムで知られた「Mary Hartman, Mary Hartman」。優しく心響く、抒情的な演奏にうっとり。
オーネット・コールマンのオリジナル「Round Trip」、アップ・テンポで快活、独りコールマン♪
モンゴルの民謡「牧歌」は、ボーイングで…その響きはまるで彼の地の民族楽器、草原に朗々と響き渡る。
一転、目まぐるしく場面が展開していく、トルコの民族舞踊の曲「Rumeli Kalsilama」。
スタンダード「Where are You ?」は、気を衒わずにストレートな感情で。
「All The Things You are」、詩のように美しいメロディ、複雑な恋心を表現か…。
ボーイングで奏でられる「花よ なぜ紅い」は、タジスキタンの切ない恋の歌…魂が揺さぶられる5分弱。
チュニジアの作曲家の曲で「Samai Maya」、アップ・テンポで難なく進むが、複雑な拍子でできた難曲のようだ。フラッシュのライブの時にも、そうゆうことに動揺せず眈々とベースを弾く姿がカッコよかった!
セロニアス・モンクのバラッド「Ask Me Now」、不思議美しいメロディは、不滅ですよね。
チリの詩人パブロ・ネルータの詩にインスパイアされてできたオリジナル「半分の月」。ボーイングで広がる幽玄な世界。
終演はアメリカ民謡「Shenandoah」、アイルランドの民謡のようなメロディを訥々と奏で郷愁を誘う。
 
 
アコースティック・ベースを自らの民族楽器としてとらえている吉野 弘志。
その彼が、生一本で、ベースを鳴らす渾身の演奏。
その魂を揺さぶる音で、即興演奏を続ける。
既成の音楽のフォームをとりはらい、自らを開放し、なんの垣根もなく自由に即興する姿に、心の深淵を知る孤高をみる。
 
 
北見 明子氏のコラージュ作品を使ったアートワークも大変素敵です。
ジャケットだけでなくて、あちこちに北見ワールド満載♪


1. Prelude to Isfahan
2. Mary Hartman, Mary Hartman
3. Round Trip
4. 牧歌
5. Rumeli Kalsilama
6. Where are You ?
7. All The Things You are
8. 花よ なぜ紅い
9. Samai Maya
10. Ask Me Now
11. 半分の月 (la mitad de la luna)
12. Shenandoah
 

吉野 弘志 (b)
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていたプロモーション映像。
 
 
 
 
 
 
 
んじゃ、退散♪
 



2022年4月 9日 (土)

今まで以上に繊細な動きで、思慮深い演奏 『Opening / Tord Gustavsen』

 
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2003年の『Changing Places』以来、リリシズムあふれる旋律で、わたしたちを魅了してきたトルド・グスタフセン。
 
4年ぶりのアルバムは、『Changing Places』からのドラマー、ヤール・ヴェスペスタと、>新加入のノルウェーの実力派ベーシスト、スタイナー・ラクネスとのトリオ作。
ラクネスは、とてもテクニシャンで、歌心が満載のベーシストです。当然、リズムをキープするだけでなくて、真ん中の立ち位置も大好きな人だと思います。
でも、周囲への反応も的確で素早い!
グスタフセンのオリジナル10曲のほかに、ノルウェーの作曲家の曲を2曲で全12曲。
 
 
オープナー「The Circle」から、自在なベース・ラインと繊細なスティック・ワークが、透明感あるピアノとぴったりとはまり、幽玄な世界に誘う。
抽象的で即興重視の実験的な響きを感じる「Findings / Visa fran Rattvik」。
タイトル曲「Opening」、静かに静かに始まって、少しずつ変化し、音が重なり、次第に幕が開き、心が開放されていく。3人のだすさまざまな音色が柔らかい。
「The Longing」、グスタフセン特有の何処か懐かしさを秘めたメロディ、ベースとピアノで織りなす美しくロマンチックな世界に、ドラムが色彩をたす。
ゆったりとピアノがメロディを奏で、澄んだシンバル音が空気をふるわす「Shepherd Song」、後半はベースも積極的に絡んで動きのある演奏に。
「Helensburgh Tango」、エレクトロニクスを効果的につかった、メランコリックな曲、とても深いところに連れていかれる。
3人で小さなきっかけで繊細に変化しながら作り上げる「Re-Opening」、思慮深くお互いに反応。
透明で硬質な世界を広げていく「Findings II」。
「Stream」、ゆったりとした空間でインタープレイを繰り広げ、郷愁、そしてリリシズムあふれる世界を楽しめる。
「Ritual」、エレクトロニクスを使い、実験的な響きを重視した抽象的な演奏。
終演に向かっての2曲は、ノルウェーの作曲家の曲。
「Floytelat / The Flute」、厳粛な雰囲気の中、少し重く暗い雰囲気、口笛のような音はミステリアス。
「Varsterk,min sjel」、「強くなれ、私の魂よ」というタイトルのようですね。
朴訥でメランコリックなメロディ、静かなる感情の発露。胸が締め付けられる思い。
開放感があり、ゆったりとしたインプロヴィゼーションと、美しいメロディ。
繊細でリリカルな表現が満載、思慮深くとても自由な即興を重視。
3人のピッタリと息の合った異次元の演奏は、今回も聴き逃せません。
私は、ラクネスの参加は大成功だと思います♪
 
1. The Circle
2. Findings / Visa fran Rattvik
3. Opening
4. The Longing
5. Shepherd Song
6. Helensburgh Tango
7. Re-Opening
8. Findings II
9. Stream
10. Ritual
11. Floytelat / The Flute
12. Varsterk,min sjel
Tord Gustavsen (p, electronics)
Steinar Raknes (b, electronics)
Jarle Vespestad (ds)
 
 
今日のおまけは、ご本人のトピックにあがっていた「Stream」。
 
 
 
 
皆さんのところは、桜は咲きましたか?
我が家の桜は、今年もちっとも花がつきません。。。
 
んじゃ、退散♪

2022年4月 6日 (水)

ジョン・スコフィールドの初ソロ・アルバムが出る!!

 
一匹の黒のラブラドール・レトリバーが海岸でこちらをみている…なんとも味わいのある素敵なジャケット。
最近のECMのジャケットには珍しい、柔らかな彩り…心惹かれます。

ベタラン・ギタリストのジョン・スコフィールドが、初めてのソロ・ギターのアルバムを5月にリリースするそうですよ!!

 

★ John Scofield / John Scofield ★
 
 
John_scofield
 
2020年の『Swallow Tales』で、ECMの初リーダー作・デビューしたスコフィールド。
ECMの第2弾は、キャリアお初!のソロ・アルバム。
45年のキャリアで、マジのお初とのことらしいが、自身の名前をタイトルに付ける思い入れよう。
彼のオリジナル、スタンダード、トラッド、ロックンロール、カントリー…そして、キース・ジャレットのバラッドと全13曲で、ジョンスコ・フィールドの人生を語る感じですかしらねぇ。。
 
 
1. Coral 
2. Honest I Do 
3. It Could Happen You 
4. Danny Boy 
5. Elder Dance 
6. Mrs. Scofield Waltz 
7. Junco Partner
8. There Will Never Be Another You 
9. My Old Flame 
10. Not Fade Away 
11. Since You Asked 
12. Trance De Jour 
13. You Win Again 
 
 
John Scofield (g)
 
んじゃ、退散♪
 

2022年4月 3日 (日)

ティグラン・ハマシアンが、アメリカン・スタンダード集を出す!

 
アルメニア出身のピアニスト&コンポーザー、鬼才ティグラン・ハマシアン。
オダギリ・ジョーが、N H Kの朝ドラでジャズ・ピアニストを演じていたので、
娘に、、
 
「ジョーは、映画『ある船頭の話』で、ティグラン・ハマシアンって、凄腕ピアニストに音楽を担当させてたんだよ〜♪」
 
と、偉そうに話したばかりです。
その彼の新譜がでるようです!!
 
★ StandArt / Tigran Hamasyan ★
Standart
 
ベースはマット・ブリューワー、ドラムはジャスティン・ブラウンのトリオを基本に、
アンブローズ・アキンムシーレ、ジョシュア・レッドマン、マーク・ターナーなどの豪華なゲストが参加。
そして、今作のテーマは、、「アメリカン・スタンダード」。
1920年代から1950年代のグレイト・アメリカン・ソングブックの楽曲を中心とした選曲。
これまでオリジナルや、母国アルメニアの伝統音楽を基調にしたアルバムをリリースしてきた彼にとって、初の試み!
 
 
1. De-Dah
2. I Didn't Know What Time It Was
3. All the Things You Are (feat. Mark Turner)
4. Big Foot (feat. Joshua Redman)
5. When a Woman Loves a Man
6. Softly, as in a Morning Sunrise
7. I Should Care (feat. Ambrose Akinmusire)
8. Invasion During an Operetta (feat. Ambrose Akinmusire)
9. Laura
 


Tigran Hamasyan (p)
Matt Brewer (b)
Justin Brown (ds)
 
んじゃ、退散♪

2022年4月 2日 (土)

ダークで硬派 …そして、スリリング! 『Return From The Stars / Mark Turner』

Return_from_the_stars_20220401181101
 
現代ジャズ界の実力サックス奏者、マーク・ターナーの新作は、再びコードレスのカルテット作品!
 
2014年の『Lathe of Heaven』と同じ編成。
メンバーは、トランペットにジェイソン・パルマ―、ベースにジョー・マーティン、ドラムにジョナサン・ピンソンといった猛者たち。
ポーランドのSF作家、スタニフワフ・レフの「星からの帰還」をタイトルに、ターナーの書き下ろしのオリジナル8曲。
 
オープナーは、タイトル曲「Return From The Stars」。ターナーとパルマーの暗く浮遊感のあるユニゾンがアルバムのイメージを支配し、コードレスで自由な空間でのソロは緊張感に満ちている。
「Terminus」、テナーとトランペットの描く線が、重なったり離れたりとかなり自在。
「Bridgetown」、ベースとドラムも自由度の高い演奏で、常に2人に刺激を。
フロントが高速でユニゾンするところはもちろん、思索的なフレージングの連続がクール「It’s Not Alright With Me」。
「Nigeria II」、苦味走った硬質なアクション・ブロウの連続、スリリング!
4人の思索的なインタープレイの連続「Waste Land」。
「Unacceptable」、クールでエキサイティング、白熱のソロ合戦。
終演は、「Lincoln Heights」、
 
 
ダークでシリアスな真剣勝負の連続。
リズム隊を余裕で乗りこなしてのフロントの2管の自由度の高いソロが、浮遊感あって超エキサイティング。
全編、ダークでミステリアス、ターナーって、本当に求道者って感じですよね。
 
 
1. Return From The Stars
2. Terminus
3. Bridgetown
4. It’s Not Alright With Me
5. Nigeria II
6. Waste Land
7. Unacceptable
8. Lincoln Heights

Mark Turner (ts)
Jason Palmer (tp)
Joe Martin (b)
Jonathan Pinson (ds)
 
今日のおまけは、ご本人のトピックにあった「Nigeria II」。
 
 
んじゃ、退散♪

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