ジャズのエッセンスを惜しみなく投入 『Echoes of The Masters / Taru Alexander 』
サックス奏者、ローランド・アレキサンダーの息子で、ドラマーのタル・アレキサンダーの初リーダー作を名門Sunnyside Records から。
1967年生まれの54歳なので、若手のドラマーが百花繚乱のニューヨークでは、晩成型か。
父のオリジナル2曲の他も、ミュージシャン曲4で全6曲。
オープナーは、アントワーヌ・ルーニーのサックスが炸裂する「Change Up」、父親ローランド・アレキサンダーのスリリングな曲。しなやかなドラム・プレイとエネルギッシュなジェームス・ハートのピアノで気持ちもヒートアップ。
セロニアス・モンクの「 I Mean You」は、スロバキア出身の歌手ハンカ・ Gの力強いヴォーカルがフィーチャーされおおらかなアレンジ。
バスター・ウィリアムスの「Deception」、アレキサンダーのタイトなドラムにプッシュされてルーニーのサックスが咆える、超熱いトラック。父のオリジナルで「Kojo Time」、マッコイ・タイナーの「Peresina」もクールに燃え上がる。
終演は、ウェイン・ショーターの「Pinocchio」、ここまできたら?最後まで燃え上がるしかないですよね。笑
10歳頃からドラムを叩いてるというアレキサンダーの体に詰まったモダンジャズのエッセンスを惜しみなく投入。しなやかで音の綺麗なドラム、サックス奏者を父に持つだけあって、サックスの盛り上げ方が流石♪
1. Change Up
2. I Mean You
3. Deception
4. Kojo Time
5. Peresina
6. Pinocchio
2. I Mean You
3. Deception
4. Kojo Time
5. Peresina
6. Pinocchio
Taru Alexander (ds)
Antoine Roney (ts)
James Hurt (p)
Rashaan Carter (b)
Hanka G. (vo) #2
Antoine Roney (ts)
James Hurt (p)
Rashaan Carter (b)
Hanka G. (vo) #2
今日のおまけは、「Change Up」。
んじゃ、退散♪
« 心は、いつだって旅立てる! 『Songs From Other Places / Stacey Kent (feat. Art Hirahara)』 | トップページ | 懐かしいポップスをポップに♪ 『If You Could Read My Mind / Nicki Parrott 』 »
「JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事
- チャールス・ロイド、新プロジェクトの第一弾! 『Trios: Chapel (Live) / Charles Lloyd feat. Bill Frisell Thomas Morgan』(2022.07.03)
- 寝付けぬ夜のお友だち『Midnight Shelter』の続編が出ま〜す♪(2022.06.22)
- スティーヴ・カーディナスの新譜は、カーラ・ブレイ集 ♪(2022.06.04)
- 味わい深く人生を語る 『John Scofield / John Scofield』(2022.05.08)
- いろいろ、ずっしり詰まった…『Jacob's Ladder / Brad Mehldau』(2022.04.24)
« 心は、いつだって旅立てる! 『Songs From Other Places / Stacey Kent (feat. Art Hirahara)』 | トップページ | 懐かしいポップスをポップに♪ 『If You Could Read My Mind / Nicki Parrott 』 »
コメント