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音楽で拡がる輪

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2021年12月11日 (土)

まさに、燻銀 『Street of Dreams / Bill Charlap Trio

Street_of_dreams
 
 
ビル・チャーラップのブルーノート・レコード復帰作、、なんと、2003年の『Live at the Village Vanguard』以来だそうです。
メンバーも1997年に結成された、ベースのピーター・ワシントン、ドラムのケニー・ワシントンの黄金トリオ、チャーラップの信頼のおけるパーマネントなトリオ。
 
グレート・アメリカン・ソングブック的なスタンダードと、往年のジャズ・ミュージシャンたちの曲を選曲。
 
オープナーは、デイヴ・ブルーベックの「The Duke」、ベースとドラムのリズムに乗って、ピアノが楽しそう、粋な雰囲気。
音を選び抜いて、ゆったりとビリー・ストレイホーンの「Day Dream」。アップテンポで「You're All The World to Me」。
音数すくなくゆっくりと「I'll Know」、ピアノがかわいらしくコオコロ鳴る。
ケニー・バレルの「Your Host」、3人で楽しそうに曲を創り上げていく。
「Out of Nowhere」、ベース・ソロも粋ならバース交換も手慣れたもの、安定のクオリティ。
「What Are You Doing The Rest of Your Life?」、情感漂う静かな演奏に思わず心奪われる。
終演は、タイトル曲「Street of Dreams」、最後まで、リラクゼーションたっぷりの演奏。
 
 
長年のトリオによるリラクゼーションたっぷりな小粋な演奏。
小難しいことを考えず、音楽に身を任せる。
久しぶりのチャーラップは、洗練とエレガントに磨きがかかりましたね。
まさに、燻銀。
週末に、お酒と一緒にいかがでしょ。
 
 
1. The Duke
2. Day Dream
3. You're All The World to Me
4. I'll Know
5. Your Host
6. Out of Nowhere
7. What Are You Doing The Rest of Your Life?
8. Street of Dreams
 
 
Bill Charlap (p)
Peter Washington (b)
Kenny Washington (ds)
今日のおまけは、ご本人がのせてた「What Are You Doing The Rest of Your Life?」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

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JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事

コメント

おっしゃるように、肩に力の入っていない・・・極めてベテランで無ければ出来ない味で作り上げられていましてビックリするぐらいでした。
 私は、このアルバムはe-onkyoから記念にハイレゾ音源(MQA-flac)でダウンロードして手に入れて、聴いたのですが、残念ながら音質はもう一つでした。これが欧州でのアメリオとかヤン・エリックによるモノのような高音質タイプで欲しかったですね。まあエンジニアの成せる技ですから・・・無理は無理なんでしょうが。
しかしそれにつけても、もう最近はバック・グラウンドものの一つとして多聴しています。
リンクさせてください ↓
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-f093a7.html

photofloyd さま、、

ベテランで長年演奏してきた仲間による阿吽の呼吸。
ハイレゾ音源の気合いをいれて、??だと、ちょっと悲しいですね。
チャーラップは、音楽の鬼のイメージだったので、、
びっくりいたしました。。

リンクもありがとうございます。

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