★ すずっく2021 ジャズ・インスト 編 ★
★ すずっく2021 ジャズ・インスト 編 ★
各地で、雪が降り続いています。
新潟市内は、佐渡島のおかげで(そういう説がございます) あまり雪はつもりませんが、
気温が低いので、ツルツルでございます。
気をぬくとすってんころり。。汗
今年も、いろいろのミュージシャンが軌跡にはいりってしまいましたね。
2月のチック・コリアの訃報はかなりの衝撃でした。
ドクター・ロニー・スミス、ジョージ・ムラーツ、パット・マルティーノ 。
そして、12月に入って、ウォルター・ラング。。
他にもいらっしゃるとおもうのですが、この中なのどなたか一人が亡くなられても、、
残念だし、寂しいことだと思います。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。
さて、今日は、今年聴いたインストのアルバムを1位から10位まで並べてみました。
今年も、大変にお世話になりました。m(_ _)m
来年もよろしくお願いいたします!!
最後に、コロナでお亡くらりになった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
コロナの被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。
んじゃ、退散♪
3曲入っている即興も、即興から即興に自然と繋がり、天川の流れでも見ているよう。
最後の最後まで、触発的で決まった形のない美しい流れ、素敵だ。
シンプル・アコースティック・トリオと名乗っていた頃から随分と進化しましたよね。
本質は、変わらぬといいつつも、常に、より美しく、より自在に、そして、さらなる高みを目指す姿勢が◎。
最後の最後まで、触発的で決まった形のない美しい流れ、素敵だ。
シンプル・アコースティック・トリオと名乗っていた頃から随分と進化しましたよね。
本質は、変わらぬといいつつも、常に、より美しく、より自在に、そして、さらなる高みを目指す姿勢が◎。
彼のピアノ・トリオにトランペットが参加。空気をたっぷり含んだ肉声のようなトランペットは、時にメロディアス、時にダイナミックに響き渡る。
常に最先端の向こうを見つめながらも、伝統的な音楽も重視しているシャイ・マエストロ、そのバランス感覚も素晴らしい。イスラエル色は薄いが、洗練された神秘的なサウンド。
ディスク1は、ストイックさも伝わってくるソロ・ピアノ、まるで、ピアニストの心の中を覗くよう。
ディスク2は、信頼を寄せるメンバーと互いが影響し増幅しながら高揚していくさまが良い、たくさんの物語が描かれている。
2枚とおして、「まるまる佐藤 浩一」、自分の中に流れる音楽を大切に育て上げた作品。
ディスク2は、信頼を寄せるメンバーと互いが影響し増幅しながら高揚していくさまが良い、たくさんの物語が描かれている。
2枚とおして、「まるまる佐藤 浩一」、自分の中に流れる音楽を大切に育て上げた作品。
個性的な3人が創り上げた情感豊かな世界が待っている。
2人の美しい曲と演奏が、ヴィトウスの本気を引き出しているのがいいですね。
信念が引き寄せた奇跡的なめぐり会いの記録ですね。
2人の美しい曲と演奏が、ヴィトウスの本気を引き出しているのがいいですね。
信念が引き寄せた奇跡的なめぐり会いの記録ですね。
伝統的なクリスマス・キャロルを、極北らしい響きアレンジ。全曲、ゆったりとゆったりと、静かに穏やかに、進む。
硬質で、クラシカルなピアノと歌心あるベース、そして、全てを包み込むようなドラムの彩る。時折はいるヤン・ヨハンセンの影に寒い国の美学を感じる。
硬質で、クラシカルなピアノと歌心あるベース、そして、全てを包み込むようなドラムの彩る。時折はいるヤン・ヨハンセンの影に寒い国の美学を感じる。
硬質で抑制されたピアノ、精妙なドラム、個性的なアプローチで魅了するベースで、静謐で深い音風景を創り出していく。ジャズのピアノ・トリオの編成だけれど、ルーツである雅楽の間もとりいれたかなり独創的な音風景。「静寂と一音の持つ力」への意識が強く現れた作品。
北欧の達人と組んだ作品、ノルウェーに広がる凍える広大な大地…そこから生まれる虚無感、、音楽家としてそれを音楽として残した作品。
3人で、彼の目指す、「ひとつひとつの音が響き合うことの結果が創り出すサウンド」を創り出している。
3人で、彼の目指す、「ひとつひとつの音が響き合うことの結果が創り出すサウンド」を創り出している。
神業的演奏と反応、知的高揚感があり、ジャズ・ピアニストとしてのアイヤーの実力の高さをストレートに感じました。
打楽器的なフレーズが柔らかくなって、叙情に訴える部分が多かった気がする…その肝は、リンダ・オー?
打楽器的なフレーズが柔らかくなって、叙情に訴える部分が多かった気がする…その肝は、リンダ・オー?
常に挑戦をしつつ、根っこにある叙情性に揺るぎはない。
この美しいアンサンブルに脱帽。
この美しいアンサンブルに脱帽。
一聴に、欧州ジャズを連想させる繊細でクラシカルな優雅な雰囲気。
アンサンブルを重視した美意識の込められた演奏は詩情に満ちた世界。
アンサンブルを重視した美意識の込められた演奏は詩情に満ちた世界。
次点は、みずみずしいギターとピアノの光景に酔いしれた『En el jardín / Yotam Silberstein & Carlos Aguirre』でした。
今年は、パット・メセニーも、クリポタも、ホランド閣下も、なぜか入ってこなかったですねぇ。
どうした、、私。。。汗
ええと、我が家は、今日が仕事納めです。今年のブログ・アップは、今日までです。
今年も、大変にお世話になりました。m(_ _)m
来年もよろしくお願いいたします!!
最後に、コロナでお亡くらりになった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
コロナの被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。
んじゃ、退散♪
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コメント
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今年もお世話になりました。
Suzuckさんはベスト10なんですね。私は、毎年3枚しか選べる元気がありませんが、それでも今年は重ならなかったのは、やっぱりジャズの面白いところかもしれません。
来年もよろしくお願いします。
当方のブログアドレスは以下の通りです。
https://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2021/11/post-eae6c0.html
投稿: 910 | 2021年12月29日 (水) 12時30分
910さま、年内に送られてきてよかったですね。
そうなんです、某ジャズ批評のからみもありまして、
10枚づつです。
毎年、910さまとはニアミスしているのですが、
今年は見事に重なりませんでしたね。
リンクをありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします!
投稿: Suzuck | 2021年12月29日 (水) 14時14分
まずEn attendant / Marcin Wasilewski Trio が登場するところは・・・共感そのものですね。私は、以前にも書いたか・・・・・CDアルバムはお気に入りなんですが、更に高音質のハイレゾMQA-flacで仕入れて(e-Onkyoよりの)現在聴いています。更に繊細な音に感動しています。
又、寺島靖国氏のSkyness/Alessandro Galatiも良かったですね、これは通常のCDでも最高に近い音で聴くに快感でした。
いよいよ、寺島氏もMQAに手を出すようですね、「ジャズは音で聴け」賛成です。
投稿: photofloyd | 2021年12月29日 (水) 15時04分
Suzuckさん、こんばんわ。
1,2,6位は、今年何度も聴いた愛聴盤。
3,4,8位は、入手していて少し聴いたか、未聴盤でR4年にしっかり聴きます。
5位はダウンロードで聴いてますが、入手しなければと思っています。
今年もいろいろとよいアルバムをご紹介いただきありがとうございました。
松井
投稿: baikinnmann | 2021年12月29日 (水) 18時10分
あっ!今年はピアノ盤ばかりですね。
ピアノの当たり年だったのかも?
あと西山さんのも気になりますし、ボーカル編では、ノラのクリスマス盤来シーズンに向け入手候補にさせて頂きたいと思います😊
投稿: baikinnman | 2021年12月30日 (木) 06時10分
Suzuckさん,おはようございます。
今回はECM比率が高いですね。私もECMの作品は結構高く評価しているのですが,今回は児玉桃とMarcin Wasileuskiだけにしました。Marcin Wasileuskiは鉄板だったと思いますが,Vijay Iyerは入れてもよかったかも...なんて思っています。
何だかんだ言って,ストリーミングのおかげで駄盤をつかむことは少なくなりましたが,新譜購入ペースは落ちながらも,そこそこ充実した1年だったかなと思います。
ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。よいお年をお迎え下さい。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2021/12/post-174215.html
投稿: 中年音楽狂 | 2021年12月30日 (木) 09時38分
風呂井戸さま、、
マルチンの即興3曲は、美しくてとてみ好きです。
ガラティ盤は、もう少し上の順位でもいいかなぁ、、って、おもうのですが、、
並べると、こうなってしますのですよ。
寺島氏は、大昔より、仰っていることが理解できるようになりましたよ。
随分と丸くもなられたけど、今回は、このアルバムをリリースすることを即決してくれて
とても感謝しています。
投稿: Suzuck | 2021年12月30日 (木) 11時27分
baikinnmanさまこと松井さま、
こっちもあっちも、いつもありがとうございます。m(_ _)m
ピアノ盤!確かに、並びましたね。
リーダーが、ピアニストでないのは、ダニエルソンのアルバムくらいでしたね。
うん、ちょっと、不思議な気分です。
西山さんの新譜は、とても好みです。
色々のユニットがありますが、この路線が好きです。
投稿: Suzuck | 2021年12月30日 (木) 11時32分
閣下、私は、ロイドとホランド閣下はいれてもよかった気もするのですが。。
なんか、聴きなおしていたら、、こんな感じになりました。
今年は、日本人のリーダー率が高くて嬉しいです。
ストリーミングは便利ですね。
でも、いろいろと難しいわ。。。
リンクもありがとうございました。m(_ _)m
投稿: Suzuck | 2021年12月30日 (木) 11時35分
コメントありがとうございました。(遅レス陳謝)
望月慎一郎盤は、自分もかなり気に入って聴いています。
佐藤 浩一盤は、好感触ではあったのですがまだ聴き込みが全然足りてません。
Marcin Wasilewskiも盤石ですね。。
こちらのurlも貼らせていただきます。
https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/484945963.html#comment
今年もよろしくお願いします。 m(__)m
投稿: oza。 | 2022年1月 2日 (日) 07時53分
oza。さま、、返事が遅くなってすみません。m(_ _)m
望月さん参加の沢田穣治さんの新譜「Contra Banda」も興味ありますよね。
リンクをありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします!
投稿: Suzuck | 2022年1月 5日 (水) 12時56分