岡本 圭人 初主演 『舞台「Le Fils 息子」 @ りゅーとぴあ (9/29)』
舞台「Le Fils 息子」 @ りゅーとぴあ (9/29)
作 フロリアン・ゼレール
演出 ラディスラス・ショラー
出演 岡本 圭人
若村 麻由美
岡本 健一
伊勢 佳世
「Le Fils 息子」は、フランス・パリ出身の作家フロリアン・ゼレールの家族を描く「La Mere 母」「Le Pere 父」となる3部作の締めくくりの作品。
日本では、2019年にラディスラス・ショラー演出で「Le Pere 父」が公演されている。
残念ながら、新潟では上演されていない。
で、、今回も、気鋭のラディスラス・ショラーの演出です。
思春期の絶望と不安に苛まれながら、、次第に死に向かっていってしまう息子。
彼にどうにか生きることへの意味を見いださせて、息子を救おうとする親子の物語。
かなり重く、悲劇的な内容だけれど、万国共通の普遍的なテーマを題材にしていて、観ていてさまざまな想いに及ぶ。
飛び交う台詞だけでは表現できない背後の部分も深く突き刺さってくる。
かなり重く、悲劇的な内容だけれど、万国共通の普遍的なテーマを題材にしていて、観ていてさまざまな想いに及ぶ。
飛び交う台詞だけでは表現できない背後の部分も深く突き刺さってくる。
この3部作、読んでみたい。
しかし、人間の内側を曝け出す、演出凄かった。。
シンプルだけど、一瞬にして場面を変えることのできる舞台美術も素晴らしかった。
ええと、、恥ずかしながら、岡本親子を知らなくてm(_ _)m、ググったのですよ。汗
ジャニーズ初の二世、岡本 圭人??
それって、親の七光か??大丈夫か??
それって、親の七光か??大丈夫か??
実際、ネットにもさまざまな中傷も書かれていた。
でも、そんなことを危惧した自分は、バカだった。
まず、真摯に役にとりくみ、ストレートに感情を表現する岡本 圭人のパワーに圧倒された。
実の親子共演で話題を作りたかったのかもしれないが、、
現実でも、他に家庭を持つ父親との共演は、そんな簡単なものではないと感じた。
でも、彼は、「父を尊敬していて、共演することが夢だった」って、強いよなぁ。。
さまざま憶測の飛ぶ中、ここまでやり切ったことは、彼の未来を大きく飛躍させたはず。
ともあれ、実力派の俳優さんたちの中でも、感性豊かなみずみずしい演技はとても印象的だった。
ともあれ、実力派の俳優さんたちの中でも、感性豊かなみずみずしい演技はとても印象的だった。
そう、フロリアン・セレールの監督で映画にもなるそうです。
ぜひ、新潟でも上映してほしいです。
本当に良い演劇を観ました。
俳優の方々にはもちろん、りゅーとぴあにも感謝です!
んじゃ、退散♪
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