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音楽で拡がる輪

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2021年10月24日 (日)

ヴィトウス、福盛参加…奇跡の邂逅 『Trio 2019 / Shin-ichiro Mochizuki』

Trio2019

 
2019年に、チェコのレジェンド・ベーシスト、ミロスラフ・ヴィトウスが、25年ぶりで来日しました!
コットン・クラブのライブでは、お歳をめしてはいたものの、圧倒的な存在感は健在でした。
サイン会はなかったけれど、大満足だったわけです。
 
と、その来日のときに、長野県在住で世界を視野に入れて活動しているピアニストが、彼に連絡をとって演奏を録音していたのだそうです。
それが、このアルバム。
リーダーは望月 慎一郎、ドラマーは、この時はドイツに在住していて、、日本にツアーに来ていた福盛 進也。
そして、ベースは、、あのミロスラフ・ヴィトウス、、役者が揃った、って、感じですよね。
望月オリジナルが4曲、福盛オリジナルが1曲、エヴァンス曲が1曲で全6曲。
 
オープナーは、望月曲「Yukidoke」、まるでピアノの音色が雪解けの雫のような美しさ。
瑞々しいピアノに、大地の鼓動を感じるようなヴィトウスのベース、ひんやりした中に光輝く陽のように常に変化し続ける繊細なドラム。
万国共通、普遍的な自然の美しさがみえてくる。
躍動感ある「From the Sky」、ドラマチックにさまざまな表情を見せる雪、疾走感ある演奏でのヴィトウスのソロは、やっぱり凄い。
ずっと、ずっと先まで見通せている高速運転。ピアノとドラムの瞬発力も緩急も素晴らしく胸が高まる!
エレガントな流れ、静かな高揚感が、、大きな興奮に変わる、望月曲「Alice」。
力強さと儚さが共存し、互いに一音一音を確かめるような、、望月曲「Soil and Water 」。
エヴァンス曲「 Waltz for Debby 」、穏やかで不思議な感覚、華麗なピアノの向こうにみえるのは大人になったデヴィかな。
3人の息のあった演奏に息を呑む。
終演曲は、福森曲「The Third Destination」、どこか郷愁をさそうメロディ、3人の感情の波が一体となって押し寄せてくる。
 
個性的な3人が創り上げた情感豊かな世界が待っている。
信念が引き寄せた奇跡的なめぐり会いの記録ですね。
 
1. Yukidoke 
2. From the Sky 
3. Alice 
4. Soil and Water 
5. Waltz for Debby 
6. The Third Destination 

望月 慎一郎 Shin-ichiro Mochizuki (p)
Miroslav Vitous (b)
福盛 進也 Shinya Fukumori (ds)
 
YouTubeでは、音源がさがせなかったので、Apple Musicから。
 
 
 
 
どうですか?素敵でしょ。
丁寧なお礼の手紙が入っていて、感激でした!
 
んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん おはようございます。
こちら気になっていたアルバムでご紹介記事、大変参考になります。
ですが、このところというか・いつもながらの買いすぎ消化不良、未聴在庫数多💦
栗林さんやメルドー、キースなどの過去作も買ったり、田中鮎美さんやラングレンの新作などももうすぐ届くし・・てな状況で・・
購入はしばらく我慢、
とりあえず、お教えいただいたApple Musicをスマホに取り込みました。明日から通勤のお供として試聴してみます。


baikinnmannさ〜ん、おはようございます。m(_ _)m

世界中で、コロナ禍で停滞していた活動が一気に動き出した感じですよね。
私も、追いつかなくて困っています。。。
しかし、良い時代になりましたよね。
こんな素晴らしい音楽をただ同然で、合法的にきけちゃうんですもの。
ぜひ、楽しんでくださ〜い!!

Suzuckさま。
今晩わ。お久しぶりです。このピアニストを聴くのは初めて。日本人のアーティストも本当に、才能のある人が次から次へと生まれていますね。ビトウスとアルバム残せるだけで、なんて幸せもんか。
それにしてもビトウスももうお爺さんですが、この人は基本、昔から変わらないなぁ。いつまでたってもやんちゃ。
あと、ご存知かも知れませんが、佐藤浩一さんの新作2枚組「Embryo」が11/30にリリースされるようです。

zawinulさま、おはようございます。
あっというまに、今年も年末に近づいてまいりましたね。。

私も、『Pioggia / 中島 仁 トリオ』しか持っていなんですが、
ヴィトウスに、直接連絡をとる、って、言うのがすごいと思います。
やっぱり、世界のヴィトウスですものねぇ。

佐藤さんのアルバムのリリースは知ってましたが、ありがとうございます。m(_ _)m
友人は、コットンクラブのリリース・ライブに行くといってましたよ。
羨ましいなぁ。

Suzuckさん,こんばんは。コメント,リンク頂きありがとうございました。

いやぁ,これには驚きましたね。ブラインドフォールドで聞いたら,日本的な旋律も感じさせる部分はあるものの,欧州あるいは北欧系のピアニストって言ってしまいそうな演奏でした。

タイミングと実行力の賜物としか言いようがありません。こういうのは本当に多くの人に聞いて欲しいと思います。

ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2021/11/post-c00b24.html

閣下、リンクをありがとうございます。m(_ _)m

機を逃さない実行は、奏者には必須の条件なのかもしれませんね。
私も多くの人に聴いてほしいなぁ、と、思いました。

長野県で半導体・電子部品等の開発技術者を生業にしているそうですよ。
二刀流なんですね。

ようやく入手、いま聴いております。
なんというかヴィトウスがヴィトウスらしく振る舞えること最優先、わかってるなあと感心しきり。今まで数々の客演ピアノトリオ作品にガッカリしてきましたけど、これはアントニオファラオ盤以来の久々の快演かも。大拍手!

せきぐちさま、こちらではお久しぶりです。m(_ _)m

入手されましたか!
仰しゃる通り、他の2人がヴィトウスさまをお客さま扱いせずに、
対等に音楽を創り上げていこうとする姿勢がいいですよね。

>アントニオファラオ盤以来
『Takes On Pasolini』ってことですよね?
15年ぶりの快挙ですね!笑

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