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音楽で拡がる輪

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2021年10月17日 (日)

夜の中で…  『Notturno / Roberto Olzer Trio with Strings 』

Notturno
 
 
この秋は、「秋のピアノ・トリオ祭り」、、みたいな、ことになっていますよね。汗
 
澤野工房さんからは、メロウなイタリアのピアニスト、ロベルト・オルサーが、10曲中5曲にストリングスのはいったアルバムを出しました。
タイトルはイタリア語で「夜想曲」、夜からインスパイアされた作品集のようです。
澤野工房では、鉄板のメンバー、ベースはユーリ・ゴルベフ、ドラムはマウロ・ベッジオ。
 
オルサーのオリジナル5曲、ゴルベフ1曲、ショパンやメンデルスゾーンなどクラシックの曲も含めて、全10曲。録音とマスタリングは、ステファノ・アメリオ。
 
オープナーから思いっきり哀愁溢れ、情緒たっぷりなオルサー曲「 Images 」。
リリカルなピアノ、繊細に変化していく感情の機微を見事に拾い上げるベースとドラム。
感情の高まりを美しく表現したショパンの「Étude, Op. 10 No. 6」。
冒頭からストリングスの音色で引き込むメンデルスゾーンの「Andante con moto, from ʻItalianʼ Symphony 」、身の置き所がないくらい心を揺さぶられる、ベース・ソロが素晴らしい。
一転、リズミカルに始まった「My Funny Valentine 」は、メリハリと躍動感があり、部分的につかっているストリングスも効果的。
新世紀エヴァンゲリオンから綾波レイのテーマ「Rei I, from Neon Genesis Evangelion 」、ストリングスがしっとりと絡みつき、浮遊感あるメロディと相まってミステリアス。
ゴルベフ曲「Milano Rain」、濡れた石畳が浮かび上がるようなエレガントさ。
タイトル曲でオルサーのオリジナル「Notturno」、冒頭、銀河の中に投げ出されたような美しい音の数々、星々の間を漂うような感覚、ストリングスが入ってふと我に帰る。どこまでも、細やかに、優しく柔らかく。
ストリングが情感を誘うオルサー曲「Eveline」、アイルランドのジェイムズ・ジョイスの「ダブリンの市民」からエヴリンを想って。
オルサー曲「Touchdown」、少しサスペンス・タッチでスリリングに、流麗なピアノ、色彩豊かなドラム・ソロ。
終演は、ヘンリー・パーセルのオペラより「Dido's Lament, from ʻDido and Aeneasʼ」。重厚なベースのソロに導かれはじまる哀歌。死と暗闇の重さ、深遠なる心の闇。
 
「with Strings」と、ありますが、全編に使われているわけではなく、
要所要所に、感情の起伏を増幅するような感じで入っています。
基本は、この哀愁とロマンチシズムを持ったトリオの、繊細な感覚の美しい演奏。
夜にぴったりな落ち着いたアメリオの音色で、
オルサーたちの思い描く夜のひとコマひとコマを堪能してくださいね。
 
 
1. Images 
2. Étude, Op. 10 No. 6 
3. Andante con moto, from ʻItalianʼ Symphony 
4. My Funny Valentine 
5. Rei I, from Neon Genesis Evangelion 
6. Milano Rain 
7. Notturno 
8. Eveline 
9. Touchdown 
10. Dido's Lament, from ʻDido and Aeneasʼ

Roberto Olzer (p)
Yuri Goloubev (b)
Mauro Beggio (ds)

Strings  #03, 04, 05, 07, 08 
 Leonarddo Giovine (vin)
 Lucia Zazzaro (vla)
 Antonio Merici (vc)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Notturno 」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪
 

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