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音楽で拡がる輪

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2021年9月29日 (水)

今を大切に生きていく…  『Here And Now / Erika Matsuo』

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アメリカ在住、NYCで活動しているジャズ・ヴォーカリスト、ERIKAことErika Matsuo。
彼女の6枚目のアルバムはニューヨーク在住20周年記念アルバムでしたが、パンデミックでリリースが遅れ、この夏に発売になりました。
 
ピアニストのアート・ヒラハラを連盟のプロデューサーに迎え、レコーディングに参加のミュージシャンも前作同様豪華な布陣で望みます!
 
オープナーは、スタンダード「I'm Old Fashioned」、終盤ソプラノ・サックスと絡みながらのスキャットも素敵。
色彩が一気に弾ける「Piece Of A Dream」、ローズと管楽器のおしゃれなアレンジで未来は虹色。
タイトル曲「Here And Now」、しっとりとはじまって、ラテンのリズムでテンポアップ、早口でたたみかける動きのある曲、このポジティブな感じが大好き。
「The Song Is You」、アップテンポで駆け抜け、パワフルにスキャットを決める。
伸びやかな歌声で、切々と情感豊かに歌い上げる「Home」。
 
フリューゲル・ホーンが豊かな味わいを加味する「If You Believe」、洗練されたブラジリアン音楽を聴いているよう。
カルロス・ジョビンの「Brigas Nunca Mais」、もちろん、ポルトガル語、ギターとフルートが入って踊り出しそう。ミルトン・ナシメントんp「Nothing Will Be As It Was」、熱唱!
 
冒頭ギターが寄りそう「By My Side」、ハミングが余韻を残しつつ、途中からヴァイヴが入ってクール。
ジョニ・ミッチェルの「River」、アコースティックなサウンドをバックに心を込めて歌いあげる。
ローズが響いておしゃれな「Beyond The Breeze」、エレベとエレキが風をおこす。
再び、ジョニ・ミッチェルの曲で「Both Sides Now」、冒頭ピアノとのデュオにうっとり、素敵な選曲、演奏。
終演は、ビートルズの「In My Life」、寄りそうピアノ、たんたんと歌う彼女の歌が心に沁みる。
 
「出会いと別れ」をテーマに、伸びやかな歌声で心を込めて歌い上げる。
私にもポジティヴな感情が湧き上がるアルバムでした。。今を大切に生きていかなくちゃね。
 


1. I'm Old Fashioned
2. Piece Of A Dream
3. Here And Now
4. The Song Is You
5. Home
6. If You Believe
7. Brigas Nunca Mais
8. Nothing Will Be As It Was
9. By My Side
10. River
11. Beyond The Breeze
12. Both Sides Now
13. In My Life
 

ERIKA / Erika Matsuo  (vo, compositions)
Art Hirahara (p, Rhodes, synth)
Juancho Herrera  (ac-g) #3,5,8,10
David Gilmore (ac-g, el-g) #6,7,9,11
Boris Kozlov (ac-b, 6 string el-b) exc #1,10,11
Moto Fukushima (6 string el-b) #11
Essiet Okon Essiet (ac-b) #1,10
Steve Wilson (as) #2,4
Yosvany Terry (ss) #1
Shareef Clayton (tp) #2,4
Jonathan Powell (flh) #6
Mas Koga (fl) #7
Tyler Blanton (vib) #9
Keita Ogawa (ds, perc) exc #1
Willard Dyson (ds) #1
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「The Song Is You」。
 
 
 
 
 
ニューヨーク在住20周年記念アルバムリリースおめでとうございます!
 
 
 
んじゃ、退散♪

 

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